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夢や目標を持って入社した料理店や飲食の会社なのに、なんだか辞めたくなってきたなんて思うこともありますよね。最初は気合も入って頑張ろうと思っていたのに、気づいたらやる気が薄れて来ている自分に気づいてしまったり、そんなこともあるでしょう。

私は飲食店の調理師として3年働きましたが、楽しいことより辛いことの方が多く、ほぼ毎日のように辞めたいと悩んでいました。

あなたももしかしたら、当時の私と同じ状況なのかもしれません。辞めたい理由は様々だと思いますが、辞めたいと思い始めたらとことん悩んでしまうものです。

そこでこの記事では、調理師を辞めたいというあなたに、私の経験を元にアドバイスと言ったらおおげさですが、何か今の状況を抜け出すヒントをお伝えできればと思います。

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調理師を辞めたくなった理由

先輩や上司が厳しい

調理師を辞めたくなる理由の一つに、先輩や上司が厳しいという事があります。昔から調理師は気性の荒い人が多くいた職場です。今では以前よりもそのような方は減っていますが、いまだ名残のある飲食店もあるでしょう。

ちょっとしたことで怒られたり強く注意されたりという事が当たり前でもあります。「仕事は見て覚えろ!」と言われて、何も教えてもらえないという事を味わった方もいるのではないでしょうか。

分からないことを聞いているのに、それで怒られるという理不尽なこともあったりします。仕事ができなければその場にいる事すら苦痛になりますし、それが続けば職場に行くことすら嫌になってきてもおかしくはないですよね。

労働時間が長い

調理師の仕事は労働時間が長いという特徴があります。一日8時間労働、週40時間なんてものを守っている料理店があるのか疑ってしまうほど、労働時間の長さは当たり前のことです。

長い人は一日に15,6時間を普通に働いている方もいるでしょう。家に帰っても寝ることが精いっぱいで、体力の消耗が激しいのは免れません。

しかも入社したばかりの若いうちは仕事を覚えるために自発的に残業しろと言われるところもあります。ただでさえ少ない休みを削られて、シフトで休みの日に普通に休んでいると「あいつはやる気が無い」と言われる始末です。

送ら若くても、超過労働が続けば体も心も病んでしまうでしょう。これに耐えられればどこでもやっていけるというくらいのしんどさがあります。

給料が低い

調理師の仕事は給料が低いことも、辞める人が多い理由です。上記の項目にも繋がるのですが、厳しい世界で耐えなければいけなく労働時間も長い、体力もかなり消耗しているのにこんなに働いてこの給料?というようなレベルです。

それなりの給料をもらうためには、そこそこの役職にならないと一般的な給料には届かないでしょう。しかもその役職になれるまでには何年もかかるのです。時間がたてば昇格するわけではありませんので、役職に立てなければ10年たっても下っ端レベルでしょう。

それだけ飲食店は儲けの少ない仕事と言えるでしょう。そこまで働いても給料がこれだけというのがそれを物語っています。周りの友達と比べると本当に悲しくなる時もあります。あいつはもう課長になっているのに・・・と考えてしまうのです。

仕事の成果を感じにくい

調理師は仕事の成果を感じることが少ないと言えます。何とか少しずつ料理を覚えて作れるようになってきても、実際の仕事は入ってきたオーダーを受け取って作り続けるだけです。

基本的に厨房は隔離されていますので、お客様の反応も分かりにくくなっているのです。

オープンキッチンのようなお客様の反応が見れたり、また直接話ができるような形であればまだ遣り甲斐もあります。しかしそうでない飲食店はただただ仕込みして作り続けて・・・。その繰り返しでしょう。まるで機械の様です。

ウェイターがお客様の喜びや意見を伝えることはどこでもやっていると思いますが、やはりお客様本人からの言葉ではありませんので実感が沸きません。

プライベートの時間が取りにくい

そして調理師の仕事を辞めたいという大きな理由が、プライベートの時間が少ないということになります。上述したように、労働時間が長いということはという事です。仕事が終わってもすでに時間は12時近くだったりして、結局何もできません。

しかも休みがあるとしても大体が平日になりますので、友達との時間がほとんど取れないのです。さらに給料も低いので思いきった遊びはできません。つまり今までに挙げた調理師のキツさをまとめた結果が、こうなるのです。

プライベートの時間が充実しないと疲れた気持ちの回復ができませんので、どんどん暗い気持ちになっていきますよね。しまいには休みの日に何をすれば良いのかという変な疑問さえ出てくることもあります。

私が辞めた1番の理由は人間関係です

私が調理師の仕事を辞めた一番の理由は、上司や先輩たちの当たりがきつくてて耐えられなかったからです。

今では少しは緩和したかもしれませんが、当時はまだ昔気質の人が多く、先輩たちは何もしていなくても機嫌が悪かったり、私が真面目に仕事をしていても何かにつけて罵声を浴びせられたりしました。

