私は28歳のときに3年務めていたアパレルの仕事を辞めました。サーフブランドや雑貨を扱う駅モール内のアパレルショップでチェーン展開もしており、仕事はいろいろ挑戦もできました。

しかし、悩んだのは様々なストレスです。労働条件の悪さ、社内の人間関係や将来性がないことでした。特にスキルアップすることもありません。同世代の仲間が一般の仕事で自分を高めていくのを横目で見ているのがプレッシャーだったとも言えます。

休みの日にはマリンスポーツでストレス発散できていたのですが、考えた末に転職することになりました。今日は私の個人的な体験談を書きます。人物の特定を避けるために特定できるところはぼかしていますのでご了承ください。

もし、あなたが、今現在アパレルの仕事をしていて、同じような悩みを抱えているならば、ぜひ参考にして頂きたいです。

まずは、あなたの市場価値を調べてみませんか?

もし、今の仕事が不満なら、ミイダスを使い転職した場合の想定年収を確かめてください。

(以下のように診断結果が出ます)

診断後に無料登録すると、7万人の転職事例ビフォー・アフターが検索できるので、同職業の先輩の転職先も調べることができます。

辞めた後どうなる?を知ることで、何か今の現状を解決するヒントが掴めるはずですよ。

(診断時間は約5分です)

アパレル販売を辞めたくなる理由

商品を覚える無意味さ ~スキルアップが見込めない

アパレル販売をやっていたのですが、この先10年やっていても、たいして自分が成長できないと思いました。勤務年数が増えてくると、多くのブランドや商品、トレンドに詳しくはなります。

でもそれがなんだと言うのでしょうか?移り変わりが激しく、流行のモノや芸能人のネタも直ぐに陳腐化します。結局覚えては、廃棄しての繰り返しであり、覚えている知識は何の意味もないと思うようになりました。

確かに、レジ、カードなどの販売からバイヤー、店舗サポートまで仕事の幅はあります。

しかし商品知識としては回転が速く、意味がないのです。知識やスキルが蓄積できない仕事で、このまま年を取ることに強い危機感を覚えていました。

学歴コンプレックスのお局 ~アパレル独特の変人

どの会社や職種にも変な人やパワハラの人はいます。しかしアパレル販売特有の人がいます。アパレル販売では女性が多く、学歴も要求されず、簡単に入社できます。

するとそのような低学歴、低収入にコンプレックスをこじらせた人が変なお局になるのです。なまじ、自分はカッコいい、おしゃれだと思い込んでいるからより重症です。

自意識過剰で、承認欲求が強く、他者に攻撃的、さらに常に威張っていたいので接客はせずにバックの仕事ばかりやります。こういった人はこの業界特有かもしれません。本当に疲れました。

拘束時間が長い ~意味不明の読書会

販売、店舗の営業が長いことが理由で拘束時間が長いこともありますが、それ以上に、土日のイベントの準備と片付け、よくわからない読書会、会社の上司のための飲み会などが一番面倒でした。

拘束時間を長くしても残業代がでるわけではないですし、読書会とかは完全な自己満足です。

アメリカの社会学者の本を買わせてみんなで読ませたりするのですが、あきらかに経営者がなにかの勉強会で影響を受けたことをそのままやっているだけで、本当に無意味でした。

このような無駄な拘束って会社の上下関係をつかって無理やり人集めをしなくてはいけないほど寂しい人がやるのでしょうね。やらされた方はたまったものはないです。もちろんこれは研修と言うな名前の無駄なサービス残業です。

変な客にストーキングされる

店舗でアパレル販売をしていてかなり困ることは逃げ場がないことです。変な人やストーカーが店舗に来ていても、最初のうちはお客様として接しなくてはいけませんし、無下な態度もとれません。

こういったアパレル販売独特の制約が、異常者のストーキングを冗長しているような気もします。上司が真面目で強気な人であれば、そういうお客にも毅然と対応しますが、そもそも普通の客のふりをされたらかなり立場は弱いです。

でももし、上司がズルくて、策士きどりの弱い人なら、ストーカーや変質者もお金を落とすリピーターとして歓迎し、販売員により密着した接客を要求するのです。これでは水商売みたいなものですよね。本当に嫌でした。

