【PR】

同じ年齢の子供を育ててきたママ友が先に社会に出て、ちょうど再就職を考え始めた時期でした。

そんなとき、住友生命で働いている知人から会社でやっているイベントに遊びに来て!と誘われるようになり、平日は家で子供の面倒を見ていたので気晴らしによく遊びに行くようになりました。

通っているうちに、住友生命で働いたら子供の体調に合わせて自由に休みが取得でき、出勤時間が遅く帰りは早く帰ることができるよ!育児と仕事が両立できるということを熱心に説明されました。

また、出来高で給与が増えていくので仕事もやりがいがあるとのことで、私自身の子供はまだ2歳でしたが、働きやすい環境であること、再び社会に出て自分がどこまで出来るのか試してみたい気持ちもあり入社することを決めました。

私は3ヶ月の研修期間で保険の勉強をし、保険を募集するための資格を取りました。その後、保険外交員として約1年経験しました。

もしかするとあなたもかつての私のように良い事をたくさん思い描いて入社したはずなのに、実際は思っていたのと違う・・・と悩んでいないでしょうか?

この記事を開いてくださったあなたはおそらく転職を考えておられるのでしょう。そんなあなたに私の転職経験についてお話しします。少しでも参考になれば幸いです。

まずは、あなたの市場価値を調べてみませんか?

もし、今の仕事が不満なら、ミイダスを使い転職した場合の想定年収を確かめてください。

(以下のように診断結果が出ます)

診断後に無料登録すると、7万人の転職事例ビフォー・アフターが検索できるので、同職業の先輩の転職先も調べることができます。

辞めた後どうなる?を知ることで、何か今の現状を解決するヒントが掴めるはずですよ。

(診断時間は約5分です)

住友生命を辞めたくなった理由

商品の内容に納得がいかなかった

3ヶ月間かかって保険の基本的な勉強と、住友生命の商品の勉強をしました。もともと保険に興味があったので勉強できることが楽しみでした。

しかし、保険を勉強していくにつれてこの商品は本当に自信を持ってお客様に紹介できる商品なのかと疑問に思う部分がいくつかありました。住友生命では自分の家族や友人から保険をとってくることが今でも根付いていて、友人に胸を張って勧められるのか、毎日葛藤していました。

主力商品であるアカウント型保険に疑問があったのです。満期があって10年後には更新しなくてはいけない商品です。

更新時には年齢も高くなるので保険料が高くなります。保険料を下げたければ、死亡保障や入院日額を少なくしたり内容のレベルを下げるしかありません。

もし更新時に病気になっていて新しく保険に加入できない状態であれば、高い保険料のまま継続するしか選択肢がなくなるかもしれません。

日本の生命保険会社でよく行われる転換制度に納得がいきませんでした。私は自分が納得していない商品を売り続ける事がどうしても出来ませんでした。

人事制度に納得がいかなかった

住友生命は各支部に出張所というグループがあります。出張所のグループ長は所長と呼ばれますが、新しい保険レディを2人採用するだけで所長になれます。

自分の実績や成績は全く関係ないため、たまたま運でも2人採用できれば営業力や指導力がなくても所長になる事ができ、やり方次第では信頼され良い関係を築いている人もいます。

ですが、私を採用したことで所長になったママ友とはとことん馬が合いませんでした。新人はトレーナーや所長に同行してもらいながら仕事を教えてもらいます。

所長は新人の成績が自分の給与に反映されるので契約を取らせようと必死になる人が多いです。新人の指導をすることで給与をもらうので、教育は仕事です。しかし、私は所長に一度も同行をしてもらったことがありませんでした。

私が契約をあげている時に、所長も頑張って契約をあげているといったような姿が見られれば、指導はなくても頑張っているんだな!私も頑張らなくては!というモチベーションになったかもしれませんがどちらの姿も見られない状況がとても不満でした。

そのような状況で私があげた契約については教育手当という項目で、私の成績手当てよりも多い金額が毎月給与として支払われていました。

お金が絡むと更に不満が大きくなるもので、辞めたい気持ちがとても強くなりました。

人間関係に疲れてしまった

所長との関係もそうですが、一番難しかったのはベテラン保険レディとの関係性です。各支部は従業員の年齢が高くて勤続年数が長い人が半分以上を占めており、若い新人が数人といった傾向が多い印象です。

