商社は花形職業とも呼ばれ、非常に人気のある職種です。年収の高さや企業規模が大きく安定している、又はモテる、格好良いと言った良いイメージを持っている方が多いのでしょう。

私も商社のエリートなイメージに憧れて就職した一人です。しかしながら、実態は長時間の残業や激務なブラック企業の要素も合わせ持った職種です。

私は総合商社に3年程勤務し、その後転職しましたが、商社時代はワークライフバランスが確保し難しく、心身共に非常にストレスフルな環境でした。

また残業だけなく、商品を売るよりも客先に媚びを売り続ける商社の仕事に、不満と苦労の毎日でしたね。

あなたも同じような悩みを抱え、悩み転職を考えているのかもしれません。私の経験をお話しさせて頂き、転職という一つの選択肢を広げて頂きたいと思っています。

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商社を辞めたくなる理由

過度の残業が大変

やはり商社の辞めたくなる理由は、長時間の残業が1番多いかと思います。あなたも同じような経験し、心身共に苦労して働いていると思います。

商社は一人あたりが多くの担当客先を持ち、毎日何件もの客先に顔を出し営業をかけることがメインの仕事となるので、帰社時間も夕方~夜になり、その後事務作業や、接待等で退社時間もおのずと遅くなります。

私自身も商社に勤めていた際は、平日は7時~23時、休日は出勤や接待等で、ほとんどプライベートの時間が無く、月140時間以上の残業を行っていました。

私の場合は鉄鋼関係を担当していたので、工事現場や工場等から土日関係なく、電話が鳴り続け、呼び出し等も多く、これ完全に労働違反じゃないか?と思いながら、働き続けていました。

その分、残業代が多く、若くして高給取りになっていましたが、実際は交際費での使用の割合が多かった気がします。

仕事内容の不満

商社の仕事はメーカーとユーザーが円滑に商売出来るように、流通のトータルサポートを行うことで、その責任によって僅かな口銭(利益)を得て、事業が成り立っています。

しかしながら言い換えれば、商流の間に挟まれ、御用聞きとなっていることがほとんどです。双方の不平や不満をまとめ妥協点を探すことが仕事といってもいいですね。

恐らくあなたも大事な客先等は、少ない口銭で、こきを使われ、プライベートを削って、媚びを売ってという理不尽な仕事内容に対して、不満に思ったこともあるでしょう。

転勤が多いことでライフプランが描けない

商社の大きな特徴の一つですが、国内、海外に問わずあらゆる所に拠点を持っているので、多くの転勤がつきものです。

家庭を持っている人には単身赴任になったり、家が購入出来なかったりとデメリットしかありませんよね。

又、英語も喋れないのに海外転勤!なんてこともあり得ます。

商社という職業は特にライフプランが描き難い職業なので、若い間は世界どこでもいける環境は良いかもしれませんが、年を取って、家庭を持った時のことを考えて辞めていく人も多いかと思います。

商社の必要性が感じられない

そもそもですが、あなたも商社は本当に必要なのかと考えたことはないでしょうか?

総合商社という職業は日本特有のもので、海外では類を見ない事業体系です。なぜならメーカーはメーカー営業という販売機能を持っているので、本来はメーカーとユーザーだけで商売は成り立ってしまうというのが事実です。

ではなぜ日本では商社がこれほど大きな事業形態になっているかを、一言でまとめるとすれば、

「メーカーはものづくりにを専念しますので、販売や運送等面倒な流通責任は商社さんがやってください。」ということになります。商社の利益なんてたかが売上の1%。

メーカーの売上の金額に比べれば、商社に流れるお金は微々たるものなので、「人」に投資するのであれば、「新商品」に投資する方がよっぽど効率がいいのでしょう。

また近年ではAI等の人工知能等も発達し、流通関係にも関与してくるようになりました。更に発達すれば、流通サポートは人工知能に任せ、商社は必要無くなる時代も近いのでは?と思ってしまいます。

このような将来性の不安から転職を考えることも少なからずあるかと思います。

私は激務が理由で総合商社を辞めました

私が商社を辞めた理由は、激務によるワークライフバランスが確保出来ないこと。ただそれだけでしたね。

本当に自分のプライベートな時間が無く働き続け、月に140時間を超えた残業と日々の接待の中で、体調を崩してしまいました。

数日間の自宅療養の中でふと「なぜここまで働いているのか?」「ここまでプライベートの時間を削り、働くことに意味があるのか?」と疑問が浮かびました。精神的にも少し悩んでいたのかもしれませんね。

