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「インターネット応募は求職活動実績として認められるので、転職サイトから応募しましょう」

などと多くのWebサイトで紹介されています。ただ、本当にネット応募でカウントされるのか、辞退しても問題ないのかと不安になりますよね。

認定日直前に2社、ネット応募してハローワーク職員から不正受給を疑われる可能性もゼロではありません。もし、不正受給を疑われることになれば最悪ですよね…。

この記事では、ネット応募辞退の実態やどういう行為が不正行為を疑われやすいかなどを、アンケート調査の結果からお伝えさせていただきます。

【調査概要】

  • 調査対象:全国の働く男女
  • 調査期間:4月26日~ ※現在も継続して調査中
  • 調査方法:クラウドワークスによる任意回答
  • 調査人数:18人
  • 調査内容:ネット応募後に面接辞退をして求職活動実績として認められたか、ネット応募後に面接辞退をして困ったことや不安に思ったこと

選考や面接を辞退しても本当に求職活動実績として認められる?

認められます!

求職活動の範囲(主なもの)は、次のとおりであり、単なる、ハローワーク、新聞、インターネットなどでの求人情報の閲覧、単なる知人への紹介依頼だけでは、この求職活動の範囲には含まれません。

1.求人への応募
2.ハローワークが行う、職業相談、職業紹介等を受けたこと、各種講習、セミナーの受講など
3.許可・届出のある民間機関(民間職業紹介機関、労働者派遣機関)が行う、職業相談、職業紹介等を受けたこと、求職活動方法等を指導するセミナー等の受講など
4.公的機関等((独)高齢・障害・求職者雇用支援機構、地方自治体、求人情報提供会社、新聞社等)が実施する職業相談等を受けたこと、各種講習・セミナー、個別相談ができる企業説明会等の受講、参加など
5.再就職に資する各種国家試験、検定等の資格試験の受験

引用元:雇用保険の具体的な手続き

ハローワークが求職活動の範囲として認めているものは上記の5つで、ネット応募は「1.」に該当するため認められます。クラウドワークスで調査した実際の口コミからも、しっかり認定されることが確認できています。

女

ネット応募後。やっぱり自分のしたい仕事ではないと思い面接辞退しました。特に応募状況の詳細も確認されず、面接辞退でも問題なく認定されました。

男(ad)

面接を辞退すると、ハローワークから「なぜですか?」と聞かれると不安に思っていましたが、応募のみで求職活動実績となるため、認定日間近に応募して、申告書の応募の結果には選考中に〇をつけておき、認定日以降に面接辞退。「受かっていたらすぐに教えてくださいね」とだけ言われて、その後は追跡調査などもありませんでした。

そのため、結論として原則、ネット応募で選考辞退しても認められるという認識で問題ありません。

嘘はバレない?ネット応募で求職活動実績を作る際の注意点とは?

虚偽の申告は絶対NG

虚偽の申告とはネット応募したふりをして、失業認定申告書に「応募した」と申告する行為を指します。もし、不正受給が発覚したは場合には、下記のペナルティが課せられます。

1.不正の行為のあった日以降のすべての給付が受けられません。(支給停止)
2.不正に受給した金額を、全額ただちに返還しなければなりません。(返還命令)
3.不正の行為により受けた額の最大2倍の納付が命じられます。(納付命令)
4.もし、返還や納付をしないときは、財産差押えなどの強制処分がなされます。
5.特に悪質な場合は、刑事事件として告発(刑法の詐欺罪)されます。
【例】 100万円を不正受給した場合
(返還命令100万円+延滞金)+(納付命令200万円)=300万円+延滞金を返してもらうことになります。(当然、支給停止となります。)

引用元:不正受給について(事例等)

バレないから大丈夫だろうなどと考えず、実態に即した形で申告するようにしましょう。嘘はばれますよ。

Web応募は職員から確認される場合がある

※求職活動の実績については、利用した機関等への問い合わせ等により、ハローワークが事実確認を行うことがあります。

引用元:雇用保険の具体的な手続き

上記記載の通り、ネット応募は誰でも簡単に求職活動実績が作れるが故に、確認の対象になりやすいです。地域ごとに基準はバラバラで、ネット応募というだけで証憑を求めるハローワークもあるようです。

そのため、応募画面のスクショ、応募完了のメールをいつでも職員に提出できるよう準備だけはしておきましょう。

男(ad)

