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調剤薬局事務は座っていられるしパソコンを使えればできそうだし楽そうだというイメージを持たれて入る人がほとんどだと思います。

私もそういった理由と、また調剤事務の資格や登録販売者などの資格が多数取れることから就職したのですが、仕事をしてみないとわからない大変さがありました。

半年経つ頃にはもう訳が分からなくなって辞めてしまいたいと思うようになりました。結局私は結婚のために2年で辞めましたが、結婚がなくても大変さから辞めていたと思います。

もしかしたら私と同じように悩んでいるあなたの力になれるかもしれないのでよかったら参考にしてみてください。

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調剤薬局事務を辞めたくなった理由

残業が多く忙しい

事務は定時で帰れる、なんて甘い世界ではありません。誰でも病院には行ったことがあるので想像もつきやすいと思いますが、病院に行ったら薬をもらいに薬局に行きます。

なので病院の診察が終わらない限り、薬局の従業員は帰ることができません。急患や診察の時間が長引くことで残業の日々を過ごしていました。

土日はやってる病院も少ないため、駆け込んでくることもあり大忙しです。平日の夕方は仕事帰りの人や幼稚園に迎えに行った帰りなど、混雑します。冬はインフルエンザなどの感染症も流行るので、定時になんて帰れる日はありません。1、2時間の残業は当たり前です。

薬の名前が覚えられない

理系でもないのにカタカナの名前の薬の名前を覚えなければなりません。事務だから覚える必要あるのと思われるでしょうが、処方箋を見て間違えのないように入力するためにはやはり名前を覚えた方が効率が上がります。

また、最近勧められているジェネリックもどんどん出てきますし、メーカー違いで同じ名前の薬がたくさんあります。どの薬で、どのメーカーの薬が薬局にあるのかまでも覚えなければなりません。

類似した名前の薬まであるので、入力ミスが重なります。

場所によっては100種類なんて余裕であるほどの薬の名前なんて覚えられず、一気にどん底に突き落とされたような感覚になりました。

請求が面倒くさい

病院に来る人たちのほとんどは3割負担で、残りの7割は国保や社保などの保険会社負担です。薬局は、3割を患者様にお支払いをしていただき、残りの7割は保険会社に請求します。

この作業を毎月10日前後に行っていますが、この作業がとても大変で、残業しない日なんてありません。入力ミスや保険番号、名前など登録してあるものが異なっていると請求ができないため、そのエラーがなくなるまでその日は帰れません。

1か月に何千人もの処方を完璧に入力ができればいいのですが、それはなかなか難しく、エラーを直してはまた請求をかけての繰り返しをしています。

いつ終わるんだという絶望感でいっぱいになります。

理不尽な人が多すぎる

これは人間関係の部分も含まれているので、どの会社にもあるかもしれません。

まず患者様とのことです。理不尽な患者様とは、たとえばですが薬をきちんとお渡ししても、家でなくしてしまって後日もらっていない100錠足りなかったなど後から言われる方がおられます。

薬局では在庫管理もしっかりしていて、薬局は在庫があっているからきちんとお渡ししたとお伝えしても、患者様は自分は悪くないと一点張り。泣く泣く足りないものを渡して在庫がずれることもあります。

薬のことは薬剤師が対応していますが、電話などの対応に事務も含まれるので、訳の分からないことで急に怒鳴られることもあります。

あと事務関連でいうと、おつり問題。おつりをもらってないという患者様もおられます。家に帰ったら財布におつりが入ってなかった。など電話でかけられ、レジを確認しますが、もちろんレジはあっています。過不足もなし。

それでも譲らず、おつりを過剰で渡したこともしばし。悪意なのか忘れているのかはわかりませんが色々な方がいらっしゃいますので、対応には苦しみます。

次に薬剤師とのことです。優しい薬剤師さんもいれば、嫌な薬剤師もいます。入力を間違えてしまい、薬剤師もそれに気づかず渡してしまった時の事。事務ももちろん悪いです。しかしながら最終的に渡したのは薬剤師。

