販売職は人と会話することが好きで、お客様のニーズにあった商品をご紹介できた時にお客様の笑顔を見れたり、感謝の声をダイレクトに聞ける喜びから就職先に選んだという方は多いでしょう。

実は私もその1人でした。販売職として食品小売業界に入社したものの、いつしか「ちょっと待てよ、このまま働いていたらどうにかなっちゃいそう」と思い始め、入社3ヶ月目には辞めたいという気持ちがフツフツと湧き始めました。

もしかしたらあなたも同じような悩みを抱えている1人ではありませんか。そんな販売職を辞めたいと悩むあなたのために、私がこれまで経験してきた事全てをお伝えします。

このまま販売職を続けるか、辞めるべきかといった葛藤で頭も心もいっぱいで「仕事なんかに集中できない」と悩むあなたにとって、参考になることが数多くありますよ。

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販売職を辞めたくなる理由

販売職を辞めたくなる理由は人によりまちまちです。でも私の経験上大抵の理由は分かります。何故なら私もあなたと同じ悩みを抱えていましたから。

そこで販売職を辞めたくなる理由を5つご紹介します。あなたもきっと共感できる項目が、いくつもあるはずですよ。

ノルマが大変

販売職でその人が評価される一つの目安として、目標や予算の達成状況があげられます。つまりノルマという存在です。耳にするのも嫌な言葉ですね。

ノルマを達成していれば上司からは手厚く扱われますが、逆にノルマ未達成の場合には給料泥棒のような目で見られ、挙句の手には「お前やる気あるの?嫌なら辞めれば?」と毎日のように嫌味を言われる始末です。

これは本当に辛いですよ。だんだん心が暗くなるから、余計にお客様との会話も沈みがちになり、いつしか顔から笑顔が消えます。まさに夢遊病者の販売員のようです。

こんな販売員から商品なんて買いたいと思うお客様など居ませんよね。さらに商品が売れなくなる悪循環の出来上がりです。それでも会社にしがみつく為に、自腹を切ってノルマ未達成を穴埋めすることも日常茶飯事です。安い給料の上、買いたくもない商品を買わなければならない。

「あ~、私はなんのために仕事をしているんだろう」と思わず叫びたくなるような気持ちで、毎日を過ごしていましたよ。

立ち仕事が多くけっこう重労働

一見華やかに見える販売。けっこう見た目よりもハードなんですよ。とにかく朝から立ちっぱなしなので、足腰がとても疲れます。

若い時なら勢いや体力もあるので、なんとか1日乗り切れますが、ある程度年齢を重ねると体力も衰えるので、「けっこう辛い」とこぼす先輩たちも多く見受けられます。

販売職に情熱を燃やし、売上アップに貢献できればモチベーションを高く保てるので、多少の重労働なら乗り切れるでしょう。でも、簡単なノリや何となく生活のために販売の仕事をしている人には、長く続けられる仕事ではないように思います。

仕事がハードな上に拘束時間もめちゃくちゃ長いですよね。12~14時間なんて当たり前です。

セールの切り替えや棚卸しの時などは、朝早くから店舗に入り、帰りは深夜の終電に飛び乗り、何とか帰宅なんてしょっちゅうです。満足な睡眠も出来ずに、あっという間に朝がやって来ます。

「私、これでいいんだろうか?」と思い悩むことが何度あったことか。本当に情けなくなります。

労働条件に見合った給料がもらえない

仕事がハードでも、給料がそれなりにもらえれば我慢もできます。でも販売職の給料って大変な割に低いですよ。

概ね新卒の初任給は18万円くらいです。ある程度年齢を重ねても給料の上がり幅は少なく、20万円前後のアパレル販売の仕事なんて数多くあります。

これでは生活が豊かになるなんて夢の夢です。大好きな洋服やバックなんてそうは買えるものではありません。増してや将来のための貯金などなかなか出来ません。

結婚や出産のことを考えると不安で仕方がないと、迷った挙句に辞めていく先輩たちも多数見受けられます。それでも働いた分の給料がちゃんと支払われればまだしも、サービス残業は日常茶飯事。

昼間はお客様の応対に追われるので、棚卸しやディスプレー変更は閉店後にしか出来ません。その分の労働時間はまさに会社への奉仕の時間です。

下手に残業など付けたら、店長からの評価はガタ落ちです。普段から人件費を減らせと耳にタコができるほど言われていますからね。給料が安い上にタダ働き。果たして働く意味がどこにあるのかと、毎日が悶々とする日々を過ごしています。

キャリアが先細りしてしまう

販売職を続けられない理由として、将来のキャリアが先細りしてしまうことも挙げられます。

まずあなたが販売職に就いたら、次に目指すポジションは?多くの人は店長を目指すと応えるでしょう。会社としては販売店をどんどん拡大して、他の企業を圧倒したいと考えるので、20代後半でも立派に店長を務める人は数多くいます。

問題はここからです。その上のエリアマネージャーや本社勤務となると、途端にそのポストの数は激減します。憧れの本社での花形勤務などほんの一握りの優秀な社員しかなることができません。

