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消防設備士?初めて聞いた言葉にもかかわらず、響きだったり消防関係への憧れがあり直ぐに入社しました。

しかし、入社前のイメージとは違い新築工事での配管作業ばかりで設備士とは…?という思いや、この作業はやる必要がないのに何故やっているのだろう。などという気持ちがこみ上がり消防関係への憧れよりも、辞めたい。なんの為にやっているんだろう。などと思うようになってきました。

そしてある日職場で別の会社の作業員から、手を貸してくれとのお誘いを受けそこから5年間勤めていた会社を後にし、新たに衛生配管屋になりました。

今の仕事では、やる必要のない作業などもなく様々な人が利用するものに関わっているので、なんの為にやっているんだろう。という気持ちが完全に無くなりました!

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消防設備士を辞めたくなった理由

一般の方への認知度

私自身も初めの頃は「スプリンクラー」と言われても特にピンと来ませんでした。

そのピンと来ないスプリンクラーを消防法での決まりだから。と取り付ける為に工事で一般の方の建物へお邪魔しても、嫌な顔をされることが多いです。

作業中には、「本当に火が消えるの?」などの質問もよくされましたが、火を消すためのものでは無いと説明するとガッカリしたような顔をする人が多かったです。

確かに、人命を守るものではあるのですがあまり人に喜ばれる様なものでは無い。という認識が徐々に高まっていって、それがストレスになっていました。

他業者との関係性

新築でやると他の業者さんとの関係がかなり大事ですよね!業者さんと仲良くしていると得することも多々あったと思います。

ただ、消防設備屋さんはその輪の中に入ることが中々できないはずです。

理由は多岐に渡ると思いますが、中でも強いのが「1件あたりの稼ぎ額」の違いにあると思います。周りの業者さんと比べると、作業日数が少なく済むわりにいい金額を貰っている事から来る妬みなのかもしれません。

その様な関係の中で作業するのは非常にストレスになり、やらなくてはならない事も円滑に進まず遅れてしまったり、残業する羽目になったりします。

酷い所では露骨な嫌がらせを受けるところもありました。道具を隠されたり、作業終了後に設計を変えたり…などなど色々あると思います。

同じ建物をみんなで建てているのに何故その様な事が起きるのか、全く理解できませんでした。この業界ではどこかの業者一つが遅れると全ての業者も遅れてしまいます。

それを分かった上でやっている人と一緒になって仕事するなんて、誰もがやりたく無いですよね。

やる必要のない事を延々とやらされる

世の中「やる必要のない仕事」など存在しないと思っていました。

しかし、やってみると本当にやる必要が感じられずに、役員の方々に「本当にやる必要があるのか」と聞いてみても首を傾げる方がいたり、「昔からこういうやり方だから」「元請に頼まれてるから」など納得できる理由が上がりませんでした。

やる必要が無い事を続けていると、気持ちに揺らぎが出てきますよね。なんの為にやっているんだろう?などとモチベーションが上がらず、必然的にやる気や集中力がなくなってやがて「くだらない」と感じてしまいました。

必要な機械や材料が比較的多い

消防設備屋さんの主な材料であるパイプは長くて重たいですよね。折りたたむこともできませんし、立て掛けることもできません。

それに伴って物を置くスペースが広くなってしまいます。周りの業者さんをパッと見ると、材料や機械も少なく比較的狭いスペースに納めています、

しかし、私たちの場合はそれを真似するのは先程述べた様に不可能です。「今日は搬入口使えません、他の場所から行ってください。でも仕上がってるから傷つけないでね。」なんておかしな話ですよね。

確かに、第三者から見ると狭いスペースに納めている方が綺麗に見えるし、真面目にやっている様に見えるのも事実ですが、それを加味した上で物事を進めて行って欲しいですね。

消防法という壁

最初の頃は消防関係に憧れがあったので、特に何も思っていませんでしたが長く続けているうちに色々おかしな点に気付き始めてしましました。

この業界で消防法が関係してくるのは我々くらいなので、周りの方が消防法の知識ないのは当然と言えるでしょう。

しかし、実際に作業しているうちは設計図通りに施工して行きますが、その設計図上で消防法上ではダメな事が書いてある事が多々あります。そこで、役員の方に問い合わせてみても「設計図通りにやってくれ」との返答が多いです。

悩み悩んで設計図通り施工をした事も、消防法に適応した施工法で施工した事もありますが、設計図通り施工をすると後の消防検査で合格判定が貰えず、手直しをする羽目になります。消防法に適応した施工法で施工をしたら、「設計図と違うから直してくれ」と役員の方に言われます。

結局どちらに転んでも手直しする事が多いですね。

その事に嫌気がさし私は役員の方を納得させる為に、必死で消防法を勉強し消防設備士の資格を取りましたが、役員の方々は「設計図通り」が第一なので、ほぼ無意味でした。なんの為の消防法なのかと考えさせられて、そこから続ける気も薄れて行きました。