結局はどちらも悪いと思いますが、事務のせいにして謝ってこいという薬剤師もいます。薬剤師だから頭いいんだ、自分はできるからと事務を馬鹿にするような人もいましたから、本当に人間関係はひどいものです。

風を引いたりと体調を崩す

薬局には基本体調の悪い人が来ます。ですから感染症などをもらいやすいです。

薬局に入ってから風邪を引くことが増えました。

冬になると特にもらってしまうのがインフルエンザです。予防接種を打っていようがマスクをしていようが、やっぱり同じ環境にインフルエンザの人と触れ合っていればうつってしまいますので、この時期は本当に嫌でした。

私は全てが嫌になり辞めました

私はとにかく上記にあげたものすべてが嫌で辞めました。

人間関係も、残業続きの毎日も本当にきつかったです。会社によってはOTCの売り上げでボーナスに影響などもありやってられないのが本音でした。

最近始まったかかりつけ薬剤師についても、患者様への説明は事務がしていて覚えきれないこともありました。

また、法改正も2年に1度あり、毎回点数が変わったり、法律が変わったりしていましたので、2年経ったらまた新しいことを覚えなければならず、やっと覚えて慣れてきたと思ったらまた新しくなっての繰り返しでついていけないのも本音でした。

体調も悪くなってしまい、風邪も引きやすくなったことも辞めるきっかけでした。

調剤薬局事務を辞める前に考えてほしいこと

入社1年未満なら辞めるべきではない

どの会社でも入社1年未満では辞めるべきではありません。

その理由としては、まず、1年未満で辞めるとどんな理由であれ、転職を考えても次に働きたいと思っている会社にとっては、本当にこの人を雇ってちゃんと働いてくれるのか、また雇っても1年未満でまた辞めるのではないかと信用がありません。

家族の都合であれば仕方がないかもしれませんが、履歴書にその旨を書くことも難しいですよね。今後も働かなければ生活できません。だから最低でも1年は続けましょう。

資格がほしいなら2年は続けるべき

登録販売者の免許がほしいのであれば最低2年は続けましょう。

その理由としては、登録販売者は、試験はいつでも受けることができるのですが、免許取得には条件として医師または薬剤師の下で2年以上の実務経験があるということです。

ですから、調剤薬局には薬剤師がいますので、その条件に合っています。私のように登録販売者の免許が目的で入ったのであれば最低2年は必要ですね。

他、医療関係の事務はほとんどが資格を持っているか経験者の採用という背景もあり、今後医療関係で働こうと思っているのであれば、2年は続けることをお勧めしますよ。

人間関係だけの理由なら辞めるべきではない

転職するときにどうして辞めたのかと聞かれると思いますが、人間関係だけの理由だと困ってしまいますよね。正直に人間関係でというと信用がなくなってしまいます。嘘をつくにもなんていえばいいのか迷ってしまいますよね。

本当に人間関係で困っていても、仕事は好きなのであれば続けた方がいいでしょう。ただしストレスで病気になるくらいなら辞めた方がいいです。

人間関係だけではなく、別の理由も見つかると理想的です。私も人間関係は苦手なので、それも理由の一つでした。ただ他にもいろいろな理由があって辞めることもできました。

そしてもうひとつが、人間関係だけの理由だと、もう少し頑張っていればよかったと後悔してしまうからです。お局や上司などにいじめられて辞めたなどは特にです。

辞めたい理由をきちんと整理して、後悔のないようにしましょうね。

辞めるとしても転職先を決めてから

もし辞めることを決断されたのであれば、次にどんな会社、職業で働くのかイメージをしてからをおすすめします。可能なら、一度ハローワークへ行き、どんな会社があるのか、どんな職業で働くのかなど相談してからがいいですね。