従業員から個人事業にされそうになる

これはうちの会社以外にもアパレル関係や美容師でも事例があります。従業員を会社員ではなくて「個人事業主」に変えて今まで通りの仕事をさせるのです。

こうすると会社は今まで通りの仕事をさせながら、社会保険料も払わなくて済みますし、残業代請求や労働者としての権利主張も受けなくて済みます。なぜなら身分的には社員ではなく、取引先業者になるからです。

でもこれは完全な違法行為です。

こうした違法な不利益変更は美容師やアパレル、その他の業界でも行われていますが、契約書へのサインを強制されたら、だれかに相談しましょう。

もし弁護士や労働組合ユニオンに訴えた場合、この「偽装請負」の行為は慰謝料請求の対象になるほどです。

私は「このままでは将来が真っ暗」と思って辞めました

私自身は中学の頃から、ファッションやブランドは好きでした。だから、好きなもの、おしゃれなものに囲まれる職場と言うものが心地よいことも知っています。しかし、このままでは10年後の自分に自信が持てないと思いました。

将来性がないと感じたのです。

スキルアップもなく、おかしなお局やストーカー客の相手をし、よくわからない読書会で時間を拘束され、給与条件も下げられる。

はっきりいってまともな状況ではないですし、他の業界の友人たちとランチをするたびに、自分の職場に将来性がないことがわかりました。つまり、お先真っ暗ってことです。

最初は孤独に悩み、インターネットで同じような境遇の人がいないか探して情報収集しました。そして昔の友人とも相談した末、退職を決意しました。

アパレルを辞めるべき人・辞めないほうがいい人

アパレル販売が全て私の会社と同じとは限りません。あなたが同じような社風のアパレル販売会社でも同僚やお客様がちがうこともあります。会社を辞めたい人の理由は多種多様です。あなたの辞めたい理由について考えてみましょう。

中には辞めない方がよい人もいますし、すぐに辞めた方がよい人もいます。

例えば、「スキルアップの余地がない」と思っても、状況が変わる可能性があります。また、「お客さんにストーカー」されていても警察や別の方法で解決する場合もあります。「お局が嫌な人」でもお局さんが異動や退職したりすることもあります。

せっかく入社した華やかなアパレル業界です。辞める以外にもなにか他の解決策がないか、今一度冷静に考えてみましょう。しかし、どうしても難しい場合は無理する必要はありません。

下記に私の体験を基にしたアドバイスを列記します。ご参考になれば幸いです。

辞めるべきではない人

  • まだスキルアップの余地がある人
  • 転職先のイメージがない人
  • 偽装請負契約を受けた人

上記のような状況ならば、まだ辞めない方がよいです。少し考えましょう。

例えば「まだスキルアップの余地がある人」ならば、あなたのキャリアを考えてみましょう。単なる販売でも大型店や専門店に移動できるかもしれません。

また販売といっても個人向け、法人向け、インターネット販売、ECサイト運営、海外向け販売など幅広いチャンスがあるかもしれないのです。ぜひ、スキルアップの可能性は考えてみましょう。

「転職先のイメージがない人」も辞職はすぐにはしないでください。次のことを考えずにやめてしまっては生活苦に陥ります。

単に嫌で、退職はするけど、転職エージェントを使う気もしないなら、失業保険か生活保護をうけるしかないのです。もしくは実家に帰って気持ちを充電するという方法もありますが、できるなら転職先のイメージをつくりましょう。

「偽装請負契約を受けた人」は最終的には転職するのですが、そのまま辞めると全くの損になります。また、自分から辞職することは法律交渉に不利になります。

会社から違法な不利益変更を受けたのですし、これは残業代、慰謝料合わせて多額の和解金になる案件です。辞める前にぜひとも弁護士の無料相談か、労働組合ユニオンに相談しましょう。

退職金がわりの和解金をもらって、それから退職するのです。いまではインターネットに労働法や解雇の情報もたくさんあります。自分で情報収集し、もし

辞めてもいい人

  • 完全にスキルアップの余地がない人
  • お客さんにストーカーされている、お局が嫌すぎる人
  • もう既に心身が限界な人

この場合はすぐに退職を考えましょう。あなたの人生を犠牲にしてでも辞めてはいけない仕事など世の中にはありません。自分を大切にしましょう。

「完全にスキルアップの余地がない人」というのはそこでの成長が見込めないことです。平均の数倍の高給なら話は別ですが、そういうことではないでしょう。またスキルアップの可能性がゼロということは実質的にマイナスになっています。

