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「安定した仕事に就きたい」。そう思い医薬品営業(MR・MS)を目指している人は多いのではないでしょうか。医薬品に携わる仕事は安定していて高給料なため、人生勝ち組だと思いますよね。私自身も一生働ける仕事だと信じて未経験から医薬品業界を目指しました。

その中でもMSのお仕事は資格や学歴が求められない分就職しやすく、人柄や実力が必要となってきます。その辺は他の営業職と同じですよね。仕事内容は簡単に言うと医薬品の配達と営業になります。

配達一つに関しても、急いで届けなければいけない場合は患者さんの健康や命にも関わるので、常に医療機関との連携が求められる重要なお仕事です。

私は高校を卒業後2年間フリーターをしてからパソコンの知識を学び、その後知人の紹介で医薬品卸の会社に就くことができました。軽い流れのまま入社したものの、医薬品に携わる仕事に就けたのは大変嬉しく自分の生活に胸を張れる様になっていました。

そこで私は7年間医薬品の配達や営業を経験させてもらい、数多くを学ばせて頂きました。

やりがいもあり高給料な仕事のため長く続ける人も多いのですが、不思議とどこかで不安を感じてしまうタイミングがあると思います。もしかすると、あなたもこのままMSを一生続けて良いのかどうか悩んでいませんか?

この記事を読んでくださったあなたは、おそらく転職を考えておられるのでしょう。そんなあなたに、私の転職経験についてお話しますので、少しでも参考になれば幸いです。

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MSを辞めたくなった理由

細かい仕事が多い。ほんとにこれに尽きる。

商品管理、商品の受注・発注、顧客対応、配達、書類作成、営業。ざっくりこんな感じですが実際これを一日でやるとしたら大体時間が足りなくなってしまいます。

外回りをしてクタクタになった後のパソコン作業はとても辛かったですし、それに加え日々医薬品の勉強をしていかないと何千種類とある医薬品を覚えることができません。

拘束時間が長い

朝は早く、夜は病院の診察が終了してからの営業になりますのでこれは職業的にどうしようもありません。朝の7時に得意先へ直行する事だってありました。

ちなみにそれで評価や給料は上がりません。当たり前の事だからです。基本的にブラック寄りな職種になると思いますが営業なんてどこもそんなもんですよ。

覚えなきゃいけない知識が多すぎる!

主に医薬品の商品名や効能・種類・成分別の先発品と後発品などを覚えている人の方がやはり営業としては信頼されるので、知識は必要になります。

それに加え後は他の営業と同様に、営業技術や対人スキルなど求められますので最初は頭がパンクする人がほとんどです。私がなにも見ないでスラスラと医薬品の説明をできるまで5年はかかりました。

覚えるまでは得意先へ入る前に商品情報に目を通して、なんとか知っている風な感じで乗り切ってましたね。

激務のわりに安月給

私の場合は特別人員不足なのもあり、とても忙しかったです。朝8時から業務開始→13時位まで薬の配達→18時位まで営業と書類作成や整理→21時までPCとにらめっこ。

これを週休1日でやっていたらそりゃあ辛いですよ…¥。

私だけではなくあなたももしかしたら日々細かい業務に追われて残業が当たり前かもしれませんね。MSは呼ばれたらすぐ行かなければならないので自分の仕事は後回しです。

なので定時に帰れないのはむしろ人気の証とも捉えれますね(笑)医薬品は在庫がなければ患者さんに渡すことができなくなり、病気の種類によっては患者の命にも関わることなので即対応しなければなりません。

そしてわりとその機会は多いです。急いで病院に薬を届けて帰ってからまた同じ所に急いで届けなきゃ!なんて事もざらにありますのでそれだけでだいぶ時間もとられてしまいます。

そんな事もあり、私は仕事量と責任感を考慮するとわりに合わないかなと思ってしまいました。給料に関しては各社のシステムがあると思うので一概には言えませんが、忙しさはだいたいどこも同じだと思います。

残業代はでるので総支給額はそこそこあるのですが、体が持たないので一生この仕事をするのは少し厳しいですね。忙しさのあまり体を壊し、薬を届けてからそのまま診察なんて事もありましたよ。

私がMSを退職し不動産賃貸営業へと転職した理由は収入の限界を感じたから

  • そもそも医療業界が儲けるのは昔話
  • 医薬品と違い高額なインセンティブ
  • 契約を決めるまで何度も足を運ばなくてよい

ちなみにみなさんは知ってる方もいるとは思いますが、恐らく世間一般の人はMRやMSがとても儲けるお仕事だと思っていませんか?私はMRやMSの知り合いも数多くいますが誰も幸せそうな人はいません。

