あなたは今、心から楽しいと思う仕事に就いていますか?私は大学で心理学を専攻していたこともあり、かねてから希望をしていた人事の仕事に就きました。

「良い人材を採用し、会社に貢献する」という責任の重さに魅力を感じ飛び込んだ人事職。意気込んでいた私でしたが、そこには想像と違う毎日が待ち受けていました。

せっかく採用した人材は正当な理由なく辞めていってしまう。いくら人事として個人で努力しても、人の気持ちなんてすぐに変わっていってしまう・・・。悩まされる日々の繰り返しでした。

つまらないというわけではなく「つらい」と感じる日々でしたね。

「この仕事は、私じゃなくてもいいんじゃないか。」あなたもそう思っているうちの一人ではないでしょうか?

今、同じ悩みを抱えているあなたに、人事歴約2年で転職をした私の経験を踏まえて、アドバイスをしたいと思います。

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辞めた後どうなる?を知ることで、何か今の現状を解決するヒントが掴めるはずですよ。

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人事の仕事を辞めたくなった理由は?何がつらいのか

採用した人材がすぐに辞めてしまう

人事職で一番の悩みは、採用した人が長期定着しないことだ、という人も多いのではないでしょうか。これは人材確保が難しい今、どの組織の人事担当も悩んでいる問題だと思います。

中には、正当な理由なく辞めていく人も多く、人事担当として「あの人を採用したのは間違いだった」「私のミスだった」などと思ってしまうことが、本当に悲しかったです。

「自分には人を見極めたり、辞めないように工夫するのにも限界がある」と思い、会社に迷惑をかけている自分に、心からがっかりしたことを覚えています。

また、人の思いや人生は人それぞれ。急遽仕事を辞めないといけない人や他の職員と同じ勤務形態でも心を病んでしまう人など、予期せぬ退職は避けられませんでした。

自分の意思だけでは手が付けられない問題が増え、同時に人事担当としての自信も無くしていきました。

事務作業が多い

入社する以前は、人事職とは、「説明会や面接などで人の前に立ち、会社の顔として活躍することができる」というイメージでした。

しかし蓋を開けてみると、実際は事務作業が仕事の大半を占めていました。書類の管理から面接日程の調整、「内定者がどうにか離れないように」とパソコン画面にへばりついてコンタクトを取る毎日。

こんなはずじゃなかった、と思いました。

また私は、事務作業で一日パソコンの前に座っていたおかげで、ヘルニアを発症してしまいました。
気持ちだけなら回復する術がありましたが、体に支障が出てしまった時、本気でこの仕事が嫌になり、将来に不安を覚えるようになりました。

会社と採用人材の間で板挟みになる

会社の各部署は人手が足りておらず、すぐにでも人を採用したいが、良い人材を確保できない毎日。

上司からは「早く採用してよ」と言われ、「採用してあげたいけど、良い人材がいないんだよな」と会社側と人材側の板挟みになり、かなりの葛藤をしました。

人事側の考えを他部署に理解してもらえず、心無い言葉をかけられることもしばしば。そんな言葉に焦って、採用を急いでしまうと、長期的に定着してもらえない。

葛藤を抱え続け業務に臨んでいました。

休日出勤や残業が発生する

会社説明会は、基本的に休日に行われるため、人事担当は必然的に休日出勤が発生します。また、中途採用者は平日の昼間に面接の時間を取ることが難しく、時間外に面接を行うこともありました。