これからも同じように何度も体調を崩したり、プライベートな時間を奪われ、仕事だけが生きがいなんて人生はごめんだなと思い、休養を終えた後、会社に辞表を提出しました。

もし一度ゆっくり自分のキャリアについて考える時間が無ければ、転職なんて選択肢を考える余裕も無く、今でも、当時のまま過酷な環境の中で働き続けていたと思うと怖いですね。

商社を辞めるべき人・辞めないほうがいい人

辞めるべきではない人

やはり商社は高年収であることは間違いなく、激務な環境にあっても、経済面を理由に続けている人も多いと思います。

実際に総合商社の年収は日本の平均年収の400万~450万と比較すると、約2~3倍近い平均年収になるので、安定して高い給与を得ることが出来る商社の経済的魅力は大きいですよね。

辞めるべきではない!と断言はできませんが、家庭を持っている人であれば、生活もあると思うので、簡単に転職や退職を簡単に決意することが出来ない人も多いのではないでしょうか。

辞めてもいい人

実際、商社は心身共にストレスがかかる仕事であることは間違いなく、体調を崩したり、鬱になって離職する人も多いです。

また前述にて紹介させて頂きましたが、ワークライフバランスも非常に確保し難いことが商社の実態なので、お金よりもプライベートを充実させたい人は辞めることをお勧めします。

人生の大半は会社で過ごすことになるので、自分が長く働いていく環境を求める為に、無理して続けることだけでなく、転職という手段を一つの選択肢に入れることもいいことですよ。

また商社の人は「人の営業力」が武器になりますので、他の職業に比べ、転職市場価値が高く、業界問わずオファーも多く頂けます。私自身も転職活動時には多くの会社のオファー頂き、納得できる企業への転職に成功することが出来ました。

身体を壊してまで、働く必要なんて絶対にありません!転職したいけど悩んでいるのであれば、覚悟を決めて決心することも大事ですよ。

退職する前に知っておいて欲しいこと

どの職業も退職する際は、引継ぎは大切ですよね。特に商社の商売はとてもスケールが大きく、扱う金額もおのずと高くなります。それに対し、商社の利益は売上金額のおよそ1%と非常に少ないです。

つまり、商社は一つのミスで利益の何倍もの損失を生み出す危険性があり、客先からの信用にも大きく影響します。担当の客先も多い分、一つ一つ丁寧に引継ぎを行ってから退職しましょう。

私自身もおよそ50社程の担当客先を3ヶ月以上の時間を要して、引継ぎを行いました。

また転職活動は在職中か退職後にやるべきか悩む方もいるでしょう?

双方にメリット、デメリットがあり、一概にどちらが良いかは判断することは難しいですね。まず在職中の転職のメリットは、収入が途絶えないことです。

やはり、無職になっても最低限必要な出費は発生するので、ある程度貯金は必要となります。転職期間は次の職場を探す大事な期間なので、経済面を理由に妥協し、就職することだけは絶対やめた方がいいですね。

次に退職後の転職のメリットですが、時間に余裕が出来ることになります。

在職中だと仕事の都合で面接に行けないなんてこともしばしば、面接の度に有給が使えれば良いですが、恐らく難しいでしょう。(そんな有給が頻繁に使える会社で働いている人はまず転職を考えませんよね。)

私は日々長時間の残業でとても在職中に転職活動なんて、とても出来る状況では無かったので、会社を辞めてから転職を行いました。

妥協することなく転職活動が出来たことと共に、異業種含め色々な会社の話を聞くことが出来て、貴重な経験も出来たことも良かったですね。

最後に転職を考えている人に共通して言えますが、もしあなたが会社を辞めようと考えていることはあまり言いふらさない方が無難です。例えばあなたが長時間労働で会社に不満を持っていることは、周りで働いている人も同じことを思って働いているはずですよね。

転職は人によっては「裏切り」や「逃げ」と捉える人もいますので、言ったところで良いことは一つも無く、会社での環境が悪くなることも無いとは言い切れません。

商社からのおすすめ転職先

商社から商社

商社と言っても、全ての会社がブラック企業だとは限りません。やはり商売が好きで続けていきたいと思う人は、しっかりと転職活動の中で企業研究を行い、「この商社なら働いていける!」と思える商社に転職し再挑戦することも一つの手段でしょう。

私も商売の中で、色々な工夫を凝らし多くの利益を得ることが出来た時は、商売って面白いなと思いました。(辛いことの方が勿論多いですが・・・)

しかしながら商社から商社の転職は、競合への転職ということになります。一度退職して転職したとしても、情報の流出等、前社に利益に影響を与えることがあれば、訴訟問題に発展する恐れ等もあるので、退職前には必ず就業規則で確認でしておくことは必要ですね。