なぜならば普通の人は働きながら何かしらの経験とノウハウを蓄積しているのです。年月が過ぎてもゼロということは相対的に考えて、中身がなく老化しているだけと言えます。

「お客さんにストーカーされている、お局が嫌な人」もやめてOKです。よく考えてみてください。お客さんがストーカーでそれを容認して従業員を守らない会社は安全義務違反です。

ストーカーは最悪のケースでは傷害や殺人事件に発展します。すぐにそのような無責任店舗は辞めるべきです。

また同様に嫌なお局がいる場合も辞めるべきです。お局は婚期を逃しているので、その職場に居座り、周囲の人に嫌がらせを続けます。早めに縁を切りましょう。でも辞める前になにか反撃するのもありだと思います。

例えば、「もう既に心身が限界な人」ならば早めに辞めないと取り返しのつかないダメージを受けます。特にメンタル的な問題は大きなダメージをうけると、うつ状態から、うつ病になり回復に何年も必要となるケースがあります。

まずは病院や有休をとって心身の調子を整え、今度はまともな企業に転職しましょう。回復や治療は早ければ早いほど復帰が近くなりますし、体調が悪い状態なら、正常な判断力も失います。

ぜひ、栄養と休養を取って少しでも心身を回復させましょう。

アパレルを辞めるタイミングや注意点

あくまで私の体験談ですが、アパレル販売の仕事を辞めるときにはどんなことを注意すべきかをまとめました。ご参考になればと思います。

  • 店舗への借金やリボルビングがないか確認する
  • 有給休暇や残業請求はできるか?
  • 退職日と次の入社日はあっているか?

まず「店舗への借金やリボルビングがないか確認」しましょう。アパレル業界ではお店の売上ノルマ達成のために服を買わされた人も多いはずです。なかには給与分割払いやリボルビング扱いもありますよね。

別の店舗なら給与分割でも問題ありませんが、自分の勤務アパレル会社だと、給与全額を返済に回すことになれます。そのため、自分の分割支払い状況を確認し、問題がないときを退職日に設定しましょう。

どうしても早く辞めたいときは貯金額と相談です。そもそもこのような社員の買取り制度が、業界に嫌気がさす理由とも言えます。

「有給休暇や残業請求はできるか?」も考えましょう。今までは遠慮して取得していなかった有給もどうせ最後です。遠慮する必要はありません。あなたの権利はしっかりと主張すべきです。

また残業代も同様です。しっかり計算し、書面で請求しましょう。ちなみにタイムカードがないなど、労働時間を管理していない会社は義務違反になります。

なおさら転職すべきです。自分の権利と生活を大切にして次の転職を探しましょう。

「退職日と次の入社日はあっているか?」も重要です。せっかく次の職場が決まっていても、退職日と重なっていたり、ぎりぎりだと、なかなか面倒です。できれば1週間くらいは間を開けて少しバカンス気分を味わうことをお勧めします。

嫌なことを忘れてちょっとした安い費用のリフレッシュ旅行なんかもよいですね。

アパレルからのおすすめ転職先

アパレルからファッション系WEB会社

アパレルの知識を活用できる職種はいくつかあります。例えばオンラインのECサイト運営会社、ファッション系のWEBサービス会社などです。昔はアナログがファッション店舗でしたが、いまや店舗はデジタル化しているのです。

その業界であなたはアパレルの知識をいかして、WEBマーケティング、エンジニアリング、営業企画、WEBリサーチなど様々なキャリア構築ができるでしょう。

ぜひあなたの専門知識を次の会社でも生かしてキャリアを充実させてほしいものです。なお、今後、アナログと違ってITの知識は様々な業種に応用が利きますし、大切なスキルです。

ファッションとITを組み合わせたスキルアップをお勧めします。

アパレルから専門商社事務員

商社は高値の花と思うでしょうか?違います。アパレル販売をしていたあなたにはまだ可能性があるのです。商社にも様々あり、ファッション、ブランドテキスタイル専門の商社もあります。

しかも中小の小型企業であれば、専門知識、現場知識重視であり採用の可能性も低いわけではありません。商社ではアパレル知識に加えて事務や関税、貿易などのスキルアップも可能です。

