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社会福祉士に合格したからには、資格を活かしたい!そう思い、私は夜勤や不規則勤務のないデイサービスに惹かれ、生活相談員になりました。

しかし、実際にデイサービスの生活相談員になってみたら、生活相談員とは名ばかりのなんでも屋としての毎日が待っていました。

介護職員の尻に敷かれ、いい様に使われる日々。こんなはずじゃなかったのに・・・と、不満は募るばかりでした。利用者のおじいちゃん・おばあちゃんと接するのは、本当に楽しく介護の仕事は大好きでした。しかし、それ以上に辞めてしまいたい。逃げ出したいと言う思いが勝っていきました。

もしかすると、あなたも私と同じように「好きな仕事なのに続けていく自信がない。」と悩んでいませんか?

今、悩んでいるあなたに、私の経験と胸の内をお話したいと思います。少しでも参考になれば幸いです。

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生活相談員を辞めたくなった理由

都合のいい何でも屋にされる

生活相談員も、現場での介護を行うのは承知の上でした。しかし、認知症で興奮し怒っている方や入浴拒否の人など、手がかかり問題行動のある利用者さんばかりを押し付けらました。

何かトラブルが起こると、全て相談員に丸投げ。何かあっても、責任は相談員が取るからいいや・・・と言う介護職員の態度にうんざりしました。

特にパートの介護職員は、「正職員でお給料が高いんだから、面倒なことをやって当然!」と言う考えの人たちばかりです。

自分の手が空いていても、わざわざ事務所まで「○○して下さい。」と仕事を投げに来る姿に呆れ果てました。時には、電話対応しているのに、終わるまで隣で待っているなんてことも。その時間に自分で対応しろよ!!と言いたくなります。

せっかく、国家資格の社会福祉士を取得して生活相談員になったのに、結局は何でも屋で都合よく扱われるだけでした。

これには、ただただ虚しく感じるばかりでした。生活相談員は事業所に1人は配置必須の職種のわりには、立ち位置が定まっていないのだな…と、しみじみ感じました。

クレーム対応に疲れる

利用者や家族からのクレームの対象となる職員は、決まってお局介護員でした。その人は、私とは親子ほど年の離れたパートさん。

仕事はできないのに、ただ長く勤めていて最年長と言うだけで「自分は偉い、すごい。」と勘違いしているお局さん。利用者さんや家族との距離感がお友達感覚で、世話を焼きすぎて逆に迷惑がられていました。

あなたの職場にも無責任なくせに、でしゃばるオバさんがいるのではないでしょうか?

55歳のパートのミスを30歳の私が代わりに謝る・・・。自分の子供と同じ世代の子に尻拭いしてもらって、恥ずかしくないのでしょうか?まさにトラブルメーカーで、大の苦手人物でした。

今思えば、「自分勝手なことばかりしないで欲しい。」と一言言ってやれば良かったのでしょうが。

当時の私は、自分がいじめられたら嫌だ。と言う目先の保身で何も言えなかったのです。まだまだ若造な私が、ふた回りも年が上の人に逆らえるはずないですよね…。

介護職員に妬まれる

生活相談員は、業務上パソコンを使うことが多く座っている時間も長くなりますよね?そんな姿は、パートの介護職のおば様たちから見たら、「座ってられて楽でいいわね~。」とか、「楽な仕事なのに私たちよりお給料いいものね。」などと、絶好の嫌味の対象でもありました。

自分が立っているのに、私が座っているのは許せないようです。どれだけ楽をしたいのでしょうかね?

パートは時給で、生活相談員は月給だから金額だけ見たら確かに私の給料が高くなります。でも、仕事量が全然違いますから!貰って当然ですよ!

私が事務仕事しなければ、利用者さんが来なくてあなたたちの仕事もなくなりますよ?と言いたいですね。

色々な人の板挟みになる

利用者・家族・ケアマネ・現場の職員、とにかくみんな自分勝手なことばかり言うなと思いませんか?

利用者さんは、自分を1番に優先して欲しいと言ってきます。送迎の時間が少しでもズレると、怒るご家族もいました。ケアマネは、ケアプランに入っていないのに、朝の送迎時に着替えの手伝いや準備・戸締り等をやって欲しいとお願いしてきます。

それぞれの希望や意見を聞き、できる事・できない事を判別して、現場に持ち帰り介護員に対応を頼むと、「大変。」だとか、「面倒だから断った方がいい。」とか、自分の損得や楽することばかり考えているんですよね。

確かに、無理難題やワガママともとれる要求が多いのも事実です。しかし、全部が全部「無理です。」と断ることが出来ないのも事実なのです。デイサービスの評判も大切ですからね。

残業ばかりで家族の時間がなくなる

何でも屋の私には、本来の自分の仕事を業務時間内に行う余裕は、あまりありませんでした。通所計画書・モニタリング・サービス担当者会議や新規契約のまとめなどなど。

定時を過ぎて、うるさいパートさんが帰宅し、やっと自分の仕事に向き合えるのです。特に月末月初は、提供表の確認や請求業務・モニタリングなどやることが満載ですよね?

