仕事をしていれば、誰でも一度は「もう限界。辞めたい・・・」と思ったことがあると思います。

今この文章を読んでいるあなたも、同じような思いで苦しんでいるのではないでしょうか。私自身も仕事を辞めたいと思ったことは何度もありますし、身の回りでもそのような人をたくさん見てきました。

一時の衝動で退職するのは考えものですが、苦しい気持ちに何か月も耐えながら仕事を続けるのも、やはり健全ではありません。

「もう精神的に限界だ」と感じたときに、それが衝動にかられた思いなのか、従ったほうが良い心の叫びなのかを判断するには、どのように考えればよいのでしょうか?

その考え方を私の経験を元にお伝えさせて頂きます。

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いつまでに退職の意思表示をしなければいけないのかを確認する

意外に思われるかもしれませんが、あなたがまずやらなければいけないことはこれです。何を言っているんだ、と感じられたでしょうか?

「今すぐにでも辞めたいのだから、明日にも辞表を提出したいくらいだ!」というお気持ちでしょうか。でも、少し深呼吸をして考えてみてください。あなたは今までも、そのような苦しみを抱えながらも踏み切れず、葛藤を続けてこられたのではないでしょうか。

一言で仕事を辞めると言っても、突然、「本日限りで退職します」というわけにはいきません。夢の中でなら、何度となく上司の机にサッと辞表を差し出してきたあなたも、いざ現実となるとそうはいかないでしょう。

「上司から叱責されるに決まっている」「家族はどうするんだ」などと臆してしまい、もしかすると「できるだけ会社に迷惑をかけずに辞めたい」などと会社のことまで心配して、ますます踏み切れなくなってしまっているかもしれませんね。

あなたは毎日大変な思いで出社し、何とか踏ん張ってオフィスに居続け、やっとの思いで帰宅しているのです。

辞意を伝えるのにさらにエネルギーが必要となると、それこそ退職願を提出すること自体がまた悩みの種になって、どうにもできない状態になってしまうかもしれません。

残念ながらそのように「限界でもう辞めたい!でもどうすれば・・・」と迷っているうちに、気が付くと余計決断しにくい状況に陥ってしまうものです。

例えば現在抱えている案件の納期を逃すと、次にやってくる辞表提出のタイミングはいつでしょうか?あるいは年度の切り替えがいちばんのタイミングであれば、年度末を逃すと次のチャンスが来るまでに、また1年待たなければいけません。

あなたはいつまでに結論を出さなければいけないのでしょうか。それが分かれば、そこから逆算して、何とかして今の苦痛やモヤモヤした気持ちを整理しなければいけないと、一つ目標が定まります。

不思議なことに、「もしかしたら今の会社にはここまでしか居ないかもしれないな」と思うと、落ち着いて自分の気持ちを整理できるようになるものです。

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仕事を辞めたい理由を書き出してみる

次に、あなたが仕事を辞めたい理由は何でしょうか。まずは、「もう精神的に耐えられない」と感じるのはどのような時なのか、何に対してもう限界だと感じているのか、落ち着いて振り返ってみましょう。

その時にとても役に立つのが、紙に書き出す方法です。何も簡潔にまとめる必要はありません。むしろ思いつくままに書き出していくほうが効果的です。

「これは前に書いたものと似ているから同じことか・・・」などと書き渋る必要もありません。似たような理由が並ぶということは、それだけその要素があなたにとって大きなウェイトを占めているということですから。

できれば具体的に書き出していくことをお勧めします。例えば、「人間関係が辛い」とまとめて書くだけで、あなたの辛さを十分に表現することはできますか?おそらく、ほとんど本心を表現できないはずです。

そのような簡潔なフレーズよりも、大切なのはあなたの心の底から湧き上がってくる生々しい声です。

  • 上司が、中堅社員である自分よりも、今年入社した新人のほうを信頼して仕事を振っているのが堪えられない。
  • 向かいの席の契約社員のほうが、正社員の自分よりも明らかにたくさんの業務をこなしている。なんて情けないんだ。

などというように、細かく具体的に書いていくほうが、あなたの辛さが浮かび上がってきます。

そうやって書き出していくと、「そういえば、この前もこんなことがあった」と連想的にエピソードが思い出されて、より自分の気持ちに気付けることもあります。

おそらく項目は10や20ではとても収まらないはずです。100項目を越えることもあるでしょう。思いついた時にすぐ書くのがベストですから、紙を通勤時に持ち歩くのも悪い手ではありません。