いや、ちゃんと幸せな人ももちろんいるはずなのですが。(苦笑)

医薬品業界は今、リストラや早期退職が多く会社側から退職を進めてくるのが現状です。なぜかと言うと、年々国からの補助も少なくなり、ジェネリックが発達し薬の値段も安くなってきてます。

ライバル社も増え価格競争も多くなり、年々売り上げが下がるのが当たり前になってきているのです。そんな中でこの業界で生き残るのは簡単な事ではありません。

最近学生から聞いた話だと、MRの求人もめっきり減ってしまってとても倍率が高いみたいですね。

その点不動産業界はもちろん辛い事はたくさんありますがすぐに結果がだせるし、やる気があればどこまでもいけます。上手くいくともちろん給料も高額です。

私が7年掛けて頑張ってあげた給料はあっという間に追い越せます。私が安心できるポイントは、不動産の仕事は絶えることなく需要があり、賃貸や戸建ての売買・土地の売買など知識と営業力次第では無限に稼げるようになってますので将来的にもとても安心できます。

自分がいくら頑張っても業界が衰退していくのに逆らうことはできませんよね。不動産ほど分かりやすくててっとり早い商売もなかなか無いと思います。

ここまで言いましたが私はMSをそのまま頑張るのも良いことだと思います。資格や学歴がなくても昇進はできますし、基本的には年功序列のイメージなので自分の仕事を年々こなしていれば着々と評価と給料は上がっていきます。

私はせっかちなので向いていなかったのかも知れません。

大体昇進する人は粘り強い人です。そして部長クラスになるだけでもだいぶ安定した給料を貰えるので下手に転職するよりは続ける方がリスクが無いという考えもできますよね。

MSを辞めるべき人・辞めないほうがいい人

まだMSの楽しさを感じれていない方は辞めるのはまだ早いです。それは向いてないからではありません。どうしても慣れるまでに時間がかかってしまうのです。

辞めるべきではない人

  • まだ得意先の方に名前を覚えて貰ってない人
  • 事務処理、PC作業だけで挫折しかけてる人
  • 売上げが伸びない人
  • 人と話すのが苦手でどうしても緊張してしまう人
  • 会社、得意先で楽しめない人

ここで挙げたのはほとんど入社して日が浅い方が多いと思われますが、現に離職率が高いのは入社2年以内だと思います。それはこの業界の辛い部分しか感じていないからです。

私は一人前になって楽しさを感じれるまで3年はかかりました。

営業や事務作業は慣れてないと苦痛でしかないですが、どちらも慣れると全然気にならなくなりますよ。そこを越えればなぜか毎日ただただ楽しくあっという間に時間が過ぎていきます!これは本当です!

もしこの理由で悩んでいるならもう一踏ん張りです!

辞めてもいい人

  • この業界を知り尽くした上で辞めるか悩んでいる人
  • 給料に納得のいかない人
  • 根本的に会社や上司の方針と合わない人
  • 独立やMRへの転向などのステップアップを考えてる方
  • 5年以上働いても楽しさを感じれない方

正直言うとMSは次へ繋げるための踏み台だと私は思っております。MSのまま定年を迎える人はあまり多くはなく、ある程度ノウハウを身につけた方は早めにステップアップしていきます。

学べることは数多いのでけっして無駄な時間とは思っていませんが、残る人と辞める人の違いはきっと性格でしょうね。(笑)

長く働いているにも関わらず、辞めるか辞めないかと考えた時点で辞める事をオススメします。

MSからのおすすめ転職先

不動産

私は率直にこれだと思います。MS程の仕事量もなく、インセンティブが大きいのでやりがいがあります。MSをやってきた方は確実にできる仕事です!

あと私が注目するのは業界の景気の良し悪しですね。まず間違いなく景気は良いです!

ITエンジニア

この仕事は単価が高く、将来的にもどんどん需要が高まるので早めに知識や技術を学んでおくのをオススメします。いずれは在宅で勤務できるのも魅力的ですよね。

最低限の知識と技術が絶対的に必要になるのであとは勉強あるのみです!

