私は、自身が高校生の時に、当時の教員の方々から多くのサポートをしてもらい高校生活を過ごしていました。

いつも親身にサポートをしてくれる教員と接しているうちに、いつのまにか自分も後輩の子ども達のためにサポートをする教師という職業に憧れていました。

受験勉強や定期考査で悩む生徒に対し、私の好きで得意な教科を親身に指導することで、子ども達の支えとなりたいと強く思い高校教師になりました。

しかし、実際に高校教師となりしばらく経つと生徒を親身に指導する時間など少なく、日々やらなくてはならないことをこなす毎日を過ごし、徐々に疲弊していきました。

もしかすると、あなたも「こんなはずではなかった。」と思い悩んでいませんか?

今そのように悩んでいるあなたに、私の経験と思いをお伝えしたいと思います。ご参考になれば幸いです。

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高校教師を辞めたくなった理由

部活動の時間が多い

生徒の将来のために、私の時間を生徒に寄り添う時間に充てることは十分に納得していました。むしろ生きがいとも言える充実した時間となると考えていました。

しかし、学校現場では若い教員から積極的に大変な部活動の担当に配置をされ、放課後や休日のほぼすべての時間を部活動の時間に充てることになることが多いです。実際に私もそうでした。

生徒の質問の対応や進路相談などをする時間よりも部活動に優先的に時間に充てることに「これでいいのか」と疑問に思いながらも校務と割り切って過ごしていました。

しかし、やはり悩んでいる生徒を見過ごすことができずに、自然と休み時間などの隙間時間に対応をすることとなりました。

するも当然ですが、休憩や昼食をとる時間が無くなるまででなく、結果的にそれ以外の仕事に支障がでてしまう状況になってしまい私自身仕事をこなせないという悪循環に陥りました。

また、部活動の仕事というのも簡単なものではありませんよね?私自身も部活中はほとんどすべての時間は現場に滞在していましたし、生徒が怪我などした場合は病院に連れて行き保護者に、状況を説明をすることもよくありました。

部活中以外にも、部活の予算のやりくりや、各種届け出の提出、他の部活動との場所や時間のすり合わせなど失敗が許されない仕事が数多くありかなり神経をすり減らすことになりました。

保護者との関係の悩み

保護者との関係は大事だと誰もが思うことだと思いますが、実際は簡単なことではありません。あなたもそう思いませんか?

私自身は、もちろん行事などで保護者と接するときにはしっかりと丁寧に対応して信頼関係を構築するように努めました。

しかし、保護者は行事の時だけでなく、日常的に学校でのことなどを子どもを通じて知ることができるため、毎日のひとつひとつの小さな事が後々に大きな不信感となって担任に降りかかる事は珍しいことではありません。

どちらかというとよく起こっていることと見聞きします。そのようなときに「どうすればよかったのだろう。」と悩むだけでなく、これからの学校生活において著しく影響を与えてしまうことも珍しくありません。

私も実際にほんのちょっとした保護者との行き違いで信頼関係が揺らぎ、その後、休み時間や他の授業のときも常に私がその生徒の近くにいて生活をすることを年度末まで行いました。

その間ほぼ毎日、その保護者との意見交換を電話でするのですが、時間も23時頃のときもありましたし、土日祝日も関係なしに電話があるときもあったりと大変な思いをした経験があります。

今回の私の場合以外にも個々のケースによるとは思いますが大小様々の問題が発生していると思います。

職員室での人間関係

あなたも職員室では自分の仕事に集中して、授業の準備などを充実することでこれまで以上に生徒に貢献したいと思っていましたよね?しかし、職員室では自分のスキルを上げる時間はほとんどないのが現実じゃないでしょうか?

特に仕事をしない先輩の教員と仕事を一緒にすると、いわゆる「なんでも屋」さんとして自分の仕事じゃないものまでさせられたりすることもよくあります。

私自身も、「なんでも屋」さんとして扱われ、私がやるべきこと以上の仕事を扱いました。仕事は責任を持ってやるべきだと考えていますので、最初は一生懸命こなそうとしてやっていました。

しかし、部活などの他の校務で手一杯になるにつれてお願いを断っていくようになりました。

申し訳ない気持ちでいっぱいだったのですが、後日他の教員から私のことを「仕事をしない」「よくサボる」などと言われ馬鹿にしていたという話を聞き、かなり精神的にきつくなった経験があります。

それから職員室での関わり方が怖くなり人間関係でも悩むようになりました。

「自分の仕事は残ってやるか、家に持ち帰ってやるものだ」という先輩が定時に近い時間で帰るのを見ていると、この働き方は普通のことなのだろうかと疑問に思うようになりました。

