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私は、未来を担う子ども達と関わる仕事に就きたい、また、特に人格形成に重要だと言われている小学生と関わっていきたいと思い、小学校教員になりました。

小学校教員になると、小学3年生の担任を受け持ちました。担任として学級運営を中心として勤め上げ、その後、教員としては2年間働きました。その後、派遣会社を渡り歩いた結果、現在は、放課後デイサービスという障害児施設での勤務を行っています。

教員として働いている方、【自分の時間が取れないこと】で悩んでいませんか?私も当時ほとんどプライベートな時間が取れずつらい思いをしてきました。

公務員ではありますが、サービス残業は当たり前の世界でした。辛いですよね。この記事では、私が教員として苦労したことから現在に至るまで、そして現在はどのように仕事を行い時間を使っているかお伝えします。

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小学校教員を辞めたくなった理由

思い描いていたイメージとのギャップ

誰しも夢をもって資格を取りに行きますが、当然私もその一人です。また、小学校教員免許取得者には欠かせない教育実習があるかと思います。私も行きましたが、そこではまさに思い描いていたような楽しい毎日を私は過ごしました。

時間で言うと、朝8時過ぎに学校に着き、17時過ぎには帰る日々を送りました。クラブ活動の日は少し残りましたが、それでも夕方18時には帰っていました。授業を初めてする際には少し残ったことも有りますが、基本はほぼ定時帰りです。

休み時間は子どもと関わって遊ぶ毎日。音楽会があったので、ピアノ等を教えることも有りましたが、幸い私は音楽が得意ですのでそれも含めて楽しかったです。

全てが全て楽しい思い出では当然ありませんでしたが、振り返ってみても教育実習は、夢に思い描いたような日々でした。当然、【教育実習生】という立場ではあるので、責任の重い仕事含め、任されていない事はあることは察しましたが、それでも楽しい経験が強く残りました。

正直、目指してよかったと改めて感じた瞬間でもありました。しかし、いざ働いてみると、その描いていた世界が一変しました。1日目はそれこそ、8時前ごろの出勤ではありましたが、入学式が終わるころには午前7時半には教室でその日の準備をしている自分がいました。

ほぼ毎日です。授業の準備に関しても余り要領等を教えてもらえないまま独学でとのことでした。担当の先生はいたのですが、毎日来るわけでもありませんでした。

毎日1時間以上早い出勤、帰宅時間は平均して定時より3時間は遅い帰宅。だいたい20時過ぎでしょうか?1日の半分以上を常に学校で過ごしていました。しかも、それだけでは終わりません。原則ダメなのですが、持ち帰りの仕事も有りました。

テストの採点があるときは更に残ります。また、運動会の時など、大きなイベントの前にはもっときつい日々が続き、ある月の残業時間を計算すると「165時間」と表示されたのをはっきりと今でも覚えています。辞めたいと思った瞬間の一つですね。

もちろん、これは毎月ではありませんでしたが、年に数回(何度かの月)はこんな感じでした。休日出勤も日常になりました。また、授業参観はあまり意味がないのではと思いました。働いて知ったのですが、小学校の授業参観では、前日までに準備をする。そして黒板に書くべきことを実際に下記、写真を撮ってからノートに小さく張るなど、いつも以上に一生懸命します。

服装もたいがいはスーツが多いです。普段の様子を見るのが授業参観なのに、ここまでするのはおかしいとも思っています。もう一つ、働いてみて改めて知ったことですが、有給休暇が自由に取れない点です。

正確には、長期休暇(子どもの夏休みや冬休み)は取れますが、それ以外は基本取らせてくれません。もちろん、急ではなく、1,2か月前から、平日に友達と遊ぶ予定を作ろうとしてもかなわないのです。

これは有給休暇を自由に使わせてくれないという学校のルールみたいなものにわだかまりを感じました。加えてですが、学校現場の休みは、ゆとり教育終了後、大きく減ってきています。土曜日授業も増えだすので、そのことも考えるとますます教育実習生の時の様なイメージとのギャップに悩まされた日々を送ってきました。

閉鎖的な職場

学校という職場は、閉鎖的だとは、よく言われています。全てが校内で行われ、校内で良くも悪くも解決していき、消化していきます。しかし、その中で特に閉鎖的と言われるのは【小学校】だと断然思います。