もちろん面接など受けることもおすすめしますが、仕事を辞めるにも最低1~3か月程度かかりますので、そこは頭に入れておいてくださいね。

生活のために長い期間空くのも大変ですので、有給消化期間中にでも次の就職先を決めておくといいですね。

調剤薬局事務からのおすすめ転職先

調剤薬局事務から医療事務

調剤薬局事務と医療事務では多少点数の違いや計算の仕方などに変化はありますが、レセプト業務という点やパソコンを使う、同じ医療業務という点は共通します。

今までしていたからやりやすいという利点がありますのでおすすめできます。また、請求についてや医療事務関係の知識が頭に入っていることも大きなポイントだと思いますので、働きやすいでしょう。

調剤薬局事務から一般事務

調剤薬局事務も一般事務もパソコンを使うこと、そして場所によるかもしれませんが、お金を扱う仕事という点は同じです。

調剤薬局事務で経験してきたパソコンスキルと毎日の業務で行っていたお金の管理は必ず次の仕事で生かせると思います。

調剤薬局事務から登録販売者

これは上述した通り、2年の実務経験を積んで、試験に合格し、免許を取得している人に限りますが、登録販売者は事務よりも格段に給料が上がります。

また、募集している企業も多いので、格段に仕事の幅が広がりますよ。そして薬剤師の次に薬を販売できるので、薬局やお店の薬品などを売っているところなど職の幅も広がりますよ。

調剤薬局事務から転職するときのポイント

私は実際に転職するときにはハローワークに行きました。ハローワークの一番のおすすめな点は全国どこでもあることです。そして安心して相談ができます。

個々でも仕事の話ですが、ハローワークの方は仕事として転職のサポートをしておられますから、いわば転職サポートのプロとも言えますよね。

そんな方が全国どこにでもおられて、私やこれから転職しようと考えているあなたのサポートをしてくださいますから、安心して相談ができる環境が整っています。

何をしていいかわからなくても、相談員の方ができることを聞いてくださって、おすすめの仕事を紹介もしてくださるので、何がしたいのかわからなくても気軽に行けるのもいいですよね。

また、求人もハローワークにしか出回っていない情報があります。今はインターネットで調べて求人も見れますが、その求人数よりはるかに多いのもおすすめです。

但し、ハローワークのデメリットは社会保険に加入している企業であればどんな求人でも掲載できるという点です。つまり、ブラック企業の求人も中には必ずあるということです。

そのため、自分で求人を精査できないのであれば、ハローワークではなく民間の転職サイトや転職エージェントを利用しましょう。特にリクルートエージェントなどの転職エージェントであれば対面で求人の特徴やブラック企業ではないなども教えてくれます。

事前に調べ上げた上で求人を紹介していますからね。ここがハローワークとの違いです。

また、医療事務に強い人材紹介会社や事務に特化した人材紹介会社があったりするので、特定の職種に転職したいという希望がある場合は、そのような特化型転職サイトを使う方が、確実にいい求人と出会えます。

転職はエネルギーが必要ですが今後の人生を左右しますので、ハローワークだけでなく民間の転職サイトや転職エージェントも極力利用するようにしましょう。

まとめ

調剤薬局事務を辞めるべきか辞めないべきかは正直に言えば難しいですが、もしも他にやりたいことがあって、はっきりと先のことが決まっているのであれば、辞めてもいいと思います。

ただ辞めたいだけでは何も進まないと思うので、やめてどうしたいか、辞めた後の仕事は何をするか、辞めたい理由は何かなど、自分と向き合ってみて決めてくださいね。

今まで勇気が出なくて辞められなくても、色々なことが決まって見えてきたときにはきっと勇気が出せるようになっていると思います。

新しいことに挑戦したいという理由もきっといいでしょう。ただ、辞めるまでに自分が積み上げてきたものがなにか、調剤薬局事務を通して何ができるようになったか、次の就職の面接のときに答えられるといいですね。

もちろん、どうしていいか分からなくなったら、ハローワークに行って相談することもいいでしょう。

どうか一人で悩む前に誰かに相談して、心の病気になる前に解決できるお手伝いの参考になれば嬉しいです。

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この記事の監修者

株式会社eia

 

この記事の企画・監修者は株式会社eiaです。クラウドソーシングサービスより実際の体験談の執筆依頼・インタビュー調査した内容をまとめた記事になります。

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