仕事が忙し過ぎて、心も体も疲れ果ててしまう。自分の時間が取れない。そのような状況で仕事を辞めたくなる人は珍しくありません。反対に、仕事が暇で仕事を辞めたいと考えている人も意外と多いものです。 仕事が暇な状態が続くのは、と・・・
仕事がつまらないときの対処法!辞めたいとお悩みのあなたは必見です!
大学を卒業する頃、多くの人は就職活動を行います。自分の好きなことや得意なこと、専門分野を生かせる仕事など人それぞれに選ぶ基準はありますが、就職活動は容易ではありません。
そして実際に内定を得ても、その会社に入ればゴールというわけではありません。実際に仕事に就いてみると思っていた業務内容と違ったり、思いの他やりがいがなくつまらないと感じることもあるでしょう。
よく「人を変える事は難しい。自分が変わる必要がある」等と言われますが、その言葉の通り思わず「転職」という言葉が頭をよぎる人は少なくないのではないでしょうか?
では仕事につまらないから辞めたいと思うことは間違いなのでしょうか?ここでそんな風に感じたときの対処法と考えてほしいことをご紹介します。
仕事がつまらないのは当たり前なのか?
「仕事がつまらない。」入社した時には希望を胸にドキドキ、ワクワクに燃えていた仕事であっても、月日が経つとつまらなく感じてしまうことはありますよね?
特に長らく同じ職場で働いていたり、仕事内容に不満を感じていたりすると、つまらないと感じるのは当然。
実際、私自身も、始めた当初は希望に燃えていた仕事に対しても、月日が経つごと、ストレスを抱えるごとにつまらないと感じていったものでした。そのため、仕事がつまらないという感情は決して異常な感情ではなく、誰もが抱く感情なのです。
大事なのはその当たり前の感情と向き合い、どうモチベーションを上げていくかということです。
仕事がつまらないは何がそんなに辛い?
「仕事がつまらない」と感じることで何がそんなに辛くなってしまうのでしょうか?多く挙げられる理由をまとめました。
- やる気が出ず、無気力になる
- ただただ仕事が面白くない
- とにかく眠い
- 時間の無駄と感じてしまう
- 自分は一体ここで何をやっているんだろうと落ち込む
- 充実した仕事ライフを送っている周囲の人間と比較してしまう
- 自身の将来に不安を感じてしまう
仕事に対して満足、やりがいを見いだせている状態であれば、自然とやる気も出ますし、何に対してもポジティブな気持ちで挑めます。しかし「仕事がつまらない」と感じる状態はまさしく精神的にマイナスの状態。
そのため、あらゆることに対してマイナス思考にはたらきがちです。結果、上に挙げたように、やる気が出なかったり、無気力になってしまったり、不安を感じてしまったりするのです。
特に、自分だけがつまらない状態で、周りはそうでなかったら最悪です。周囲が楽しそうにしていると、嫌でも今の自分の状況と比較してしまいますし、より一層落ち込んでしまいます。
ただでさえ、仕事がつまらないということで精神的にまいっているのに、周りで楽しそうにしている人がいたら更に大きなダメージとなるでしょう。
できることなら、仕事に対してつまらないなんて感情は抱きたくないものですが、先ほども申し上げたように、こればかりはどうにもならないもの。人間誰しも仕事に対してつまらないと感じる状況にはどうしても直面してしまうものです。
ではどのような場面に陥ると、人は仕事に対してつまらないと感じてしまうのでしょうか?下記項目でこれより詳しく紹介していきます。
仕事がつまらないと感じる理由5つ
仕事がつまらないと感じてしまうのは、多くの人が陥ってしまう状況ではありますが、その原因というのは実はかなり限定されたものです。老若男女、業界職種問わず多くの人が陥る状況ですが、実際は同じようなことが原因でつまらないとなっているのです。
仕事が暇