なぜならば、中学校や高校となると、部活動を初め、少なからず校外との関りが増えてきます。職場体験学習などを考えてみてもそうですね。閉鎖的であることは大前提としても、外との関りは必然と多くなり傾向にあります。

しかし、小学校はどうでしょうか?働いている方にはわかると思いますが、スポーツに力を入れている学校を除けば、ほとんど交流の場は見られないと思います。

子どもがないのであれば、当然大人である我々先生(元ですが)も、外とのかかわりが減り、偏った考えの元年を重ねていきます。つまりは、外との世界に関りが持てないので、世間の流れや関わり方、その他諸々大きく遅れるどころか、気付かずに過ごしてしまっています。

後述でも少しありますが、閉鎖的すぎると考えの幅が狭まりまりますので、古い考え方(【自分たちが今までやってきたやり方が正しいから、余り口を出すな】など)が中々変わらないというのも、閉鎖的な職場のデメリットだと感じています。閉鎖的な職場というのは、小学校現場でも問題視されています。

だからこそ【開かれた学校づくり】というものがスローガンとして掲げられています。有名なので言うと学校の開放週間ですね。

これは、学校が空いている時間であれば、保護者や教育関係者、誰でも自由に入り、授業の妨げにならないことを前提とし、見学することが許される期間となります。確かに、何もしないよりは良いと思います。

しかし、先生方はそれを嫌っていると聞きました。理由としては、やはり見られるのが嫌だそうです。その証拠として、年に2.3回の、各1週間程度しかありません。これでは【開かれた学校】にはほど遠いと私は感じています。

表向きは関わろうとしていますが、実際は抵抗があるy測員が多いので、余りプラスには考えられませんでした。恐らくですが、疲れる等という理由で嫌なのだと思います。

意見は基本的には通らない

どこの職場でもこれは当てはまることかもしれませんが、小学校での新人の意見は聞き入れてくれません。しかし、会議には出なければいけません。しかもその会議は決まって放課後に行われるため、残業決定です。

話を全く聞き入れてもらえないわけではありません。しかし、適当に流されるか、「そのうち分かってくるよ」といううたい文句が帰ってきます。

私は一度、いじめを隠蔽しようとした担任、教頭、校長先生へとさりげなく意見をしました。しかし、今のあなたに入っても意味がない等いわれ、門前払いの様な形を受けました。実際いじめが行われていたことは他の先生から見ても明らかで、そのクラスからも声が上がっていました。

しかし、いじめられていた子供が怪我をしたり、不登校気味になったことで、学校は事実と認めた場合多大な賠償金を払わなければいけないという事を管理職の先生方が言っていました。

恐らくそれが理由で、保護者の方にも「いじめの事実は確認できませんでした」と、伝えたのだと思います。(このように伝えたと職員会議で全体報告がありました)

自分たちの立場を守るために嘘までつき、新人の意見を聞こうとしないことに嫌気がしました。また、このような問題以外でも、新人なりに、効率よく業務を行う方法を提案するも、中々聞き入れてもらえないのが実情です。

見て学べというスタンスは分からなくはありません。しかし、それとは別に明らかに自分たちの意見が間違いない、経験からものを言っているから口をはさむな、越智宇空気が漂っています。

理不尽な要求【保護者】

理不尽な事はどの社会でもあるように、当然小学校でもあります。保護者から特に言われるのは【小学校の先生って楽でいいですよね?】と、厭味ったらしく言われたことが私にもあります。

また、【うちの子が休み時間に廊下で転んだのですが、学校でこけるってどういう教育をしているのですか?】など、100%防ぎようのにことも学校のせいにしてきます。ちなみにこれは、休み時間ではありましたが、職員会議でどうしても手薄になる時間のことです。

説明をしても分かってくれる人とそうでない人がいます。しかし、理解をしてくれない方には何度も頭を下げる事が義務とされている空気が流れています。保護者には自分の子どもしか見えておりません。

