事務を辞めたいあなたへ。実際に事務から転職した私からのアドバイス。 

私は一般事務を約5年経験してきました。ひとつは建設会社、もうひとつはパソコンスクールの事務職です。パソコンスクールに勤めた後は医療事務へ転職しました。

一般事務は人気があり、離職率の低いイメージを持たれがちですが、実際は派遣で賄っているところも少なくなく、そういったところは入れ替わりも多々あります。

逆に派遣で優秀であれば、引き抜き等が起きやすい世界であるとも思っています。

今一般事務を辞めて転職しようか悩んでる方に向けて、少しでも私の経験談が役に立てたらうれしく思います。

事務職の仕事を辞めたくなる理由

意外と地味な作業が多い

OLというと華やかに聞こえますが、やっていることは書類作りやコピー取り、雑用と意外と地味です。

第一線でばりばりやる職種ではないので、雑用の山に萎えて辞めていく人もいます。そういうのが嫌なのであれば総合職に進んだほうがいいと思います。

給料が安い

一般事務職は生産職ではないため、給料は低く抑えているところが多いと思います。

営業も兼ねているところですとインセンティブ等がついてくる場合もあるのですが、営業と兼業であれば営業一本のほうが給料はいいですよね。いわゆる縁の下の力持ち的な存在だと思っています。

経理と比べると重要度が軽視されがちですし、必須な資格も無いためでしょう。

雑用・世話が多い

これは中小企業のほとんどの事務さんが思っていることではないでしょうか。とにかく本職以外で雑用をすることが多いです。

掃除、ちょっとした洗濯、お弁当の注文、お茶だし、備品の管理、資材の管理などなど。個人的な意見としては皆で使うところなのですから、せめて掃除は皆でやってもらいたいところです・・・。

逆にホワイトといわれる職場は、職種は関係なく、お掃除の業者さんを入れているか、すべてではないですが、立場関係なく皆で掃除する時間を作っているところが多いように感じました。

セクハラやパワハラ等に敏感な世の中になってきているので、徹底しているところは徹底していますね。

他の仕事を兼任することが多い

事務スキル以外に何かひとつ取り柄があると採用されやすいのはありますが、同時に仕事が増える可能性もあります。

私はワード・エクセルはそこまで堪能ではありませんでしたが、フォトショップやwebの知識が多少あったため、本業+web管理をすることになりました。

日ごろされているの人のちょこっとお手伝いの予定だったのですが、他に出来る人が私ぐらいしかおらず、結局がっつりと手伝うハメに・・・。

また女性と言うことで声が掛けやすかったらしく、こまごました事は結構言いやすかったため、それも原因かなと思います。ちょっと怖い・・・ぐらいに思われていたほうが仕事は増えないかもしれません。

事務の仕事を辞めるべき人・辞めないほうがいい人

私が辞めた1番の理由は他の仕事の兼任が多すぎることでしたが、当然、嫌だからと言う理由で安易に辞めていいわけではありません。そのことについて、これからお伝えしますので、是非、ご参考にしてください。

辞めるべきではない人

  • 資格を持っていない、スキルに自信が無い
  • 給料に不満がある

資格を持ってない人、スキルに自信がない人は辞めるのは少し待ったほうがいいでしょう。「一般事務経験があります」と言っても、他業種に転職する場合はアピールにはなりません。

資格を持っていれば、「未経験だけど、パソコンが得意であればうちの仕事の役に立つな」等と思ってもらえることが多いです。また、当然事務作業は出来ると思われて入社するので、出来ないと入ってからも苦労します。

自分の首を絞めることがないように、しっかりとスキルを磨いておきましょう。また、給料に不満があるだけの人もちょっと待ったを言いたいです。

確かに一般事務は給料が低いですが、他業種の年収もきちんとリサーチした上で転職することを薦めます。「●●に転職したけど思ったよりも給料が安かった・・・」等の声はよく聞きます。

行政書士などに進む人もいますが、思った以上に給料が安いとも言われます。人間関係が良好で仕事内容に不満がないのであればじっくり探したほうがいいと思います。

辞めてもいい人

  • 人間関係がつらい
  • 十分経験を積んだ、スキルがある
  • 仕事量が多すぎる

人間関係がつらい場合は、辞めることを考えてもいいでしょう。正社員であれば特に、周りの環境というのは大きく変わるものではありません。

小さい会社であれば尚更でしょう。ストレスを溜めて心身ともにぼろぼろになるくらいなら辞めたほうがいいと思います。

また、仕事量が多すぎる場合も同様です。一度継続した仕事を引き受けてしまうと、あなたの仕事と全体からロックされてしまい、仕事量が増えます。

私も最初のころは仕事振ってくれて信頼してくれてるんだな…等と考えていましたが、量が増えすぎてパンクしました。NOと言える職場であればいいのですが、なかなか環境が許してくれませんよね。

