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工業高校(土木科)に進学し卒業して、将来は道路工事などの現場監督などの職種に憧れを抱き高校を卒業後すぐに道路工事に携わることの多い建設会社に契約社員のような形態で入社しました。

1年程度で正社員になるケースが多いとのことだったのですが、土木系の資格をほぼ持っていなかったため、最初はただの荷材運びや、先輩の機嫌取り、現場の清掃だったりと自分の必要性を全く感じない仕事ばかりでした。

また、職場内で暴力行為を受けたりと賃金に対してとてもじゃないが見合わない!と感じ、先の見えない不安から1年1カ月で退職してしまいました。現在は小規模のパチンコ店に正社員として就職して2年が経ちました。

私の経験をお役立て頂けると幸いです。

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土木作業員を辞めたくなった理由

当然作業は屋外

道路工事や土木作業員は当然ながら屋外での作業です。そして安全面を考慮して常に作業着で長袖です。よくある話ですが気づかないうちに脱水症状、日射病などの命に関わる症状が夏でなくてもよく起きます。

一般人の通行人がみても辛そうだなーと思うでしょうけど、想像の数倍も体に対して酷な仕事なのです。

それなのに他の職種からはろくに勉強もせずに努力してないんだろ?と下に見られることも多く非常に肩身の狭い職業で、さらに賃金もお世辞には高くないです。

また、空気も悪いし肺などの臓器も悪くなってしまう人も多くいますし、夜勤もありますので、割に合わない職種の一つだと思います。

働きはじめ1カ月は仕事をこなすのに必死で家に帰って寝るだけでまともに自炊も家事もできませんでした。労働時間以外も休むことしかできないつらい仕事でした。

トラブルが多い

一概には当然言えないことですが、体を使う職業は気性が荒い方が多い印象です。

私は格闘技をやっていたので当然誰にも手を挙げることもトラブルを起こそうともしたことはないのですが、職人肌の方が多いからでしょうか、物事を伝えるのが不器用で伝わりづらくその割に指示が伝わってないと、威勢よく怒られることが多々あり言い合いになる場面も多く見受けられました。

もちろん細かく指示をして未経験の人たちに配慮をしてくれる方もいらっしゃいましたが、穏便に仕事をすることは難しい職種ではないかと思います。

ましてや作業の場所は騒音だらけで伝わりづらいことが多いにも関わらず、それを考慮してくれないくせに、自分がなにか聞くとちゃんとしゃべれよ!とものすごい剣幕でせめられることが多くあり、理不尽だなあと思うことがたくさんある仕事でした。

周りの評価がつらい

職業に優劣をつけるべきではないし、道路工事などのインフラ整備の仕事はなくてはならない職業です。我々の生活を作っている大切な仕事だと思い私は誇りを持って仕事をしていましたが、この仕事はなぜか蔑まれることが多かったです。

頭を使う職業か体を使う職業をとるだけのことなのに土木作業員は頭が悪いからこれしかできない人間だとか、体力があるだけ、使えないやつの掃け口の職場とかよくわからないレッテルを張られてしまいます。

さらには仕事中にもお子さん連れのお母さんが「勉強しないとこんなことしなきゃいけなくなるよ!」と仰っていたり、そうなれば高校の同窓会などでどこで働いてるかと聞かれても答えたくなかったし、居場所がなくとても嫌な思いをしました。

学歴に対してもコンプレックスになってしまったので、転職したあとは夜間部の大学に通い始めました。誇りを持ってた職業でもここまでいわれると職に対してもコンプレックスになってしまいました。

同僚がすぐやめていく

この仕事は先述の通り並大抵の体力ではやっていけません。さらに労働環境もお世辞にはいいとは言えないものでしたので日雇い労働者、中途入社の方がたくさんいらっしゃいました。

同期で5人入社しましたが半年以内に3人転職してしまったし、せっかく同僚と仲良くなったのにすぐ辞めると正直つらいです。

また、仕事先に毎回知らない人が半数ほどいることもありましたので、仲良くなる環境があまりなく人見知りな方は仕事がしづらい部分もあるかと思います。

ケガが多い

大きい資材や、危険な機械などがたくさんある仕事ですので安全に配慮して仕事をしますが、やはりケガはつきものです。

よくあるケガは資材が落ちてきてしまった。砂利などが体に当たってしまった。といった軽いケガが多いのですが疲れが蓄積されて疲労骨折になるケース、車にはねられてしまうというケースも良くありました。

夜勤になると視界が遮られますので命の危険を感じることがたくさんありました。

何度も工事用の大型車に轢かれかけたこともありますし、つまづいて作業中のコンクリートに突っ込んでしまいそうになったこともありました。そんな危険も伴う仕事です。それなりの覚悟は必要です。

私が退職した1番の理由は給料が低いからです

少し田舎のところで仕事をしていたというのもありましたが、賃金がかなり低かったです。日給でいうと7000円程度でした。日給でいうとあれだけ必死に外で体を本気で8時間動かしてようやく7000円です。

時給に換算したら、900円すらも行かない賃金でした。そのへんのレストランやコンビニでバイトしているのと大差ない程です。

もちろん雨だから作業が早めに中断になることもありますので、実質の勤務時間はもう少し短くなるかもしれませんがあまりに安いなあと感じてしまいました。

正社員ならばもう少しお給料は貰えますし、ボーナスもありますが割に合わない仕事に感じました。

もちろんやりがいというものを追い求めることも大切ですが、この仕事で一生食っていって家族を持つというビジョンは私には見えませんでした。

土木作業員を辞めるべき人・辞めないほうがいい人

辞めるべきではない人

  • とにかく体力に自信のある人
  • これでメシを食っていくんだ!という手応えのある人
  • この仕事を何を言われようとも誇りを持てる人
  • 働きながら資格をバンバン取っていきたい人
  • みんなで1つの目標に向かって一心不乱に作業に没頭できる人