授業参観でも、見て欲しいのは、子どもを含めた全体なのであるはずなのに、見るのは自分の子どもだけです。学校は、もともと、集団生活の意義と勉学を教える場所です。

しかし、挨拶を始めとして、常識が身に付いていないのは学校のせいにしてきますが、本来それは自分の家庭で行うべきはずです。この様に、必要以上の仕事を押し付けてくるのも保護者なのです。(もちろん全員ではありませんが)

これからに対するさらなる不安

これからは、【英語】が科目として入ってきます。また、【プログラミング】も授業の中に入ってきます。実際、これは小学校に限りませんが、プログラミングに関して学ぶ研修が行われていますが、参加率は悪いです。

これではとうてい間に合わず、忙しさが増すだけならまだしも、中途半端な教育を押し付けてしまう可能性があります。英語は大事だとは思います。しかし、日本語ですらあやうい子ども達に訴えかけるのは酷ではないかと思います。

国語の平均学力もそこまで高いわけではありません。私はただただ国が焦っており、それを無理やり小学校現場に押し付けたのかと思っています。ほぼ同じタイミングでプログラミング学習まで取り組むのは慌てすぎという印象を受けます。

恐らく、「スクラッチScratch」というプログラミング言語を使うので、英語が出来なくても使えはしますが、それでも大変さに拍車がかかると思います。これ以上小学校現場を大変にすると、更に病に侵される職員がヘルのではないかと思います。

私が小学校教師を退職し障害児施設へと転職した理由

  • 資格を活かした仕事をしたかった
  • 子どもと関わることは前提で、時間に融通の利く仕事を探した
  • これからの時代に合わせられる、副業が許される会社を選んだ

これら3つに主きをおき、今の職場にたどり着きました。資格を活かすというのは自分の為もそうですが、ここまで育ててくれた親に対しても、考えがありました。

やはり、行かせてもらった大学で意味があった職場に行きたかったのです。また、派遣会社で、様々な仕事を一時期経験しましたが、やはり子どもと関わっていきたいという気持ちが強くなりました。

放課後デイサービスを選んだのはイメージですが、子どもが来るのは基本放課後、そこまではあわただしく朝から過ごすことはないとも思いました。

また、有給も取りやすいのもポイントです。大手企業でも副業が許されていますので、そのように時代に合わせられる職場にさらに絞ったところで、現在は働いています。

小学校教員を辞めるべき人・辞めないほうがいい人

小学校教員にも良い所はあります。給料の安定や子ども好きで、自分の時間を削ってでも子ども達の為に時間を使いたい方などは、やめない方が良い場合もありますので、是非ご一考ください。

辞めるべきではない人

  • 働き出して1年未満の方
  • 金銭的に生活が厳しい方
  • 他の仕事に興味が持てない方

上記に該当すると、少し考えた方が良いかもしれません。まず、1年間で、ようやく流れをつかむことが出来ます。その時の達成感なども全て差し引いて、転職を考えるべきだと思います。

加えて、1年未満でやめると、やはり転職には影響が少なからず出てきてしまうことが多くありますので、お気を付けください。また、中途半端になってしまう子供がかわいそうでもあります。

金銭的に関してはそのままですが、厳しい状態であれば、公務員として働き、少しでも生活が落ち着いたのち、考えても遅くはないと思います。また、その間に考えが変わるかもしれません。

他の仕事を経験していない方は、博打になります。公務員試験は年に1度しかありません。後悔先に立たずと言いますので、明確な新しい目標がない限りはやめないでおくのが無難です。

辞めてもいい人

  • 他にやりたいことが見つかった人
  • 元々小学校教員を目指してなかった人
  • 体調を崩すようになってしまった人
  • お金に余裕、もしくは執着しない人
  • プライベートの時間を増やし、自分のやりたいことに打ち込みたい方

上記に当てはまる方は、辞めても良いかと思います。小学校の先生が人生の全てではありません。他に、あなたにもあっている仕事があるかもしれません。元々目指してなく、なんとなくなってみたという人でも、転職の余地はあるかと思います。

小学校の先生は、意外と肉体的にも精神的にもきつい仕事だという事を、働いたことある方は実感が出来ているかと思います。体調を崩してまで働くのは、あなたの為になりません。

