私がベルシステム24に入社したのは、専門学校を中退して半年ほど経った、二十歳の頃でした。初めのうちは、データ入力やメール対応業務等、受発信とは無関係の業務をしていましたが、3回の異動によって、労務や受信・発信等、様々な業務を経験しました。

部署によって行う業務は様々ですが、「声だけで相手に誠意を伝える」というのはとても難しいことだと痛感しました。日頃から誠意のある対応を心がけていても、受信相手を選ぶことはできません。

なので、一日に何件もクレームにあたってしまった、なんてこともよくあることですよね。クレームを受けた日は、家に帰ってからも一日中落ち込んでしまったのを覚えています。

今この記事を見ているあなたも、もしかすると、あの頃の私と同じように「知らない人に理不尽なことばかり言われて、何でこんな仕事をしているんだろう?」と悩んでいるのではないでしょうか。

そんなあなたに、私の転職経験が参考になればと思います。

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ベルシステム24を辞めたくなった理由

とにかくクレームがつらい

よくCMでも見ますが、コールセンターってあんなに和やかな雰囲気じゃありません。時間帯によっては、ひたすら電話が鳴り続けてなかなか休憩に行けなかったり、暴言を吐かれることもしばしばあります。

クレームの際は、直属の上司が横でモニタリングフォローしてくれることもあるのですが、サポートしてくれる上司がいまいちだと全然助けになりません。

対面の接客業とは違い、面と向かって話をしているわけではありませんが、その分言いたい放題の顧客もいますので、理不尽な要求や不満を延々と言い続けられることもありました。

いくら仕事とは言え、私たちも人間なので、クレームばかりにあたっていると、本当に精神が病んでしまいそうです。

異動やヘルプが多い

配属される部署にもよりますが、繁忙期になると10分でもいいから残業してくれ、と残業の依頼をされます。かと思いきや、閑散期には人員を確保できていない全く別の部署に、ヘルプ要員としてヘルプに行かされることもあります。

また、自分が所属する部署であっても、クライアントとの契約が打ち切りになり、突然自分の希望とは異なる別の部署へ異動になることもあります。

そうなると、本来やりたかったこととは違う業務をすることになるので、苦痛に感じることも多いですよね。

仕事の内容と評価が見合っていない

私が働いていた頃のベルシステム24は、現場で働くスタッフの8割以上がパートやアルバイト等の非正規社員でした。正社員は部署内に2~3人しかおらず、実際、ある程度のクレーム処理も非正規社員が行っていました。

受発信しているスタッフとほとんど変わらない給料で、管理者としての仕事を任され、なかなか定時で帰ることもできず、割に合わないなと感じることもしばしばありました。

また、一番衝撃的だったのは、バイトの採用可否や給与計算といった大事な仕事も、バイトやパートの非正規社員がやるということです。入社1年目の非正規社員が、スタッフの給与計算するのって大丈夫?と内心思っていました。

正規社員のスキルが低い

非正規社員の多い職場だからだと思いますが、正規社員が管理者として存在していても、全く役に立たない、ということがよくありました。クレームフォローが十分でなかったり、現場で「こんなことに困っています!」と声をあげても、なかなか改善されなかったり。

非正規社員から見ても、この人ちょっと・・というような人であっても、正規社員枠だとどんどん出世していくので、力のない正規社員の下につくと、本当につらかったです。

ベルシステム24を退職し幼稚園教諭へと転職した理由

  • 自分が希望する働き方で、正規社員になれる見込みがなかった
  • 年齢を重ねても働けるよう、手に職をつけたかった
  • 子供(家族)の時間を優先したかった

私はベルシステム24で働いた10年の間に、結婚出産を経験しました。独身時代は、特に将来のことを考えるわけでもなく、今ある程度の給料がもらえていれば、なんでもいいやと思っていました。

しかし、結婚し子供が産まれたことで、時間の大切さに気づいたのです。確かに、このままここで働いていても、私の給料が家族を支えているわけでもないし、自分にボーナスがなくても大した問題ではありませんでした。でも、時間はどうだろう?と。

この頃には管理者という立場でもあったので、残業もしょっちゅうでしたし、時には出張もありました。でも、管理者になったからといって、正規社員ではないので、大した昇給もなければ、ボーナスもありません。