多くの人たちが店長止まりで終わるので、いずれは他の職種への転職を考え始めます。そこで転職を考えて他の企業にアピールしても、販売業のキャリアだけではなかなか評価の対象になりづらいのも事実です。

あなたが販売業で磨かれたスキルや経験は、何事にも変えられるものではありません。でも、30歳を過ぎてもマネージメントの経験がなく、販売の経験しかないという事であれば、その先の仕事の選択肢が一気に先細りになります。

よほど運が良いとか、あなた自身を見込んで採用される企業が現れない限りは、再び販売業に落ち着いてしまう人も数多く見受けられます。

理不尽なクレーム対応に追われる

全てのお客様に満遍なく分け隔てのないサービスができれば、クレームなどそうは発生しないでしょう。

でもあなたが上司に怒られたとか、恋人と喧嘩した時、どんな気持ちがしますか?きっと心の中はふさぎ込んでいて、接客どころでは無いはずです。

そんな不安定な気持ちでお客様対応をした時に、お客様にとって気持ちの良い応対ができずに、その事が原因でクレームになってしまうことがあります。

逆にお客様の虫の居所が悪くて、こちらの何気ない一言が、お客様の気持ちを害してまう事も無きにしも非ずです。また、どんなに真心がこもった接客を心がけても、難癖を付ける、いわゆる「クレーマー」と呼ばれるタチの悪いお客様は、どこにでも存在します。

下手にクレーマーに巻き込まれてしまうと、解決までに費やす時間や精神力は相当のものです。そのためのストレスにより、人間不信に陥る場合もしばしば見受けられます。

その結果、会社業務や人間関係に支障を来して、止むを得ず退職の道を選ぶ人もいます。

私は全てが嫌になり辞めました

この他にも辞めたい理由はいくらでもありますが、特に何が嫌で辞めたいという事ではなく、あらゆることが心理的に私の上にのしかかって来たので、辞めることを決意しました。

正確にいうと、気が付けばいつの間にか上司に辞表を提出していたと言ったほうが、正確なような気がします。それほど私の気持ちは追い込まれていました。

きっとこのまま今の会社に残っても、先の見えないトンネルの中をライトも点けずに、山道をひた走る車を運転し続けるような感覚です。

一歩ハンドル操作を誤れば、左は絶壁に激闘し、右は奥深い谷底へと転落するような恐怖を毎日のように味わいながら、先の見えない真っ暗な道を無我夢中で走らされていました。

そのことにいち早く気付いた先輩たちは、1人2人とその場を立ち去り、明るくまっすぐな道を走り始めていきました。私も谷底へと真っ逆さまに落っこちる寸前まで追い込まれたところで、ふと我に帰りました。

もう懲り懲りです。今では辞めたことは一切後悔はしていません。むしろ辞めたことを最上の判断だったと誇りに思っています。

販売を辞めるべき人・辞めないほうがいい人

ここまで読まれて来たあなたは、すでに販売職を辞める気が満々でしょう。でもちょっと待ってください。後先も考えずに辞めることはとても危険です。

私の経験上、「もう販売職を辞めてもいいんじゃない?」という人の特徴を述べておきますので、ご参考にしてみて下さい。

辞めるべきではない人

新入社員など入社3年目未満の人

「石の上にも三年」と言われるように、入社3年未満の人は辞めるべきではありません。その後の転職のことを考えると、3年未満での転職では、次の企業の面接担当者に「この人たった3年で辞めたのか。どうせウチに来てもまたすぐ辞めるだろう」と悪い印象で見られる可能性があります。

次の就職先が決まっていない人

現在の販売職を辞めると決意したら、在職中に次の仕事が決めて、今の会社に辞表を提出しましょう。後先考えずに辞めるとしばらくは路頭に迷うことになります。ましてや家族がいれば尚更のこと。大切な家族に悲しい思いをさせないようにしましょう。

辞める事に未練がある人

どうしようかと迷っているうちは、まだ辞めないで下さい。まだあなたにはやり残したことや、やっていて楽しい思いが心の中に残っていて、辞める事に後ろ髪を引かれています。もう一度自分にチャンスを与えて、一生懸命に取り組んでみて下さい。答えを出すのはそれからでも十分に間に合います。

辞めてもいい人

精神的に追い込まれている人

まずは上司や友人に相談してみましょう。それでも解決策が見つからずに精神的に参っている人は、たとえ3年未満、あるいは1年未満であってもすぐに辞めたほうがいいと思います。それ以上深刻な状態になれば、うつ病などにかかり社会復帰が困難になるケースも考えられますから。

実は私自身もうつ病の一歩手前まで行きかけました。会社に行くのが嫌で仕方がなく、うその電話をしてズル休みをした事もあります。

次の仕事が決まっている人

既に今の職場を辞める前に、次の仕事が決まっていれば、すぐにでも辞めることができるでしょう。心の中は次の仕事へとベクトルが向かっていればなんの問題もありません。

やりたいことが明確にある人

もし次の仕事が決まっていなくても、やりたい事が明確にあれば、その目標に向かって突き進むのも十分ありです。やっていて「あれ、なんか違うな?」と感じる事があるかもしれませんが、自分の中に物差しを持っている人は簡単に道を踏み外す事がありませんから。

