会計事務所の仕事に「ついていけない」と感じてはいませんか?もしくは、会計事務所の仕事がそもそも合っていないのでは・・と感じてはいませんか?

会計事務所を目指す以上、なんらかの形で会計や税務の仕事に興味を持っていた人であるとは思います。

しかし、実際に仕事をしてみると、会計事務所の仕事というのはコミュニケーション能力がとても重要な仕事ということがわかってきますし、1円でも誤差があると信頼を失ってしまう…という仕事のシビアさに面食らってしまうこともあるでしょう。

そして思っていたよりもずっと男性はもちろんのこと、女性でも外回りが多いというのも多い悩みの一つですよね。

会計事務所の仕事についていけない…という場合のもう一つの原因として、所長や会計事務所との相性が悪いことも考えられます。

会計や税務の仕事、中小企業経営者を相手とする仕事のそのものにはやりがいを感じているものの、毎日職場にいくのが苦痛…という方の場合は、こちらの原因が該当するケースが多いのではないでしょうか。

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会計事務所を辞めたくなる理由

勉強量が多すぎる

前職等で、もしくは初めての入社が会計事務所で、今まで税金のことを全く知らなかったとしても、会計事務所に入ると税金関係、補助金、年金、産休育休、傷病手当、給与、マイナンバー等さまざまなことを、勉強しなくてはいけなくなり、社内テストや研修が毎週のように行われていますよね。

仕事の時間も、それによって減少しますし、勉強は家に帰ってからでないと、忙しすぎてとてもじゃないけど会社でというわけにはいきません。

会計事務所に勤務すれば、仕事が家庭を侵食することは、目に見えています。

また、家に帰ってからも毎日、資格試験の勉強や、法律の勉強、会計事務所に導入した売り込む商品の勉強をしなくてはなりません。休日は資格試験を受けに行かなくてはならず、休みの時間も削られてしまいます。

試験に落ちれば、もう一度受験をしなければいけませんし、受かったとしても、他の資格試験の勉強をしなくてはいけません。正直気が休まらないです。

法改正を網羅していなければならない

インターネットや法律が変わったとインターネットに載っている内容は、全て理解していなければならないというルールが私が勤務した会計事務所にはありました。

家に帰っても、休む暇なく法律の変更内容について勉強しなければなりません。覚えても毎年変更になるものもありますよね。

そして法律ははっきりと明記されていない、どちらともとれる表現のものも多いため、読み漁っていても理解に苦しむ場合が多いのですが、その難しい表現の内容理解がつかみきれなかったことで、誤った処理をすると咎められます。

給料が極端に低い

会計事務所の中には、仕事量が膨大なのに残業するなと言われ、仕方なくサービス残業。それでいて、給料が極端に低いいわゆるブラック会計事務所も少なくないというのが現実です。

会計事務所で働くことを目指す人は真面目な人が多いので、「税理士試験の勉強もやらせてもらえるんだから、給料はある程度我慢しないとダメか」と思う方も多いかもしれません。

しかし、こうした職員側の弱みに付け込んで残業代をまったく支給しない事務所や、異常に多い業務負担を強いている会計事務所も中にはあります。「今の職場、ひょっとしてブラック会計事務所かも」という心当たりのある方は、別の会社に転職することも検討してみる価値はあります。

私は子育てとの両立ができなくなり、辞めました

会計事務所の仕事そのものは会計や税務という専門性の高いもので、それ自体が付加価値の高いものですよね。世の中のお役に立つものです。

この専門の仕事さえできるようになりさえすれば、事務所内部での人間関係はそんなに気にしなくてもいいや・・・と考えている方もおられるかもしれませんが、こういう働き方を選択してしまうとおわかりの通り高い確率で失敗します。

私は数年間でうつ的な症状になって辞めていく同僚を数十人規模の数で見てきました・・・。

会計や税務の仕事をやりつつ、会計事務所内部の同僚や先輩、ボス税理士、司法書士等とはちゃんとコミュニケーションをとっていかないと続けることはできないですよね。

もちろん、そのような環境であったとしても、「仕事はしんどいもの」と考えて働き続けるというのも一つの選択肢だと思います。

しかし、楽しく働ける環境がもし別のところにあるのであれば、そちらの世界に入り込めた方が良いです。

日本では仕事は若いうちに苦しめば苦しむほどエライ、という悪しき風潮がありますが、こんなことをやっているのは世界でほんとに日本人だけです。

好きこそのものの上手なれとはいいますが、仕事に関しては仲間意識を持って楽しく頑張れている時がもっともパフォーマンスが良いものです。あなたが、会計事務所独特の人間関係や、忙しすぎる仕事に苦しんで、例えば鬱になってしまったりする前に、転職を選択肢の一つに入れて欲しいのです。