仕事が多忙であるという状況は、間違いなく心身ともにストレスになるもの。これは容易に想像できますよね?しかし一方で、仕事が暇であるというのもまた非常にストレスの溜まるものなのです。
勤務時間中、ボーッとしてしまう時間ができてしまったり、やることがなくて仕事を無理矢理探したりというのは、それはそれで辛いもの。これは私自身にも経験のあることで、その辛さは痛いほどわかります。
早く終業時刻にならないかなぁなんて時計とにらめっこなんてこともありました。あの時は、非常に無駄&つまらない時間を過ごしたものだと実感しています。
休憩を取る暇もなく残業続きで多忙なのも問題ですが、ある程度の忙しさや緊張感は仕事を充実させるためには必要な要素。適度に頑張れるくらいのレベルでないと、人はどうしてもその仕事につまらなさを感じてしまうのです。
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仕事が簡単・単純作業でつまらない
煩雑且つ複雑な作業というのは、ストレスも溜まりますし心身ともに疲弊するもの。しかし簡単・単純すぎる仕事というのも辛いものです。
その仕事を始めた頃は、いくら簡単・単純な作業であっても、覚えることがそれなりにあったので刺激を受けたことでしょう。しかし一度慣れてしまうと、何も考えなくてもその仕事がすんなりできてしまうため、あとはつまらなさしか残りません。
経験や知識がなくてもできる仕事というのは、すぐに身につけられるというメリットがある一方で、その分つまらなさを感じるようになるスピードも早いです。簡単・単純作業の仕事は誰でもすぐにできるようになる分、仕事に深みがないため、つまらなくなってしまうのです。
「今やっている仕事がどのような目的でやっているものなのか。」「自分には何が求められているのか。」そのようなことがなかなか簡単・単純作業のなかではなかなか見いだせないので、解決するのも非常に難しいのです。
仕事にやりがいがなく興味を持てない
責任や達成感のある仕事と聞くと、なんだかハイプレッシャーを感じてしまいますが、時に責任や達成感というのは自身にほどよい刺激を与えてくれるものです。
「この仕事は私がやらないといけない。」、「私がやったおかげで◯◯ができている。」などという責任や達成感というのは仕事に対するやりがいに直結するからです。
想像してみてください。自身が携わった仕事が結果として人の役に立ったり、目に見える形で完成し残ったりしたらどうでしょう。非常にやりがいや達成感を感じませんか?
「自分も組織の一部なんだ。」、「社会の役に立っているんだ。」などというやりがいは、仕事に対して満足感を与えるものであり、自身の仕事に興味や関心を抱かせてくれるものです。しかしそれらを感じられないとなると、つまらなさしか残りません。
今やっている仕事に対する意義が見出せず、やりがいを感じられない場合は、仕事に対して楽しさを感じることはできないのです。
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合わない仕事をやっている
人間誰しも、得意分野や不得意分野が存在します。今やっている仕事が自分の得意分野とマッチしているのであれば、ほぼ間違いなく仕事に対して不満はないはずでしょう。寧ろ充実した仕事ライフを送れているはずです。
しかし一方で自分の不得意な分野の仕事をやっている場合。なかなかうまく対処することができず、失敗続きとなっているのでは?もしくは失敗しないよう、人の倍以上の労力や時間を割いているのではないでしょうか?
不得意分野を克服するために奮闘することに満足を感じる人もいるでしょうが、大抵の場合はつまらなさを感じてしまいます。克服した時の達成感は何にも変えられないほどの喜びとなるでしょうが、不得意分野を克服するまでは相当の期間や労力を要します。その間はずっとストレスですよね?