販売職からのおすすめ転職先

販売の経験しかないあなたにとって、次の転職先に選んだほうが良いと思われる、人気の転職先をご紹介します。ぜひ次のステップへの参考にしてみて下さい。

販売から事務職

事務職者には販売職経験者が数多くいます。一番理由として販売目標のようなノルマはまず有りません。また、デスクワークが主体になるので、足腰への負担も一気に解消できます。ただし仕事への物足りなさを感じる一面も無きにしもあらず。

もし一般事務として転職できなければ、資格などの勉強で専門性の高い医療事務や営業事務などへの転職も優位に進める事ができます。

販売から営業職

営業職も販売職者にとって人気の転職先です。特にルート営業はその一つになります。今までの販売職は、主に新規の個人のお客様を対象に商品を販売します。その苦労はあなたご自身が一番よく分かっている事でしょう。

一方ルート営業は既に開拓された顧客へのサポートがメインになりますので、新規開拓のような厳しさはそれほど有りません。労働時間も比較的安定しているので、プライベートの時間も有効に使う事ができます。

他業界の販売・接客の仕事

販売職での経験を活かせる他業界への転職もいいでしょう。つまりは販売という職種を変える事なく、業種を変えるという転職方法です。これであれば今までのキャリアを応用するだけで、大きな努力を必要とする事なく、比較的簡単に仕事に馴染める事ができしょう。

販売職が嫌いなのではなく、今まで在職した職場環境に恵まれなかった人にとっては、他業界での販売の仕事をすることをおすすめします。

販売職から転職するときのポイント

以下が転職するときの基本的な流れとなります。

  1. ①自己分析

    まずは自分が何ができるのか、逆に何が不足しているのかといった自己分析をしっかり行いましょう。その上で自分はどんな会社で働きたいのかを明確にして、応募する企業を検討します。

  2. ②応募書類の作成

    履歴書はもちろんのこと、職務経歴書を作成します。あなた自身の経歴を余すとなく記載することで、面接時の印象がひときわ良くなります。

  3. ③希望の求人への応募

    希望職種や希望勤務地を加味して、求人企業を探してみましょう。尻込みする事はありません。あなたがピンときた会社へ、積極的に応募しましょう。まずは面接に漕ぎ着ける事が何よりも大切です。

  4. ④面接

    面接時では身だしなみはもちろんのこと、志望動機や退職動機をしっかりと整理しておきましょう。退職動機については、ついついネガティブな内容になりがちですが、今回の志望動機につながるように、前向きな理由を述べたほうが印象は良くなります。

  5. ⑤退職手続き

    前職の退職がスムーズに行えるように、報告や引き継ぎ、退職手続きを確実に行います。たとえ嫌な会社だと思っても、一度はお世話になった会社です。円満退社を心がけましょう。

転職活動は主に3つの方法があります。あなたに合った方法で転職活動をしてみてください。

転職サイトに登録する

最も就活に近い転職方法です。まずは応募書類を作成して、サイト上に掲載された企業にエントリーします。見事書類審査が通過すれば面接へと進む流れになります。自分のペースで転職探しをしたい人に向いています。私もこの方法で転職を果たしました。

転職エージェントを利用した転職

まずはキャリアコンサルタントと面談を行い、希望する職種、現在のスキルを伝え、一緒に転職先を探すスタンスです。キャリアコンサルタントが介在するので、転職サイトほど気軽ではありませんが、その分手厚いサポートが受けられます。

スカウトサービスを利用した転職

サイト上にあらかじめ経歴やスキルを登録する事で、企業からのオファーメールを受け取る事ができます。メールが来るにはそれなりの経歴やスキルが必要である事が言うまでも有りません。自分の市場価値を知る機会にもつながります。

まとめ

行動を起こす事はとても勇気がいる事です。多くの人の場合、口では転職したいだの、待遇が悪いのなどと会社の悪口を言いながらも、ズルズルと現状に不満抱きながら、今の会社にしがみつく人はたくさんいます。

つまり彼らには勇気がないのです。本気になって自分の現状を変えようなどとは微塵にも思っていません。もしあなたがそのような人たちと同じような考えであれば、いつまでたっても転職などできやしません。

大切なのは本気になる事です。あなたは何を成し遂げたいですか?どのように現状を変えていきたいですか?それさえ明確になれば、迷う事はありません。今すぐ行動に移しましょう。

その先には想像以上の輝かしい未来が待っていますよ。

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この記事の監修者

株式会社eia 大嶋

 

この記事の企画・監修者は株式会社eiaの大嶋です。クラウドソーシングサービスより実際の体験談の執筆依頼・インタビュー調査した内容をまとめた記事になります。

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