まだ入社したばかりのころに、分からないことがあって上司に聞いたときに、「おまえさ、そんなことも分からないの?専門学校で何してきた?無駄な時間とお金を使ってさ、親不孝だね」とみんなの前で言われるのです。

ただ初めて使う調理器具がどこにあるかを聞きたかっただけで、それは学校など関係ないのですが、そんなことは上司には関係ないのです。私からしたら、ただ何かを言いたかっただけなんだろうとしか思えませんでした。

皆のまかないを作れと言われて作ったら、「え、何これ?ゴミ?捨てるよー」と平気で言われます。それは先輩たちに比べたらまだ大したものは作れませんが、そこまで言うかと・・・。

もうただのいじめでしかないと思いながらも、なんとか年の近い先輩たちは私のことを気にしてくれたので、ギリギリのところで耐えていました。しかしそんな状況に拍車をかけて、元々良くなかった手肌の皮膚が荒れてきたのです。

荒れた手で食材を触ることは衛生上よくないので、薄い手袋を強制的につけられたのです。しかしその手袋をつけると仕事がやりにくくて遅くなり、また上司らに怒られるのでした。

そんなダブルパンチを受けた私は、ついに気持ちが折れてしまい、退職を願い出たのです。

調理師を辞めるべき人・辞めないほうがいい人

辞めるべきではない人

料理を極めたいと思っている

調理師を辞めたいと思っていても、心底料理をすることが好きで極めたいという気持ちがあるのでれば、辞めないでもう少し頑張ってみた方が良いです。

何事もそうですが、誰よりもすごいものを作りだしていきたいと思っていても、最初から目が出る人はいません。というより挫折の1回や2回は当たり前なのではないでしょうか。料理の世界でも、労働時間が長いことや給料が低いことは避けられない試練です。

しかしこれを乗り超えなければ料理を覚えることはできません。楽して極められることは無いのです。この苦しい時間を味わうことが今の仕事と思っても良いでしょう。

何の技術も身につけてない

まだ始めたばかりで何の技術も身につけていないのであれば、辞めたいと思う気持ちは考え直しましょう。調理師には様々な技術が必要となります。包丁さばきや食材の調味の仕方、デザートが作れることも一つの技術です。

仕事は右左が分からない状態の時は、常に手探りで迷いながらやることになりますので、どちらかと言えばあまり面白いことはありません。しかし何か一つでも技術を身につけたりコツが分かってくると、少しずつ面白味が分かってくるのです。

そこに気づいたときには辞めたいという気持ちが無くなるかもしれません。まずは何か一つでもできるようになるまでは頑張りましょう。

近くに相談相手が一人でもいる

辛くて辞めたいという気持ちになった時に、もし一人でも相談相手がいるのであれば思いとどまりましょう。辛いことを話す相手がいるだけでも気が楽になることは分かると思います。

仕事で辛いときに本当に辞めたくなるのは、誰にも相談できないからです。しかしその相手がいるのですから、本当に辞める決断をする前に相談しましょう。

どの仕事でも一人でクリアできるものはありません。皆が誰かに頼りながら先に進んでいるのです。弱音でも良いですし情けないと思っても、心許せる人がいるのなら辞める前に話をしてみましょう。

辞めてもいい人

料理は好きだけど趣味レベルと気づいた

調理師を辞めたいと思ったときに本当に辞めても良いと言えるのは、料理は好きなんだけど趣味の範囲だったと気づいた人です。色んな料理を覚えたいから調理職に就いたという人もいるでしょう。

しかし趣味と仕事はまた別です。料理をお客様に出してお金を頂くわけなので適当な気持ちではやっていけません。ちょっとコツを教えてくれればという考えでは仕事としてやっていくのは難しいでしょう。

そこに気づいたのであれば辞めていいと思います。料理は料理教室に行って学んだ方が合っているのではないでしょうか。

目標が無くなった

調理師の仕事をしている方なら最初は目標を持って始めた方もいますよね。大手のレストランで調理長になりたい、将来は店を出したいなど夢があったと思います。

しかしそのような目標が調理師をしている間に無くなってきたのであれば辞めても良いでしょう。華々しい世界を想像していたと思いますが、実際に仕事をしてみたら現実は厳しいものだったと分かる時があります。

こんな世界なら思い描いていた夢は自分の勘違いだったとなるでしょう。目標が無くなってしまえば調理の世界はただダラダラとやるしかありません。特にもう何のメリットも無い世界になりますので、辞めたほうが良いです。

仕事が覚えられない

仕事のデキには個人差がありますが、中でもどんなに時間をかけても仕事が覚えられないと感じている方は辞めても良いです。覚えられないという事は、元々が調理というものに意識が無いのでしょう。

