高卒でアルバイトを転々とし、21歳の時にはなんとか不動産会社に初めての正社員勤務をしました。仕事は営業事務です。会社は中小で内覧や書類作成、サイト管理などをしていたのです。

しかし、23歳の時、私は退職することにしました。せっかく好条件の正社員待遇だったのにわずか2年の勤務で転職です。意外なことに、パワハラやサービス残業、給与遅配はなく、労働条件ではホワイトでした。

でも、悩みが多くて、何の仕事をしているのかわからない状況だったのです。

金銭にだらしのない人やガラの悪い人、顧客とのトラブル、しばらくして私は、自分の勤務している不動産会社が普通の会社と違って違法すれすれの業務をしていると気が付きました。

もし、あなたが、不動産営業事務として悩みを抱えているならば、参考にして頂きたいと考えています。

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不動産営業事務を辞めたくなる理由

不思議な関係者が時々訪れる 元ヤン?

社長の親戚なのか、家族なのか、ちょっと詳細は聞けないのですが、外見がいかつい関係者がよく店舗に来ていました。白いサングラスにオールバックで髭の男性や、スモークウィンドのアルファードで爆音立てて駐車する男性チームとかです。

半グレというか、アウトローをわざと見せつけているというか、ぼっちゃんヤンキーというか。ただ、女性にはシャイなようなので、口説くとかセクハラはなかったのですが、彼らに嫌われたらクビになるとか噂されていました。

その人たちが来ると、店の来客用相談ブースにどっかりと座り、タバコを吸い出します。灰皿がないときは文房具を灰皿代わりにします。あとは、けばけばしいキャバクラ女性がネイルをし、タバコ吸いにきていました。

品は良くないですよね。そういう環境が嫌でした。

不動産会社には借金体質の人が多かった

会社はまともな給与を払っていて、ボーナスもあり、平均よりも条件が良いはずなのですが、借金だらけの人がいました。

その人は、見栄っ張りでセンスの悪いUSB柄のネクタイを買ったりしていました。カードのリボルビングで買い物ばかりしているから月のカード支払いが20万円を超えていたようです。

会社から通勤手当をもらいながら、自転車通勤して手当を誤魔化したり、部下からジュース代金130円を巻き上げていました。借金は400万円くらいあるようです。不動産会社独特なのか不明です。

私はたかられなかったのですが、このような金銭にだらしない人が何人かいたので、辞めたくなりました。

お客さんへの誠意がない お金に汚い

不動産営業事務をしていると舞台裏がよく見えてきます。どの仕事も大なり小なりずるい部分や営業的なテクニックはあると思いますが、不動産会社はそれが嫌に目立ちました。

すきを見てはお客さんからお金を巻き上げようとしているのが良く見えたのです。

「年間火災保険料」ではかなりの額を多めに巻き上げたり、「暖房清掃料」「鍵交換料」「クロス張り替え」など、実際にやっていない作業を積み重ねて入居直前のお客様から費用をできるだけ巻き上げるのです。

入居直前なら変更できないだろうと考えているのでしょうね。お客様の足元を見た利益の搾取にげんなりしました。

違法な行為がまかり通るのを見なくてはいけない

不動産の会社には重要事項説明という大事な仕事があります。これは「宅建主任者」の有資格者しかできない仕事なのですが、この会社では一般社員もやっていて、私もやらされました。

また宅建主任者は掛け持ちしているおじいさんで会社に一度もきていないのです。後から知りましたが、完全に違法です。

また、公式サイトの資本金や従業員数も実際と異なっていたり、気に入らないシステム業者へのは支払いを踏み倒して、電話で怒鳴りつけたりもしていました。柄が悪いというか、普通じゃないですよね。

家に侵入する犯罪者集団

私自身に対しては、セクハラは受けなかったのですが、不動産営業には金髪でちゃらちゃらした男性や色黒でネックレスした人もいました。

彼らは店に来店した女性客を何人「喰える」のかを棒グラフにして、バックヤードに貼って月間成績を競っていました。営業会議ではヤッた女の写メをまわしたり、体位を説明しあったりしていたほどです。