運送

この業界は人材不足が深刻なため入社しやすく、仕事をこなせばこなす分給料に反映されるので私は有りだと思います。体力面はとてもキツいと思いますが、人と関わるストレスは他に比べて少ないと思います。

営業で心が疲れてしまった人には向いてるかもしれません。私も含めて…(笑)

MSから転職するときのポイント

まずは会社に打ち明ける

MSの仕事は短期間で引き継げる仕事ではありません。担当の引き継ぎや挨拶周りなどが必要不可欠なので、会社には転職したい旨を仕事を探す前に伝えておいた方がスムーズに行きます。

言いづらくてギリギリまで伝えないでおくと会社や得意先に迷惑をかけてしまいお互い良い思いはしません。私も実は2ヶ月前に転職する旨を伝えたのですが、バタバタしてしまいました…。

最低でも3ヶ月前、できるなら半年位前からでも転職を考えてると伝えてください。

仕事は焦らずじっくり探しましょう

恐らく仕事を探す時間も面接を受ける時間も多くはとれないと思います。あまり一気に何社も受けるよりは、一ヶ月に1件~2件くらい応募する位がちょうど良いと思います。

日々の忙しさに付け加え転職活動を積極的に行うと、どこかが雑になってしまい悪循環を起こしてしまいます。

同僚や得意先の方など、相談にのってくれる人も数多いと思いますので周りに報告も兼ねて相談するとより効率が良いですね。

思わぬコネクションが見つかる事もありますからあなたも是非、試して見てください!

面接ではどれだけ入社日を遅らせてもらえるか絶対確認する

先ほども言ったように、MSの仕事を次の担当者に引き継ぐのはとても時間がかかります。自分では1ヶ月あれば良いと思っていてもそんな上手くはいきません。

なので面接官を困らせない程度に確認し、なるべく長い時間を貰えるようにしてください。

ちなみにMSは基本的に辞める3ヶ月位前から挨拶回りをしたりしますので、3ヶ月位は時間がほしい所ですよね。都合よく時間がとれない場合でも1ヶ月は貰いましょう。

さすがに1ヶ月切ると円満には終われないと思ってください。

得意先のお医者さんとは良い関係のまま辞めましょう

お医者さんは転職先でも顧客にできる可能性が高いです。不動産やIT関連などでも高収入の知り合いや法人の知り合いがいることはとても強みですよね!

現に辞めた後は別業者として出入りしてる人は数多くいます。自分の経験を無駄にしないためにも、使える関係は有効活用しましょう!

向いてる仕事は法人営業

1つ注意するとすれば、個人営業より法人営業の方が向いてます。あまり固い言葉使いは個人営業の時は壁になりがちなので、丁寧なつもりでも距離ができてしまいます。

法人営業の場合は固いと丁寧は大前提なので違和感なく入り込めると思いますよ。個人営業は勝手が違うので慣れるまで少し時間がかかり、自分の自信が崩れてしまうケースもあります。

それは営業が下手なのではなく感覚や考え方の違いから来るものが多いので、一度コツを掴めばすぐモノにできるはずです!

MSは面接が勝負所

MSの強みは履歴書では伝わらない部分になります。主に会社とお医者さんに鍛え上げられた不屈の精神と物腰の低いトークスキルですね。

面接受けは非常に良いので、あまり固い面接ではなくいつもの営業感覚で笑顔を見せながら真面目さや忍耐力をアピールすると大体の営業系は受かります。

私は転職する際に5社受けて4社受かったのですが、採用理由がすべて「人柄が良い」「明るい」「すぐに辞めなそう」などでした。普段気難しいお医者さんと話すより全然簡単なはずですよ!

あなたもいつもの営業をする感覚で面接に挑んで見てください!

まとめ

どの業界に転職しても医薬品の知識はほとんど役に立ちません。役に立つのはあくまで対人スキルと築き上げた人間関係です。私自身いざ就職活動をする時に自分の無力さに少し悲しくなりました。(笑)

書面では伝わらない事も多いのですが、実はMSはとても転職に強いと思います。

お医者さんを相手にする営業力・細かい書類作成・仕事量やストレスに負けないメンタルなどを上手くアピールすることができると、どこからでもひっぱりだこになれるので自信を持って大丈夫です!

自分の経験を次に繋げるためにも会社や得意先に不快な思いをさせず、全員に応援される位上手く計画的に転職しましょう。

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この記事の監修者

株式会社eia

 

この記事の企画・監修者は株式会社eiaです。クラウドソーシングサービスより実際の体験談の執筆依頼・インタビュー調査した内容をまとめた記事になります。

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