派遣を辞めたいあなたへ!元派遣会社の営業社員が実体験からアドバイスさせて頂きます!

一人の派遣社員さんがお仕事を継続する期間は平均して3ヶ月から半年と言われています。そして辞め方が正社員に比べて、非常に雑な対応をされる方が多いというのが現状なんです。

私は派遣営業として働いていたので、実際に多くの派遣社員さんの退職を身をもって体験してきました。

派遣社員は「有期雇用」=契約期間を定められてお仕事をするので、正社員に比べて辞める率が高いのも仕方がない部分もあります。しかし、気軽に辞めれるという誤った認識で、お仕事をスタートしてしまうと仕事での責任感やスキルが身に付かないままとなります。

そこでこの記事では、派遣社員を辞めたいとお考えのあなたへ、本当に辞めても良いものかを改めて考えて頂きたいと考えておりますので、是非最後までご覧になってください。

派遣を辞める理由ランキングBest5!

1位:人間関係

私が過去、多く聞き続けた退職理由ですね。この人間関係も様々な内容があります。例えば、先輩や上司と上手く関係が作れない・嫌がらせされる・派閥があるなど例に上げるとキリがありません。

特に派遣社員の場合は、立場が非常に弱い部分が多々あります。「所詮、派遣でしょ」という不当な扱いを受けることも少なくありません。

一生懸命、仕事をしていても認めてもらえないなんてこともあります。この報われない思いが強くなり、退職を申し出る方は非常に多いです。

正社員より仕事ができると嫌がらせされたり、嫌味を言われてりすることもありますよね。モチベーションも低下してしまい、やる気が削がれ、もっと良い職場環境があるのではないかと考え、退職を考えることが多いのでしょう。

2位:体調を崩した

この「体調を崩した」も非常に多い理由です。特に多い病名は下記の通りです。

  • 胃潰瘍
  • 胃腸炎
  • うつ病
  • 過呼吸
  • 不安障害

体調不良といってもメンタル的なお話をしてくる方が多かったと思います。メンタル系で非常に多いのはうつ病です。診断書も提出してくる方も多く、ほぼほぼの方が退職されます。

本当にメンタルが弱ってしまった方もいますが、中には辞めたいから病院へ行き、診断書をもらってくる方もいます。病院で「仕事前になると頭痛や吐き気、気怠さがあり時には寝れない・胃痛がある」とお話するとほぼ、軽度のうつ病と診断されます。

私が病院に行って同じ症状を訴えれば、診断書を出してもらえるでしょう。こうした理由では、契約期間を守らずに退職できるという風潮があり、何かあったらうつ病になるという言葉をよく使ってきましたね。

勿論、健康が第一なので一概に退職を伸ばすことはできないことは事実ですが、明らかにウソだなと感じることはあります。

毎日、色々な派遣社員さんを見ていると見る目が身に付くんだと思います。但し、診断書が出ている以上は、こちらの素人目での判断で本人に詰め寄るのは大変危険ですので注意が必要でした。

このような事を今は社会全体が暗黙のルールとなっているため、退職理由でもランキング上位となるのでしょうね。

3位:音信不通

意外とこのパターンも多いのですが、突如何の連絡もなしに出勤していないという状態です。派遣会社としては、雇用している責任があるため、安否確認を行わなければならないという決まりがあります。

  • 退職の話をしたが、引き伸ばさす話しかされなかった
  • 退職を引き止められた
  • 話を聞いてもらったという納得感がない

この連絡なしで当日、お仕事に行かないこと=飛ぶと言いますが、この飛ぶという行為をするのは、上記の理由が多かったす。

私も経験ありますが、上記のお話をしてくる派遣社員さんは明日から行きませんとか、出勤したくないという事を仰ってくることが非常に多いです。

派遣社員は有期雇用で、契約期間が発生します。基本的には契約期間満了をして頂く必要があります。次回の更新まで就業して頂くようにお話をしなければなりません。

ここで、双方の思いが真逆なため、落としどころが難しくなります。

派遣社員さんは「自分の気持ちを分かってくれない」と感じると、仕事に行くことがバカらしく思えてしまい、勝手に休む。いわば無断欠勤をしてしまいます。

無断欠勤すると気まずいという気持ちが出てしまい、電話することも出ることもできなくなり、結局無断欠勤という事態になり、着信がすごいきたり、自宅に安否確認しに来られてしまうということになります。

そのまま音信不通にすれば、自動的に退職という事で処理されますが、書面上の手続き等で連絡しないと郵送されないなど諸々、後の処理が大変になる可能性があります。

4位:身内の看護

こちらも非常に多い理由です。おじいちゃんやおばあちゃん、お父さん・お母さん・兄弟などご家族は正社員の仕事をしているから自分しか出来ないので、退職したいと仰るケースがあります。

看護する期間や、日中に看護が必要なことが多いと思います。正社員で勤務だと休めない・辞めれない、でも派遣社員なら正社員より辞めやすいというイメージから、辞める決意をされる人が多いです。

