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「安定した大手企業に就職したい。」そう思ってNECに入社した方は多いのではないでしょうか。社会に出る前の大学生では、どこの会社が自分に合うかなんて分からないですよね。

だからこそ、簡単に潰れなさそうな大手を選ぶ、そういった就職活動をされた方は多いのではないでしょうか。

私自身も就職活動をした際は、どこの会社が自分に合うのか分からず、安定していそうという理由で大手のNECを選びました。

ですがこんな理由で入社した人は、現実とのギャップに苦しんでいるのではないでしょうか?私もそうでした。でもせっかく大手に入ったのに辞めるのはもったいないのではないか、そんなふうに転職しようかとどまろうかと悩んでいるのではないですか?

そんなあなたに3年目で転職した私の体験談をお話ししますので、少しでも参考になれば幸いです。

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NECの営業職を辞めたくなった理由

社会で通用するスキルが身につかない

NECという大手企業に入社して一番辛かったのは何のスキルも身につかなかったことです。大手企業は基本的にはお金を儲ける仕組みが出来上がっている会社です。

そのため仕事が分業化されていて自分の役割は狭い範囲に限ります。いわゆる会社の歯車というやつですね。大きな仕組みを動かすための歯車が、大手の社員なのです。

特に私の場合はサーバーの営業職だったのですが、NECには商品の説明をしてくれるセールスエンジニアもいるし、商品の設定をして稼働させてくれるフィールドエンジニアもいます。

そうすると私の役割は、契約書を作ることと、受注伝票を作ること、また窓口としてアポイントの調整をしたりする仕事というとても狭い範囲に限られていました。

しかも契約書や受注伝票を作るといってもNEC専用のシステムなどを使うので、いったいこのスキルが今後何の役の立つようになるのか、といつも不安でした。

こんな状態ではスキルも身につかないし達成感もなく、つまらないですよね。

NECでいくら頑張っても成長実感は全く感じられないし、NECでしか通用しないスキルしか身につかない。先の読めないこの時代に、潰しの効かないスキルしか身につかないのは本当に不安ですよね。

若手に裁量がなく、チャレンジできない

NECという会社はとても大きな会社でたくさんの人が働いています。そしてそれぞれの人達が何かしらの部分に責任を持っているので、何か新しいことを始めるときには上司である課長、その上の部長、事業部長・・・と、沢山の人たちに決裁を取りに行かねばなりません

。そうするとなにか新しいことを始めようと自分で考えても、ほとんどチャレンジすることができません。NECは古い体質の日本企業なので、特にその傾向が強かったです。

私自身、何度かもっとこうした方がいいのではないか、という意見を上司に伝えていたのですが、それに対するフィードバックをもらうこともなく「余計なことをしないで」と言われる始末。

上司としても新しいことを始めるとなると、更にその上の人達に説明しなければならず、責任も発生するから巻き込まれたくなかったのでしょう。

でも、こんな状態ではどんどんやる気がなくなってしまいますよね。

頑張っても頑張らなくても給与が変わらない

NECでは頑張っても頑張らなくても給与は大きく変わりません。そもそも大きな会社なので、その人個人のちからによって成果が変わるという状況があまりなく、組織全体としての成果となります。

もし自分が成果を出した組織に所属さえしていれば、頑張っていなくてもいい評価をもらえてお給料に反映されます。そうすると次第に、その組織の中で頑張って働く人とそうではない人に分かれてきます。

そんな中で頑張って働いているのは馬鹿らしいですよね。また評価制度自体があまり個人で差をつけるようなものになっていないので、少し頑張ったくらいではお給料は上がらないのです。

私の場合、上司はいつもお昼休みの前にお昼ごはんを食べにいって、お昼休み中は昼寝をし、業務時間はネットサーフィンをしているような人でした。一方で同じ部署で働く先輩はいつもいつもアポイントに行って、積極的に受注を上げてくる人でした。

ですが評価は個人によって大きく変わることはないので、部署の売上があがれば上司も先輩も評価されるし、部署の売上が下がれば上司も先輩も評価されません。

そんな先輩をみて私もどんどん頑張るのが無駄に感じてきてしまいました。

やる気のないおじさんばかり

NECは40代50代の社員が多く、若手社員が少ない会社です。というのも、やはり大手企業だけあって待遇は悪くないですし、年功序列制で長く勤めれば給与は上がっていくので多くの40代から50代の社員が新卒で入社してから働き続けています。

しかし経験豊富な彼らのほとんどがやる気がありません。というのも、NECにはの評価制度に問題があるからです。

NECの評価制度は、私が在籍していたころには降格制度がなく、ただ長く勤めていれば少しではありましたが給与がありました。さらにルールとして明文化されているわけではありませんが、昇給試験は数回落ちると二度と受けることができなります。