また一人暮らしの若い女性が入居すると、合鍵で入り込んで、「おかえり~待っていたよ」と待ち伏せしたりもしていました。

幸いにも警察沙汰にはならなかったのですが、親御さんからクレームの電話が何度かきて事件が社内でオープンになりました。ちょっと頭がおかしいと思います。

私は「このままでは身の危険を感じる」と思って辞めました

給与水準は良く、私へのパワハラやセクハラ、暴力はなかったのですが、それでもこの会社の営業事務は普通ではないと感じました。

それに不動産業界独特の粗っぽさ、お金の汚さ、アウトローとの接触なども考えて、違法な部分を多く見てしまったのです。

自分に直接何かされたわけではなく、労働条件自体はホワイトだったのですが、このままでは私にも何かの身の危険が降りかかると感じて、退職を決意しました。

重ねて言いますが、同僚は私には優しく、よく焼肉をおごってくれました。

不動産営業事務を辞めるべき人・辞めないほうがいい人

私の置かれていた状況は特殊かもしれませんし、あなたの場合は違うかもしれません。不動産営業事務を辞めたい人の理由はそれぞれです。

それに全ての会社がアウトローや違法なわけでないでしょうし、真面目で堅実な不動産会社も確かにあります。お客さん思いの誠実な不動産営業員や経営者も数多くいることでしょう。

特に私の体験談は不動産営業事務が原因と言うよりは他の業界でもあるかもしれない話です。闇金や、運送業、深夜スナックなど業界によってはグレーな行為が一般化している風潮もあります。

つまり、違法なことや、柄が悪いということは、不動産会社の仕事のせいではなく、他の会社勤務もあるリスクなのです。業界や会社が違うだけで同じようなリスクに追われることもあります。不動産営業事務自体は違法でもなく、普通の事務仕事です。

ただし、高価な商材を扱い、変な成金や金銭感覚やコンプライアンスがマヒした人が多いとうことは不動産業界ではありえるかもしれません。

どうか、あなたは今一度自分の抱えている問題が、不動産事務独特の問題なのか?それとも同業他社にいけば解決する問題なのかをよく考えてみてください。くれぐれも感情的な嫌悪感で決めずに、いろいろな情報を入手して考えていきましょう。

辞めるべきではない人

  • 違法でもなんでも不動産営業事務が好きな人
  • ドライになり切れる人
  • 意志が強く流されない人

もしあなたが、上記のような方ならば、辞めない方が賢明と言えます。

例えば、「違法でもなんでも不動産営業事務が好きな人」ならば、会社が違法でもグレーなことをやっていても関係ないのです。

自分の給与や労働条件が確保されているか?または不動産営業事務としてスキルアップできるか?ということに関して重視して入れな良いのです。気にしないで仕事に専念しましょう。

「ドライになり切れる人」も仕事を続けることをお勧めします。お客様が騙されようが、損をしようが、気にしないのです。女性客がもてあそばれてもそれは自分とは別のことです。利益を追求し荒っぽいことをするのはどの業界でも一緒です。

証券業界や場末の飲食ではもっとえげつない行為をしている事例もあります。事業の汚い部分はきにせず、とことんドライにできるというのも一つの仕事能力だと思います。

「意志が強く流されない人」も無理に辞める必要はないです。私が不動産営業事務を辞めようと思った理由の一つは、このままでは私も周りに流されて「借金」「違法」などの方向に引き込まれると勝手に悩んだからです。

もしあなたが意志の強い人で周りがどんなに悪い誘惑をしてきても問題がないのであれば、辞めることはないです。自分のペースをまもり、感化されないというのは精神的に強いことですし、そうなりたいものです。

辞めてもいい人

  • 違法なことや元ヤンが嫌いな潔癖な人
  • お客さんの感情など考えてドライになり切れない人
  • 意志が弱く、環境に影響を受ける人

もし、あなたが上記のような性格なら不動産営業事務を辞めた方がよいです。なぜならば、「違法なことや元ヤンが嫌いな潔癖な人」は不動産の業界自体になじまないかもしれません。

