技術大国日本であれば、相当数の方々がメーカー勤務をされていると思います。

ただ、メーカーはお客様から注文を頂いて、納期までに他部署と連携して一生懸命汗をかきながら生産して、やっと製品をお届けしたと思ったら、不良品のクレームが来たり・・・。

どのお仕事も大変ではありますが、メーカーはクレームがツキモノであり、さらにそのクレームの窓口になるような営業やカスタマーサービスのお仕事となると、毎日終わらぬ業務を抱えてストレスが溜まりますよね。

そこで、私の実体験をもとに、メーカーでの苦しい経験、メーカーを辞めた大きな理由、その後の転職についてお伝えしますので、今同じような状況にあるあなたにぜひ参考にして頂ければとても嬉しいです。

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メーカーを辞めたくなる理由

堅い会社の雰囲気に、自分自身も堅い人間になる

メーカーというと、世間の目を常に気にしなければいけない業界です。この製品はノズルが効いてすごく使いやすい、あの製品はすぐに電池が切れる、などネット社会の現代では、消費者の意見が大変反映されやすい社会。

変なイメージを持たれないように、会社は常に社員を統制しようとします。それによって、社内で決まり事が多くなり、会社の雰囲気も堅くなりがちです。

これは、良い面もあれば悪い面もあります。悪い面としては、なかなか雰囲気に馴染めない、上司・同僚と話しにくい、制服など服装まで皆と同じになるなど、色々と嫌な部分がありますよね。

しかもそういう雰囲気の中にいると、自分の気づかないうちに、自分自身もいつの間にか頭の堅い人間になっていることに気づく瞬間がありませんか。

私は、こんな堅い人間になるために一生懸命働いているわけじゃない、この会社で働くことは自分の成長に繋がっているのか、果たして人間として後退してないかなど私は常に不安に思っていました。

長時間労働が横行

長時間働くことは、日本の企業であればメーカーに限ったことではないかもしれません。でも、メーカーはお客様第一なので、相手本位になりがちで、どうしても夜遅くまで働くことが多いですよね。

私の場合は、ほぼ毎日夜10時に退社でした。朝の3時まで頑張ったときもありました。夜8時に帰ろうとした時も、上司にもう帰るのか、って怒られた時もあるくらい、今ではちょっと考えられないワークスタイルだったと思います。

あなたもそのような経験されているのではないでしょうか?毎日家と会社の往復で、自分は何のために生きているのかわからなくった時が時折ありましたし、近くの線路に飛び込みたいと、ふっと思ったこともありました。

鬱になって、休職した同僚は何人もいましたし、女子寮に住んでいた際に玄関で自殺を図った仲間もいました。仕事は大事ですが、ここまで人生を追い詰めるような会社では続ける必要はないと私は思います。

扱う製品に興味がないと、やる気がなかなかでない

メーカーと言っても、様々な製品がありますが、私は、鉄道電機品の商売をさせて頂いていたので、根っからの文系には理解が難しい製品でした。

営業としてはそれなりに理解してお客様に説明しなければいけないので、もちろんエンジニアの方々が色々と助けてくれるのですが、それはそれは理解不能でした。さらに鉄道自体にも興味がないのが問題でした。

仕事と個人的な興味は割り切る必要があるのは頭ではわかっていますが、あまりにも日常的に接することがない製品だったので、仕事へのやる気をなかなか見出すことができませんでした。

来客時に夜までお付き合いがある

これも、相手本位のお話になるのですが、メーカー営業はよくお客様と夜までお付き合いをする機会が多い職業と言えます。

お客様が楽しんでいるようであれば、夕食の後もバーへ行ったり、女性のいるようなお店に行ったり、夜まで笑顔を絶やさずにお酒を注いで、あたかも楽しい時間を過ごす。

これも仕事の一部であり、このお付き合いがあるから、お仕事がうまくいくなんてこともないことはないですね。ただ、1日は24時間しかないので、就寝時間は2、3時間になってしまうなんてことも多々ありました。

思いっきり酔っぱらって、次の日もデロデロになりながら出社。若いうちはいいかもしれません。これも経験のうちです。ただ、これを一生続けるには相当の根性とお仕事への執念が必要になってくると思います。

