「一生のものの仕事ですよね、女性も長く働けていいですよね。」と言われる経理の仕事。

地味で暗いイメージがありつつも、会社を運営していく以上、どの会社にも絶対に必要な縁の下の力持ち部署であると思います。私はそんな経理の仕事に12年携わってきました。

学生時代から簿記の勉強も根気強く続け、電卓マスターにもなり、念願かなって経理部に配属!営業や会社の上層部との経営戦略にも参加できるようになるほど、今まで頑張って順調に積み上げてきたキャリア。

でも、ふと振り返り、私、本当にこれでいいのか?や、もうちょっと華やかな仕事がしたいんだよなと悩んでるあなたに、辞めたい・転職したいときに考えて欲しいことをご紹介させていただきます。

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経理はやめとけ?私が経理を辞めたくなった理由

数字を見るのも好き、細かい作業も好き、でもやっぱりお仕事なので、もうやってられない!と思う瞬間は、誰にでもあると思います。経理出身者の皆さんが、うんうん、わかる!と思わずうなづきたくなるような代表的な例を、いくつか挙げてみたいと思います。

繁忙期の業務

月末、期末、年度末、どのタイミングでも忙しいと頭では分かっていながらも、周りの友達たちを見て、なぜ私はここまで働いているのだろう、この生活は、私が本当に望んでいたことなのだろうか、というちょっとした悲しみがありました。

忙しい時には午前様、それでも土曜も日曜も関係なく働いていた私を見て、「仕事と家族、どっちが大事なの?!」といわれたこと、数え切れず。

どこかのタイミングでうまく休みを取らないと、私自身は心と体、そして家族とのバランスを保つことが難しかったです。

とにかく細かすぎる

たった10円、いや5円合わないだけなのに、合うまで探せという上司の命令。この作業は私が最も苦手としていたところだということもあり、直面するたびにもう永遠に終わらないのではないかといつも恐怖におびえていました。

この数円を雑損(雑益)で落としたところで、誰も損も得もしないじゃないか、と本気で思ったある日、自分のお給料を時給換算した時に、とにかく辞めたいと思ったのを今でも鮮明に覚えています。

お金は大事です。1円に泣くものは1円に泣くのかもしれないけど、でもねぇ?というのは、きっと私だけではないはず。

営業社員の無茶な要望

従業員の皆さんの経費清算や、お取引先様への支払をしますが、月末を越えた後にドカッと領収書や請求書を渡してくる営業の方がいらっしゃいました。

お取引様へのお支払が遅れると、本当にまずいんです、どうしても今すぐ至急で支払ってほしい、と涙目で直接依頼をされるのですが、システムが閉まってしまっている以上、あと数日はどうしようもできません、という回答をいつもしていました。

1回ならまだしも、毎月同じことをする営業さん、いい加減覚えてくださいと、笑顔で対応(しているつもり)していましたが、お金を稼いでくる部署がいての会社存続。

そう思うと、どうしても邪険には扱えないという葛藤がありました。ただ、そのあと気の利く営業さんの謝罪お菓子にいつもつられて、いつもまぁ、仕方がないかと思う私は単純だったのかもしれません。

安い国へのアウトソース

今はやりのアウトソース。昔は派遣社員の人を雇って簡単な作業をお願いしていた傾向にどの企業もあったと思うのですが、今となっては世界中、どこにでも安いリソースがあります。

お近くのアジアの国には、日本語を自由自在に扱いながら、数字にも強い人がわんさかいるのです。

ほぼほぼ時差もなく、外国の安い人件費に頼りつつ業務を進める一方で、安かろう、悪かろうクオリティーのまま突っ走る、そして日本にいる私たちが目を血走らせながら確認作業。そして修正の嵐。

そんな私たちの苦労いざ知らず、1ドルでも高い給料の仕事があれば、彼らはすぐに転職してしまっていました。もう何回同じトレーニングをこのチームにしたんだろうか、と深いため息しか出ない日々。

結局、直接対面で、そして正確にこなしてくださる日本人の派遣の方にお仕事をお願いしたほうが、トータルで安く上がるんではないか、海外にアウトソースコストメリットやいかほど、という現実にいつも悩まされていました。