面接を受けている証拠を見せてくれと言われました。その際には、書類選考でお祈りを食らったメールを一部抜粋して、ハローワーク職員に見せていました。職員が厳しくなったのかわからないが、問題なく実績として処理をしてくれていた。

また、クラウドワークスで調査した情報によると、ネット応募は実績とみなさずハローワーク経由の応募しか実績に入れない…としているハローワークもあるようなので、ネット応募が最寄りのハローワークで実績になるのかは事前に確認しておくのが無難ですよ。

認定日前日までしか認められない

他のWebサイトに認定日でも求職活動実績として認められるような記述もありますが、認定当日に認められるのは次回の求職活動実績としてです。

今回、失業認定申告書に記載する求職活動実績として申告はできません。なので、認定日の前日までにネット応募を完了させましょう。選考中でも認定されることは前述した通りです。面接辞退でも問題はありません。

ただし、認定日前日に2社応募するのは避けるべきなのは言うまでもありません。なぜなら、都合がよすぎるからです。

あなたがハローワークの職員なら、認定日に足りないからただ応募しただけじゃないか?と疑いを持ちませんか?私なら持ちますよ。どう考えても不自然ですからね。

「疑わしきは確認が入る」という前提のもと、ネット応募するようにしてください。

インターネット応募で求職活動実績を作る【STEP】

転職サイトに登録する

どの転職サイトでも問題はありません。登録から応募まで無料なので、使ったことのある転職サイトに登録をしてください。

アンケート結果ではリクナビNEXTを使われた方が1番多かったので、どの転職サイトにすべきか分からなければ、リクナビNEXTで間違いはないはずですよ。

リクナビNEXTはハローワーク含め他の求人媒体に掲載されていない独自求人率が85%以上で、毎週2.6万人以上が新規登録しているサイトなので、他の転職サイトにはない求人に出会える可能性も高いです。

リクナビNEXT 公式へ

気になる会社に2社応募する

応募した企業を2社ピックアップして応募しましょう。リクナビNEXTは手書きで履歴書を書く必要はなく、登録時に入力した情報だけで応募できます。

志望動機を必要としない求人も多いので、すぐにネット応募を完了できますよ。

失業認定申告書に書く

認定日に提出する失業認定申告書には下記をご参考に記入してください。

選考結果待ちと書いても問題はありません。インターネット応募ではなく、リクナビNEXTなど利用した転職サイト名を書いてもOKです。

【補足】転職サイトの応募辞退のやり方について

万が一、選考辞退せざるを得ない事情ができた際、転職サイト内のメッセージ機能を使い応募・面接辞退ができます。

女

面接の案内がくるのと同時に、別で応募していた求人からも面接に進む案内が来た時などは、より条件の良い方を選んで辞退するメールを送っていました。上手い断り方の例文を探して、相手に不快感を抱かせないように気をつけながらメールをしました。多くの会社が、良心的な文章で返信してくれたので、あまり不快に思うことは無かったです。

本当の理由を伝えにくい…ということでしたら、「先に他社でご縁がございましたので、今回は辞退させていただきます。」と伝えれば問題はないでしょう。

みんなが使った転職サイトをご紹介!

1位:リクナビNEXT

男(ad)
志望動機を書かずに応募できる求人が多かったので利用しました。

女

応募した履歴も残りますし、企業からスカウトが届くので、いざ転職活動をするときもすぐに始められると思ったからです。メッセージで面接の結果まで分かるのもでした。

女

比較的認知度が高く、使いやすいサイトだと思ったため。求人数が多く、手軽に応募できる環境でもあると感じたため。

リクナビNEXT 公式へ

2位:エン転職

男(ad)
ハロワの求人で探していても、中々望むような求人が無く、偶然見つけたエン転職を利用していました。自分の望む求人も見つかりました。

女

以前の転職活動時に使っており、新規登録など面倒になる作業もなく、応募やメッセージのやり取り等の操作にも慣れていたため。

男(ad)
CMの印象が強く、今まで登録したことがない転職サイトだったので、退職後に興味本位で登録し利用していた。

エン転職 公式へ

3位:indeed

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特に理由はないが、よく名前を耳にしていたのと、他社サイトより多くの求人があった。尚且つレスポンスが早かったから。