組織に属していると、自分のやりたい分野の仕事ばかりができるとは限りません。最近では若手の頃から様々な部署や仕事を経験させて、オールラウンダーにさせるようにする企業も増えています。そのため、合わない仕事を会社命令で行わなければならない局面も多々です。
しかしそんな会社の思惑とは裏腹に、合わない仕事をやる自身はストレスフルな状況になってしまうため、仕事に対してつまらないと感じてしまうのです。
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仕事に飽きた
始めた当初は楽しみややりがいを見いだせていた仕事でも、時が経てば飽きてしまう仕事もあります。特に、長らく同じ部署で同じような仕事をしていると、変化がなくマンネリ化してしまいますよね?仕事に飽きてしまうのは当然の現象でしょう。
どんなに好きなものや得意なものでも、毎日毎日同じようなことを同じようなパターンで行うのは酷なもの。簡単・単純作業、日々のルーティーンワークは飽きてしまいがちというのは想像できるでしょうが、営業なんかでも飽きるものは飽きます。
私はかつて専門商社で営業担当をしておりましたが、所謂固定顧客に対する日々の営業活動は飽きる仕事そのものでした。
毎月決まった方法で商談、毎月受ける注文内容もほぼ同じ。変化がないだけに、新たな刺激がないのです。その顧客との取引量を増やそうと拡販活動も試みましたが、増収増益も特に見込めず、結局現状維持のままが一番という結論に。
結果、その仕事に関しては、同じことをずっと淡々と繰り返すだけの仕事になってしまったのです。
イレギュラーが発生しない、変化がないというのはある意味、安定していて平和であるという印。贅沢かもしれませんが、何も変化なしというのもまた、つまらないものなのです。
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辞めたいときに考えるべきこと
なぜ今の仕事がつまらないと感じるのかを探る
まず、今の仕事がつまらないから辞めたいときに立ち止まって考えてみたいことがあります。それは自分は一体何をしたく、何故今の仕事がつまらないと感じているのか、と言うことです。
これが明確でなければ、たとえ転職してもまた同じく「こんなはずではなかった」と感じる恐れもあります。
日本では諸外国と違い、転職に悪いイメージを持たれがちです。例えばアメリカでは、転職を重ねている人はその分多くの経験をつんでいる人と考えられます。
又、優秀な人はより良い条件が提示されて当然と考えられ、今の仕事では自分の能力を発揮できない、能力に見合った給与を得ていないと思えば、社員は自分で 会社に交渉することも多くあります。
もし会社との交渉がうまくいかなければ、 社員は会社を去りより良い待遇を得られる会社へ行きます。もちろん、異業種に転職することも多々あります。
それは今の仕事や業界に飽きたからではなく、む しろ今までの自分の経験はどの業界でも生かせるという自信に伴うものでしょう。これは全て自分で自分の価値を決め、自分の仕事ぶりはこの給与額にはそぐわないと感じていればそれを行動に移します。
それが例え入社して直ぐの会社であっても、何十年も勤めていた会社であっても同じです。
しかし一方で日本は転職者=我慢が足りない人というイメージがまだまだあります。ですので、海外の様に「この会社に入社して何ができるのか」という質問ではなく、転職する際の面接でも「何故前職を退職したのか」を重点的に問われることが多いでしょう。
そんな時にやりがいがなかったから、今の仕事がつまらないたからと言えば、それこそ我慢強くない人というレッテルを張られてしまう可能性も高いといえるでしょう。
ですので、上述したことを参考に、なぜ今の仕事がつまらないと思っているのか、本当は自分に何ができるのかは明確にしておきましょう。
仕事はつまらないものではない!面白みがある仕事をする方法を考える
そんな風に日本では転職回数を重ねることがよく思われないことを考えると、まずは本当に今いる会社でその飽きたと感じていることを解消することができないのかを考えるのが第一でしょう。
自分の仕事への面白みのなさを感じる明確な理由が分かればより簡単です。例えば営業職を目指していたのに事務職として配属されて不満であると言う場合、営業部への異動は申請できませんか?
毎日が流れ作業であると感じている人は、流れ作業である自分の仕事を変えるために、上司に相談したり仕事を提案したりはしましたか?
会社内で募集している職種を確認したり、上司との面談の際に自分がやりたいことを明確に伝えるなど、自分からの働きかけはどこの会社へ行っても必要となることです。
この時に大切なことは全て会社が悪いと言う考え方は避けるべきだと言うことです。全て他人の責任だと考えることで、本当に必要なことがあいまいになりがちです。