この多量の業務を勤務時間内にこなせないのは、地獄ですよ・・・。

幸い、残業代はしっかり出る職場でした。でも、いくら残業代がもらえるといっても時間も心も余裕がない毎日でした。帰って、食事を作り洗濯をして、片付けて寝るだけで精一杯なのです。

職場と自宅の往復で毎日が終わって行き、休日は残ったら家事に追われクタクタでした。

私は全てがバカらしくなり生活相談員を辞めました

結局、私がデイサービスの生活相談員の仕事を辞めた理由は、全てがバカらしくなってしまったからです。生活相談員とは、名ばかりの何でも屋でした。途中までは、「介護施設なんてどこに勤めても同じ。」と思っていました。

しかし、これだけ頑張って、自分の仕事を後回しにして現場の手伝いを率先してやっても言われるのは文句と嫌味ですよ。これでは、メンタルやられますよね?

忙しすぎて、疲れすぎて自分の子供にイライラしてしまうことが増えてしまいました。自分の家族を犠牲にしてまで、他人の世話をする必要があるのでしょうか?

そう考えたら、何もかもがバカらしく思え、この生活から抜け出す決心ができたのです。

幸い、介護業界は求人が溢れていますものね。我慢して、自分や家族を犠牲にしてまで頑張る必要はないと思いませんか?

生活相談員を辞めるべき人・辞めないほうがいい人

生活相談員を辞めたいと思う理由は様々だと思います。しかし、あなたの辞めたいと言う気持ちは、もしかしたら一時的な感情ではありませんか?

特にデイサービスであれば、幅広い介護度の利用者さんを相手にし、家族との接触も多い施設です。その分、コミュニケーションに関するストレスは大きいですし、それに伴い他の部分まで嫌に感じてしまいがちです。   

しかし、先程も述べたように、夜勤や不規則勤務はありません。デイサービスは、介護職からの人気の施設でもあります。特に子供を育てながら働いている人から、とても需要が高いです。介護業界で働く上で、決して悪い条件の施設ではないのです。

その点も踏まえた上で、辞めた方がメリットが大きく、後悔はしないのか?もう一度、冷静に考えてみて欲しいです。

辞めるべきではない人

  • 生活相談での職務経験が1年未満の人
  • 次の仕事に就くときに、今の仕事で頑張ったことを説明できない人
  • 夜勤や不規則勤務ができない人

もしも、上記3つのどれかに当てはまる方は、生活相談を辞めた後の事をもう一度考えて見てください。

生活相談員を辞めるのは簡単です。介護職は特に、離職率が高く、人手不足なこともあり数回転職歴があってもそこまで次の就職には影響がでることもありません。

しかし、闇雲に転職を繰り返すと、良い条件の求人ではライバルに負けてしまう恐れもあります。そのため、求人が多い介護職でも、最低は1年頑張ってみて欲しいです。

働いてお金を貰うという事は、介護職に関わらず簡単なことではありません。生活相談員として何を頑張ってきたのか?胸を張って、誰かに話せることが1つもない場合は、もう少し頑張ってみる価値があると思います。

努力せずに辞めてしまっては、どこに行っても何をしても長続きしませんからね。

また、生活相談員の魅力をもう一度再確認してみましょう。例えばデイサービスであれば、上述したように介護職に付きものの夜勤も不規則勤務もありません。残業や休日出勤などはあっても、毎日同じ時間の日勤帯に働けるのは、デイサービス勤務の最大の魅力ではないでしょうか?

辞めてもいい人

  • 今の施設に全く未練ややり残したことがない人
  • 生活相談員以外に興味がある人
  • メンタルが不安定な人
  • 次にやりたいことや目標が明確な人

最終的な判断は、自分自身に委ねられますが、上記に当てはまる方は、思い切って生活相談員を辞めてしまっても良いと思います。

辞めてから後悔しても、再びその施設に戻るのは難しいことですし、万が一出戻りができたとしても肩身の狭い思いをすることでしょう。そのため、辞めても後悔なんてない!と言える方は、行動してみても良いのではないでしょうか?
やりたいこともあり、やり残したこともなければ、次のステップに進んでみましょう。

私もそうでしたが、メンタルが不安定になってしまった人も我慢する必要はないと思います。自分に余裕がないと、人に優しく接することはできません。

生活相談員に関わらずですが介護の仕事には、本人の心の余裕が大切になってきます。そのため、まずは自分のことを大切にして欲しいと思うのです。

生活相談員からのおすすめ転職先

生活相談員から介護保険認定調査員

こちらは、私も実際に働いたことがあります。契約社員でしたが、時給が良く稼ぎやすかったです。デイサービスに勤務経験があれば介護保険についてや、高齢者に対しての知識もあるため、調査員の仕事も飲み込みやすいと思います。