私が担当していた派遣社員さんでこの理由で退職して、本当に看護で退職された人は10名いたら1名いらっしゃるかどうかぐらいの割合でした。

正直ご家族の事ですので、派遣会社は確かめようもないですし、引き止めることもできないというのが本音です。

5位:仕事が合わない

事前にお仕事の紹介をされた時のイメージと実際に働いてからで、違いがありすぎて自分とは合わないと感じたり、思っていた以上に覚えることが多く、業務についていけないなど、合っていないと感じる部分は千差万別だと思います。

これは派遣社員さんの質問不足のパターンと、派遣会社の営業側の説明不足のパターンと大きく分けて2つあります。

お仕事を紹介された時にしっかりと疑問に感じるところがあれば聞いておく、職場環境を聞いておくなど、不一致が起きないように自らドンドン質問する必要性があります。

働くのはあくまであなたで、派遣会社の営業ではありません。あなたが働きやすい職場かどうかを見極めてください。

派遣を辞める前に考えて欲しいこと

どんな仕事をしたいと考えていたのか

自分がしたい仕事はなんだったのか、なぜその仕事をしようとしたのかを明確に考えましょう。こういう考えがないままに辞めてしまうと結局、同じことを繰り返してしまう可能性があります。

派遣社員といえどもお給料を頂く訳ですから、社会人としての責任は伴うものです。

実際、派遣社員メリットとしては未経験でも色々なお仕事にチャレンジができます。その中で適材適所の仕事を探し、自分に合っている職業や職場環境や会社を探すことができるというのが最大の利点です。

また、やりたい仕事の実務経験を積めるという事も非常にメリットではないでしょうか。しっかりとあなた自身の退職目的を明確にし、次の計画を立てた上で退職をするといいでしょう。

同時に理想の100%当てはまる仕事は存在する可能性は低いです。いくつか理想とする条件の中にも譲れるポイントと譲れないポイントがあるはずです。

そこの棲み分けをしっかりと行い、理想を追い求めすぎないように注意してくださいね。

雇用形態について考えてみる

派遣社員として仕事を再びするのか、正社員としてお仕事を探すのか、一度考えてみる良いきっかけですよね。

決して派遣社員が良くないとは言わないですが、福利厚生面でお話をするとやはり正社員の方が確実に良い内容になります。賞与があり、昇給制度もあります。これは派遣社員にない魅力の一つです。

特に派遣社員は時給制となるため、お休みが多ければ翌月の給与が下がることになりますが、正社員はそういうことはありません。

また有期雇用(契約期間の定めがある)という雇用になるため、安定した生活ではありません。契約打ち切りなども勿論、あり得るということです。

今のあなたにとって、何を選択することが将来のあなたに役立つのかを考え答えをだしてからアクションを起こせば、行き当たりばったりにならずに済みます。

正社員で探すなら、派遣社員のお仕事をしながら転職活動もできますし、転職活動には交通費などの費用も必要となるため、金銭的余裕を持ちながらお仕事を探せます。

派遣社員のままでお仕事お探しになるなら、現在の派遣会社を利用するのか新たな派遣会社に登録しに行くのかも検討できます。派遣会社によって、ご紹介してくる会社も異なりますし、得意な業界も異なります。

派遣会社選びも非常に重要なポイントとなります。

派遣社員のメリットは、自分に合いそうな仕事を探すことができます。こういう仕事をしていきたいと思える仕事をお金を頂きながら探すことができるのは派遣社員ならではの特権です。

こうした部分もあなた自身が考え答えを出した方がいいでしょう。

本当に辞めるという選択肢しかないのか考える

あなたが辞めたいと思っている理由は、本当に辞めないと解決できないのでしょうか?

派遣営業や就業先の人にあなたの考えをお伝えするだけで案外、解決する可能性も大いにあります。仕事を辞めるというのは最終的な決断であり、辞めるまでに解決するように行動したかということが重要です。

現在は、仕事が溢れているため、転職活動もしやすいというのは事実です。

しかし、現状の悩みの根本を解決や改善をしなければ、廻りまわって必ず、同じような出来事に直面していきます。その度に仕事を変えていては、一向に安定した生活を手にすることが難しいです。

もし、現在の職場を辞めたとしても原因を追究し、改善策を考えるだけで嫌だからやめたという事にはなりません。

本当にあなたの悩みは辞めなければ解決できませんか?その悩みの根本や原因はなんですか?誰かに相談しましたか?

勢いで決めず、振り返って考えてみましょう!

今すぐ派遣を辞めたいときは?注意すべき派遣の辞め方!