毎日、月額の保育料とは別料金を払って、子供たちの保育園の延長保育を利用し、帰ってきたら休む暇もなく家事をして、子供たちの話をゆっくり聞く暇もない。

一体、お給料以外に何を得られているのだろう?と思うようになりました。

そして何より、10年働いていても、「私にはこんなスキルがあります!」と自信をもって言えるものが一つもなかったんです。せっかく働くなら、この先10年後、20年後も堂々と言えるスキルが欲しい。子供(家族)との時間を確保しながらも働ける仕事がしたい。そう思い、私は幼稚園へ転職しました。

ベルシステム24を辞めるべき人・辞めないほうがいい人

ですが、もしあなたがベルシステム24を辞めようと考えているなら、辞める前にこれだけは考えておいてほしいと思います。それは、辞めた後、自分にはやりたいことや使えるスキル・資格があるのかどうかです。

「辞めて何もなくなった、空っぽだった」というのでは、ただ自分の人生を苦しくしてしまうだけです。少し立ち止まって、考えてみてください。

辞めるべきではない人

  • ベルシステム24に入社して3ヵ月未満の人
  • 部署異動を経験したことがない人
  • 主婦やダブルワーカー

上記に該当する人は、今すぐ辞めるのではなく、もう少し時間をかけることをオススメします。特に入社して3ヵ月未満では、まだまだ仕事に慣れていない人も多く、どの業種であってもツライことが多い時期だと思います。

そんな時期に退職を決意すると、自分に適正があったかどうかも分からないまま退職することになってしまうので、もったいないと思います。

また、今「辞めたい」と強く思っている人であっても、部署異動を経験したことがない人は、まず部署異動を希望してみましょう。ベルシステム24は様々な業務を行っているので、部署によって仕事は全く異なります。

もし今やっている業務が合わない、今やっている業務の人と合わないということであれば、辞める決断をする前に、ぜひ上司に異動の相談をしてみてください。

そして、ベルシステム24で非正規社員として働く最大のメリットは、シフトの自由度だと私は思っています。なので、小さなお子さんのいる主婦の方やメインの仕事を別にもっているダブルワーカーで、特に正規社員を目指していないのであれば、自分の都合を存分に主張し、自由なシフトで勤務し続けてもいいと思います。

辞めてもいい人

  • 同じ部署でずっと働きたい人
  • 人とのコミュニケーションが苦手な人
  • 電話の受発信が苦手な人
  • 土日祝に休みが欲しい人

先ほども述べた通り、業種によっては閑散期があったり、スポット業務が発生するため、どうしても長く働くと、部署の異動やヘルプを経験することになります。

ヘルプは突然発生するので、こちらの希望通りに働けるとは限りませんし、簡単な業務とはいえ、ヘルプに行った当日、しかもすぐに「さぁ、電話とって!」ということが多いので、突発的な仕事に抵抗のある人は、難しいかもしれません。

また、電話の受発信は相手の顔が見えていないといっても、対面での接客業と同じように、必ず人とのコミュニケーション能力が必要となります。データ入力や原稿制作の募集で入社した人によくあることですが、電話をかけるのがどうしても無理、人と話をするのがツライ、会話のキャッチボールがうまくできない、という人は、毎日の仕事がストレスにもなるので、辞めておいた方がよさそうです。

そして、お問い合わせ窓口にはよくあることですが、年中無休なんてこともよくあります。部署によっては土日祝が休みのところもありますが、365日稼働の部署も珍しくないので、希望する働き方と一致しない場合は転職をオススメします。

ベルシステム24からのおすすめ転職先

事務職

1件1件の電話応対の後には、必ず後処理をします。顧客情報やお問い合わせ内容等、使用するシステムは業務によって異なりますが、たくさんの情報をパソコンで入力していきます。

なので、管理者でなくても必然的にパソコンを操作することになり、ある程度扱えるようになります。また、受発信業務以外にも、労務や庶務といった部署に配属されれば、社会保険や雇用保険、派遣会社とのやりとりなど、基本的な事務も経験することになるので、事務職の求人もチェックしてみてはいかがでしょうか。