ノルマを課される

「○○大学に○人合格するように指導するように」とよく目標設定がされたりします。これまでの卒業生との成績の比較を今の管理職が気にしていたり、来年度の募集に関わるからということで目標設定がされるのだと思います。

教師は本来どんな進学先であったとしても、各家庭の様々な事情と生徒本人の希望を叶える事を第一に考えるべきだと思います。

しかし、現実は各教師がその進路先についての情報をあまり知らないときは生徒に丸投げをしている状況がよくあります。

私の同僚には、その進路先よりもこちらの方がいいよと言って、ノルマを課されている進路先に希望変更をすすめる教師がいました。挙げ句の果てには、そのように希望変更するように面談するとノルマを達成できるとアドバイスをする上司もいました。

私自身、そのような集団の中にいて、「これは生徒のためになるのか」と葛藤することが多々あり悩みの種となりました。

管理職の対応への不満

高校の管理職は「学校のために」とはよく考えているとは思いますが、「雇用者が働きやすいように」ということにはあまり意識がいかない。あなたは、このように感じたことはありませんでしたか?

私の周りでは冠婚葬祭でもなかなか休みにくい雰囲気があり、私も休みをもらった次の出勤日に職員室にいくと、仕事が山ほど残っており、しばらくの間サービス残業をしなければならない状態でした。

もちろん、私にしかできない仕事もあり他の同僚に迷惑をかけるわけにはいかないという思いはありましたが、当てつけのように残された仕事もありました。

このような状況でも管理職は見て見ぬふりで「昔はよくこうだった」と言われ対応がされないということがありました。同僚が体調不良で休んだ際には、「本当に体調が悪かったのか?」と問いただす上司もいました。

確かに生徒達は毎日学校に来ています。ところが、やむを得ない状況のときにも休めない。このことに管理職はなんの対応もしない。こんな職場の雰囲気はやはりよくないのではないかと思います。

あなたもそう思いませんか?

私が高校教師を辞めた理由は人間関係で悩んだからです

私が高校教師をやめた理由は、人間関係での悩みで生活にも影響がでてきたからです。子ども達との関わりは本当に充実していて有意義な時間でした。

しかし、職員室にもどると「嫌味や陰口」ばかりですよ。周りの教員も各々大変なことがあるのは事実でしょう。

しかし、だからといって他の教員に多く仕事をまわしたり、バカにしたりするのは、いわゆる「いじめ、パワハラ」に近いことなのではないでしょうか?

大変ならばこれからどうすれば各々の負担が減るのか、効率よく仕事ができるのかなどとシステム作りをすれば良いのに、結局若手に丸投げしてその場をしのごうとする。

このようなことが連鎖し続けることにバカらしく感じて、今とは違う新しい生活をすることを決心しました。

これだけ、様々な働き方が溢れている現在に、その仕事に拘る必要性はないと思いませんか?

高校教師を辞めるべき人・辞めないほうがいい人

しかし、どんな仕事をするにも最初は様々な苦労を経験することになることは事実であると思います。実際あなたが今辞めたいと思っているのも一時的な感情が爆発したからではないですか?

確かに、高校教員は生徒の大切な将来に関わる仕事なので、保護者対応で悩むことは多いです。

保護者にしても、かわいい大切な子どもの将来がかかっているとなると必死になることも無理はありません。人間関係においても信頼はすぐには構築できないものなので、初めはギクシャクすることもあるでしょう。

給料面を考えても、高校教師はそこまで悪い仕事ではありません。このような理由から、あなたが本当に辞めた方がいいのかもう一度しっかり考えてほしいと思います。

辞めるべきではない人

  • 入社から3年以内の人
  • 複数の業務に関わっていない人
  • 少しずつ要領を掴んできている人
  • 少ない時間でも子どもに接するのが楽しくてしょうがない人

上記の内容に当てはまるものが多いと辞めるべきではないかもしれません。実際に多くの転職を繰り返すと就職に不利になる場合もありますし、長続きしていない場合も採用者の印象も悪くなる場合もあります。

また、高校教師の仕事の多くを短期間で知ることはできません。最低でも3年間は勤めないと分からないことも多いと思います。いろいろな業務内容を知ることで、初め納得出来なかったことも納得出来るようになることもあります。

さらに、複数業務をこなすことで、様々なスキルを身につけることができ、転職しても活かす事ができると思います。

また、初めは仕事が遅く時間もかかり負担に感じることは誰しもが経験することです。働き続けることで徐々に効率よくこなすことができるようになります。

現在仕事のやり方が分かってきたと思うのであれば仕事量の問題も少しは改善できるようになるかもしれません。

信頼できる同僚とともに仕事をすることで、あなた自身数多くの事を学ぶことができ、社会人としての成長もすることができるでしょう。そう簡単に信頼できる同僚に出会うことができないので今の環境は恵まれているとも考えられます。