無断欠勤して、そのままバックレるのはNG

前述しましたが、私が過去、派遣営業していた際に無断欠勤してそのまま辞めようとしている方も実際にいらっしゃいましたが、後々の対応が非常に面倒なことになります。

まずは、電話が結構な頻度で掛かってくる・メール&LINEがくる・緊急連絡先の方へ連絡がいくなど、後々が非常に手間になります。また派遣会社によっては、契約期間途中に退職をした場合は、お給料が振込ではなく手渡しとなるケースもあります。

そもそも、雇用形態関係なく社会人として、無断欠勤という選択自体が好ましくありませんよね。どんなに嫌でもしっかりと自分の意見や意思はお伝えしなければいけません。

あなたが無断欠勤したくなる理由が、誰が聞いても納得できる内容であったとしても、無断欠勤をしたことによって、納得できる内容があるにも関わらずあなたの落ち度=無断欠勤というところを責められてしまうかもしれません。

通常、辞めるには退職届や、退職書類の記入と提出が必ず必要です。その書類が揃うことで初めて、社会保険・雇用保険の手続きを会社側が行える状態になります。

つまり、この手続きが進まなければ新しい職場で社会保険や雇用保険関係の手続きができません。結局はあなた自身が損をすることに繋がりるのです。

なので、無断欠勤という行為は絶対にしないでくださいね。

もし、ばっくれを考えているようでしたら、詳しくは「派遣をバックレたい?元派遣会社営業マンが派遣をばっくれるときの注意点をご紹介します!」の記事をご参考にしてください

契約途中で辞めてもいいのか?

基本的にはNGです。派遣社員は平均3か月間毎に契約更新の時期がきます。

派遣会社から契約更新の有無を確認されていると思います。その内容に快諾した以上は、契約満了をすることが必要となります。

しかし、この契約期間途中の解約に関して派遣会社の営業へ相談次第になるのではないでしょうか。

例えば、3ヶ月毎の更新だったとします。最初は3ヶ月間は勤務してほしいと言われると思いますが、3ヶ月間続けることが困難でしたら2ヶ月間なら頑張るとか、1.5ヶ月間頑張るなど、即退職ではなく、頑張ってMAX◯ヶ月なんだということを伝えましょう。

そうすることで、派遣会社としてあなたの代わりの人材を探す余裕もありますし、企業側(派遣先)への説明も派遣会社としては言いやすい状況になります。

大事なのは、あなたが今の派遣先がイヤという事実はありますが、派遣会社としてはその派遣先企業さんと末永いお付き合いをしなければならないという事理解してあげるという事です。あなたも、辞めたいという気持ち・辞めたい理由を理解してもらいたいですよね?

これは全員そう思うものだと思います。自分の考えや意思・意見を分かってほしいなら、相手の立場や状況も分かってあげることで双方の歩み寄りで穏便に済ませることができます。

歩み寄るという姿勢で一度、派遣会社の営業さんとお話してみてくださいね。

初出勤日に辞めたくなった場合はどうするの?

初出勤で辞めたくなるのは、大半の方が抱く感情だと思います。決して、あなただけではありません。私も転職時の初出勤日は、合わないかもとか馴染めないかもしれないという思いから、明日から行くのイヤだなーと思ってしまいます。

それでもどうしても気が進まない場合は、正直に派遣会社の営業さんへ相談してみましょう。ここで注意なのは、決してメールやLINEのやり取りで終わらせないことです。

あなたのお仕事先を探したり、派遣先の企業とやり取りをして出勤日を決めてくれたことは事実です。非常に言いにくい内容かもしれませんが、社会人として必ず電話でお話をするようにしてください。

苦手な担当さんであったとしても、「去る者、後を濁さず」という言葉があるように、常識的な部分に関してはしっかりと対応しましょう。

それが派遣先企業に対しての敬意であると思います。

私は何度か転職をしておりますが、こうした部分は徹底して電話又は会ってお話をするという事をしてきました。そうした対応をすることで、仕事仲間にはなれなくても、個人的な付き合いが発生したりと決して損になることはありません。

まとめ

派遣社員は昔と違い、幅広い年齢層やキャリアの方・ノンキャリアの方がお仕事をできる雇用形態ではありますが、企業側も働くあなたも社会全体的に派遣社員を軽視する傾向が強いと感じて頂けましたか?

責任の重さや業務内容は正社員に比べて軽いものですが、お金=給料をもらっている以上、必ず責任が付いて回ります。

だからこそ、派遣社員を辞めようとお考えなら、何がしたくて辞めたいのか少し踏ん張ったほうが身に付くスキルがあるのかなど、様々な角度から物事を考えてみてください。

決して、辞めるときに飛んでしまったり、メールやLINE連絡のみで退職する、ウソの退職理由を付くという事はやめてくださいね。

派遣社員が軽視されるようになったのはこうした行動をされる方が多いため、派遣社員のイメージが悪くなったと私は派遣会社の営業をしていて一番、強く感じました。

辞めることが悪い事ではありませんが辞めるまでのプロセスをしっかりと考えて、転職することをご決断頂ければと思います。あなたの悩みを一度、派遣会社の営業に打ち明けてみてくださいね。

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