あなたはもう、充分頑張りすぎるほど頑張っています。転職市場でも、その頑張りは認められるはずです。40歳で正社員に転職できた私がそうだったように、きっとあなたにも明るい未来が待っているはずです。

私は小さい子供を2人抱えながら、会計事務所に勤務していました。会計事務所で働いているお母さんも、最近多いですよね。

家に帰っても、休む暇なく法律の改正内容、税金関係、補助金、年金、産休育休、傷病手当、給与、マイナンバー、資格試験の勉強をしなければならず、だんだん、取引先を任される量も増えていき、その取引先の量は1人で60先を超えていきました。

いくら営業時間内にやろうと思っていても、会社への訪問や会議、テスト、研修等が昼間に入ってくるため、どうしても平日夜11時まで残業、休日、お盆、3連休には出勤が当たり前になっていました。

子どもとの時間も取れず、会社で仕事をしている夢を毎晩のように見ました。

夫の仕事との休みのやりくりにも限界を感じ、精神的にも辛くなり、子育てはなおざりになり、転職を考えるようになりました。年齢が40歳という節目の歳で、もう正社員になるのは無理かと思いつつ、諦めたくなくて正社員希望で、転職活動を始めました。

しかし、会計事務所に勤務しながら、経理の正社員の仕事に転職することができたのです。

心と身体、そしてあなたの私生活を無くしてまで、会社に尽くして、会計事務所に居なければいけない理由はないのです。他の道もあるのだと、経験からお伝えしたいのです。

会計事務所を辞めるべき人・辞めないほうがいい人

辞めるべきではない人

  • まだ会計事務所の仕事に慣れていない人
  • 勤めてから一年経っていない人
  • 単に仕事に行きたくない人
  • 仕事を覚える力がまだ付いていない人
  • 会計事務所の人間関係がいい人

会計事務所に入社して1ヶ月~3ヶ月という方が仕事についていけないと感じている場合、まだ今の仕事に慣れていないというのが原因であることがほとんどです。対処法としては、とにかく半年ほどは今の仕事に食らいついてみてください。

会計事務所の仕事というのは基本的にルーティンで動いています。

毎月の月次決算をして、1年に1回年次決算と税務申告を行うという仕事のサイクルは、何年経っても変わることがありません(これにプラスアルファで年末調整や個別の相談などが入りますが)

逆にいうと、一度慣れてしまえばそれ以降は基本的に同じことの繰り返しになりますから、楽になってくるはずです。

まずは1つの得意先について1つの事業年度が一巡するまで頑張ってみることを強くおすすめします。決算を1回やれば、その得意先についてはだいたいのことがわかるものです。2回目以降は基本的に同じことの繰り返しです。

転職を考えているなら、在職中に転職活動ができるならもちろん在職中がいいですし、無理なら退職して失業保険を受け取りながら、じっくり転職活動をすればいいのです。私は在職中に転職することができました。

ただし、1年間は働いていないと失業保険が出ませんので、じっくり転職活動をするなら、できたら1年間は勤めた方が失業保険をもらっている間、腰を据えて転職活動に取り組めるため、いいと思います。会計事務所在職中は大変忙しく、なかなか時間が取れないですけどね・・・。

そして、会計事務所で勤務した期間があまりに短いと、「会計事務所で勤務していました」と転職市場で公言しづらいので、2~3年くらいあるのが理想ですが、しかし心身に不調をきたしたり、私生活に会社の業務が侵食して、生活がままならなくなるような状況の場合は、もちろんこの限りではありませんよ。

単に仕事に行きたくない人や、仕事を覚える力がまだ付いていない人は、もう少し今の会計事務所で力をつけてみてからのほうが、転職の際に自分の希望の先に行ける確率が上がると思います。