とにかく期日を守らなければいけない

仕事ですから、どんなことでも期日を守らなければいけません。特にお金に関するシビアなことは死活問題です。

にもかかわらず、大切な子供が熱を出してしまえば、こちらに変わりはいないわけですので、仕事を放り出して帰らなければいけません。忙しい時期に、こうなってしまった時の、チームからの冷たい目線。

また、外資系企業にいた時は、日本のカレンダーでは働いていなかったので、祝日や年末年始関係なく、自宅から業務にあたっていたため、これまた家族からの冷たい目。

とにかく経理の場合は、徹夜しても週末にかかっても期日は厳守絶対。最優先事項。「バランスよく仕事しましょう」というのは、正直経理部では難しいかもしれません。

私は拘束時間に耐えられず辞めました

会社の経営にも触れる機会が多々あり、ダイナミックな動きを時下に見ることができる、非常にやりがいのある仕事ではあったのですが、私の場合は、家族で過ごす時間を大切にしたいということもあり、いったん辞めることにしました。

それに関連しているとは思いますが、土日の出社がある程度求められる部署にいた際にも、同じことを考えました。

1年を通して、忙しい時期と時間のゆとりのある時期の差が大きいのは、経理業務に携わる人間の宿命。

その中でうまくバランスをとれるような働き方ができるのがベストではあるのですが、なかなか締めや期日に追われることが多い職種であるがゆえに、これはばかりは永遠に解決しない、非常に悩ましい問題かと思います。

経理を辞めるべき人・辞めないほうがいい人

過去の経理部門にいた人の傾向から、向き不向き、辞めるべきではない人、辞めてもいい人、長く続けられそうな人の特徴をピックアップしてみたいと思います。

辞めるべきではない人

経理部のイメージ通りですが、気が付いたら1日スプレッドシートとシステムとにらめっこしていた、ということはよくあります。そのような、一人で仕事するのも好き、という人には、非常にいい環境だと思います。

また、それと相反する要素にはなりますが、人と接することが好きな人や、人助けに喜びを感じることのできる人も、この仕事に向いています。

会社のお金の流れをダイレクトに感じることができるのも、経理部ならではの仕事の醍醐味です。また、多くの経営部隊、上層部の人たちからの話を生で聞くことができるのは、この仕事をしている人の特権です。

このような環境に意義を見いだせる人、世の中の流れを敏感に把握することが好き、という人にはもってこいの部署といえるでしょう。

つまらないなら向いてないので辞めてもいい

そもそも数字が苦手、細かいが作業苦手という人には、残念ながら向かない仕事です。また、コツコツと行う作業も多く、決して華やかな部署ではないので、人前に立って目立ちたい、というような方にも不向きといえるでしょう。

確実に仕事がつまらないと感じてしまうはずです。

時代を先読みし、先見の目を養うことが必要になる機会もあります。常にアンテナを張り、自主的に勉強をすることが嫌いな人にも、経理部には向きません。

また、多くの他部署とも関わる部署になりますので、コミュニケーションをとるのが苦手という人も、実は経理部では難しいかもしれません。

私が退職時に困ったこと

所属していた部署の人数が少なかったので、抜けてしまうことで残されたメンバーの負担が増えてしまうことに対しては、とても心苦しかったです。

また、経理業務に関するプロジェクトを抱えていた時だったので、プロジェクトの進行のために、またいちから部署の人に引継ぐこと、対応してくれているエンジニアチームへの負担を考えるのも辛かったです。

その分、退職までの日々にはできる限りマニュアルを作成し、引き継いでくださる方からの質問にも、できる限り細かく答えるようにしていました。

経理を退職するタイミング

まず、決算前後の時期は絶対にいてあげてください。逆に言えば、それ以外の時期であれば、意外となんとかなるものではないでしょうか。

私自身も退職時期に関しては非常に悩みましたが、自分の人生、自分がどうしたいのかを最優先に考え、仕事はこちらでどうにかする、という上司の言葉に、転職の都度、救われました。

また、退職をするにあたり、引継ぎは必ず発生してくる問題です。次が決まっている場合は、新しい会社との就業開始のタイミングもありますが、できる限り現職の退職時期の調整を行える余裕をもちたいものです。