私は全てをくだらないと思い辞めました

一番の決め手となったのは、消防法の通用しなさでしょう。何も知らない方に「法律違反しろ」と言われているのと同じです。

そんな事を言われても違反するわけにはいかないので、施工中に「これで大丈夫かな」など思いながら作業し続けると、精神が持ちません。

なので、私自身も初めは知識も浅かったので流れに身を任せていましたが、先程も述べた様に消防設備士の資格を取りました。しかし、全くの無意味でした。

結局は既存の設計図が一番で消防法は二の次。それに、消防検査で合格判定が貰えなくて困るのは私たちではなく設計会社です。

その事に気付き全てが「くだらないな」と思う様になってしまいました。そう思いながら仕事を続けたくないな、と思い何とか辞める決心ができました。

消防設備士を辞めるべき人・辞めないほうがいい人

消防設備屋を辞めたいと思う事は悪いことではないと思います。あなたの辞めたいという気持ちは、一時的な物じゃないですか?

消化設備屋として続けていくのは簡単なことではないと思いますがその反面。良いところもたくさんありますよね?

技術職、職人。なので、その立場を奪える人は誰一人いません。上の事を踏まえた上で、もう一度冷静に考えてみて貰いたいです。

辞めるべきではない人

  • 消防法に触れて1年未満の人
  • 言いたい事を言えないタイプの人ト
  • 自分の技術に自信がある人
  • 物作りが好きな人

上の4つのうち1つでも当てはまる様でしたら、もう一度冷静に考えてみてください。

消防法はかなり内容が濃いです。こんなに細かいの?と思う事もあります。しかし、なぜ消防法が存在するのかを考えれば納得ですね。人命を守る為にあるわけですから、知識が深まればまた違う視点から見ることで、様々な考えができると思います。

それに消防設備士の資格を持っていると、お給料が増える所が多いです。

簡単に取得できる資格ではありませんが、まだ消防法に触れて1年未満。という方はもう少し消防法に触れてみる価値はあると思います。

言いたい事を言えないタイプの方は、一度勇気を振り絞って言ってみると全て変わります。それに、言いたい事を言わなければ転職先でも同じ事になる可能性があると思いませんか?

何も言わずに不満だけが溜まってストレスを溜め続けてしまうのに対して、一回の勇気だけで済むのでもう一度考えてみて欲しいです。

下2つに当てはまる方は、もう既に自分なりのやり方が身についているはずです。

それを、特に消火設備技術は応用や改変が中々効かないので、転職先で活かせないのは勿体ないと思うので、相手に文句を言わせない!くらいの気持ちで胸を張っていてもいいと思います。

辞めてもいい人

  • 消防法に興味ない人
  • 不満を直接言える人
  • 仕事に対して人に喜ばれたい人
  • 物作りが苦手な人

辞める事を勧める訳ではありませんが、上の4つで該当する項目があれば思い切ってみてもいいと思います。

消防法に興味のない方は恐らく、何も未練もないと思うので後悔も少ないと思います。

不満を直接言える人は既に不満を伝えていると思います。それでも気持ちが変わらないという事は後悔はないはずなので、その勇気で次のステップへ進むのもいいと思います。

仕事に対して人からの感謝の感じ方は様々だとは思いますが、この仕事は社交辞令での「ありがとうございます」が多くて、あまりやり甲斐を感じる事ができないと思います。

やり甲斐を求めて消防設備屋を続けていたら、精神が持たなくなる時が来ると思います。自分の精神が良くないと綺麗な施工もできないので。

私が衛生配管屋へと転職した理由

記事の冒頭で述べた様に、ある日別の作業員の方から「手を貸してくれ」と言われて行ったのが衛生配管屋で、その日はキッチンの蛇口の交換作業だったと思います。

右も左もわからない状態でしたが、無事作業を終わらせて帰る時に家主の方から「ありがとう、助かりました」と一言頂き、その一言で消防設備屋を辞める決心し、衛生配管屋になると決め、それから色々な衛生配管屋に問い合わせてなんとか入社する事ができました。

別の作業員の方とは、新築工事をしていた時に初めて会い、たまに「辞めたい」などの話をしていた為かこの作業の日に呼んでくれたのかもしれません。

まとめ

私は消火設備屋を辞めて良かったと思っています。5年も勤めたから…と後悔すると最初は思っていましたが、全くありません。

転職先も似た様な仕事内容ですが、今の仕事には必ず「ありがとう」があります。それだけでもかなり気持ちの余裕ができ、この一言が大切なんだなと気付かされました。

あなたの周りではありがとう、と言ってくれる人は居ますか?居なければ、あなた自身が言ってみるのがいいと思います。それで相手の気持ちに余裕ができて周りの環境が変わるかもしれません。

最終的には、あなた自身が決断をする事になりますが、私の経験を参考にして貰えたら嬉しいです。

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この記事の監修者

株式会社eia

 

この記事の企画・監修者は株式会社eiaです。クラウドソーシングサービスより実際の体験談の執筆依頼・インタビュー調査した内容をまとめた記事になります。

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