最後にやはり生徒は多くの場合、高校で多くの時間を過ごします。あなたがその現場で生徒と関わる事に幸せと感じるのであればまだ辞めない方が良いでしょう。

辞めてもいい人

  • 生徒との関わりを苦と感じている人
  • 生徒の将来のことを大事に思えなくなってしまった人
  • 教科指導力が著しく無い人
  • 病院で診断がでた人
  • 他の仕事にかなり興味を持ってしまった人

上記に当てはまる場合は、思い切って高校教師を辞めてもいいかもしれません。

高校教師は生徒の人生を左右するくらい大事な仕事です。それなのに、生徒とあまり関わりたくないと思うようになってしまうと双方にとって不利益になります。もし万が一そのような状況であったら辞めることが生徒のためにもなるのかもしれません。

また、忙しい中少し経験を積むと楽をして仕事をしようとしてしまいがちです。今自分がやっていることは生徒の将来のためになるのか?と考えて仕事をしないと生徒の不利益となります。

もし、生徒の将来など自分の知る事ではないと思うのであれば辞めた方がいいかもしれません。

高校の場合、教科指導力も大事な要素です。もし教科の指導にやる気をなくしてしまい、ただ教壇に立っているだけならば、この場合も辞めた方がいいかもしれません。

また、精神的に追い込まれたあまり、病院から診断が出てしまった場合も、その状況にもよりますが後々の生活に関わってしまいますので無理をせずに転職をした方がいいでしょう。

他の仕事に興味が完全にあって今の仕事を手抜きし始めている人も新しい仕事をする方があなたの成長にもつながるし、活躍できると思います。

高校教師からのおすすめ転職先

個人塾、予備校の講師

私自身も実際に働いたことがありますが、まずは人間関係での悩みは学校現場より少ないと言えます。

しっかりと教科指導をしたいという講師が多く、生徒も比較的勉強に対して前向きに取り組むので学校現場よりは様々な問題が出にくく、自分の仕事に取り組むことに集中できます。

また、個人塾を経営するとなると、大変な事も多いですが、自分の理想の教育を実現することができるのでやりがいを感じる人も多くいます。

教材などの出版社

高校教師の仕事をしていると、出版社の話を聞く機会も増えることから比較的にどのような仕事かイメージしやすいというメリットがあると思います。

また、実際に教材を利用した経験を活かすことができるため活躍している人が多くいるようです。

企画、イベント会社

教科指導よりも学校行事を考えることが好きな方にはオススメの仕事です。学校現場でも、毎年同じような行事内容だと生徒も飽きてしまうので様々な仕掛けをします。

その際には、生徒が楽しむ、喜ぶ、思い出に残るということを考えるので、その創作をする力や、他の教員と協力する経験を活かすことができる仕事といえます。

高校教師から転職するときのポイント

辞める意思を早めに学校に伝える

来年度以降の教員募集にも影響をしてしまうことから直前の退職は学校に迷惑となるので避けた方が良いでしょう。

早めに学校に意思を伝えることで残りの時間も無理なくトラブルも少なく勤務することができるでしょう。辞めていく教員には優しく接するようになる傾向があります。

年度途中の退職は避ける

これも教員確保の問題から避けた方が良いでしょう。何より残された生徒達に迷惑をかけてしまいます。生徒の事を第一にあなたにできることを最後まで精一杯やるべきです。

また、年度途中の教員の退職は転職先にも良い印象を与えないとも言われていますので避けた方が良いでしょう。

転職先は決めておく

退職後の転職先を決めておいた方が良いでしょう。

転職先によっては内定が遅くなるものもあるでしょうが、仕事のない間も生活には費用がかかりますし、それらの事で不安になった状態だと落ち着いて就職先を見つけることができないため、今後の事を考えても転職先をはっきりと決めておくことはあなたのためになります。

まとめ

私は高校教師を退職して後悔はしていませんし、むしろ良かったと思っています。一日一日の時間を有意義に過ごすことができていますし、人間関係に悩むこともほぼ無くなりました。

私は、はっきりと生き生きとした生活をすることができていると言えます。

きっとあなたも辞めた後の生活を不安に思うことがあると思います。私も辞める事を考え始めた時はそうでした。今、辛い気持ち以外は安定している、我慢すれば良いと思うこともあると思います。

私にはあなたに仕事を辞めるべきだとも続けるべきだとも言うことはできません。しかし、私のこれらの経験が少しはあなたのためになれればいいと心より思っています。

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