定時に帰宅をして土日はしっかり休みたいと思っていた私は、休日出勤の多さに、もやもやを感じるようになっていました。

私が健康食品メーカーの営業職へと転職した理由

自分の力が結果につながる実感が欲しかった

人事職では「自分ではどうにもならない」と思うことが多かったため、より自分自身のトーク力や行動力が結果に直結する営業職への転職をしました。

営業職では、ノルマを達成しなければならないプレッシャーがありましたが、人事職の頃よりも工夫し甲斐があり、やりがいに繋がっていました。

土日出勤を無くしたかった

営業職は基本的に土日の出勤がありません。BtoBの企業であれば、顧客も企業なので平日の稼働のみです。

休日しっかりと2連休を取りたかった私としては、営業に転職してよかったと心から思いました。

座り仕事の少ない職に就きたかった

外回りが多いのが営業職。会社の体制によっても異なりますが、請求書の作成など基本的な事務作業は別の人がやってくれるので、私がやることはありませんでした。

必然的に座り仕事の時間も減り、日中体を動かすのでヘルニアも自然と回復していきました。

人事の仕事を辞めるべき人・辞めないほうがいい人

人事という仕事を辞めたい理由は、人それぞれだと思います。しかし、すぐに辞めてしまうことは、以降のキャリアに支障が出る危険性があります。

今までの業務内容やあなたの行動を振り返り、冷静に辞めるべきかの判断をしてください。

辞めるべきではない人

  • 社会人経験1年未満の人
  • 明確に辞めたい理由が無い人
  • 人事経験の中で「成し遂げたこと」が無い人
  • 周りの人に相談したことが無い人

上記に該当する人は、辞めるタイミングをもう少し考えることをオススメします。

特に、社会人経験1年未満の方は、次の職場を探す際に必須条件を満たすことができず、応募できないケースが出てきます。転職求人の多くは社会人経験1年以上を掲げている場合が多いからです。

また、転職面接では必ずといっていいほど、「なぜ辞めたのか」と「前職で何を成し遂げたか」が問われます。「なんとなく今の仕事が嫌だから」と何も考えず辞めてしまうのではなく、自身の中で理由を明確にしてから辞めるようにしましょう。

「前職で何を成し遂げたか」についても、うまい答えが見つからない内は、辞めるよりも先に、何か目標を設定し、努力してみることをオススメします。成し遂げた経験があると、転職面接の際も自信を持って臨むことができますよ。

また、辞める前には周囲の誰かに必ず相談をしてみてください。なぜかというと、あなたが今抱えている問題が、その職場内で解決できるケースがあるからです。

例えば、「ヘルニアになったから事務仕事が嫌だ」という理由で転職を検討している場合、事務仕事の少ない部署に異動を希望すれば解決できる可能性があります。

会社側も正当な理由があれば異動希望を受け入れてくれるはずなので、まずは会社内の信頼できる人に相談してみましょう。自分では知らなかった会社の制度やアドバイスをもらえる可能性もあります。

辞めてもいい人

  • 業務によって心身に影響が出ている人
  • 人事経験を通じて、次の目標を見つけた人
  • 資格取得を目指す人

辞めるか辞めないかを決断するのは、最終的にあなたですが、上記に当てはまる人は辞めてしまっていいかもしれません。

特に、仕事を通じて心身に支障が出ている人は、なるべく早く仕事を辞めてしまいましょう。理由は明らかですが、そのまま仕事を続けていっても、状態が悪化する一方だからです。

心身の問題で仕事を辞めた場合、転職先を探すことは苦労しないと思います。
心身を病むほどの労働や人間関係のエピソードを聞いて、「この人は根性なしだ」とは誰もい思いませんよね。「能力があるのに環境が悪かった」と多くの企業は思ってくれるはずです。まずは、心身を休めて健康を取り戻し、次の職場であなたの力を最大限に発揮しましょう。

また、人事経験を通じて次の目標を見つけた人や資格取得に興味が出た人も、辞めることをためらわなくていいと思います。

ただ、辞める前に一つだけ考えてほしいことは、「その目標や資格取得が、本当にその職場では叶わないことなのか?」ということです。

例えば「人事として教育や研修をする立場になりたい」という目標ができたとき、今の部署では叶わなくても、別の部署に異動すれば叶う可能性が高いです。

また、資格取得についても仕事と両立して勉強することが可能です。
「仕事が忙しすぎて毎日残業があり、勉強する時間なんて取れないから辞めて勉強する」など、今の職場の状況をよく考え、辞める判断をしましょう。

人事からのおすすめ転職先

人材関係

人事の仕事をしていた人は、人材関係に移るケースが多いようです。企業で人材の確保やノウハウを蓄えているので、そのノウハウを活かして転職人材のサポートをしたり、採用を検討している企業にアドバイスができるためです。

人材関係といっても、専門職に特化したサービスを展開している企業もあれば、幅広く転職人材をサポートしている大手もあります。

経験や前職の業界もふまえて、あなたに合った企業を見つけることをオススメします。

接客業

人事職を経験した人は、企業説明会や面接などで、対人理解力や会話力を鍛えている場合が多いです。そのため、初対面の人とおしゃべりする機会が多い接客業は、人事職から転職した際も、持ち味を活かせる職種と言えます。