人間関係がいいというのは、厳しい環境の会計事務所では希少です。しあわせなことなので、続けて欲しいと思います。

不安なんて、いざ行動を始めてしまえば杞憂だったことに気づくはずです。あなたが行動することが、不安をかき消す一番の方法と言えるでしょう。私がそうでしたから。唯一、生活費だけはしっかり確保しておきましょう。

ご存知の通り、失業保険は3ヶ月の待機期間がありますし、1年以内の退職の場合はうつ病などの診断書がない限り受給できませんので。

辞めてもいい人

  • うつのような症状が出てきている人
  • 会計事務所に勤めていることで体調を崩した人
  • 会計事務所の仕事が家庭に侵食し、生活がままならなくなった人
  • 弁護士や司法書士等先生や上司、お局様にいじめられ、もしくは厳しくされている人
  • 会計事務所の人間関係に悩んでいる人
  • 職員が過酷な業務によってどんどん辞めていく会計事務所に勤務している人

自分の立場ばかり考える上司や、忙しいことを理由にして、自分の担当の仕事になかなか関わってもらえず、仕事が遅延してしまう弁護士や司法書士等の先生、辛く当たってくるお局様等に精神的に苦しんでいる人は、思い切って辞めることを考えましょう。

なぜなら自分の考えや行動を変えることはできても、他人を変えることはできないからです。

会計事務所の労働環境の悪さや、さまざまな悩みが深刻化して、うつ病になってしまった人、あるいはその一歩手前の状態になっている人は、もはや「仕事を辞めたい」と考える段階は過ぎています。私もそうなったので、苦しさはとても分かります。

会社が休職させてくれるならすぐに申請して休み、休ませてくれないような会社は辞めてしまいましょう。あなたが会計事務所に勤めていたために体調を崩しても、仕事が家庭を侵食して、例え家庭がダメになっても、職場はあなたを守ってはくれません。

うつ病は、体力的にも精神的にも限界がきた証拠です。うつ病になってしまうと治療に時間もお金もかかりますし、働くことが難しくなってしまうと、転職をするなどの身動きも取りづらくなってしまいます。

会社のために体を壊すなど、自分を犠牲にするよりは早めに辞めて転職してしまうほうが、ずっと良い選択です。

会計事務所からのおすすめ転職先

会計事務所から一般企業経理への転職はおすすめです。豊富な決算業務、税務申告業務の実務経験がある会計事務所経験者は、一般企業経理からみるとまさしく「のどから手が出るほど欲しい人材」と言えるでしょう。

転職市場では会計事務所の経験がある女性はいい意味で数字と外交に強いと思われており、法律や健康保険、雇用保険、税金関係、経理まで精通しているという認識ですので、一般的に会計事務所のイメージは良いです。

それでは、会計事務所からのおすすめ転職先を見ていきましょう。

会計事務所から経理

特に、女性の会計事務所職員に多く見られる転職先です。 会計事務所での経験を、ほぼそのまま生かすことが可能ですから、スムーズに転職することができます。

事務や経理というのは、どんな仕事でも取り巻く内容 ですから、転職先の選択肢が広がるというメリットもあるのです。

経理の仕事は、毎日現金を扱いますし、健康保険、雇用保険、税扶養関係の取り扱いもあるので、会計事務所での経験があるというだけで、一目置いてもらえます。大切になるのは、どんな小さなことであっても正確さを心掛けられるかどうかです。

これは、会計事務所でも経験していることですね。また、会計事務所時代に簿記等経理関連の資格を取得していれば、より強みになることは間違いないです。

会計事務所からベンチャー企業

ベンチャー企業には会計事務所から転職してきたという社員がたくさんいます。特に名を連ねているのは管理部門です。

将来的な幹部候補として経理職の募集をするケースの場合も、決算業務は会計事務所での経験がありますし、経験からリーダーシップをもって行うこともできます。そして、幹部候補は、チームリーダーとしての経理スタッフの取りまとめや銀行との折衝なども業務範囲に入ります。

会計事務所経験者はこれらの職種は狙いどころですね。

アピールするべきは何と言っても決算業務の経験です。給与関連の実務や年末調整~法人税や消費税の申告まで完結できることを最大限にアピールしましょう。

経営者の相談役として仕事をしてきた経験も活かせます。さらに金融機関融資の相談事例や、税務調査への対応経験などもアピールできるとより良いですね。

ベンチャー企業の管理部門では、数字関係の理解はもちろんですが、リスク管理ができなければなりません。会計事務所では、リスク管理は日頃から行っていますし、関連の資格を取得することもありますので、その観点からも転職の際に有利になります。