ですが、それでは万が一にも社内で誰かに見られたら大変です。今は多くの人が携帯電話を持っていると思いますから、メモ機能などに打ち込んでおいて、帰宅してから紙に書き写すのが安全でしょう。

もちろん外で携帯画面を覗かれることのなきように。またメモ機能は簡単に編集ができるので、つい体裁を整えたくなるかもしれませんが、その必要はありません。繰り返しますが、大切なのは心の声を書き出していくことです。綺麗にまとまった報告書を作成しているわけではないのです。

ぐちゃぐちゃな文でまったく問題ありません。体裁よりも、あなたの心からの声を吐き出していくことが大切です。

仕事に何を求めるのかを再定義する

辞めたい理由、精神的に辛くなっている理由をほぼ書き出せたと思ったら、それらをざっと全体的に眺めてみましょう。書いている時から気付いていたかもしれませんが、似たような理由がいくつか書かれているはずです。

それらをまとめたり分類したりすると、あなたが何にいちばん追い詰められているのかが見えてきます。それは人間関係でしょうか。能力至上主義や年功序列社会といった社内風土でしょうか。またはあなた自身のスキルや技術に関することでしょうか。

原因としてどのようなものが上位を占めているのかが見えてきたら、それらは今後どの程度解決できる見込みがあるかを考えてみましょう。解決する手立てはあなたの努力でも、そうでなくても構いません。

例えば、社会人が転職を意識する理由として最も多いのは人間関係だと言われます。あなたも少なからず人間関係で悩んでいませんか?

一般的に人間関係については、「転職しても次に快適な人間関係に恵まれるとは限らない」と、転職を諭す声がよく聞かれます。ですがもちろん、会社に残って人事異動を待ってもそれは同じことです。

加えて、「会社の業界や日常業務にも興味が持てない」と悩んでいるのであれば、では仕事自体に関心を持つことは可能でしょうか?それならあなたの努力次第で変えられるかもしれませんね。

改めて調べることで今まで気付かなかった社会的意義を再認識できて、仕事に対する意欲が生まれるかもしれません。多少楽観的なシナリオでしょうか。

それならいっそのこと、仕事に対するスタンスを変えてしまうという手も考えられます。人間関係で悩むということは、快適に仕事をしたいという気持ちの表れでもあります。ですが出世をしてある程度の社会的な地位や収入を求めるとなれば、それなりのストレスは付き物です。

社内の軋轢やパワーゲームに堪え、ノルマ達成率に追われる場面も増えてくるでしょう。ここで「仕事は食い扶持を稼ぐための手段」と割り切って、それら出世競争から降りてしまえば、気は楽です。

最初は上司から小言を言われることもあるかもしれませんが、そのうち見限られてうるさいことも言われなくなります。人並みの生活を送れるだけの収入を得られればそれでいいわけですから、仕事は適当にこなして、あとは人生の楽しみを趣味やボランティア、家族との団らんに求めればいいわけです。

あなたは仕事から何を得たいでしょうか。仕事に対して、何を求めるのでしょうか。

信頼できる人に相談する

仕事をどう捉えるかということは、固苦しく言ってしまえば労働観や人生観を捉え直すということです。本当は初めて就職する新卒時にそれができていれば理想ですが、社会に出たことがない学生にそんなことができるはずがありません。

新卒から一貫して同じ会社に勤めている人でも、このままでいいのかと迷いながら働いている人は大勢います。今あなたがどのように仕事をしたいのか?と問われて答えに窮しても、何ら恥ずべきことではありません。

そうは言っても、仕事を辞めるかどうかの瀬戸際ですから、見切り発車で決断することは避けたいですよね。紙に書き出して整理しながら自問自答するだけでも効果的ですが、それでも決断しがたい場合は、信頼できる他人に相談してみるのも良い方法です。

最も身近な信頼できる他人と言えば、親でしょうか。何と言っても、親であれば人生経験が違います。会社で揉まれてきた経験も豊富でしょう。有効なアドバイスが得られるかもしれません。

