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私は大学卒業後、ソフトウェアエンジニアとしてヤフー株式会社へ就職し、Webアプリケーションを開発しています。

もうすぐ入社3年目に突入しようかとしていた時期、同期の仲の良い社員がどんどん会社を辞めていき、私も一度自分のキャリアを考え直そうと思ったことがありました。

最終的に転職活動が成功して内定をいただいたものの、結局は転職せずに同じ会社で働き続けることを決心しました。あなたも昔の私と同じように、このまま働いていて本当に良いのか悩んでいませんか?しかし転職後に後悔するのは怖いですよね?

この記事では、私が転職活動したきっかけや、転職活動時に転職エージェントの方からお聞きした有用な情報をお話しします。あなたのお悩みの解決に少しでも役に立つと嬉しいです。

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ヤフーを辞めたくなった理由

エンジニアとしての開発スキルが身につかないと感じた

プログラミングなどのシステム開発業務を多くこなして開発スキルを高めていきたいと考えていましたが、運用タスクが日に日に増えていきました。

ユーザからのお問い合わせに返答したり、システム利用方法に関するドキュメントを作成したりという雑用タスクが業務時間の大半を占めるようになったのです。

「この仕事はエンジニアではない別の人でもできる。」であったり「せっかくエンジニアになったので、専門的なスキルを身につけられる業務を行いたい。」と感じるようになりました。

外資企業への憧れ

「将来日本は人口が減少する上、経済は衰退し、他国と比較して貧乏になってしまうことが予想される。」という意見を何度か目にし、本当にそのような自体になった時に備えて海外で働けるスキルを身につけておいた方が良さそうだなと感じるようになりました。

海外で職を得るために最低限の英語スキルをアピールできるようになろうと思い、英語を利用する環境で実務経験を積むのが良いかもしれないと考え始めました。

当時私は外資企業に就職すれば日常で英語を利用する機会が多くあるだろうと思い込んでいたため、有名な外資企業について調べ、現在の企業と全く異なる社風を知り、憧れを抱くようになりました。

マンネリ化しつつあった業務を辞め、新しい挑戦をできる環境へ移るために転職することも悪くないのではないかとも思うようになったのです。

業務目標や評価制度が曖昧だと感じた

当時私は部署内で利用する新規システム立ち上げに関わっており、無事にシステムをスケジュール通りに開発できたので、きっと今期の評価は高いだろうと思っていました。

しかし、その期の評価は期待していたものよりも低い結果となっていました。理由を上司に聞いた所、私たちのチームの目標が部署全体の目標と食い違っており、部署全体での貢献度を考えると評価は低いという結論を下されたとのことだったのです。

目標を達成するために一生懸命に働いたのに、そもそもの目標自体が適正でなかったという事実に落ち込みました。

評価・昇進・昇給が上司の判断に大きく依存し、現在の業務が本当に会社にとって必要なものなのか疑いを持ったまま今後も働く事となるかもしれないと思うと不安になりました。

もっと明確な目標が存在する仕事または評価制度が整った企業への就職を考えるようになりました。

給料が物足りないと感じ始めた

ヤフーは他の同業企業と比較すると、給料は低めだと言われます。家賃補助が無いこともけっこう影響は大きいですよね。

社会人なって東京に引っ越してきた当時は、金銭面はそこまで気にしていませんでした。しかし、ジムに通うようになったり社会人サークルに入って新しい趣味を始めたりした結果、生活水準が上がって月の支出が収入を上回ってしまいました。

将来結婚して家族を持とうと考えているため、今後はさらに収入額が大切になる事を想像すると、このままではいけないなと感じるようになりました。

同僚の何名かが収入をアップさせるために転職したこともあり、転職への関心がますます高まりました。

福利厚生の減少

無料提供されている朝食の量が日に日に少なくなったり、定期健康診断の検査項目が減っていたりしていることに気づきました。

それでも現状の福利厚生で満足はしているのですが、これは会社が減衰し始めている事を表しているのではないかと考えてしまい、会社の将来に不安を抱きました。

ヤフーの退職を踏みとどまった理由

  • 転職理由が弱いと感じるようになった
  • 社内転職(部署異動)することができた
  • 社内のノウハウを十分に吸収していない事に気づき、もったいないと感じた

