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私は地方から都会に住み、勉強を経てようやく念願の栄養士の資格を手に入れました。その後、進路を考えた時に栄養士を募集しているヘルスケア系の企業に入りました。そこでは保健指導のサポートをし、会社員として日々の仕事を過ごしていました。

しかし、しばらくすると栄養士社員独特の様々な悲惨な目にあい、人生について本気で悩みました。女性社会ならではのドロドロ、支店長のセクハラ、取締役のパワハラなど、今思い出してもストレスになります。

「私はこんな生活をおくるために試験勉強したわけではない」と毎日が苦痛でした。

思い悩んだ私はくだらない人間たちと縁を切るべく3年でその会社を辞めました。当時の年齢は32歳です。もし、あなたが、過去の私のように栄養士として悩んでいるなら、なにかのお役に立つならば幸いです。

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栄養士を辞めたくなる理由

ドロドロした女社会~お嬢様?

私の会社は栄養士が常時5名程度はいましたが、みなさん女子高、女子大系でしかも家が裕福なお嬢様が多かったと思います。

年に2回の海外旅行、高額な女子会や買い物のお付き合い。それを束ねるボス栄養士の女性取締役。まさに絵にかいたような女社会です。こういう環境も手伝って、会社の中は常に誰かの噂話、ラインによる同僚や上司の悪口、妬みや嫉み、密告などばかりです。

仲間で助け合うというよりは、お互いに牽制して悪口を言い合う社風でした。最悪ですよね。社長や支店長も男性ですが他人の悪口ばかり言っていて殺伐とした社内でした。

類は友を呼ぶと言うか、似たような人種って集まるものです。

栄養士の集団ではなくても、このような陰湿さはあるかもしれません。ただし、世間知らずのお嬢様栄養士が集まり、パワハラ女性上司もそれに加わると、このように酷いことになります。まさに発酵食品のような人間関係ですね。

栄養士を狙った支店長のセクハラ

セクハラはどこの会社にもあるのですが、おそらく栄養士ということで特にターゲットになったようです。

「料理的でおとなしい女性にちょっかいを出したい」「知的な女性に卑猥なことをいって辱めたい」という願望からの栄養士だけを狙ったセクハラがうちの会社にはありました。

昭和の古い体質の男性支店長は栄養士たちに「彼氏はいるの?どんなデートしてるの?」などしつこく聞いてきます。夜中の3時までお酒を飲まされた女性もいました。本当に気持ち悪い。

男性支店長は「巨乳の高学歴栄養士は最高だ」「おーい、お茶いれてくれ」など机に脚を上げながら平気で言っていました。

事務の女性よりも、栄養士の女性を狙ってセクハラすることを楽しんでいたようです。まあなんというか、最悪ですよね。辞めて正解でした。

女性取締役のパワハラ

この会社は栄養士の女性取締役がいました。「栄養士の地位向上を目指す」という方針もあり、期待して入ったのですが、「指導」とは名ばかりのパワハラでした。

業務時間にホワイトボードに延々と何時間も意味不明な自慢をしたり、みんなを立たせて自己満足な演説を繰り返していました。気に食わない社員の給与をいきなり下げたり、退職勧奨をするのも日常茶飯事です。

栄養士だからパワハラをするわけではないと思うのですが、このような栄養士の女性の上司を見ていると、自分も栄養士を続けることが不安になります。

性格がねじ曲がって将来こういう人間になるのかな?など、とてつもなく嫌な気分に襲われたのを覚えています。

独身者ばかり、このままでは永遠に結婚できない

会社員系の栄養士には独身者が多いのです。しかも私の勤務していた保健指導の会社は男性も女性も独身者ばかりでした。会社が給与も安く独身者ばかりを採用しようとしていたからです。

結婚した人は退職していきました。また、栄養士のような資格のあるワーキングウーマンは自立心もあり、自分のライフスタイルをつくりやすいという罠もあるかもしれないですね。

下手に独身のライフスタイルが固定するのは非常に危険ですし、「結婚なんかしなくてもよい」という女性の集団にいるというのも良いことではありません。

人間は環境に影響を受けます。独身者ばかりが集まりやすいこの会社で長く栄養士をしていたら、一生独身になると考えとても不安になりました。なお、女性上司はだらだらとした社内不倫をしていたのも嫌気がさした理由です。