逆にそんな逆行の中、着々とスキルを磨き転職した人も居ます。十分なスキルや経験をしっかり積んだ後なら転職を考えても大丈夫だと思います。

求人票などで社員の平均年齢を見られるのであれば、少し高めのところへ行くと、業界未経験でもパソコンスキルを重宝される傾向にあります。地方は特にその傾向が強いと感じます。

事務からのおすすめ転職先

事務から営業

営業は難しく感じることが多いと思いますが、小さな事務所でいろいろな仕事をしており、円滑に回せていた場合は視野に入れるのはありです。

友達で一般事務から営業に回った子(同じ会社内ですが)は、事務で培った気遣いを活かし、いい成績を収めていました。営業一本の方より社内でも気がきき、周りの職員さんからも慕われているそうです。

営業は競争の世界でもありますが、花形と言っても過言ではありませんので、大変ですがやりがいもあると思います。

事務で学んだパソコンスキルも活かせます。

事務から経理

経理もおすすめです。簿記できたら2級以上を取れば就職もしやすいでしょう。

簿記が苦手でも、今の会社は昔の紙伝票ではなく、専用のソフトを入れているところがほとんどですので、多少わからないところもなんとかなってしまうものです。

また、小さな会社でもほとんどが顧問の会計士さん等がいますのでどんどん相談するといいと思います。できたら同じようなジャンルの職場に就職したほうが、知識を活かせると思います。

私のような建設関係なら、資材の会社等です。意外と業界の知識や常識を覚えるのが大変なためです。

事務から保育士

保育士に転職する方もよくいらっしゃいますね。女性に人気の職種のようです。

子供と一日中一緒に過ごすのが大変だと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、私の周りの保育士さんは皆、仕事が好き、楽しいと言います。

おたよりを作ったり、日誌を書いたり、意外と事務作業も多いのだとか。研修の資料を作るのに苦労したとよく聞きます。そういう分野で事務経験を活かせるかもしれませんね。

子供が好きであれば、一考してみる価値があると思います。なんだかんだで資格職は強いです。

事務から転職するときのポイント

資格をとる、スキルを磨く

資格が無い場合は、何かしら資格を取ることをお勧めします。どの職種につくにしろ、パソコンスキルは覚えておいて損はないです。パソコンの資格なんて取っても何の役にも立たないと言っている人がよくいます。

ですが、「エクセル・ワード使ってました!」と言っても、採用側にはどこまで使えるかわかりません。

私も実際「エクセルもワードも●年使ってました」という人を採用したのを見たことがありますが、簡単な関数すら使えませんでした。しっかりスキルを武器化・可視化することは大切だと思います。

また、上で言った経理なら簿記、保育士の資格等も転職を考えているのであれば、どうやれば資格が取れるかなどしっかり考えて取りましょう。

言わずもがなですが、タッチタイピングは身につけておきましょう。

履歴書にはしっかりとアピールポイントを!

履歴書はしっかり自分の強みを整理して書きましょう。特に一般事務から就職する場合は、雑だったり字の汚さなどが目立つと、仕事が出来ない印象を与えてしまいます。

字は下手でもいいので丁寧に書くことです。書類でよく落とされるという場合は、数日でもいいのでボールペン字とかの本で練習するといいですよ。

面接はビジネスマナーの良さを押し出すこと

面接ではビジネスマナーの良さを押し出しましょう。事務職から転職するということは、少なくとも社会人経験はあるということです。

元事務だというと、いわゆる「お行儀の良さ」は見られてしまうように感じます。スーツはきれいに整っているか、敬語はきちんと使えているか、所作は美しいか?足を開いて座るなんて論外ですよ!

「あたし」「俺」等自称にも注意しましょう。男女ともに「私」で通しておけば問題ありません。

まとめ

私の一般事務から医療事務へと転職した際の体験、そして転職活動時に気をつけていたポイントをお話しました。資格をしっかりとること、そしてそれプラスで経験や能力をアピールすることが転職に成功する近道かと思います。

タイピングが苦手な方は、無料のタイピングソフトもたくさん出てるので、そこで練習するのもいいですね。一般事務では意外とテンキーを使う機会が少ないため、苦手な人は練習しておくといいと思います。

派遣登録するときもテンキーの早さは見られます。しっかり自分の長所短所を理解して、うまく転職活動につなげられたらいいですね。

転職に近道はないと思いますが、この記事が皆さんの転職活動の励みになりましたら幸いです。

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