社会福祉士を大学で習得し、初めは特養等の入所施設で経験を積め重ねてきました。しかし夜勤などの不規則シフトにより体調を崩したため、夜勤がないデイサービスへ転職しました。

しかし、デイサービスはデイサービスによる様々な問題を抱えていることを知り、この仕事が嫌になった経験が何度もあります。「利用者は好き、だけど・・・」このような状況でした。今回はデイサービスの退職についての内容です。

デイサービスの退職を考えている方やもうすでに退職を決断されている方、又、これから介護の世界に飛び込む予定のある方、いろんな方々に目を通していただき、少しでも参考にしていただければ幸いです。

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デイサービスを辞めたくなった理由

人間関係

介護職に関しては人間関係の問題がほとんどの施設であります。介護職に関しては無資格でも採用できたり、年齢層も10代〜60代以上の方まで実に幅広く募集をかけています。

多世代の方々が一つの場所に集う所が介護現場とも言えます。

そのため、仕事に対する姿勢や考え方、時間の使い方などが各々異なるため、仕事をめぐって言い争うことや陰口を叩く回数が増えていき、人間関係問題が勃発するリスクが十分に考えられるということです。

この人間関係に巻き込まれてしまった方々が退職を決断するというケースはよく聞く話です。

人前で話すことが苦手

特別養護老人ホームの場合は、排泄介助・食事介助・入浴介助等といった入所者の生活に関わる支援が中心となります。その一方で、デイサービスは高齢者施設の入所者のように介護度が重い方ばかりが集う場ではありません。

認知症や疾患は持ち合わせているものの、自分でできる自立の部分が多いことが特徴として挙げられるため、排泄介助や食事介助などの仕事はほとんどデイサービスにおいて発生しません。

その代わりに利用者が集まる場を盛り上げたり、ゲームやレクリエーションの司会進行などを行う場合があるため、数十人の人たちの目の前でその場を仕切ったりすることが求められます。

こういう役割が好きな方は適任ですが、人前で話すことが苦手という理由で、別の介護現場へ転職されるというケースも発生します。

もらえる給料が安い

デイサービスは特別養護老人ホームなどの入所施設で働く介護職よりもらえる給料が安いケースが多いです。入所施設には夜勤業務というものが発生します。

デイサービスの場合、夜勤業務がない場合がほとんどですが、その分夜勤手当てというものが発生しません。夜勤手当ては1回夜勤に入るだけで数千円発生するため、夜勤に入る回数にもよりますが、夜勤手当てが無い方に比べてもらえる給料に数万円の差が発生します。

ただでさえ、介護の世界はもらえる給料が少ないということは度々問題視されてきていますが、デイサービスはそんな中でももらえる額が少ない部類に該当されます。

独身の方ならまだなんとかなるかもしれませんが、家族を養っていく立場の人がこの仕事を今後も継続して行うというのは、これからの生活のことを考えると難しいと感じてしまいデイサービスを退職されるケースがあります。

車の運転が苦手

デイサービスの利用者には自宅まで送り迎えを行うことが一般的です。その送迎車を運転するのは私たちデイサービス職員になります。

普通自動車免許で対応できるような車種がほとんどですが、中には自分一人での運転ならできるが、他人を乗せて走るのは抵抗がある方もいらっしゃるかもしれません。又、送迎車は送迎する時間も決まっているため、時間通りに着かなきゃいけない等の精神的負担がのしかかってくる業務です。

中にはとても道幅が狭い場所に家を構えている利用者もいるため運転技術が要求される場合もあります。このように特別養護老人ホームなどの入所施設業務には無い精神的負担がデイサービスには存在します。

人との会話が苦手

介護業務は高齢者の方とのコミュニケーションが仕事の基本になります。入所施設の場合、人によっては会話がほとんど成り立たない方がいらっしゃるので、その方の表情などの非言語を頼りに相手の心を読み解いていきます。