また、接客業だと製品を売るケースが多いです。売るための戦略立てや売上管理など、人事職ではあまり意識することのない範囲まで身に着けることができます。

秘書

人事職から秘書?と思ったかもしれませんが、秘書業務はおすすめです。人事職では、面接日程の調整や採用スケジュールの管理が重要な要因になっており、細かい調整力を秘書業務に活かせるケースが多いです。

重役との会話の中で会社の方針や課題を知ることもでき、その経験を次の転職に活かすこともできます。私の知り合いでは、人事職から秘書職へ転職した人も多いです。

人事から転職するときのポイント

転職エージェントに登録する

転職を決意したら、まずは転職サイトに登録をしましょう。自分で企業を見つけて応募する方法もありますが、現職と併行して転職活動を行う場合は、なかなか情報収集をする時間が取れず苦戦してしまう場合が多いです。

そこで私は、転職エージェントを利用しました。

転職エージェントであれば、希望に合わせて仕事を紹介してくれるので、時間の短縮になります。また、エントリーに必要な書類の準備から実際に就労するまで、一貫してサポートをしてくれるので精神的な負担もかからず、安心して転職活動に臨むことができました。

転職エージェントは複数登録し、あなたに合ったエージェントを最終的に利用するといいと思います。エージェントの質によっては「話が合わない」なんて問題も発生します。

そんな時は遠慮せず、エージェントを交代してもらってくださいね。あくまで自分のために動くことが、転職を成功させるポイントです。「転職のエージェントが多すぎて、どこに登録したらいいか分からない。」なんて悩みもあるんじゃないでしょうか。

私は4社ほど登録していましたが、中でも、大手のエージェントは求人数が多く、サポートもしっかりしているのでオススメです。私は最終的にリクルートエージェントを利用しました。

業務経験のまとめをする

転職では、即戦力として活躍できる人材が求められます。そのため、あなたが業務の中で経験したこと、頑張ったことなどを一から洗い出してみてください。いわゆる「キャリアの棚卸」というやつですね。これは、転職エージェントの登録と同時進行で行うと良いです。

ここでしっかりと棚卸することで、できることとできないことが明確になり、受ける企業を選ぶ材料にすることができます。また、受ける企業の業務と絡めて、できることをアピールし、あなたを印象づけることで、採用を獲得していきましょう。

これからやりたいことを明確にする

転職ではできることの棚卸も重要ですが、「これからどうしていきたいか」という将来へのキャリアビジョンも非常に大切です。なぜなら、採用する側の企業は、あなたが長期的に活躍し、会社に利益をもたらしてくれることを期待しているからです。

そのため、「その会社に入ったらどうキャリアを積みたいか」「将来どんな生活を送りたいか」など、自分自身のキャリアプランとライフプランをしっかりと決めておきましょう。

またそのプランが、いわゆる転職の軸になります。軸をしっかりと持つことで、企業選びに統一感が出て、面接でもスラスラと語ることができますよ。

私は将来的に地方へ移住することが目標だったので、「リモートでも働ける」ということを軸に転職活動を行っていました。

軸はあなたの人生において重要なことであれば何だっていいと思います。暮らしに重点をおく人もいれば、仕事に一生懸命取り組みたい人もいます。正解は無いので、あなたが良いと思うことを全面に出してみましょう。

まとめ

私は転職をした当初、「本当に辞めてよかったのだろうか」と悩む事が多かったです。もっと目標を成し遂げてから転職をしたほうが、心残りが少なかったと、今でも少しだけ後悔をしています。

あなたが今キャリアに悩んでいて、仕事を辞めたいと思っているのならば、私が言えることはひとつです。

後悔しない選択ができるよう全力で考え抜いてください。あなたの人生に責任を持てるのは、あなたしかいません。それをしっかりと肝に銘じ、この道でよかったと思える選択をしてくださいね。

私の経験が、少しでも参考になれば嬉しいなと思います。

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この記事の監修者

株式会社eia 大嶋

 

この記事の企画・監修者は株式会社eiaの大嶋です。クラウドソーシングサービスより実際の体験談の執筆依頼・インタビュー調査した内容をまとめた記事になります。

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