余りに不調が続くものならば、やはり転職をおススメします。また、お金に余裕や執着がなければ、公務員にこだわる必要もないと思います。定時で帰ることの出来る仕事は数多くあります。その仕事へ就けば、プライベートの時間も増え、あなたらしい人生を歩むことが出来る様になるかと思います。

プライベートが充実しないと、無理して続けた結果、マイナス要素が大きくなってしまいますので、自分の身体の事を第一に考えていただければと思います。

小学校教員を退職後のおすすめ転職先

コールセンター

時間を1番しっかりしたいという方は、断然コールセンターがおススメです。私の働いた経験からすると、【時間】に関しては、この業種ほどしっかりしていることは余りないと思います。

1分単位で時間が図られるのに加え、残業代もしっかり出ます。しかし、残業は基本的になしなのがルールですので、定時で帰れるという点では、役所などの公務員よりもしっかりしており、メリハリのついた生活が送れるようになると思います。

塾の先生(または家庭教師)

教員を目指した方なら1度は考えたことがあるかと思います。しかし、ここではあくまで、勉学に自信がある方を対象としています。

高校入試で、難しい科目、特に数学3、Cや化学や物理など、理数系が得意でしたら、ものすごく給料が高いのです!家庭教師では、時給3000円以上や、予備校の講師ともなれば年収600万以上の方もごろごろいるのが実情です。

生活指導は別として、とにかく勉学に対して真剣に子どもと向かい合いたいのでしたらおススメします。

放課後デイサービス

障害児専用の学童のような物です。こちらは、学校の様な残業は基本なく、勤務時間もほとんどが9時以降と、朝もゆっくりしていますので、今まで学校で働いてた方からすると、ゆったりとした朝を迎えられると思います。

また、小学校の教員免許があれば、【児童指導員】という資格も実は持っていますので、資格所持者として優遇もされます。

さらに、学校の経験と施設での経験、合計5年以上で、【児童発達支援管理責任者】という資格も取れるので、役職に就きやすいという事もポイントだと思います。

小学校教員から転職するときのポイント

関連する職種をまずは考える

 
小学校職というのは、第3者から見ると特殊な位置付けに見られます。だからこそアピールが出来るのです。学校の先生はやめようとするのならば、最初に考えるべきは、塾の先生でしょう。

転職するときに、実際に指導経験があるだけで採用が有利になるはずです。また、なにかしら、自分のしてきた経験が活かすことの出来る仕事を探すことです。

活かすというのは、職務内容もそうですが、仕事によっては、教育職を〇年以上してると役職になる為の資格をもらえる権利が与えられるというものもあります。自分の人生の中で費やした時間を、小学校から移っても経験がキャリアに繋がるのでしたら素晴らしいことだと思います。

可能であれば取りたい資格

良くも悪くも、小学校の先生というのは珍しいのです。しかし閉鎖的なイメージも持たれています。そこで、一般職で役に立つ資格やアピールできる資格を得る事が望ましいです。

参考までに私は、「Microsoftoffice specialist Excel/WORD」や、国家資格の『ITパスポート』です。これらはどちらも、試験が毎月何回もあります。

アピールでき、転職にもすごく有利になると言われている資格です。是非、転職前に時間のある方は取得を志してみていかがでしょうか?

まとめ

小学校教員にも、メリットやデメリットは様々あります。しかし、思い切って転職活動をし、現在放課後デイサービスで働いている私自身は楽しい人生を歩んでいると想っています。

私の場合は、たまたま子どもと関わる仕事が合っていた様ですが、全員が必ずしもそうではありません。皆様も学生時代から行ってきたバイトや今までの全ての職務経験から考え、慎重に転職先の企業を選ぶことが大切だと思います。

また、100%後悔しない選択肢は誰にもわかりませんし、難しいと思います。しかし、後悔以上に目標などを見据えたうえで、転職先の職場を体験や、評判などを通じて選べば、成功に近づくかと思います。

小学校の先生も、立派な大事な仕事です。転職を考えられている方は、現在よりも向上した人生にきっとなれることを、祈っております。

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この記事の監修者

株式会社eia

 

この記事の企画・監修者は株式会社eiaです。クラウドソーシングサービスより実際の体験談の執筆依頼・インタビュー調査した内容をまとめた記事になります。

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