つまり、がんばっても昇格しないし、がんばらなくても降格しないということです。これではどんなにやる気があった人も、やる気を奪われてしまいますよね。

そんな風にしてやる気を失ったおじさんたちばかりが周りで働いていました。一緒に働いていても、全然仕事しないし、こっちのやる気も吸い取られてしまい、私もどんどんやる気を失ってしまいました。

異動が少なく変化がない

そして最後にこんな状況の中で異動が少なく変化がないことも、私が辞めたくなった大きな理由でした。上記で上げたような理由で会社を辞めたかったのですが、大きな会社なので異動すれば何か変わるかも、と思っていました。

ですが、10年以上同じ部署に勤めている人たちがとても多く、毎回の人事発表でも隣のグループに行くくらいの異動しかありませんでした。

そうすると、自分も含めて周りの人も毎日同じで、やることも毎日同じ。そして仕事はどんどん惰性になっていく。そんな状況でした。もちろん社内で手を挙げて異動する制度もあるのですが、通常の転職活動と同じで面接があった上での異動なので必ず希望通りになるとは限りません。

また私としてはそういった制度を使って自分が異動したいというよりも、会社として人材を異動させてどんどん新しい空気が入ってくるようなそんな文化を求めていたので、制度を使ったところで問題が根本解決するとは思えませんでした。

もし半年や1年後に異動して状況が変わる可能性があるのであれば、少しくらい我慢しようと思えたのかもしれません。ですが周りを見るとこのままの状態がもしかすると、10年も続くのかもしれない。

そう思ったらもう耐えられないと思い始めてしまいました。10年たってどこにも転職できなくなるくらいなら、もう今しよう、そう思って決意したのです。

NECを辞めてリクルートキャリアに転職した理由

成長を実感できる

NECでは全然スキルが身についている気がしなかったので、とにかく営業としてどこの会社でも通用できるスキルが欲しいと思っていました。

営業はスキルとしては分解しづらい部分があり、性格次第のように言われることも多いですが、日本最大級の営業会社であるリクルートではどんなスキルがあれば売れるようになるのかをきちんと教えてくれそうでした。

そのためリクルートに入社すれば、どこの会社にいっても売れるスキルを身につけることができると思い魅力に感じました。実際入社してみてスキルを身につけることができました。

若手でもどんどんチャレンジできる

リクルートには旧・社訓で「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」という言葉があります。この言葉の通り、リクルートでは自分で手を挙げてチャレンジすることが推奨されています。

そのためやりたいといえば、若手でもどんどんチャレンジできる環境があり、とても興味を持ちました。

成果に対して正当に評価して給与が支払われる

面接の段階で評価制度を聞いたのですが、リクルートでは成果に応じてボーナスの金額がきちんと支払われるような仕組みができていました。この成果もただ営業の結果の数字を見るだけでなく、そこに至るまでの努力も考慮しているようでした。

がんばった分だけちゃんと給与に反映されるのは、モチベーションを上げるために重要なポイントでした。

やる気のある若手がたくさんいて切磋琢磨できる

転職前に何人かの社員の人に会わせてもらったのですが、みんな若くてとてもやる気があり、話をすると私も一緒になってわくわくする仕事をしたいと思わされました。

この印象は実際入社したあとも変わらず、同世代で頑張っている人たちと切磋琢磨しながらできたのはリクルートキャリアに入ってよかったと思いました。

配置転換が頻繁にある

リクルートキャリアでは会社の戦略に合わせて人材配置がどんどん変わり、異動がとても多いです。また本人が一番パフォーマンスを出せるように、上司との相性を鑑みて配属したりしてくれます。

もちろん基本的には会社の戦略に応じた人材配置ですが、本人のキャリアの希望を半期に1回ごとにきちんとヒアリングして、なるべく希望に応じた配置にしてくれます。

自分のありたい姿に合わせて、違う部署にいって色々な仕事にチャレンジができるのはとても魅力的でした。

NECを辞めるべき人・辞めないほうがいい人

ここまでNECへの不満ばかり書きましたが、一方で辞める人が少なくこういった文化が合う人にとっては素晴らしい会社なのは事実です。そうはいっても大手企業ですし、簡単には潰れない。

部署によりますが、基本的に残業も多くなりすぎないようにしっかり会社が管理してくれているし、家賃手当や会社保有のホテルなど安定に加えた福利厚生もやっぱり捨てがたいものですよね。

その点も踏まえた上で、辞めても本当に後悔しないのか一度しっかり考えてみた方がいいと思います。

辞めるべきではない人

  • 指示どおり仕事するのが好きな人
  • 他人と比較されるのが好きではない人
  • 仕事のやりがいよりも給与や待遇の方が大切な人

上記のうち一つでも当てはまるのであればNECをやめるべきではないでしょう。

リクルートキャリアは成果主義なので、会社のいうことだけ聞いていても成果は出せないので、どんどん自分で考えて行動していかなければなりません。

対象的にNECは前例踏襲の仕事が多いので、指示通りに仕事をする方が好きな人はNECを辞めない方がよいでしょう。

またNECは個人を比較して、その成果に応じてボーナス額が決めるといったことをしていないので、他人と比較されるのが嫌いな人はNECの方が向いています。

その他、そうはいってもNECは大手企業で福利厚生待遇がしっかりしています。正直なところ大きな成果を出さなくてもクビになることはありません。やりがいよりも安定を求めるという人はNECの方が居心地がよいでしょう。