また、家庭を持つようになったり、子育てするようなタイミングでは、さすがにワークライフバランスは取れているとは言い難いですね。

男社会である

メーカーはエンジニア、つまり理系が多いので、どうしても男性社会になりがちですね。正直に言って、男性も女性もどちらも良い環境ではないと思います。

男性の同僚はよく、もっと可愛い子がいたら頑張れるのにな~と言っているのをよく耳にしました。それはその通りです。女性にとってもかっこいい男性がいれば、今日も頑張ろうっ!って少なからず誰でも思うのは同じです。

また、女性が少ない場合の悪い面として、飲み会の席で女性だからお酒を注がなければいけない、食事を取り分けなければいけない、女性がいないから、夜に突然飲み会に呼ばれるなど、女性として意識させられる場面が多いこともしばしば。

今の世の中、性別を意識しなければいけない場面が多いのはナンセンスであり、男女平等な勤務環境を作っていかないと、こういうちょっとしたことでも辞める人は間違いなく増えていくのが実情ではないでしょうか。

私はもっと自分らしい人生を歩むために辞めました

私がとにかく耐えられなかったのは、人生が仕事中心で回っていたことです。上記の辞める理由でも書いた通り、メーカーはお客様第一主義に走るのは必至で、自分の人生がどうしても置いてきぼりになります。

やっと取得した1週間の夏休みでも、緊急で来客があり、休暇の初日にお弁当を工場に届けに行かされた時がありました。

土日でさえ来客の時は、結果として何週間も休みなしで働き、また海外出張の際は、疲労で飛行機の中で歩いている最中にいきなり失神して、最終的にはトイレで吐くなんてこともありました。

毎日働き詰めで、自分を追い詰めて鬱になりそうな時に、休みまで奪われるとは、もうこれ以上メーカーではやっていけないと確信しました。

仕事以外の時間を増やして人生をさらに豊かにすることは、この会社では到底無理だったのです。

メーカーを辞めるべき人・辞めないほうがいい人

会社を辞めるのは、会社に入るときよりも10倍の労力が必要だと言います。大変大きな決断力と勇気が伴うことは確かです。

辞めるべきではない人

  • 少しでも楽しいと感じる瞬間がある人
  • モチベーションになる何かがある人
  • 新入社員の人
  • 良い上司・同僚に恵まれている人
  • 成長する機会がある人

上記の5点で1つでもあてはまる人はもう少し頑張れるかもしれませんね。もちろん、最終的に判断するのはあなたであり、親でも友人でも同僚でもありません。

でも、私の経験から言えることは、メーカーの規模にもよるのは確かですが、例えば大企業であれば、この先すぐではなくても海外拠点に赴任する、転部する、マネージャーが転職し空きのポジションに自分が就任する、など人の動きが多いことで、仕事環境を変えられる機会はかなり多く存在します。

少し時間をおくことで、この機会へのアクセスができれば、その会社を辞めずに済みますし、状況が好転する可能性はあります。

辞めてもいい人

  • 何かの理由でもう辛くて鬱になりそうなくらい耐えられない人
  • 人間関係が改善されない人
  • 長時間労働で報酬が見合わない人
  • モチベーションが一向にあがらない人

上記4点に1つでも当てはまる人は、辞めるべきだと思います。まずは自分の体と心が一番大切で、それを会社に捧げる必要はありません。

やる気がなかったり、体調を崩している状態では、会社にとってもあなたにとってもプラスではありませんので、現状打開のためにも新たな会社で働くことも一つの選択肢となるでしょう。

退職時に注意してほしいこと

退職時は、複雑な気持ちになることがあるかもしれませんが、とにかく、これまでお世話になった方々への感謝は絶対に忘れてはいけないと思います。

上司も同僚も最低1度は、あなたのためのお仕事をしてくれたことがあるはずです。

普段は犬猿の仲で話しにくい方もいるかもしれませんが、退職後はもう会うことはほとんどないと言っていいので、「ありがとう」の言葉だけは全員に伝えるようにすると立つ鳥跡を濁さずで、良い退職となると思います。