全ての不動産業界がこうとは言いませんが、業界ごとの傾向としては、グレーやアウトロー参加率が高いような気もします。ただもちろん真面目な不動産会社もありますのでご了承ください。

一般的に資産家向けの資産運用系は高学歴の会社が多いですね。

「お客さんの感情など考えてドライになり切れない人」も続けない方がよいとも思います。金融・不動産業界は極度の営業会社です。顧客の利益よりもいかに自社の利益を上げるかと言う営業重視の考え方が強いと言えます。

売上ノルマも他の業種より強くも求められます。そのような環境では営業マンによっては強引な営業や、目先の成績を重視したやり方をすることも多いでしょう。そのようなやり方は顧客の感情を無視し、だますようなこともあります。

あなたが、そこにドライになり切れないならばストレスになり、仕事自体が長続きしないでしょう。いま辞めないとしても時間の問題です。

「意志が弱く、環境に影響を受ける人」も気を付けた方がよいです。おそらくですが、業種や会社によって従業員の性格は異なります。公務員や医療法人、外資系やマスコミ、不動産会社や街金・車修理工場の人たちなど、会社によって人の傾向が違いますよね。

どちらが悪いとかではないのが、私の不動産会社にはアウトローな人が多かった気がします。不動産営業事務をやってから、自分の給与じゃいけないような夜のお店や海外社員旅行にもいけましたが、生活は派手になりました。

流されて自分が影響を受けすぎる人は気を付けた方がよいです。

不動産営業事務を辞めるときの注意点

不動産営業事務の仕事を辞めるときにはどんなことを注意した方がよいのでしょうか?自分や同僚の経験をもとにいくつか考えてみました。

  • 引継ぎを大切にし、義理人情は大切にする
  • 転職エージェントなどに登録、次の仕事を考える
  • 有給や代休にはこだわらない

どの業界もそうですが、立つ鳥跡を濁さず、といいますか、辞め方は大事だと思います。仕事といっても人と人とのつながりですし、アウトロー企業は礼儀や義理人情には厳しいものです。

多少荒っぽい人も実際は仲間には優しく、気のいい人も多いのです。

その意味では「引継ぎを大切にし、義理人情は大切にする」のは大事なことです。あなたが辞めた後も同僚や上司が困らないように配慮するのは最低限の礼儀と言えます。また関係者や会社の人たちへの丁寧なあいさつもしたいものです。

なかには冷たく、乱暴な返事をする人もいるかもしれません。でも挨拶されて悪い気はしないのです。挨拶もせず、逃げるようにいなくなることは相手にとって非常に苛立たしいことになるでしょう。

ただ、順序でいえば、転職の目途がついてからでも良いかと思います。退職のあいさつをしてから、転職が失敗して退職日を延長するとかはちょっとやりたくないですよね。

また、転職を日程など決めていく場合、「転職エージェントなどに登録、次の仕事を考える」ことも進めていきましょう。ネットで履歴書を登録して求人情報を検索していくと様々な仕事を探すことができます。

一次審査はネットでパスできる場合もあるので効率的ですね。でも会社の仕事中にPCで転職情報を探したり、スマホで探すのはやめておきましょう。転職を予定していると言っても今の会社にしたら、それは失礼な行為です。義理と礼儀は大事にしましょう。

「有給や代休にはこだわらない」ことも大切です。これはスムーズに退職するための一つの心意気です。退職するだけで、会社としては嫌なものです。

「一身上の都合で退職して申し訳ないです。せめて有給などは放棄します」というくらいの誠意や心意気は気難しい相手にも響くかもしれません。古風なやり方かもしれませんが、私はこのやり方にしました。

どのやり方をえらぶかはお任せします。

不動産営業事務からのおすすめ転職先

不動産営業事務から司法書士事務所の事務員

司法書士は土地・建物などの登記を専門とする法律職です。法律事務ですが、不動産の知識や経験が関係してくることもあります。

相続業務で不動産の登記を行ったり、不動産売買に立ち会ったりなどの業務もあり、職務上不動産とのつながりが深いとも言えます。もしあなたが法律職に興味があって勉強も考えているのであれば、これは一つのチャンスです。