女

有名な転職サイトですしインターネットの求人も多かったので利用しました。何社もエントリーが可能なのも選んだ理由です。

女

求人も多く、地域や職種を限定した求人を簡単に調べられるので使っていました。

indeed 公式へ

インターネット応募で求職活動実績を作りたいあなたへのアドバイス

求職活動内容をハローワーク側にも伝えておく

失業給付を受ける際にはハローワーク側からの説明会があり、「不正受給した場合には、受給した給付金は倍にして返してもらう。」と職員に釘を刺されます。

そのため、転職サイトのネット応募で求職活動実績を作る場合は、初めに求職活動内容をハローワーク側にも伝えておくこと、そして就職に前向きであることを伝えておくべきでしょう。

女

応募をしても、やはり自分の気持ちがあいまいで更にそこで気持ちが進まないこともあって面接辞退しましたが、きちんと職員の方に話を通しておいたこともあり、問題なく認定されました。

男(ad)

事前にハローワークの支援員とのコミュニケーションをとっていて、どんな業種がいいのかやネット求職活動をしていることを伝えていたので、求職活動が認定されるか否かについで不安に感じることはなかった。

ハローワークの求人では面接辞退はすべきではない

事前にハローワークに相談をしていれば面接辞退をしても問題はありません。

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「なぜ辞退したのか」ハローワークの職員にきつく問われるのではないかと不安でしたが、辞退前に応募後に不安になった点をキチンと説明した上で辞退することで問題なく対処できました。

ですが、求人応募をしないと実績を作れないからと言って、ハローワーク経由で求人応募をして無断で辞退するのはやめた方がいいです。

下記の方のように、ハローワーク側にも企業側に多大な迷惑をかけるだけでなく、信用を失ってしまいます。しかも、実績として認められなかったのですから、いいことが一つもありません。

一度、ハローワークの紹介状をもらって、書類審査を受けた結果、会社側から面接を行うとの通知が来たのですが、当日は面接には行かずに、後日体調不良と言って謝罪し、その会社の面接を辞退しました。

面接は受けていないので求職活動実績として認められるか不安でしたが、ハローワークには、書類審査を受けたことで求職活動実績として届け出ました。

その結果、ハローワークからは「次回からは、そのような場合には会社とハローワークに事前連絡するように」と言われ、えらく怒られました。結局これについては、実績としては認められませんでした。

それに対し、ネット応募は面接前の段階であればシステムで回っているため、例え、やむをえない事情で面接辞退することになっても、気軽に辞退しやすいのは間違いありません。

男

面接の案内がきてしまった場合は、辞退してしまえば問題ないです。

ただ、このような考えもありますが、転職活動をしたふりをして求職活動実績を作るのは絶対にNGですよ。

ネット応募以外の選択肢も考えましょう

残念ながら、ネット応募以外で簡単に求職活動実績を作る方法はないです。

  • ハローワークで求人情報を閲覧
  • 転職サイトや転職エージェントに無料登録した
  • 求人雑誌で求人を調べた

などは実績に入らないですからね。

男

求職活動実績はセミナーを受講することで簡単に作ることができるし勉強にもなるので、個人的にはセミナー受講をお勧めしたい。

ただ、時間の拘束はありますが、セミナー参加は求職活動実績以外にも得られるものはあるので、私もおすすめしたいです。

ハローワークや転職サイトのオンラインセミナーも対象になるのでよければご検討ください。

まとめ

  • 面接辞退でも求職活動実績として認められる
  • 応募した証拠を求められることがある
  • 形だけの実績作りは不正受給を疑われる

ということです。

女

面接辞退を求職活動と認めてもらえないだろうなーと思っていましたが、ハローワークの職員さんに何も言われることはなく普通に求職活動としてカウントされていました。

普通に求職活動をしていれば何の心配もいりませんが、「これ怪しまれるかも…」と自覚がおありでしたら、可能な限りハローワークの職員に相談しながらネット応募を進めるようにしましょう。

また、ハローワークの求人は、求人掲載が無料でできるため、まともな仕事が非常に少ないとも言われています。

転職サイトはハローワークと真逆のサービスなので優良求人も見つけやすいです。ハローワーク職員もそれを理解しているので、「ネット応募=不正」とは基本的に考えていません。

後ろめたいことがなければ、リクナビNEXTなどの転職サイトを積極的に活用していきましょう。

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この記事の監修者

株式会社eia

 

この記事の企画・監修者は株式会社eiaです。クラウドソーシングサービスより実際の体験談の執筆依頼・インタビュー調査した内容をまとめた記事になります。

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