退職のタイミング

私の場合は、11月退職となり、12月のボーナス受取日まであと10日のところで、全額受け取ることができませんでした。後から後悔のないよう、必ず受け取ってから退職できるようタイミングを見計らった方がいいでしょう。

さらに、次の転職先がすでに決まっている場合は、前職との間を空けすぎない方が良いとされるので、次の出社日がいつなのかも確認しておくといいと思います。

メーカーからのおすすめ転職先

メーカーからコンサル

メーカーを辞めて、コンサルへ転職した友人が何人もいますが、誰をとっても、お給料、モチベーション、仕事内容すべて向上しています。

メーカーでは、「受注⇒生産⇒納入」のプロセスの中で多くのメンバーが連携して一つの製品を作り上げていきますね。そこで養われたチームワーク力、リーダーシップ力というのは、コンサル業務ではよく役立つといいます。

形は違えどチーム一団となって、一つの目標に向かってお仕事するという面ではメーカーもコンサルも変わりません。

メーカーから商社

ここで、コンサルと商社に関して共通している点は、製品を作る必要がなくなることです。

お客様からのクレームはどの業界にもあるものですが、製品に対してのクレームがなくなることは、仕事内容、気持ちの持ちようも相当変わってきます。特に商社は、お給料面ではトップクラスの会社が数多く、また出張なども多いので、モチベーションが上がる可能性が大いにあると言えるでしょう。

お客様とメーカーの間に入るようなお仕事があれば、生産側の苦労はよく知っていると思いますので、メーカーでの経験を活かすことができるはずです。

メーカーからメーカー

これは、もしまたメーカーで働くことになっても、好きになりそうな要素が考えられる方に限ります。例えば、私の場合は、電機品から下着メーカーへ転職をした経験があります。

扱う製品を身近なものに変えることで、製品に対して興味を持ち、自らモチベーションをあげました。また、職種も業種もいっきに変化すると、業務上わからない点が多くなり、また辛くなるかもしれません。

再度転職したいという気持ちになる可能性が大いにあります。

ただ、同じ業界で職種を変える、働く都市を変える、扱う製品を変える、など少しずつ条件を変化させていくことで、今後の転職にも一貫性を持たせ将来への繋がりを作っていくことができます。

メーカーから転職するときのポイント

転職エージェントは有効活用すること

転職エージェントは無料・有料のものがありますが、無料のサービスでも十分に求人紹介を受けることができます。

希望の職種や、どの点を重視してお仕事を選びたいか、どんな職場環境がいいか、残業ありかなど、細かく相談に乗ってくれるのでよりあなたの希望に近い求人情報を見ることができます。

もちろん、自力で探すことも可能ですが、絶対に入社したい会社がある場合以外は、リクルーターに相談した方が効率よく転職活動が進むと思います。

退職理由がとにかく大切

面接では、退職理由はポジティブな回答にしてください。

もちろん、ネガティブな点はあってもおかしくはありませんが、基本的には、もっと難しい仕事に挑戦したい、この会社であればもっと貢献できるポジションがあるなど、前向きな回答でなければ、やる気がない、弱気、とマイナスにとられることが多いのが現状です。

本心は一度心に仕舞い、転職先の良い点をよく調べてから、あなたがどのような価値を会社に貢献できるかを伝えましょう。

まとめ

辞める決断は簡単にはできないものです。変化に対しては誰しも恐れがあり、勇気を出すことは少し時間や何かのきっかけが必要になるかもしれません。

でもそれは、それだけその会社にも良い点があるかもしれないという意味で、嫌だ、という気持ちだけで安易な転職はおすすめしません。ただ、辞めるべき時は必ず何かのタイミングがあります。

もし、あなた自身が、これだ!と思うものがあれば、それは転職のサインに間違いないでしょう。

私が、長期休暇の際に海外旅行をして気づきを得た結果、転職を決心できたように、いつ何があなたの背中を押してくれるかわかりませんので、その時のために心と体は常に健康でいることがまずは大切なことだと思います。

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この記事の監修者

株式会社eia 大嶋

 

この記事の企画・監修者は株式会社eiaの大嶋です。クラウドソーシングサービスより実際の体験談の執筆依頼・インタビュー調査した内容をまとめた記事になります。

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