仕事はできる人のところに集まります。つまり、仕事が集まらない人は何か自分にも欠点があると考えられるのです。仕事が集まらない人=仕事ができない人というわけではありません。
作業スピードはあるけれどケアレスミスが多い人の所 には、なかなか重要な書類は回っては来ませんし、もしかしたら能力はあるのに 周囲にその能力が知られていないだけかも知れません。できることは必要以上に 謙遜しないで「やってみたい」と声をあげることも大切なことです。
これはどこの会社に行っても同じことです。もちろん昔ながらの企業で自分から アピールすると、周囲から浮いてしまったり嫌な思いをしてしまうこともあるでしょう。
ですので、あくまでも会社のカラーや同僚・上司の様子を見ながらというのは大切です。
確かにそれにも勇気は要りますが、知らない人しかいない新しい会社へ飛び込んでいくこともとても勇気が要ることですよね。ですので、駄目なら辞めてもいいやと腹をくくるつもりでやってみるのはどうでしょうか。
何を一番大切にしたいのか
人は選択しながら人生を進みます。給与も良くて福利厚生も良くて、そして働く時間も長くなく、休暇も長く取れる会社。そんな会社はこの世の中にどれくらいあるでしょうか。
きっとあったとしてもほんの一握りで、その他のほとんどの人はきっと何かを取捨選択しながら生きているはずです。
給料は良くないから転職をしたいが、今の仕事が楽しくてやりがいを感じているからお金に関しては目をつぶっていると言う人もいるでしょう。又は職場は遠いし仕事は大変だけど、家族がいるから頑張っていると言う人もいるでしょう。
それらの人は既に自分にとって一番何が大切なのかを知っているのではないでしょうか。
仕事に飽きたから仕事を辞めたい、転職したいと感じている人は、もしかしたらその人の人生にとってやりがいのある仕事に就いてばりばり働く、充実感を得ることが一番大切なのかも知れません。
それならば転職も視野に入れながら、より自分が求めている仕事を求めることが充実感を感じる鍵となるでしょう。
または、仕事がつまらないといいながら実は今の会社の人間関係も良好だし、やりたいことはできていると思うでしょうか?自分にとって一番大切なことが分かれば、今の仕事がつまらなかったとしても、その後の行動が大きく変わります。
一時の感情だけで行動し後悔しないためにも、とても大切なことです。
また、自分にとって何が一番大切かと言うのは、仕事の内容についても同じことが言えます。仕事をする上で常に忙しく動き回ることで楽しさを感じる人は、確かになれないオフィスワークを頑張ってみた所でこの仕事には飽きたな、と感じるかも知れません。
飽き性の人は単調な流れ作業では飽きてしまって当然ですので、営業職の様な自分で動いて仕事を見つける仕事や、毎日違う人に会う接客業の様な仕事が向いている可能性もあります。
自分にとって、そして自分の就く仕事にとって、自分は何を求め大切にしたいと思っているのかを明確にしましょう。
もちろん家族の為や自分のやりたいこと、趣味の時間のためにある程度の我慢は必要です。しかし本当に自分がやりたいことや一番大切にしたいことをないがしろにしてしまうと、転職してもやっぱり「今の仕事つまらないな」と繰り返すことも考えられます。
もちろんやってみないとわからないこともあります。この仕事が向いていると思ったけれど実は飽きてしまって面白みがないと思う人は、同じ失敗を繰り返さないためにもしっかりと自分が求めているものを認識するのがいいでしょう。
そうすることで、実は今の仕事が自分に向いているのかも知れない、と思う点も出てくるかも知れません。
自分に都合のいい言い訳をしていないかどうか
以前話題になった「アドラーの心理学」の中にこんな話があります。人はある目的の為に都合のいい言い訳を作り上げていると言うのです。
考えてほしいのは自分は仕事に対して都合の良い言い訳を作り上げていないかどうか、と言うことです。
例えば本当は自分のキャリアの為に海外留学をしたいけれど、仕事が忙しくてそんなことを考える暇もないという人がいます。しかしアドラーの心理学では、本当は海外留学をしたくないから、忙しいと言う理由を作り上げているというのです。
もし本当に海外留学をしたい、普段からとても忙しい人がいれば、その人はどうするでしょうか?目標を決め、周囲に協力を求め、時間を作って海外留学の 情報を集めたり、短期間でもいけるプログラムを探したりするのではないでしょうか。
もしかしたら思い切って仕事を辞めてしまうかも知れません。
これはアドラーが「目的論」と唱えているもので、「原因論」の対極となる考えです。原因論は何故できないのか、と言う考え方です。
仕事でも「何故間違ったのか」「何故期限に間に合わなかったのか」という叱り方をする上司がいますが、それでは人は「なぜか」という理由ばかりを追求し、本当はどうすればよかったのかという「目的」にたどり着きません。