栄養士のスキルが伸びないで、ごますりだけが発達する会社

これは会社のせいなのかもしれませんが、非常に悪口がおおい陰湿な会社でした。栄養士も自分のスキルを伸ばすというよりは、お互いをけなしあい、陰口をいいあうのです。

社内で何か問題があったときは、いないとこでその人を貶め、会社の上司を利用して上から相手にプレッシャーを与えるなど、いろいろギスギスした雰囲気に満ちていました。こうなると栄養士としてのスキルアップや勉強という雰囲気ではありません。

いかにして社内でゴマすりをするか?パワハラ上司にとりいるか?そういうズル賢いスキルばかりが重視されるのです。

またときどき昔の栄養士の友人ともお茶をしていたときのことです。仕事や栄養士の話をしていて、自分は仕事の年数はあるのに、仕事の知識があまりにも貧弱でレベルが低いということを思い知らされました。

これはショックでしたね。同じような学校を出て、栄養士の仕事をしているのに、私の方は収入も知識も少なく、そのくせ年月だけは経っているのです。

このままでは自分がダメになる。それも私が辞職を考えたいくつかの理由の一つです。

私は「自分の将来が不安」で辞めました

結局、私は「自分の将来が不安」になって栄養士を辞めました。

自分の将来を考えた時に、この環境にいた場合、

  • 一生独身で過ごさなくてはいけない
  • ずっとゴマすりと悪口で仕事しなくてはいけない
  • いつまでもセクハラをうけなくてはいけない

そんなことを考え、悩み、うつうつとした気持ちになって、うんざりしたのです。

自分の先の人生を考えた時になんの希望も持てないなら、その仕事を続ける意味はあるのでしょうか?一度しかない人生、さらに自分の大切なプライベートの時間、そんなことをいろいろ考えているうちに私は辞職を決意したのです。

仕事って1つしかないわけではないですからね。少し転職活動をしてみたらわかると思うのですが、世の中には仕事と言うのは本当に星の数ほどあります。嫌ならさっさと辞めて新しい仕事を探すべきです。

栄養士を辞めるべき人・辞めないほうがいい人

栄養士を辞めたい人は数多くいても、その理由は人によって違います。あなたの辞めたいと言う心の動きは、もしかしたら突発的な感情の問題かもしれませんし、単に疲れてなにもかも放棄したいのかもしれません。

特に会社員系の栄養士であれば、栄養士としての職種の問題よりも、その会社独特の問題、パワハラやセクハラ、社風やサービス残業など、栄養士とは関係ない要素が関係している場合もあります。   

しかし、それらは栄養士の仕事のせいではなく、どのような会社勤務、OL生活でもあることなのです。勤務先が違うだけで同じような問題に追われることもあります。栄養士自体は知識層の女性の仕事としてそれほど悪い仕事ではないのかもしれません。

そのようなことも考慮した上で、仕事を続けるよりも辞めた方が、自分の将来を考えた上でメリットが大きいのか?あとから後悔はしないのか?そういったことをカフェでコーヒーでも飲みながら冷静に考えてみて欲しいです。

くれぐれも感情的に爆発して後悔することはないようにしましょう。辞めるにしても計画的にあなたが損をしないようにしてみてください。

辞めるべきではない人

  • 栄養士としてのスキルアップ・勉強が見込める人
  • 栄養士の仕事以外の理由で辞めたい人
  • 栄養士業務をして10か月未満の方

上記のような方はすぐに辞めないで、少し立ち止まって考えてみた方がよいです。

栄養士としての勤務年数が少ない、スキルアップ・勉強が見込めるといった環境であれば、もう少し様子を見て自分のキャリアアップや経験蓄積をすることをお勧めします。

栄養士の仕事以外の理由で辞めたい人は、栄養士を辞めることはないです。単純にその会社を転職して、また他の職場で栄養士をやってもよいのです。仕事が嫌な理由はその会社のパワハラやセクハラだからです。

