• 20代で2回目の短期離職…転職に影響が出ないか不安
  • 仕事が続かない人だと思われるかも

そのお気持ち、すっごくよくわかります。恥ずかしながら、私は20代のうちに5回も転職しています。そのうち4回が短期(1年以内)離職です。

2回目の短期離職の時には「もう人生終わった…」とさえ思っていました。

ですが、短期離職を繰り返したら、本当に人生終わりなのでしょうか?結論から言うと、そんなことはありません。

何故なら、4度の短期離職を繰り返した私でも現在、正社員として雇用され、幸せに働いているからです。むしろ「短期離職を経験してよかった!」とさえ思っています。

この記事では、2回目の短期離職に悩んでいるあなたに短期離職を武器にする方法と具体的な転職方法をお伝えしますので参考になれば幸いです。

私が20代で5回も短期離職を繰り返した理由

心無い言葉のパワハラ

私が短期離職を繰り返した理由の一つは「言葉のパワハラ」です。不動産関係の仕事に就いた時のことです。全くの未経験で飛び込んだ職場でした。

就職当初は、直属の上司に「真面目なやつだな。面倒みてやる。」と、好印象をもたれていたのですが右も左もわからない業界にパニックだった私は、ミスをすることもしばしば。

「最初はそんなもんだ」と笑い飛ばしていた上司も、私のミスが重なると、

  • 役立たずが。小さい脳みそ使って考えろ。
  • 今度失敗してみろ。ただじゃおかないぞ。

など…次第に脅迫めいた言葉に変わっていきました。その言葉に動揺した私は、恐怖心からさらにミスを重ね…現場で怒鳴られる日々が続きました。

「もう限界だ…。」

そう感じた私は、不動産の業界を8か月程で去ることになりました。

気分屋の上司と合わなかった

ある会社では、上司との馬が合わずに退職しました。元々癖のある人であり、周囲の評判が悪かったのですが私の直属の上司になってしまったのが運の尽きでした。

私が入社して3日目のことです。「おい!お前、俺の資料勝手に持って行っただろ!!」と突然怒鳴られました。

「はっ?」と思ったのですが、どうやら大切な資料が無くなったとのこと。機密事項が書かれた資料だったので、焦っていたようです。

「私は資料など頂いて。」「嘘つくな!昨日俺の机から資料もっていったの見たぞ!」とものすごい剣幕で怒っていました。

確かに、自分の資料を取るために机にはいきましたが上司の言う資料には一切手を付けていませんでした。一応謝罪し、事務所内全てを捜索する事態に。

結局、ブチ切れていた上司が、間違えて他のファイルにしまっていたことが判明。その後も気分でコロコロルールを変えそれに懲りた友人や同僚も次々と退職。

「こんな上司にはついていけない…」

そう思った私は約10か月耐えた後、この会社を退職したのでした。

過労で心身が壊れた

退職理由の3つ目は「過労」です。私が短期離職を2回していることを知ってなお「君のような人間性をもった人材を求めている」と快く迎えてくれた会社でのことです。

アットホームな職場で、仕事もやりがいがあり、非常に楽しく働いていました。

社長は社員の不満に熱心に耳を傾け、常に待遇の改善を図ってくれるので社員からの信頼が厚い人、という印象が残っています。

ただ、入社して3か月後のこと。

「新規事業を立ち上げる」と言いだし、既存の社員に立ち上げの準備をさせるようになりました。普段の業務を行った後、営業に回り、準備に勤しみ、引っ越しをして…月の残業時間が250時間を超えるような日々が3か月ほど続いたある日。

トイレに行って用を足すと

「あれ?」

真っ赤な血が…。病院に行くと、ストレスで血尿が出ているとのこと。社長は心配はしてくれましたが、立ち上げの準備はしてほしいとのことで中々休みをもらうことはできませんでした。

「普段よくしてくれる社長の為に…!」と奮い立たせて働いていましたがついには、職場に行く前に吐き気を催しベッドから起き上がることもできなくなってしまったのです。

過労で心身を崩壊させてしまった私は、1年半の療養と退職を余儀なくされました。

短期離職のデメリットを3つ挙げるとすると…

上述したような短期離職を繰り返した私が感じるデメリットについてお話させていただきます。

履歴書の印象が悪くなる

短期離職のデメリットの一つは「履歴書の印象が悪くなる」ということです。「この人大丈夫かな?」と思われることは覚悟しておいてください。

企業からしたら、時間とお金をかけて人材を育成したいところです。簡単に辞められては困るので、短期離職を繰り返している人は採用係から厳しい目で見られる場合もあります。