辞めてもいい人

  • 理不尽に耐えられない人
  • 職業に対してコンプレックスを抱き始めた人
  • 体力には自信があったが20年後に同じことができるか心配な人
  • 頭を使う仕事がしたくなった人
  • 休みの日に体を動かしたり、スポーツをしたい人

私がパチンコ店へと転職した理由

古くからの友人がパチンコ店で働いており、正社員になりたがる人も多くないから正社員になりやすいぞ!と言っていて、地方の小さめの老舗のパチンコ店に応募したことがきっかけでした。

この業界に入ってから取ったりする資格はあっても、基本的には資格が必要ないというところです。

普段の仕事も難しいところはなく、お客様のドル箱を交換したり、機械のエラーを直したりパチンコ台の清掃、メンテナンスをすると言った特に特殊なことを要求されることは基本ないです。

新しい台を入れ替えたりするときは工具を使って、取り付けたりすることはありますが細かい取り付けなどは専門の業者が来てくれるため、これといった取らなければいけない資格はありませんでした。

また、基本給が高くパチンコ店はブラックなイメージが多いと思いますが、働いているスタッフも初心者歓迎で、わからないことがあれば真摯に受け止めてくれますし、基本的には残業はなく8時間以内に労働が終了しますし、田舎でもアルバイトの時給は1000円以上が多いです。

また研修もしっかりしているので、店に出てからも困ることは少ないかと思いますし、早番(9時~17時)と遅番(16時30分~24時)というシフトで少し不規則ですが土木工と違って夜勤はないので前職よりは規則正しい生活を送ることができています。

正社員の初任給は20歳で手取り23万円でしたので高卒2年目にしてはかなり高い方の業種なのではないのでしょうか。

土木作業員からのおすすめ転職先

土木作業員からトラック運転手

大型免許をとらなければならないという労力もありますが、普通免許を持っていれば割と取りやすい資格で働けると認知しております。また、明らかに人手不足なので雇ってもらいやすいとも言えると思います。

賃金は日給あたり7000円の土木作業員よりは高い印象を受けます。

時間的拘束は辛いほうだと思いますが、常に自分一人の時間が多いので人に気を使わなくていいのでその分楽に感じる方もいらっしゃるかと思います。

土木作業員から引越し業者

引越し業者も体力がないといけないものですが、土木作業員よりは力仕事が少なかったです。土木工の仕事をやめて、次の就職まで引越し業者で働いて食い繋いでいましたが良い仕事でした。

日給は圧倒的に引越し業者の方が高かったですし、力持ちの職人さんではありましたがお客様と関わる業種なので物腰柔らかい方が多い印象を受け、初心者でも安心して働けました。

ただ、少し問題なのは春先には仕事がたくさんあるのですが他の期間ではあまり仕事がなく、正社員でないと安定して稼げないという印象を受けました。普通免許だけでも充分働けるところが多かったのも魅力です。

土木作業員から居酒屋スタッフ

飲食店の中でも居酒屋スタッフがおススメです。流行りの飲食店などは経営が安定しないことが多いのですが、酒を飲む人は一定数常にいるし経営が一度安定してしまえばなかなか潰れることはないのです。

飲食店の中でも良い意味でしっかりしてないというのも魅力的です。他の大手飲食店だとマニュアル通りに仕事をしてつまらないと思う方も多いはずです。

少し空いている時間でお客様とお話しするのもよし、なにかと自由度の高い飲食業だし基本給が高いので元気があって明るい方は楽しめる業種かと思います。

また、正社員の募集も多い方なので安定して稼げるいい職業だと言えるし、独立もしやすい業種で若くにして店主になるケースも多いので夢がありますよね!

土木作業員から転職するときのポイント

もちろんこれは土木工に限った話ではありませんが、自分の置かれている状況を考えることです。

現時点で取っている資格、現時点での学歴でどういう業種は勝負できるのか、嫌なことかもしれないが現実を直視してできることを探すしかないです。

自分の能力に足りていない仕事の面接は受けるだけ時間の無駄になるだけです。

まずはこれならできそう、この業種ならなんとかやっていけそうだと目星をつけてインターネットにある求人をチラチラみるところからで構わないと思います。あとは、会社の業績を見ることです。

当然未来のない会社には就職したくないと思いますので、大きめの会社でしたらたいていは当期純利益などを公開しているはずですのでそのあたりもチェックしても損はないかと思います。

会社のレビューも今の時代ですと載っていることが多くありますので、同じ業種でも勤務時間、賃金、残業の度合いが大きく異なりますからそこも調べてから応募した方が身のためにはなるでしょう。

あとは、中途採用ならばなぜ前の会社を辞めてしまったかなどを聞かれることがほとんどです。ここは正直に答えても良いと思います。前の業種はこういうところが自分に合わなかったなどと言ってもおそらく問題はないかと思います。

まとめ

土木作業員は正社員になり、そこからリーダー職、そこからようやく現場監督職とかなり険しい道のりでした。アミューズメント業の正社員の求人および飲食店の店長の募集はたくさんありますから、土木工にこだわって仕事をする必要はなかったと思います。

就職前、転職前に色んな仕事のことを知った上で業種を選ぶことはとても大事でした。それを就職するときに気づいているべきだったなあと後悔しております。

何事も知識をつけすぎても悪いことはないし、取れる資格はなんでも取った方が良いです。

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この記事の監修者

株式会社eia

 

この記事の企画・監修者は株式会社eiaです。クラウドソーシングサービスより実際の体験談の執筆依頼・インタビュー調査した内容をまとめた記事になります。

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