商社からメーカー

私自身は同業界の商社から鉄鋼メーカーへ転職しましたが、転職後、即戦力として知識を活かせて働けているので、大変おすすめできますよ。

ものづくりのメーカーと言えども、やはり営業力は必要となりますので、同業界を知っている商社の人間に魅力を感じており、転職活動の中でも需給がマッチすることが多いです。

今までの立場とは異なり、逆に商社から仕入れをお願いされる立場であること、又、メーカー営業は自社の製品だけを専門的に深く学ぶことが出来るので、営業しやすい環境が整っています。

又、ワークライフバランスも商社と比較して整っており、給与面も安定している為、長く働いていける環境としては最適ですね。

商社から公務員

ワークライフバランスを重視したいのであれば、公務員という仕事は非常にお勧め出来ます。公務員は年間休日もしっかりと確保されており、有給消化等も取りやすい環境が整っています。

又、給与も景気動向に左右され難く、平均的な収入も確保されているので安定感は抜群ですね。

仕事は単純なことが多い為、やりがいを求める人にとっては、少し物足りない部分はあるかと思いますが、プライベートを充実させたい人にとっては、申し分ない職業と思います。

商社から実力主義の会社へ

商社の人は営業力に自信を持っている方が多いと思います。業界問わず、営業力一本で勝負したいのであれば、実力主義の会社への転職も一つの手段になります。

主に保険や不動産、MR等の職業が挙げられますが、特徴は昇進や給与に直接的に反映されるインセンティブ制度を導入している企業が多い点です。

結果を残せば、プライベートも確保し、高収入することも出来るので、仕事のモチベーションに繋がりますね。商社にもノルマはありますが、やはり年功序列の風潮があります。

それに対し実力主義の会社は頑張れば、若くても上に上がっていくことが出来る環境が整っています。しかしながら結果が全ての厳しい世界ですので、それなりの覚悟は必要ですね。

商社から異業種へ転職するときの注意点

転職サイト・転職エージェントを使う

私は転職活動を行う際、DODAとマイナビの転職サイトを活用しました。転職サイトはあなたのキャリアと希望条件を入力することで、あなたに興味を持ってくれた企業から、直接オファーを頂き、双方がマッチした求人を見つけることが出来ます。

また求人も幅広く掲載されているので、転職しようか悩んでいる人もとりあえずで登録してみるだけでも良いですね。

又、転職サイトの他にマンツーマンでアドバイザーがサポートしてくれる転職エージェントも存在します。

私も転職活動の中で転職エージェントも利用しましたが、キャリアドバイザーが就活に関して、アドバイスやテンプレの回答等迄サポートをしてくるので、「こんな就活は個性も何もない企業対キャリアアドバイザーの採用活動だ。」と不服に感じたので、利用しなくなりました。

しかしサポート自体は手厚く、様々な情報や求人を教えてもらえる点は一つの魅力でしょう。

面接での退職理由の伝え方

転職の面接にあたって、「退職理由」は必ず聞かれますよね。ではなんて答えれば良いのでしょう?

答えはただ一つ、ありのままに正直答える。それだけで良いのです。私は長時間の残業を実際どれくらい働いていたか、体調を崩したことも、全て包み隠さず、話すことを心がけていました。

残業や賃金への不満が退職理由になることは面接官も理解してます。逆に「キャリアアップの為に~」等の転職理由の方が、不自然に感じる場合もありますので、ありのままの理由と共に前向きな理由を組み合わせるのがいいです。

しかしながら、退職理由で前職の愚痴や不満ばかり話していると、面接官も「こいつ愚痴ばっかりだな。」と不信感を持ち、内定に影響を与える可能性があるので、絶対NGです。

まとめ

私が商社時代にがむしゃらに働いていた頃は、「転職」という選択肢について考えることもありませんでした。

しかしながら、体調を崩し、そして自分の人生について見つめなおす機会を得たことで、退職を決断することができ、今新たな会社で、毎日有意義に仕事をすることが出来ています。

もし今あなたが現在の職業で、毎日大変、しんどい、きついと思いをして仕事をしているのであれば、無理をしてまで続ける必要はないと私は思います。勿論不安に思うこともあるとは思いますが、自分の人生は自分の力で環境を変え、豊かにすることは可能です。

この私の体験談を読んで頂き、一つの手段として「転職」があるということを知って頂ければ、嬉しく思います。

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もし、今の仕事が不満なら、ミイダスを使い転職した場合の想定年収を確かめてください。

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この記事の監修者

株式会社eia 大嶋

 

この記事の企画・監修者は株式会社eiaの大嶋です。クラウドソーシングサービスより実際の体験談の執筆依頼・インタビュー調査した内容をまとめた記事になります。

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