面接時の受け答えで慎重になる必要がある

2つ目は「短期離職した理由」について対策を練る必要があることです。せっかく面接にこぎつけても、短期離職をした理由によっては採用側に大きな不安を与えてしまいます。

「上司が嫌だったから辞めた」という答え方では「この人は、対人関係で上手くやっていけないのかな?」などと思われる可能性もあります。

スキルが身につきづらい

3つ目はスキルが身に付きづらいことです。転職するときに重要なのが業界での経験です。中途採用になるのですから、その業界に活かせるスキルを求められます。(逆に未経験歓迎の中途採用はキケンです)

「こんな経験があり、こんなスキルがあります!」と言われても、採用側からしたら「一体1年で何が身についたんだ??」と思われる可能性もあります。

短期離職はメリットだらけ?短期離職はむしろ武器になる理由3つ

上述したデメリットはたしかにありますが、経験上、短期離職者にしかないメリットもあります。

自分に合う業界・職場が分かる

短期離職をした分だけ、自分の向き不向きが分かります。

  • 単純作業が向いている
  • 体育会系の職場は向いていない

など、私は5回の転職で「ルーティーンワーク」「相談できる上司」が大事と気づきました。

これは短期離職を経験したからこそな分かることなので、次の転職時では、業界の的を絞ることや、面接時に職場の雰囲気を注視するなどして失敗するリスクを軽減することができます。

転職歴を活かせる

短期離職でも、転職歴によっては面接で有利に働く場合があります。

同じ業界にいた人であれば「この人、A社とB社のノウハウを知ってるじゃないか!」となりますし、違う業界であれば「新しい観点を持って業務に当たってくれるかもしれない。」と期待される場合もあります。

私は事務、営業、不動産と経験しましたので

「事務から接客まで、オールマイティにこなしてくれそうですね。異なる業界からの観点を、ぜひうちに取り入れてください。」

と、転職歴が多いことをむしろ歓迎されました。転職歴が多いことを逆手に取り「私を採用しないと損しますよ!」と思わせちゃいましょう!

幅広い知識・価値観が身につく

私が短期離職を繰り返してよかったと思えるのは「幅広い知識・価値観が身についた」からです。

一つの会社に勤めるのは、もちろんすごいことだと思います。ただ、それは色々な経験や知識を積んでからでも遅くない。むしろ、今は多様なスキルを持った人が歓迎される時代です。

私も、事務職でのスキルや営業職での折衝力が今の仕事に役立っていますし、嫌な上司や職場に当たり続けたからこそ、現職の人間関係がどれだけ恵まれているかがわかります。

短期離職は「退職理由」さえ対処すれば、問題ありません。むしろ、多様な経験があることを上手にアピールすれば、採用側にとって大きな魅力にすらなります。

転職が決まらないは嘘!20代で短期離職しまくりでも転職を成功させる秘訣とは?

スキルや経験を活かせる業界を見極める

では、短期離職しまくりの私がどのように正社員雇用を勝ち取ったのか。それは「自分にできる仕事」に的に絞ったからです。

「当たり前じゃないか!」と思われる方もいるかもしれませんね。しかし、転職に失敗する人の多くは「自分が理想とする会社」を選んでしまいます。

  • いい給料
  • 週2日の休日
  • 自分のやりたいこと
  • マイペースにできる

「もう転職したくない!」と思うからこそ、最高の職場を選ぼうとします。厳しいようですが、その理想は捨ててください。

短期離職は、多くの場合は業務内容と人間関係の2つが原因で起こります。

人間関係はもう、運もあるかもしれませんが自分に合わない・できない仕事を選んだ日には、パフォーマンスも下がり、ミスを生み、人間関係を悪化させ、結果的に短期離職を繰り返してしまいます。

「自分ができる仕事は何か?」

このことを常に念頭においてください。私は「自分にできる」にフォーカスしたことで、面接でも「あなたの会社にこんな風に役立てますよ!」とアピールできましたし、実績を残せたので、次の転職先へのアピールにもなりました。

転職しやすい業界を選ぶ

転職しやすい業界は「人手不足」と「専門性の低さ」が特徴です。

オーソドックスなのが、

  • 警備
  • 検針
  • 介護
  • 営業
  • 運送
  • 事務

でしょうか。人手不足の業界は「猫の手でも借りたい」気持ちで求人を募集しています。また、専門性が低いので、未経験でもできる仕事が多いのです。

デメリットとしては、やはり給料が少し低かったり、勤務時間が長かったりすること。

「いやいや、そんな仕事はしたくないよ!」という方は、現職に残るか、次の職場に移って、資格を取得を目指しましょう!