仕事は興味があるものは自然と覚えていくものです。また、野心があればそれもまた覚えていくでしょう。技術も早く身に付くものです。

しかし意識が無いから覚えようとしていないのです。最初からこの世界に入ったのが間違いだったとも言えます。「野心、目標、好きなこと」のどれか一つでもあれば仕事は時間がかかっても少しずつ覚えていくものですが、そうでもないのであれば他の道を探しましょう。

調理師からのおすすめ転職先

調理師からパティシエ

調理師を辞めた方はパティシエになることをお勧めします。一度でも調理師を目指したという事は少なくとも食に関して興味があると言えるでしょう。ですので同じ食の仕事でもあるパティシエは進みやすい転職先なのです。

パティシエは同じ食の仕事でも調理師とは仕事の仕方が違いまして。ある程度の基本が決まっています。調理師ほどの基本の幅の広さがありませんので、短い期間でそれなりの仕事を任せてもらえるでしょう。

時間帯も朝が早いというところが多いですが、その分帰りも早いですので、調理師ほどの大変な時間帯にはなりません。職場の人間関係も築きやすい環境と言えるでしょう。

調理師から営業職

調理師を辞めたときは営業職に就くこともおススメです。調理師は厨房で黙々と料理を作る仕事になりますが、営業職は直接お客様との話をしていきますので、新しい世界に新鮮な気持ちを感じるでしょう。

もちろんノルマがあったり、お客様から直接色々言われることもありますが、その厳しさは調理師を経験していれば耐え抜けるものです。その分、結果が出れば直接そのせいかを感じることができますのでやりがいを感じることができるのです。

厨房の窮屈な世界が辛かったという方には良い転職先と言えるでしょう。大きい会社になれば日本全国を周ることにもなります。

調理師から事務職

調理師が嫌で辞めた方は事務職に行くこともよくある話です。その理由には、やることが明確であるという事で仕事のしやすさを感じるからでしょう。

調理職は最初は先輩たちに色々教えてもらったり命令されながら動きますが、基本的には自分で考えて動くということが基本となります。ただ目の前んことばかりやっていても実際は仕事になりません。創造力も必要とされてきます。

しかし事務職はやる仕事が明確なので、迷うという事がありません。変なプレッシャーを受けない分、やりやすい仕事と感じるでしょう。

調理師から転職するときのポイント

実際に転職した人からの話を聞く

いざ転職しようと考えたときに、一番先にやることは経験者に話を聞くという事です。調理師の仕事を辞めて他の仕事に就いた人から実際にどうなのか、どんな仕事に就いているのかなどの経験談を聞いてみると良いでしょう。

それを踏まえて自分の新しい業種を選んでいけばよいのです。もしそのような人がいなくても、今ではネットで沢山の方のエピソードやアドバイスが見れますので、そのようなことを参考にしていくと良いでしょう。

もう主婦になり仕事をしていませんが、調理師として10年ほど働いた後、職業訓練を受けてwebデザイナーをしていましたよ。運良く小さな会社でしたが転職できました。飲食店で働いていた時、先輩が「料理人はキチガイじゃないとやっていけない」と言っていました。過酷で給料も安いですからね。皆さん別の仕事に転職するのでしょうね。

実際に会社訪問してみる

経験者の話を聞いてある程度自分がやりたい業種が決まったら、実際にそれに関する会社を訪問しましょう。求人情報を見ながら探すと良いです。何社か回ってみて自分に合いそうな会社を選ぶようにしましょう。

もしかしたら話を聞いてみたら自分の理想と違うということにもなりかねません。はやまって就職してしまわないように、まず話を聞いていくことは大切なことです。

会社に訪問するのが難しいケースは転職エージェントを利用すれば、エージェントが会社の雰囲気なども教えてくれるのでおすすめですよ。

退職理由は必ず対策しよう

自分の納得のいく仕事を見つけることができたら、あとは面接希望を出して実際に条件などを話し合いましょう。会社訪問の時よりももっと深い話になると思います。話を聞きつつも、自分も頑張っていきたいという意思表示をしてください。

調理食を辞めたことを聞かれると思いますが、それを「根性がつきました」など、ポジティブに捉えられるような説明ができると採用されやすくなります。

まとめ

調理師を辞めたいというあなたへアドバイスをお伝えさせていただきました。調理師は決して楽な仕事ではありませんので、辞めたくなる気持ちは重々理解できます。

しかしそれでもまだ頑張って続けてみたほうが良いという方もいます。辞めたいと思ってからは今一度よく考えてみましょう。それでもやっぱり辞めたいのであれば、転職を考えてください。私は辞めたことに一切後悔はしていません。

そして最後に言いたいのは、調理師を辞めて他の仕事に就いても、調理師として少しでも働いたことをこれから生かしていってほしいという事です。

調理師は間違いなく他の仕事より労働環境はきついので、間違いなくそういった経験はプラスになりますよ。

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この記事の監修者

株式会社eia

 

この記事の企画・監修者は株式会社eiaです。クラウドソーシングサービスより実際の体験談の執筆依頼・インタビュー調査した内容をまとめた記事になります。

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