そこで、会計事務所という経験を活かすことができるというわけです。

スタートアップのベンチャー企業の場合は、まだ社内の人員が整っていないケースもあるので、社長や会長と対等に話ができる知識量を持ち、経理管理もきちんとしている会計事務所という側面と、会社の資産負債資本の全てをよくするお手伝いをしているというシビアな世界である会計事務所で働いてきた力量が、転職市場で期待されるのではないかと思います。

会計事務所から転職するときのポイント

それでは、ここでは会計事務所から転職するときの3つのポイントを見ていきましょう。

今までの会計事務所での経験を洗い出して整理してみる

会計事務所では、経理であったり、法律であったり、自分の担当外の仕事や、法改正であっても、わかっていなくてはいけないため、いろいろなことに精通して、携わりますし、事務であったり、営業であったり、社長、会長、経理の方々との接客や相談を受ける立場であったり、1つの職場でさまざまな経験を積みます。

そのことをこの機会に、転職先へアピールできる内容へと、まとめていきましょう。書き方は、私は職業安定所の無料セミナーに参加して、職安の方に添削していただきました。

時間がない場合は、インターネットで転職サイトに登録して、転職エージェントに相談するのも1つの手だと思います。

やりたい仕事を検索してみよう

今はインターネットで簡単に求人先を検索できますし、登録しておけば、希望に近い求人先を教えてもらえたり、専門家に相談できたり、スカウトがあったりします。

せっかく幅広い選択肢があるのですから、現状でできることだけでなく、今後やってみたいことや、携わってみたい仕事についても考えておきましょう。

自分の進みたい道が明確になることによって自分の強みをどう活かしたらいいのかが見えやすくなり、選考における戦略が立てやすくなります。希望の転職先に、もし必要な資格があるとしたら、早めにとりかかれるメリットもあります。

転職活動を進める

在職中に転職活動ができるなら在職中に始めれば場合によっては在職中に転職先が決まり、スムーズに転職できていいですし、難しいなら、退職して失業保険を受け取りながら、じっくり転職活動を進めていけばいいのです。

次の職場として長い付き合いになるわけですから、転職先の経営方針や、あなたが業務内容にどの程度関心を持つことができているか、といったことはとても大切な要素になります。

面接の際の会社の雰囲気も、企業を選ぶ際には大切になってきます。

ここで次のキャリアを築いていきたいという直感のようなものを感じた企業は、実際に入社して良かったと思えるケースが多いものです。

まとめ

会計事務所を辞めたい女性に向けて、退職についても私の経験上のお話なので、少しでも参考になればと思います。会計事務所から転職を考える場合、どの業界や職種に転職すれば良いのかということに正解はありません。

同じ会計事務所から転職した女性の場合でも、転職先は本当にいろいろです。

それぞれのキャリアに対する志向や、あなたの置かれている環境によって、おすすめできる転職先は大きく変わってきます。会計事務所を辞めたいと思ったら、自分に合った転職先を探して、転職活動をしたほうが人生にとってプラスになります。

これは経験側なのですが、特に独身で女性なら「辞めたい」と思ったら辞めて行動したほうが効率的でいい人生を送れます。

また、私のように結婚後も転職の際に会計事務所での経験は転職の際に必ずプラス面として評価されます。

会計事務所にいて1年以上やっていて計画的に転職活動をすれば、受けた企業全滅ということはまずありえませんし、いつまでも嫌な仕事をやっているうちにどんどん年齢を重ねてしまいます。

転職活動は一度始めてしまうと、意外にネガティブに考えていたときよりうまくいきます。会計事務所はそれだけ良いイメージが強いので、企業受けがかなり良いためです。

転職する際にはキチンと貯金をしておいてしばらく生活できるくらいの蓄えをしておいたほうがいいでしょう。

このあたりは、普段社長やお取引先様に資金管理や、補助金制度、税金還付等を勧めている方にとっては問題なさそうですよね。準備ができたら、実際の転職に向けて行動を起こしていきましょう。

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