目的論を利用すれば、その目的 にたどり着くにはどうすればいいのかという成功や目的から今を考える逆の計算ができます。
本当にやりたいことがある人は、今の仕事がつまらないから仕事を辞めていいかどうかと悩むでしょうか?既に違う目標があったり、やりたいことが明確であるのなら悩む人はあまりいないでしょう。
もし仕事がつまらないたけど本当に今辞めてもいいのかどうかと悩んでいるのであれば、「仕事がつまらない、と言うことを何かの言い訳にしていないか」ということを一度考えてみるのはどうでしょうか。
もしかしたら仕事がつまらないという気持ちの裏には「給与が低い」「誰でもできる仕事で自分にはふさわしくない」という理由が隠れているかも知れません。
それが分かれば、「自分にしかできない仕事をするために、専門的な知識をつける」 「資格を取る」等別の道が開けるかも知れません。
どんな転職先があり、どんな仕事内容なのかを徹底的にリサーチする
上記の考えや行動を試してみても、やっぱり今いる会社や仕事は自分のやりたいことではない、このままここにいても何も変わらないと思うのであれば、転職に前向きに取り組み始めましょう。
日本人の10人に1人は転職経験者であると言わ れている時代です。前向きな転職であり、自分が本当は何をしたく今の会社を去 るのか、今後どうして行きたいのかが明確であれば迷うことはありません。
しかし転職するには、徹底的なリサーチが大切です。今あなたが思い描いている 仕事は本当にあるのか、その会社はどんな会社なのか、福利厚生や口コミ等、現代では携帯電話でも簡単に調べることができる時代です。
募集職種や仕事内容も必ずチェックしましょう。会社によって仕事内容には大きな違いがあります。
もしインターネットだけの情報では不安だと感じるのであれば、転職エージェントの利用もお勧めです。転職エージェントは利用する側は無料で登録でき、担当者がつきます。
登録の際に現在の仕事のことやなぜ転職したいのか、どんな仕事を探しているのかなどの面談があり、客観的な意見を得ることもできます。
自分自身だけでは会社に聞きにくい情報や業務内容などを間に立って聞いてもらったり、自分が求めている仕事内容から会社を探してもらったりもできます。
一旦仕事を辞めてから、と考えるのではなく、現在の仕事の後や休日を使用して 徹底的にリサーチしてみましょう。
と言うのも、一旦仕事を辞めてしまうと焦ってしまい、本当に自分がやりたい仕事ややりがいがある仕事ではないものに、飛びついてしまう恐れもあります。転職回数を重ねてしまうと、それこと悪い評価につながりかねません。
現在の仕事は続けながらやりたい仕事ややりがいがありそうな仕事を探しをすことで、意外にも今いる会社の良さが見えてくる可能性もありますし、逆に魅力的な仕事が沢山あり、やりがいがないと感じている現職を去ることに後ろめたさなど感じなくなるかも知れません。
仕事がつまらないからといって新卒は極力辞めるべきではない
原則、新卒では仕事がつまらないからといって辞めるべきではありません。特に入社1年未満での退職はなるべく控えるようにしてください。
上述したように、日本は転職文化がそこまで根付いていません。そのため、新卒で辞める場合は企業の目がかなり厳しくなります。どうしても、「うちにきてもすぐ辞めちゃうんじゃない?」と思われますからね。
なので、最低でも1年は頑張るようにしてください。
もちろん、理由があれば別ですよ。例えば、入社前に希望していた部署で働かせてもらう約束だったのに、いざ蓋を開けてみれば全く違った部署だった。
上司にも人事にも話が違うことや異動希望を何度も伝えたにもかかわらず、聞く耳を持ってくれなかった。自分はいち早くその仕事がしたいのに、今の会社にいては時間が無駄になる。
こういう状況であれば、辞めて転職しても筋が通っているので、転職は比較的難しくはないでしょう。
でも、自分が希望してその仕事に就けたにも関わらず、理想と現実は違って仕事内容が地味で何か自分には合わない。正直つまらないから辞めたい。
こんな理由ですぐに辞めるのはやめたほうがいいということです。綺麗事かもしれませんが、最低1年、一生懸命仕事に取り組めば面白みが分かってくるかもしれません。
石の上にも三年とは言いませんが、1年は歯を食いしばってでも頑張ってください。
まとめ
仕事がつまらないからといって、今の仕事を辞めてもいいものかと感る人は決してあなただけではありません。本当にやりたいことがあったり、次のステップに進みたいと思うのであれば、転職は決して悪いことではありません。
むしろステップアップと考え幅広い経験を得るチャンスだと考えられます。しかし、単に「あ~、つまらんなー」と思ったから転職しては、 決して良い結果には繋がりません。
周囲に認めてもらうためにも、そして何より自分自身が満足する為にも、しっかりと自分のやりたいこととできることを自分で見極めることが大切なのではないでしょうか。