「英語を日常的に利用できる会社に就職したいから外資企業への転職を考えている。」と話した私に対し、転職エージェントの方は「外資企業の日本支社に行ったからといって、英語の仕事が必ずしもできるとは限らないですよ。」などといったように、私が転職で期待していることと現実の様々なギャップを教えてくださりました。

また、転職希望先企業との面接の際に面接官から「あなたは現在の会社で現状の不満を解決するために何か行動しましたか?」という質問をされ、確かに何も行動していなかったなと気づきました。

これらの転職活動中に交わした会話が頭から離れず、「私の望む事は本当に転職しなければ手に入らないのか?」という疑問を抱き始めました。

そこで、ヤフー社内のキャリア相談に行き、上記の会社を辞めたくなった理由を包み隠さず正直に話してみました。結果、希望するキャリアを歩めるように部署異動を検討していただけることとなったのです。

応募していた企業からは既に内定をいただいていましたが、人事の方は「現職を辞めないという選択もあるのでよく検討し、納得の行くまで意思を整理してから入社可否の連絡をくださいね。」と決断を急かさないでくださる方だったこともあり、もう一度将来のキャリアプランを整理することができました。

当時私は就職して2年程しか経っていなかった事もあり、最終的には現職でもっとノウハウを身につけるべきと考え、ヤフーでもうしばらく働き続けることを決断しました。

ヤフーを辞めるべき人・辞めないほうがいい人

辞める前にもう一度、会社を辞めて後悔することはないか、本当に転職することで問題が解決するのか、という事を考え直すことをおすすめします。

辞めるべきではない人

  • 人間関係に悩んでいて転職したい人
  • 現在の仕事内容が気に入らないだけで転職しようとしている人
  • 入社3年未満の人

大企業で働く大きなメリットの一つとして、社内転職できるという点が挙げられます。部署を異動することで完全に異なる職務を選択することもできますし、人間関係をほぼ完全にリセットして働く事ができます。

部署によって文化や残業時間、同僚の性格の傾向などが大きく異なるため、ほぼ転職したような状態になります。

普段の仕事とは無縁の方に相談できるため、気軽に一度相談をしてみることをおすすめします。相談しに来た事は上司や同僚にはもちろん内緒にしてもらえますよ。

また、もしあなたが社歴が短い場合は辞める前に一度在籍するメリットを考え直してみてください。

Web業界の中では古い企業であるヤフーには様々な社内ナレッジが蓄積されており、社員だからこそアクセスできる多くの情報があります。

社内に蓄積されたノウハウや技術を十分に学んだ後で転職した方が良い場合もあるかと思います。

辞めてもいい人

  • 収入を増やしたい人
  • 会社全体のビジョンに共感できなくなった人
  • 自分のやりたい仕事が現在のこの会社では実施できないことが明確な人

正直、同じ会社に居続けるだけでは収入をアップさせることは難しいのではないでしょうか。年収の条件にマッチする企業を見つけて転職した方が容易でしょう。

また、自分の仕事に対する考え方ややりたい事が現在の会社とどうしても食い違いが起きている場合は転職を検討した方が良いかもしれません。

ヤフーからのおすすめ転職先

似たサービスを提供している企業やライバル企業

今までの職務経験をそのまま活かして仕事ができる似たサービスを提供している企業へ転職する人は多いということを転職エージェントの方から聞きました。

類似Webサービスを提供している会社のリクルーターも積極的にヤフーから人材を募集しているそうです。

もしあなたが現在の職業は気に入っているけれど社風や収入などの他の理由で転職したいと考えている場合にはおすすめの転職先です。

面接時にも現在あなたの行っている業務に関する話が伝わりやすく、転職後の業務内容の説明も想像もしやすいはずです。そのため、入社後に想定していた仕事と異なるという事態に陥る可能性も低いのではないでしょうか。

ITベンチャー企業

会社の規模が大きいので、自分個人が会社に貢献できているという実感が湧きにくいと感じていませんか?あるいは個人の実績があまり重視されない傾向にあり、チーム全体の実績が評価の大部分に影響することに不満を感じていませんか?