一方で、親とあなたでは世代が違います。時代背景も違います。辛くてもじっと堪えていればポストも収入もそこそこ上がっていった昔とは違い、今は年下の上司に指示される年長者などザラです。

もちろん親身になってアドバイスをくれるかもしれませんが、残念ながらあなたにとって、必ずしもヒントになるとは限りません。

では友人はどうでしょうか。友人であれば同じ時代を生きる者として、悩みを共有してもらえるかもしれません。ただし、同じ時代に生きているということは、友人は同志であると同時に、ライバルでもあります。あなたと同じように悩んで、痛い失敗をした経験があるかもしれません。

よほど信頼できる友人なら別ですが、少し意地悪な見方をすれば、好奇や羨みなどが邪魔をして、必ずしも率直なアドバイスをもらえない可能性もあります。

そこで一つ浮上する方法に、転職エージェントのキャリアカウンセラーやコンサルタントと呼ばれる人に相談するという手があります。

まったく知らない他人に人生相談をするなんて、もってのほかでしょうか?ですが、そこが良いところなのです。

相手は赤の他人ですから、言ってみればあなたが成功しても失敗しても、何の関係もありません。ですから余計な色眼鏡が挟まる心配もありません。

加えて、キャリアの重ね方について多くの人の悩みに応じてきた経験とノウハウがありますから、あなたをクライアントとしてプロの仕事をするだけです。もちろん多少の出費は覚悟しなければなりませんが、あなたも人生を懸けた大事な決断をする時です。

必要経費だと捉えることはできないでしょうか。いずれにしても、昔から3人寄れば文殊の知恵と言います。1人だけではなく、できれば複数の人に相談してみましょう。

仕事を辞めた後どうしたいのかを明確にする

さて、落ち着いて自己分析を行い、他人からのアドバイスにも冷静に耳を傾けたあなたであればすでにお気づきかもしれませんが、大切なのは仮に仕事を辞めたとして、その後どうするのかということです。

あなたに人生遊んで暮らせるだけの十分な貯蓄があれば問題ありませんが、そのような人はおそらくいないでしょう。そもそもそれだけの経済力があれば、仕事を辞めるかどうかで悩んでいないはずです。

この文章でも「退職」とともに「転職」という言葉を使ってきましたが、仕事を辞めた後も、あなたは十中八九、新たな仕事をしなければいけません。転職をして、収入はどうなるのでしょうか。

今より上がると思いますか?およそ収入が上がる転職は、前職までのキャリアを生かして、同じような業界や職種に活躍の場を求めるケースがほとんどです。

まったく違う畑に飛び込むことももちろん可能でしょうが、その場合はあなたによほどのビジネスの才能と運が無い限り、少なくとも経済的には当面かなり苦しい状況を強いられる可能性が大です。

しかし、仕事に何を求めるかがある程度見えてきたあなたであれば、もはやこの段階でそれほど悩むことはないでしょう。収入が減ってもストレスの少ない仕事をしたいのか、同じようなストレスを抱えながらもより高い収入でカバーしようとするのか。あるいはそれ以外の働き方をしていくのか。

いずれにしても、その解はあなたの中にあるはずです。できれば仕事を辞める前に次の仕事を見つけておくことが理想ですが、すでに述べたように仕事を辞めるにもタイミングがあります。

何をしたいのか、どのような働き方をしたいのかが明確になっていれば、仕事を辞めたとたんにどう行動すべきか分からなくなって途方に暮れる心配もありません。腹をくくって、次の仕事を探していけるはずです。

まとめ

途中、あなたにとって耳の痛いことが書かれていたかもしれません。それでも目を背けずに最後まで読んでいただいて感謝します。

仕事を辞めるかどうかということは、望むと望まぬとに関わらず人生を左右する一大事です。精神的に限界だからといって衝動的に辞めることはできません。悩むのは当たり前です。

しかし、どのような悩みも、整理して考えていけば必ず突破口は見つかります。仕事に関して、あるいは人生において、自分はどうしたいのか?何が大事なのか?ということが明確になれば、自ずとどう行動すれば良いのか道筋が見えてくるはずなのです。

その答えを見つけるには、ある程度の時間が必要かもしれません。それでもあなたが納得できる答を導き出し、主体的に決断ができるよう、心からお祈りしています。

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