いっときのストレスで感情的にならずに、なぜ辞めたいのか、自分を見つめなおしてよく考えてみましょう。

辞めてもいい人

  • もはやそこでは栄養士としての成長は考えられない人
  • 栄養士の集まる女性社会が嫌すぎる人
  • もっとほかの生き方で生計をたてることができそうな人

上記のような方は栄養士を辞めてもよいと思います。

「もはやそこでは栄養士としての成長は考えられない人」ということは、その職場では新しい知識を得ることができないのです。仕事、特に専門職は新しい知識を得て成長していかなければ、時代に取り残されます。

停滞している時間と言うのは0ではなくマイナスといえます。そのまま時間が過ぎていくとその危険性は増えて、いずれどこにも転職できない人材になってしまいます。

「栄養士の集まる女性社会が嫌すぎる人」も早めに辞めた方がよいと言えます。これは他の仕事でも同じかもしれませんが、女性が多い栄養士職ではその傾向が強いと言えます。職場の女性社会が得意な人もいることでしょう。

女性ボスの顔色を察知して、新参者や弱い立場の女性には気を使わない。弱い者いじめがあっても無視するなどです。私はその社風が嫌でした。ストレスになって、これも辞職を決めた要因の一つです。

栄養士は普通の会社員女性とは少し違った存在です。専門資格もありますし、周りは一般職と違って、専門家、高学歴という目で見ています。それが良い方向に働くこともあれば悪い方向に作用することもあります。

もし、自分が仕事をしていくうえでマイナス要因ばかりが多い場合は、会社を辞めることを考えておきましょう。

栄養士を辞めるときの注意点

栄養士の仕事を辞めるときの注意点はいくつかあります。

  • 次のことを考えずに衝動的に辞める
  • 栄養士の勉強道具、ノウハウを職場に置き忘れる
  • 有給や福利厚生を確認する

次のことを考えずに衝動的に辞めては生活が破たんします。辞めるときは計画的に、次に何をするのかも考えて、露頭に迷わないように注意しましょう。また職場で培った知識やノウハウ、業務のデータもあるはずです。

退職するとそれらは取りに行けません。データのコピーやノートの保管など大切な者はコンプライアンスの許す限り自分でキープしておきましょう。自分の仕事の記録なのですから遠慮する必要はありません。

仕事自体は終わっても自分のノウハウや経験は形を変えて、その後のあなたの人生を助けてくれるものです。

また退職するとなれば有給を消化るすなど、自分の権利を確認するのも非常に大切です。言い出しにくい職場の雰囲気や、パワハラ上司もいるかもしれませんが、あなたの正当な権利はしっかり主張しましょう。

どうせ、もう辞めるのです。相手にどう思われようが有給も権利主張もきっちりやりましょう。よくわからない人はネットで調べてもよいですし、法テラスの無料相談も使えます。

栄養士からのおすすめ転職先

栄養士から派遣講師

私や友人の転職に関する情報が参考になれば幸いです。栄養士資格のある人を募集している派遣講師の会社やセミナー会社があります。登録したり、所属することで、講師業ができます。

派遣先は調理師専門学校やパティシエ製菓学校です。学生向けに栄養士としての授業を受け持つわけです。一日のコマ数は少ないのですが、字旧単価はそれなりにありますし、掛け持ちすることである程度の金額になります。

また講師会社によっては月給設定があるところもあります。またこの仕事の良いところは専門学校生など若い世代と接することです。

ときにはやんちゃな子もいますが、元気と活気をもらえますし、人前で教えるという緊張感があなたに自信を与えます。あとなぜか痩せてキレイになる人も多いです。若い学生の前で人に教えると意識が変わるからでしょうかね。

栄養士から専業主婦

一番のお勧めは、この専業主婦です。転職エージェントを使って新しい会社に勤めるのも1つの方法なら、結婚相談所を利用して主婦という職場に勤めるのも一つの方法です。

主婦も旦那さんに生活の保障をしてもらいながら、家事や生活をするのです。一つの職業みたいものですからね。また、そう意味ではなくても好きな人と一緒に暮らして子供をつくるのは楽しいものです。

是非とも選択肢のひとつにいれておきましょう。また、すぐに結婚ではなくても結婚しやすい職場、無駄な残業が少ない職場などを考慮して転職活動をするのも一つの方法です。是非プライベートも充実させてください。