SE

特に正規社員に多いのですが、ベルシステム24で働くと、とにかくパソコンの知識が増えます。

管理者になると、時間ごとに受電率や問い合わせの内容を集計したり、クライアントに費用請求するためのシートを作成したり、時にはホームページを作成したりもします。

その際に、オフィスソフト等色んな機能を使うことになるので、そういった分野に自信のある人は、SEというお仕事を検討してみてもいいかもしれません。

接客業

コールセンターで勤務したことのある人と話をすると、会話のキャッチボールがとてもスムーズで、話をしている時の相槌や返答などがとても上手に感じられます。顔が見えない分、発した言葉から相手の思いや要望を汲み取るお仕事だからでしょうか。

もしも退職した理由が、人とのコミュニケーションが苦手、ということでなければ、きっと飲食店や服飾関係などといった接客業が向いている人も多いと思います。

ベルシステム24を辞めたいあなたに最後に伝えたいこと

自分にとって何が一番大切なのかを考えよう

不満はあるけど、なんとなく続けられているうちはいいのです。辞めてしまった私が言うのも何ですが、ベルシステム24は最低な会社ではありません。

基本的には、非正規社員でも条件をクリアしていれば産休も育休もしっかり取らせてもらえるし、コールセンター大手なだけあって、コールセンターとしての体制はとてもしっかりしていると思います。

ですが、非正規社員が多いためか、現場で働くスタッフの不満が上に伝わりにくく、評価されにくいのも現実です。

同じ立場で勤務するスタッフの中には、こうした環境に耐えられず精神を病んでしまった人もいます。しかし、私は「生きていくための仕事」であって、「心や体を病ませるような仕事」をしているのは本末転倒だと思うのです。もし今あなたがこのような状況にあるのであれば、本気で転職を考えてもいいと思います。

メリットとデメリットを考えよう

 
転職を勢いで決めることはオススメしません。どの仕事であっても、少なからず辞めたいと思うことはあります。ですが、それが本当に辞めるべき理由かどうかは、冷静に考えてみないと分かりません。

私がベルシステム24を辞めようと思った時にやったことですが、一度、辞めたい理由・辞めたくない理由を書き出してみるといいと思います。「やめます!」と言ってしまうことは簡単ですが、取り消すことは難しいのです。

辞めると宣言する前に、辞めると自分にとってどんなメリットがあるのか、どんなデメリットがあるのかをしっかり考えましょう。デメリットがメリットを上回るようであれば、私は辞めてもいいと思います。

どんな決断であっても自分次第

残念ながら、今の時代は終身雇用なんて期待できません。定年まで、一つの会社で働き続けることはとても素晴らしいことですが、一度就職を決めたら一生そこで働かなければいけないなんてことはないのです。

もし今、働いている会社に疑問を感じるのであれば、自分の人生は一度きりなのですから、別の道を考えてみてもいいのではないでしょうか。色んな経験を積むことで、それが強みになることもあります。

ただ、家族がいる人は、事前にしっかり家族にも相談しましょう。自分次第ではあっても、自分本位であってはいけません。そばで支える家族の存在があることを忘れずに。

まとめ

私はベルシステム24で働いていたことも、その後退職したことも後悔していません。ベルシステム24で働いたことで、自分自身を見直すきっかけになりましたし、実際、幼稚園教諭という新たな自分を見つけることができました。

もし今、あなたがベルシステム24を辞めたいと考えているのであれば、転職後の自分を想像してみてください。

あなたが一番大切にしたいものを守れていますか?あなたやあなたの周りの支えてくれている人達は笑顔ですか?

辞めたとしても、辞めなかったとしても、あなたが今の自分と真剣に向き合い、導き出した決断であれば、きっとそれが正しい決断だったと思えます。

大切なことは、今の自分と向き合い、未来を想像することです。この記事が、あなたが自分と向き合うきっかけになれば嬉しいなと思います。

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この記事の監修者

株式会社eia 大嶋

 

この記事の企画・監修者は株式会社eiaの大嶋です。クラウドソーシングサービスより実際の体験談の執筆依頼・インタビュー調査した内容をまとめた記事になります。

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