辞めてもいい人

  • がんばった分だけ評価されたい人
  • 競争して勝っていくことが好きな人
  • 自分で仕事をつくっていくことが好きな人
  • NECがつまらないと思っている人

がんばった分だけ評価されたい人や競争が好きな人はおそらくNECがつまらなく感じるでしょう。こういった人はNECを辞めて、成果を出した分だけ評価してくれる会社に行ったほうが楽しいと思います。

またこういった人はおそらく転職して他の会社に行ったとしても成果をだせるまで頑張っていくことができる人だと思います。

そういった方はNECに無理にとどまるよりも思い切って他の会社に転職した方が人生楽しく過ごせると思います。

NECの営業職からのおすすめ転職先

IT系コンサルティング会社

NECに勤めることでITの知識はすごく身につきますよね。また大手企業が顧客の場合が多いと思うので、日本のビジネスマナーはしっかり身につけることができると思います。こういったスキルや知識はコンサルティング会社でも活かすことができます。

実際私の同期もNECがつまらないといって何人もIT系コンサルティング企業に転職していきましたが、彼らみんな活躍しています。

外資系IT企業

こちらも同様にITの知識を活かすことができる環境ですね。NECで働く人の中には、やってること自体は嫌いではないけれどもNECののんびりとした雰囲気だけが嫌という人も多いと思います。

こういった人たちにとって、外資系企業は成果に応じて評価してくれるので、商材は変わらず環境だけ変えることができるので楽しいと思います。

やってきたことをダイレクトに活かすことができるので、転職したあとに成果を出しやすいのもいいですよね。

ベンチャー

ITとは関係のない分野ですが、NECで培った基本的なビジネスマナーや大手企業との折衝経験はベンチャーでは重宝されます。

ベンチャーで働く人達も大手企業が顧客になることがあるのですが、ベンチャーしか働いたことがない人にとってはNECのようなレガシーの会社の雰囲気や商習慣がよく分からず、そういった会社で働いたことがある人の経験は顧客対応の中で活かすことができるのです。

NECから転職するときのポイント

まずは自分の人生のビジョンを持つ

なんといってもNECはやはり大手企業でいいところもたくさんあります。中にいると嫌なところばかり目に付きますが、いい面もたくさんあります。

まずは自分の人生において、成し遂げたいビジョンを描き、大切にしたいことの優先順位を決めてみましょう。

エージェントなどに相談する

自分にとっての優先順位を決めたら、エージェントなどに相談してみて希望が叶いそうな会社を探してみましょう。自分の希望がすべて叶う企業はそう簡単に見つからないと思います。

ですので、自分の大切にしたいことの優先順位と照らし合わせながら、どこの会社を受けてみるのか希望を絞っていってみるといいと思います。エージェントなどに相談するだけでなく、自分で求人サイトを使って探してみるのもいいでしょう。

ただ初めての転職の場合は色々とわからないことも多いと思うので、エージェントに相談した方がたくさんの情報を入手できると思います。

実際に面接を受けて色々な企業の人と会ってみる

受ける会社を決めたら、とにかく面接受けたり、その会社に勤めている人と会ってみて色々と話を聞いてみましょう。求人情報として出ていること以外に様々な情報を得る事ができると思います。

面接は会社が求職者を選ぶだけでなく、求職者側も会社を選んでいます。あなた自身も、実際に会ってみてどこが一番自分のやりたいことを成し遂げられそうか選んでいくのがよいでしょう。

まとめ

おそらくこの記事を見ている方は、NECを辞めたいけど辞められないと悩んでいるのだと思います。辞めた場合でもメリット・デメリット両方あるので悩む気持ちはとても分かります。

私自身辞めたいなと思ってから行動に移すまで1年くらいかかりました。ですが、私は結果として辞めたおかげでどんどん自分のやりたいことにチャレンジできるようになっているので、本当に辞めてよかったと思っています。

1年悩むくらいならもっと早く行動すればと後悔しているくらいです。

あなたの人生ですので、私が辞めろとも続けろとも言うことはできません。ですが今もしもやもやしているのであれば、少し今後の人生のことを考えてみるとよいでしょう。

あなたの人生がより良いものになるようになればと思っています。

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この記事の監修者

株式会社eia

 

この記事の企画・監修者は株式会社eiaです。クラウドソーシングサービスより実際の体験談の執筆依頼・インタビュー調査した内容をまとめた記事になります。

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