資格があれば、職業の幅が広がりますし全く違う業界でも「この人はコツコツ努力できる人なんだな!」と好印象を与えられる場合があります。

私は国家資格2つとITに関する資格を取得し、面接のネタとして使いました(資格とは全く関係ない職場に就きました…)

退職理由の質問の準備をする

短期離職者1番の悩みが「面接で短期離職のことを聞かれたらどうしよう」ですよね。

安心してください。しっかり対策すれば、短期離職を大きな魅力に変えることができます。

企業が心配してるのは「長く続けられるのか?」という部分です。その心配を払拭させるには、自分が「目的を持って短期離職をした」ことを伝える必要があります。

いくつか例にとって見てみましょう。

人間関係で悩んで辞めた時

素直に合わない人がいたことを伝えます。例えば、パワハラや合わない上司が原因だったら、

「仕事はやりがいがあったのですが、人間関係で悩んでおりました。」と言うと、採用側は具体的に突っ込んできます。実際にあったエピソードや改善のために自分が起こした行動を伝えましょう。

採用側も「やむに止まれない事情があったんだな」と分かれば、短期離職をあまり気にしません。

業務内容・待遇が合わなくて辞めた場合

この場合は、少しアプローチを変えた方がいいでしょう。「仕事が合わなくて辞めた」と言うと無責任な人だと思われる可能性があります。

このような場合は。、「勤めているうちに、自分の新しい可能性・やりたいことに気づいた」というような、前向きな言い回しを使いましょう。

「目的があって動いている人なんだな」という、ポジティブな印象を与えられます。

【補足】転職エージェントは必須?

よく他のWebサイトには、短期離職者は転職エージェントを利用すべしと書かれていますが、私は使ってみてもいいという考えです。

特に、この先、どうしたら良いかわからなくて不安という方は、転職エージェントの活用をおすすめします。

転職エージェントでは、あなたの経歴を丁寧に聞き取った上で「このような方向性で就活を進めましょう」とアドバイスをくれます。

私も3社目と4社目で活用しましたが、履歴書の作成、短期離職歴の活かし方、面接対策、向いている企業などを手取り足取り教えてもらいました。

何から手をつけて良いかわからないという方は、1度エージェントを活用されることをお勧めします。

20代で2回目の短期離職を迷われているあなたへ

こんな時は迷わず離職しよう

  • 業務でミスを連発してしまう
  • 上司が理不尽・能力が低い
  • 心身に不調が現れている

上記の中で一つでも当てはまる人は、短期でも離職をおすすめします。大切なあなたの時間=命を、自分に合わない会社に注ぐ必要はありません。勤め続けたとしても、未来のあなたはこう思うはずです。

  • もっとチャレンジしておけばよかった
  • 他に道があったかもしれない

そんな未来を引き寄せないためにも、今いる場所を思い切って飛び出してみてください。必ず、あなたに合う職場があるはずです。

「できる」感覚が仕事を楽しくする

短期離職を考えている方は「自分ができる」ことを大事にしていきましょう。短期離職するということは、

  • 仕事がつまらない
  • 業務のミスが多い
  • 人間関係がうまくいかない

ことがほとんどだと思います。これらを克服するには、仕事に対して自信を持つ必要があります。

『自分にできる⇒成果が出る⇒周囲に認められる⇒自信がつく』

この流れは、どんな仕事でも変わらないことです。私にできることはなんだろう…?、、、このことは常に念頭に置いて、転職活動を行いましょう。

多様な経験があなたを成長させる

私は転職を5回繰り返しました。

  • 仕事でミスを連発し
  • 上司に怒鳴られ
  • 体を壊しながら

「なんでこんなに苦しい思いしなきゃいけないの」と、悲観的になるばかりの日々でした。しかし、今は違います。

転職を繰り返してよかった…と心からそう思います。なぜなら「多様な経験が私を成長させてくれた」からです。一つの会社に勤め続けるだけでは出会えなかった人たち、価値観、業務。転職するたびに自分の幅が広がっていきました。

この幅がいつか、自分の自信に変わる日がきます。あの日できなかった仕事が、今はできるようになっている。そんな感覚に出会えます。

だから、どうか恐れずに前へ進んでいってください。

まとめ

この記事では、2回目の短期離職をしても問題ない理由、強みに変える方法を述べてきました。仕事は長い人生の大半を費やすものです。せっかく働くなら、自分に合った職場で楽しく働きたいですよね。

「自分にあった仕事を見つけるために、短期離職を繰り返して良いのか?」

結論を言うと、、、

・・・

・・・問題ないです。

ただし、この記事で紹介してきたような工夫をすることが重要になってきます。

自分の短期離職を武器に変えることができれば、あなたは誰よりも軽いフットワークで転職ができるようになります。そんな人、なかなか見かけませんよね。

まずは一歩、前に踏み出してみましょう。あなたの人生を変えられるのは、あなただけです。

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問:あなたが解決したいお悩みは?



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この記事の監修者

株式会社eia 大嶋

 

この記事の企画・監修者は株式会社eiaの大嶋です。クラウドソーシングサービスより実際の体験談の執筆依頼・インタビュー調査した内容をまとめた記事になります。

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