デイサービスの場合はほとんどの方が会話ができる状態なので、普通の方々とお話しするようなコミュニケーションが必要になってきます。

中には同じ話をずーっとされる方や会話がはっきりとされている方、突然怒鳴られる方など、いろんな方がいらっしゃいます。人とのこういった会話が苦手と感じてしまっている方々にとっては介護の世界で働くのは少し厳しいかもしれません。

私は人間関係が理由で辞めました

私はデイサービスの管理者を務めていました。その際、退職した理由は相談員との人間関係が原因です。

当時、一緒にやっていた生活相談員の方は私より20歳近く年上の女性で介護キャリアも私より数年前から働いているため知識も経験も豊富な方です。

管理者の主な仕事は利用者の新規獲得のための契約やケアマネジャー事業所への営業、毎月のシフト作成やお金の管理、送迎表作成やクレーム対応等、デイサービスを運用する上での裏方がほとんどでした。

時には施設の仕事体制にもメスを入れていかねばならない状況も発生し、現場の改善提案をしていくことも必要とされてきます。

本来であるならば、生活相談員と管理者はタッグを組み職場改革に取り組んでいきながら非常勤職員たちを新しい方向へ誘導していくものですが、私と生活相談員の仲が悪かったため生活相談員が私の改革案に対して猛反発してきます。

猛反発してくるのであれば、何か代案を出し論理的にも整合性が取れていれば何も問題は無いのですが、ただ反発するだけで代案を出さないという状況です。

生活相談員の一連の動きの目的は職場改革というものではなく、気に入らない管理者である私の意見に自分が素直に従うことを嫌がり反発をしているという背景が手に取るようにわかりました。

上の二人がこの状況なので現場職員は当然気持ちがぶれてきます。この人たちのもとで仕事をしていて大丈夫なのだろうか、そういった想いを抱き始める方もいらっしゃり、その影響で退職者を出してしまうこともありました。

当時は本当にガタガタな状況でした。私も生活相談員の存在が日々ストレスを感じるようになり、そのストレスによる蓄積で体調を壊してしまいました。

そのことがきっかけでこのままいても体を壊してしまうだけだという危機感に襲われるようになり、結果的に退職してしまいます。今ではその人が管理者をやっているみたいですが、本当に顔を見るだけでも嫌な気持ちになってしまうような現状です。

デイサービスを辞めてもいい人

  • 人と話すのが不得意
  • 場を仕切るのが苦手
  • 金銭的に余裕が無い
  • 夜勤などの変則シフトを好む
  • 就職してしばらく経過している

上記に当てはまる人において、今の職場に色々と不満がありストレスを抱えている方々は一つの方法として退職を選択肢の中に入れても良いと思っています。

まず、人と話すのが不得意と感じている方にはちょっとこの仕事には向いていないかもしれません。当然、利用者との会話を最小限にして上から与えられた業務をこなすというやり方はできなくはないかもしれませんが、利用者の状況がわかるためにはやはり会話によるコミュニケーションは欠かせません。

更に、本来のデイサービス職員として求められる仕事とは大きく外れてしまうため、デイサービスではなく転職されることも選択肢に入れても良いかもしれません。

デイサービスは人と話すことに加えてレクや体操指導なども業務の一部に組み込まれている場合が多いです。そのため、必然的に職員が場を仕切ることになります。

大きな声を出したり、いろんな最近のニュースのネタを集めたり、レクリエーションなどのゲームを開発したり等も同時に発生していきます。その場に集まった人たちをどう楽しませるのかということも求められるため、人の前に立ち、場を仕切るのが苦手と感じている方は少々この仕事は難しいのかもしれません。

また、金銭的に余裕がないという方はデイサービスはおすすめできません。先ほども記しましたが、夜勤手当などが含まれない分、他の入所施設と比べると給料が安くなる可能性があります。

時給が上がる、基本給が上がるという事例はあまりありません。今後も高齢者福祉の世界で続けたい意思があるが、金銭的な余裕がないという方は退職するということも選択の一つとして考えていく必要があります。