資格がない人は給与水準も高くはないのですが、それでも資格試験の勉強をしながら仕事をしている人もいて、向学心のある人が多いのが特徴です。

不動産営業事務から建築会社の事務員

不動産会社は土地の売買や賃借ですが、建物の売買を行う会社も業務的には近いところにあります。建築会社も営業主体であり、厳しいノルマや、過酷な営業指導があります。

そういう環境の営業事務なので、大変なところもあるかもしれませんが、不動産会社とは少しだけ毛色が違います。

もしあなたが建築会社のカラーに合うのであれば、それはまた新しい経験と知識をつむことができると思います。

不動産営業事務から不動産広告会社の事務員

実は昔と比べて不動産の広告会社が増えてきているのです。インターネットが発達し、個人が直接不動産物件を探すことが増えたことも関係しているようです。

個人を対象にしたWEB系の広告会社や不動産会社を対象にした広告会社もあります。そこで求められるスキルや知識はもちろん不動産の知識や事務能力です。その意味では不動産営業事務のノウハウやキャリアは非常にうってつけと言えます。

またこの業界に入れば、ITやエンジニアスキル、マーケティングスキルにも詳しくなることができます。いままでのスキルに新しい知識を加えて、より自分のキャリアをアップグレードしましょう。

ITマーケティングのスキルは覚えておいても損はないですし、転職の幅はかなり広がっていきます。

不動産営業事務から転職するときのポイント

転職エージェントに登録、面接をすすめる

退職をすると決めたならば、その退職日を仮決めします。そしてその日に合わせて転職エージェントを活用した転職活動を行います。だいたい2-3か月くらい前から開始すると余裕があります。

また退職日をきめておくというのは、そうすることで、面接が進んだ時に相手会社に対し「いついつから働けます」とはっきり伝えるためです。理想としては退職日の1か月前以上に転職先に内定することですね。

その方が余裕をもって現職の会社に挨拶できますし、引継ぎもしっかり行えます。不動産会社の場合は転職する際にメリットがあります。それは定休日が水曜日や平日だということです。

つまり他の会社が営業している平日に面接を組み込めるのです。

上司や同僚に相談、退職日を決める

転職先の内定をもらったという前提で、上司や同僚にも挨拶をしていきましょう。もちろん義理人情の他にも実務的な引継ぎもしっかりやっていきます。それらの過程の中で実際の退職日を決めていきましょう。

次の職場への入社日もあるので余裕を持った退職日を決めていきたいものです。もしかして、退職すると決まったら意地悪な態度をとったり、怒る人もいるかもしれません。

それでも挨拶はして礼儀は守りましょう。悪いことはないと思います。

関係各所にご挨拶、メールや礼状

お客さんや業者さんへのご挨拶も大切です。メールで挨拶もよいですが、時間や都合がつけば実際に訪問していきましょう。

それだけでなく、終わり良ければ総て良し、たつとり跡を濁さず、のように、丁寧に最後を締めることは自分の精神的にも気持ちがよく、負い目なく転職できるものです。

今後どのような会社にいくとしても人と人はどこかで繋がっています。人を大事にしていると自然にそれが態度や顔つきにも表れ、しっかりした人間にもなりますし、ツキも回ってくると私は考えています。

まとめ

私の体験談を元に、不動産の事務を辞めるときにお考えて欲しいころお伝えしましたが、もちろん会社によって状況は違います。真面目な会社もあれば、アウトローとつながりの多い会社もあることでしょう。

個人的な感想ですが、不動産営業事務は荒っぽいところや、グレーなところもありましたが、仲間内には優しい面もありました。セクハラやサービス残業もなく、労働条件としてはかなりホワイトで、一般のIT会社とかの方がダメだと思います。

表向き普通の会社のふりしてセクハラやパワハラをする善人ズラした会社は最低ですね。でも転職しなければいけなかったので、不動産会社で培った根性と努力でこれからも頑張っていきたいと思います。

お世話になったことは良い思い出ですし、覚えた仕事もいろんなところで役に立っていますよ。

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