アパレルの知識を基盤に数多くの実務経験をふやすチャンスです。仕事の幅を広げることはとても生き抜く力になります。

アパレルから水商売

実際は意外とアパレルから水商売に転職する人は多いのです。おしゃれ、ファッションが好きという面での共通項も多いのが理由と言えます。

また、アパレルは給料が安いので、週末のみ水商売でバイトしたら本業より時給がよくてずるずると入店というケースも少なくありません。

水商売といっても軽めのスナックやガールズバーあたりが多く、ニュークラやランパブ、おさわり系などは少ないようです。

ただし水商売は一度入るとずるずると流されて、ハードな店舗に移動し、風俗店やデリヘルに不本意に沈む人もいるので意思はしっかり持ちましょう。もちろん自分の意思で選択し、好きで選ぶ分には問題はありません。

私の先輩の事例で言えば、アパレルの後に転職活動が上手くいかず、つなぎで水商売をしましたが最終的には商社にはいった例もあります。

アパレルから転職するときのポイント

洋服をたたむ手順があるように、辞める時も必要な手順があります。その手順のポイントを説明します。

  • 計画的に退職日を設定する
  • 履歴書や職務経歴書を作成する
  • 転職サイトに登録して転職活動を開始する

まずは「計画的に退職日を設定する」ことをしましょう。退職日を決めてそれまでに次の転職準備日をします。有給消化や引継ぎ、お世話になった人やクライアントへのあいさつもあります。

もし転職が転居を伴うものであれば生活の諸手続きも同時に行うことが必要です。

「履歴書や職務経歴書を作成する」ということも大切です。

辞める日が大体決まれば、「履歴書や職務経歴書の作成」することをしましょう。書き直したり、何度もつかうためにはワードで作成するのが一番です。

今ならインターネット上に多くのテンプレートフォームがあるので、自分で使いやすい様式を使いましょう。職務経歴書も同様です。実は仕事の引継ぎをしているときに、自分の職歴内容が整理できるのです。

是非、あなたのやってきた仕事の良い部分をPRできるような書面データをつくってみましょう。

履歴書や職務経歴書が完成したなら「転職サイトに登録して転職活動を開始」することになります。

履歴書などは一度データで作っておくと、サイトにアップロードするだけで済みますので効率的に転職活動ができます。転職サイトに自分のプロフィールを登録し、その後は「勤務地」「給与」「職種」などの条件検索で希望の求人を探します。

細かいことにこだわらなければ意外と多くの求人があります。実際に気に入った求人があれば後は応募を進めていくのです。

転職エージェント活用には非常によい利点が数多くあります。そのうちの一つはあなたのキャリアに関して担当者がアドバイスしてくれることです。

効果的な履歴書や職務経歴書編集のためにアドバイスももらえますし、面接のための助言ももらえます。転職活動は大変なもので、気力も使います。そんな転職活動を誰かがサポートしてくれるのはとても良いものです。

いま、あなたはアパレル販売をやめて、次の新しい世界に行こうとしているかもしれません。いまの仕事で得たストレスや嫌なことも無駄にはなりません。

それを経験とし、次の仕事ではいまよりもよい生活をつくっていくことができるのです。専門家によるアドバイスや転職情報を得ながら、ぜひ、転職活動を成功させたいものですね。

まとめ

今回は私のアパレル販売時代の転職経験を元に記載しました。ファッション業界の華やかさにあこがれて入ったものの、いろいろ悩み、最終的には転職エージェントを活用して転職しました。

後悔はしていませんし、これも一つのキャリアだと思っています。転職を成功させるためには、まず自分の状況を客観的に判断し、後悔のしない決断をすることです。もちろん、今の職場でも苦労はあります。

しかし、自分で決めてキャリアの道を切り開き、それなりの充実感はあります。

私の転職活動で役に立ったのはインターネットでの情報収集です。孤独に悩んでいるとき、自分と似たような境遇の人のブログや情報サイトはとても役に立ちます。また転職エージェントの方たちにもとてもお世話になりました。

ぜひ、あなたも良い転職をしてほしいと願っています。

まずは、あなたの市場価値を調べてみませんか?

もし、今の仕事が不満なら、ミイダスを使い転職した場合の想定年収を確かめてください。

(以下のように診断結果が出ます)

診断後に無料登録すると、7万人の転職事例ビフォー・アフターが検索できるので、同職業の先輩の転職先も調べることができます。

辞めた後どうなる?を知ることで、何か今の現状を解決するヒントが掴めるはずですよ。

(診断時間は約5分です)