それがお世話になった会社への最後の恩返しになります。

退職理由をどうするか

ライフステージには、仕事以外を優先したほうがいい時期がどうしてもあると思っています。自分がそのタイミングにいるときには、勇気をもってその話を正直にするべきだと思います。

もしかしやら、そこから一時的な他部署への異動という方法で、退職を避けられるケースもあると思います。そうなると、本人も会社もWin-Winの関係になれます。

ただ、いい理由ではなく退職をする場合にも、本当の理由を伝えることによって、将来の会社、部署への貴重な意見になります。会社はなるべく長くその方にいてもらいたい、またはキャリア形成をサポートしたいと考えています。

部下を持っていた当時、定着率のアップや、働きやすさを向上させたいと思った際に、これらのネガティブな意見は、とてもいい参考になりました。

経理から転職するときポイント

経理職を辞めた後の転職先ですが、私の周りでは総務、人事(給与計算)、財務に行く人が多いように感じました。

また、在職中にプラスのスキルを身につけ、英文会計を行うポジションや会社への転職、または会計士、税理士資格を取得し、それぞれの事務所へ行く人。コンサルティング会社に入社し、経理関連のプロジェクトベースの仕事を選ぶ方も中にはいました。

転職方法としては、転職エージェントと転職サイトは最低限使うことが必須だと思います。面接の回数も3回から5回の中で、自分の直観だけを信じるのは、いささか危険すぎます。

自分の転職先の仕事環境をできる限りクリアにし、実際の職場と自分のイメージのズレを最小限にするためにも、たくさんの生の情報を仕入れた方がベターです。

また、働き方改革が叫ばれて久しいですが、週や月に在宅が◯回までOK、というような会社も時代の流れとともに増えてきています。

これからをうまく利用できかどうかも念頭にいれ、転職活動をしてみるのも、それぞれのライフステージにあった、まさに最先端の働き方だと思います。

転職エージェント利用時の注意点

私自身の転職時には、キャリアクロスというサイトに自身の履歴書を匿名でアップしました。その後、スカウトメールというような形で、いくつかのエージェントからコンタクトがあり、時間の許す限り彼らと面談をしました。

大手から小規模なところまで、15社ぐらいお会いしたと思いますが、「あなたにあった求人が出た際にご連絡いたします」というような肩透かしが実際にあったため、今現在、そのエージェントが紹介できる仕事の有無は最初に確認してからお会いすべきでした。

この傾向は、大手のエージェントほどあったように思います。

エージェントを使って良かった点としては、履歴書の修正のアドバイスはもちろん、面接が決まった際には、会社別に模擬面接も何度か行っていただきました。

また、私は社風が合うところで仕事をしたいという強い希望があったため、そのリサーチも念入りにしてくださいました。

就業しながらの転職活動だったので、面接の日程調整や入社日や給料の交渉もエージェントに対応いただけたのは時間的にも助かりましたね。

まとめ

経理に関わって12年、私の現場での経験を簡単に書かせていただきました。わかるわかる!と笑っていただけるようなことや、何かこれからのヒントになるような項目ががありましたでしょうか?

私自身は、経理を辞めたい理由も時と場合によって変化してきました。何度か過去に転職をしましたが、でもやっぱり経理業務が好き、という理由で、結局いつも経理業務に関わる転職先に落ち着いています。

経理自体、幅の広い業種だと思いますので、ご自身のスキル、キャリアパスにあった方法で業務を選ぶことができるのも、この仕事の魅力だと思います。

転職は、ご縁とタイミングです。常日頃から、自分の人生プランとスキルを理解し、よく棚卸をしましょう。仕事とは1日の大半をともに過ごします。その時間をいかに快適に、楽しく過ごすかで、人生の豊かさは変わってくるはずです。

経理を辞めて転職を考えているあなたは、まず、自分の心の声に耳を傾けてみることをお勧めします。

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この記事の監修者

株式会社eia 大嶋

 

この記事の企画・監修者は株式会社eiaの大嶋です。クラウドソーシングサービスより実際の体験談の執筆依頼・インタビュー調査した内容をまとめた記事になります。

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