対人の仕事とパソコンの仕事を半々でこなす仕事です。そのため、コミュニケーションばかりにもならず、パソコンに向かいっぱなしにもならないためストレスも少なかったです。

介護保険関連ですが、デイサービスでの現場の介護業務とはまた違った形で今までの経験を活かすことができます。

ただし、市町村によって、保有資格の条件等がありますので、求人をチェックしてみてください。

生活相談員からメーカー勤務

メーカー勤務と聞くと、全くの畑違いでデイサービスでの経験なんて役に立つの?と思うかもしれません。しかし、福祉用具や介護用品などのメーカーを狙うと、今までの知識や経験も十分に活かすことができます。

メーカー勤務といっても、営業や商品開発など様々な職種があると思います。

しかし、どの職種でも高齢者に関わるメーカーでしたら、全く知らない分野ではないので、初めての仕事でも取り組みやすそうですよね。

生活相談員から接客業

介護の仕事で1番養われるのは、何といってもコミュニケーション能力ですよね。

あなたも利用者・家族・ケアマネ・同僚など、色々な年代の様々な性格の人と接してきたと思います。なので、多少クセの強い人や変わった人を相手にするのも、お手の物ではありませんか?そのため接客業に転職したと言う知り合いも結構多いです。

一括りに接客業と言っても、アパレルや飲食店・雑貨屋など様々な分野があります。せっかく接客業に転職するなら、自分の好きな分野で楽しむのも良いのではないでしょうか。

生活相談員から転職するときのポイント

まずは退職後のビジョンを明確に

自分の想像を上回る出来事が起きると、一気に気持ちが冷めてしまうこともありますよね?もしも、あなたもデイサービスでの勤務に冷めてしまっていたら、辞めてしまう前に今後のビジョンを考えておきましょう。

次は、どんな仕事をしたいのか?どうやって仕事を探すのか?退職時期と次の就職までの期間は?などを明確にしておかないと、路頭に迷ってしまうかもしれません。

退職の希望を伝えよう

いくら嫌な施設だったとしても、できればケンカ別れのような辞め方は好ましくありません。まずは、しっかり退職の旨を伝え、退職日の調整をしましょう。

働きながら転職活動をしても良いのですが、次の就職先が思ったより早く見つかり、自分の都合だけで突然、「辞めます!」は、絶対にお勧めしません。

突然、職員が減ってしまっては、残された利用者さんに迷惑がかかってしまうからです。また、他の職員に仕事の引継ぎがあるかもしれません。

飛ぶ鳥跡を濁さず。最後まで仕事には、責任を持って欲しいものですね。

転職エージェントに登録する

私じゃ転職の際に転職エージェントに登録しました。転職エージェントは、登録をすると自分の希望に合う求人を見つけてくれるサービスです。

求人情報をにらめっこしなくても、求人情報を提示してもらえます。なので、働きながらの転職活動の強い味方です。

辞めたいと思っても、施設の都合などで希望通りの日には辞められないことも多いです。そのため、転職活動が思うように進められないこともありますよね。うかうかしていて、いい求人に間に合わなかった…なんてこともありませんか?

でも働かない期間はできるだけ短く、スムーズに次の職場に移りたいですよね。そんな時も、担当のアドバイザーが入職日の調整や交渉を代わりに行ってくれるのです。

いい求人が出ていたので応募してみたいけれど、退職日が少し先だから・・・と諦めなくても大丈夫になりますよ。

この方法であれば、スムーズかつ周りへの迷惑も最小限に転職活動ができるのではないでしょうか。

まとめ

私はデイサービスの生活相談員を辞めて良かったですし、後悔もしていません。退職後にやりたいことも明確でしたし、何よりストレスが軽減できたからです。

もしも、あなたが生活相談員を辞めたいと悩んでいるならば、少し未来の自分を想像してみてください。転職したら、どんな生活が待っていそうですか?

今よりも活き活きしていますか?笑顔が増えていますか?心に余裕がありますか?

きっと転職したいけれど行動に移せない人は、辞める理由を探していると同時に辞められない理由も探しているはずです。私には、生活相談員を辞めろとも辞めるなとも言う権利はありません。最後に決めるのは、あなた自身です。

でも、私の経験が少しでもあなたの決断の参考になれば嬉しいなと思います。

※生活相談員との人間関係が理由でデイサービスの管理者を辞めた方の体験談もお役に立つかもしれません。もし興味がれば、「【デイサービスの管理者を辞めたい】私は相談員との人間関係が理由で辞めました」の記事をお読みいただきたいです。

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この記事の監修者

株式会社eia

 

この記事の企画・監修者は株式会社eiaです。クラウドソーシングサービスより実際の体験談の執筆依頼・インタビュー調査した内容をまとめた記事になります。

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