また、状況によっては毎朝決まった時間に動くよりも日によって活動時間帯が変わることを好む方も中にはいます。デイサービスの場合、大抵仕事時間が固定されている場合が多いです。

入所施設に行けば夜勤などもありますので朝が辛い・苦手という方は夜勤などがある変則的シフトを組んでいる施設に行くのも良いかもしれません。

最後に、就職して間もない場合はいきなり退職するのは今後の自分のためにも少し考えてもらいたいところですが、ある程度の年月が経過している場合は辛い状況の中を無理して働く必要はありません。

そこで培ってきたキャリアや知識は次の現場で活かされる時がきます。ぜひ新天地でもご活躍していただければと思います。

デイサービスを辞めるときの注意点

  • 利用者やスタッフにはきちんとお礼を伝える
  • そこのデイサービスで培ってきたことを可視化する
  • 退職のタイミングをきちんと見極める

退職するにはいろんな理由があります。家族の都合や時には職員との関係性が深くならずに辞める場合もあります。退職理由がどういう状況であれ、そこの職場で出会った職員や利用者にはきちんとお礼を伝えましょう。

嫌いなスタッフにお礼を言うのは抵抗があるというケースもあるかもしれませんが、ここで意地を突き通してしまってはその嫌いなスタッフと同等レベルになってしまいます。

最後に自分はレベルが違うんだという意思を持ちながらでも良いですが、きちんとお礼を伝え懐の深さを相手に見せることも良いかもしれません。利用者とはもうこの人生においてお会いする機会がないかもしれません。

そのくらいの気持ちを持って一人ひとりに伝えていきましょう。退職して次の仕事場で働くにしても、今自分が在籍しているデイサービスで培ってきたことを箇条書きでも良いので可視化できるようにしておきましょう。

そうすることで自分の次の職場において活用できる機会が増えてくるかもしれません。自分が感じている思いや感情はそこの現場でないと生まれないものもあります。

転んでもただでは起きない、この精神を持っていると良いです。

また、退職のタイミングを見極めることも重要です。年に2回出される賞与支給の直前で辞めてしまってはもったいないです。きちんと支給日が過ぎてから退職をするように調整したり、有給休暇はしっかりと消化してから退職するようにしましょう。

賞与や有給休暇は労働者に与えられた権利です。しっかりと活用しながら退職されると良いです。

私がデイサービスから地域包括支援センターに転職した理由

私はデイサービスを退職した後に地域包括支援センターに転職しました。デイサービスなどの介護現場はとても楽しかったのですが、長く続けられるような職業ではないと感じてしまったからです。

介護現場は常に動いています。脚元ふらつく利用者が急に立ち上がってしまったり、利用者同士の喧嘩も勃発します。

常に気を配り体を使っていくため心身ともに消耗が激しい現場となっています。若い頃はなんとかカバーできたものも年齢を重ねてくると中々難しくなっていくことを感じています。

これらの理由から相談員の仕事を探すようになり、思い立ったのが地域包括支援センターです。

当時、登録していた転職サイト主催の転職フェアがあり、そこで出会った企業の方で地域包括支援センターの相談員を募集しているという情報を入手した私は採用面接を受け地域包括支援センターの職員として配属されることになりました。

相談員は相談員なりの苦労や大変さもありますが、介護現場みたいな常に動き回るという行為は少なくいい職場に転職できたと思っています。

まとめ

現在、介護施設にはいろんな種類が存在し数多くの職種が存在します。デイサービスにおいては日中だけの業務がほとんどだったり、起床や臥床介助がないため腰に負担が少ないと考えた方が就職を希望されるケースが多数あります。

しかし、デイサービスはデイサービスでまたいろんな問題を抱えています。送迎業務負担や司会進行を行わなければならない等、デイサービスならではの業務が存在し、そのことで負担を感じてしまう方は少なくありません。

大切なのは自分が今後どうしていきたいのかという意思を立てることです。このような記事も参考にしながら、ぜひ自分の今後のライフプラン設計に活用していただければと思います。

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