栄養士から事務

栄養士の仕事から、その知識やノウハウを生かした会社の一般事務をすることも悪くない選択肢です。栄養士は栄養や健康に関しての専門知識があり、それを必要としている職業や業界も数多くあるのです。

具体的には栄養や食育に関するレポートや記事を書く仕事もありますし、調理やパティシエのサポート作業、運営や経営に関わる仕事もあります。食生活アドバイザーとしてスポーツジムに勤務している友人もいます。

栄養士の知識とスポーツインストラクターは健康維持の業界的にはつながりがあるのです。

是非、一つのことにとらわれず、柔軟に考えて、あなたにあった働きやすい仕事を考えてみましょう。インターネットや転職エージェントで探してみると意外な仕事が見つかるときもありますよ。

栄養士から転職するときのポイント

転職エージェントに登録して職探し

いきなりやめても次が困りますし、生活が困窮した状態で焦って職探しをするとろくでもないブラック企業につかまりかねません。パワハラやサービス残業の会社は最悪です。まず在職中に転職活動を効率的に始めましょう。

具体的には転職サイトに登録して、自分のやりたい仕事を探すことから始めてみます。インターネットで完結できるのでスマホでも探せますし、土日夜間に転職活動もできます。

自分のメールアドレスとPW登録さえすれば、キーワード検索で求人広告を探すこともできますし、応募や面接もできます。遠方の方向けにはスカイプ面接をしている企業もありますので、気軽に仕事探しができます。

このような転職エージェント会社を使うことには様々なメリットがあります。まず、求人情報をたくさん閲覧し、多くの会社を知ることができますし、検索するときも希望条件や希望職種・業界でフィルタリング機能で探すことができます。

また転職エージェントごとに業界求人の特性があるので、あなたの狙っている業界を見つけやすいという利点もあります。履歴書や経歴書登録によって、一括してPRできるというのも良いですね。

そのまま自分で面接をすすめていくこともできますし、キャリアコンサルタントを活用して悩み相談しながらアドバイスをもらうこともできます。

人間関係の身辺整理、最後だから言いたいことを言ってもよいです

転職も決まって、次の人生設計の目途が付いたら、社内と仕事の身辺整理をしていきましょう。お世話になった取引先や同僚には打ち明けて、お礼をしておきましょう。

また、お世話になっていないパワハラ上司やセクハラ支店長にはそっけなく応対し、最後の時にいう捨てセリフも考えておきましょう。

最後ではなくても突き放す態度で批判してもOKです。辞める人には何も言えません。他の同僚のためにもはっきりと言ってあげましょう。

有給消化と書類の持ち出し

自分の権利を主張することも大切です。特に有給申請は辞めてしまうと意味がありません、しっかりと申請し取得していきまましょう。自分の仕事の書類やデータも持ちだして今後のために使うことが大切です。

コンプライアンスや機密に注意しながらですが、あなたのキャリアやノウハウは是非、大事に考えてほしいところです。

有給申請や残業代申請が上手くいかない、退職の引き止めや、退職に関係した酷いパワハラのときなどは法テラスや弁護士事務所の無料相談も使っていきましょう。

まとめ

今回は私の栄養士を辞める体験談をなにかの役に立てばと思い、赤裸々に書いてみました。栄養士の仕事は他の一般職とは違って、様々な要素があるものだと思います。

専門の知識もあり、つぶしの利く一般事務女性とはかなり環境が違います。資格があるのでキャリア設計も考えてしまいますよね。でもよく考えてください。あなたの人生は一度きりですし、時間は有限です。

プライベートや結婚のことも考えて、あなたにとって一番良い方法を選んでいくことが大切なのです。成長をみこめない、うんざりする職場とは早めに縁を切りましょう。

嫌な性格、陰湿な人間関係の中にいるとせっかくの才能や能力も腐ってモチベーションも下がっていきます。良い転職をして、是非、素敵なワークライフバランスを考えていきましょう。

あなたの将来を応援しています。

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この記事の監修者

株式会社eia

 

この記事の企画・監修者は株式会社eiaです。クラウドソーシングサービスより実際の体験談の執筆依頼・インタビュー調査した内容をまとめた記事になります。

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