もしあなたがこのような不満を持っているようでしたら、個人の影響力が高い環境で働けるベンチャー企業へ転職する方が活き活きと働けるかもしれません。

仕事内容を限定されずに何でもフルスタックに業務ができる傾向があると思うので、仕事の幅を広げることもできるというメリットもあります。転職エージェントを上手に活用し、企業の情報を収集してみてください。

ITコンサルタント

現在の転職理由に加え、将来AIが発展した社会で需要がある仕事かどうかという観点も含めて職業を選んでみてはどうでしょう?

AIでの代替される可能性の高い開発系の業務をしている方は、システム開発の上流工程の業務を行う機会が多いコンサルタント業務にシフトすることを考えても良いと思います。

また、特定技術を追求するスペシャリストを目指すのに向いていないなと思われているのでしたら、システムの課題の洗い出しやプロジェクトマネジメント、クライアントへのプレゼンテーション能力等のエンジニアリングスキル以外も求められる業務の方が向いている可能性もあります。

開発現場での実務経験を積んだ後であれば、システムの開発者・運用者視点も踏まえた提案ができるようになるため、重宝される人材となるはずです。

担当プロジェクトの傾向や主な業務内容は、求人されているポジションによって大きく異なるため、面接時の認識合わせが非常に大事になるかと思います。

ヤフーから転職するときのポイント

転職準備が完全整っていなくても、一旦転職サイトへ登録する

リクナビNEXT・ビズリーチといった転職サイトに登録し、職務経歴を登録しておくと、企業からの直接オファーに加え、転職エージェントの方からもおそらく大量にオファーが来るかと思います。

多くのメッセージに、「ヤフー株式会社での職務経験に興味を持ちました」と書かれていました。社名に頼るのは個人の力が認められている訳ではないので悲しく感じますが、ここでは活用してしまいましょう。

連絡をくださった転職エージェントの方々の中から評価の高い方数名を選び、転職相談をすることをおすすめします。

私がお世話になったエージェントさんは転職先の選定・履歴書作成、そして面接対策を無料でお手伝いしてくださりました。自分だけで転職活動を進めるよりはるかに効率が良いです。

過去の同僚とのコネクションを利用する

社内の知り合いで他企業へ転職された方がいらっしゃるのであれば、そのコネクションを利用した方が転職が容易になります。

特に外資系大手企業では社員の紹介による候補者の採用率が高いそうです。転職したいと考えている企業に知り合いがいる場合は連絡を取ってみてはいかがでしょうか。

まとめ

キャリアについて自分の考えを整理したり、自分の市場価値を確認するためにも、転職を必ずしようを考えていない人でも一度は転職活動を行ってみるのも良いかなと個人的には思います。

実際私は転職活動を実施して、今後のキャリアの方針や現在の自分の市場価値を把握でき、転職エージェントの方々から有用な情報をお聞きすることもできたので、結局転職はしなかったものの転職活動をして本当に良かったなと感じています。

もしあなたが現在仕事を辞めようかどうか悩んでいるようでしたら、一人で悩まずに一旦転職に向けて行動してみたり誰かに相談してみたりすると良いかもしれません。

まずは、あなたの市場価値を調べてみませんか?

もし、今の仕事が不満なら、ミイダスを使い転職した場合の想定年収を確かめてください。

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この記事の監修者

株式会社eia

 

この記事の企画・監修者は株式会社eiaです。クラウドソーシングサービスより実際の体験談の執筆依頼・インタビュー調査した内容をまとめた記事になります。

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