もちろん若い人が多い支部も中にはあります。年齢が高いか低いかのどちらかで中堅が少ないです。それは新人が中堅になる前に辞めていくからです。

ベテランの方達はプライドが高く自我も強い方がほとんどです。

そうでなければ保険の営業なんて続けられないのはよくわかるので、長い物には巻かれろという意識と、見習うべき点もたくさんあったので割り切って良い人間関係を構築するように努力していました。

しかし、保険の売り方や支部の行事、全てにおいてやり方が古くてついていけませんでした。経験の少ない新人が少しでも意見してやり方を変えようとしても、上からの圧力で阻止されます。

この中で私は自分らしく仕事ができるだろうかと考えた時に、このままではやっていけないと判断しました。

私が住友生命を退職し損保代理店の営業職へと転職した理由

  • 保険営業を続けていきたかったから
  • 取り扱いの商品内容がよかったから
  • 上司にあたる人が魅力的だったから
  • 福利厚生が魅力的で、固定給がしっかりもらえたから

住友生命を退職したい気持ちでいっぱいでしたが、営業としてはまだまだ勉強不足で志半ばでした。

他の業種で営業することも考えましたが、女性営業の募集が田舎のハローワークでは少なかった事と、まだ保険を勉強したい気持ちがあったので、引き続き保険の営業として転職する道を考えました。

転職したい保険代理店を自分でリサーチし、自分の売りたい保険商品があるかや、ホームページを熟読し社内の雰囲気なども事前に調べてから直接代理店に求人を募集しているか電話を入れました。

実際に面接に行ってみるとトップである社長に指導力を感じました。

また、小さな代理店だったので社長と密にコミュニケーションが取れる事で自分のやりたい事や困っている事を直接伝えることもできました。

住友生命の時は自家用車を使用し、お客さんに配るパンフレットやボールペン、契約に使うタブレットなど様々なものが自費でした。

代理店では営業に必要な物品や携帯、営業車が会社から支給されるので、自費での支払いがなくなります。このような条件を天秤にかけた時に、住友生命で我慢して働き続けるという選択肢は必然的になくなりました。

住友生命を辞めるべき人・辞めないほうがいい人

辞めるべきではない人

  • 入社して3ヶ月未満の人
  • お金が必要なのに次の転職先が決まっていない人
  • 明確に辞めたい理由がない人

上記に該当する場合は辞めるのをもう少し待つことをお勧めします。特に3ヶ月未満の方はまだ研修中の身ではないでしょうか。

少しづつ実践も入ってきて大変な頃かと思いますが、3ヶ月間は給与が保障されています。考え方は様々ですが就業時間さえこなしてしまえばそれなりの給与が受け取れます。

この時間さえも惜しかったり、苦痛でない限り研修期間だけは在籍されてはいかがでしょう。

また、お金が必要なのに転職先が決まっていなかったり、なんとなく嫌で辞めたい人も、もう少し続けてみると違う何かが見えてくるかもしれません。

生保は苦手だから損保を頑張るなど方向転換ができると思います。しかし、自ら考えて動かないと転機が訪れないことも事実ですので、行動することも重要になります。

辞めてもいい人

  • 次にやりたいことが明確に決まっている人
  • 毎日ネガティヴな気持ちになる人
  • 商品内容が納得いっていない人

上記に当てはまる人はすぐに転職する為の行動をとったほうがいいと思います。次にやりたいことが明確であれば、やりたいことに向かって自然と動けると思います。

また、毎日ネガティヴな気持ちになる人は無理に続けることはないと思います。心を病んでしまう前に辞めてしまってスッキリしましょう。

自分の友人や家族に営業をしないといけないことから、内容に納得いっていない場合はいつまで経っても自信を持って商品をお勧めすることが出来ません。

自分の身近な人だからこそ良いと思っている商品に加入して欲しいのに、何度自分を正当化しても納得いくことが出来ないので、自分のお客さんが少ない時に辞めてしまったほうが自分の為にもお客さんの為にもなります。

住友生命の退職方法は?

退職する時期は1ヶ月前~

退職の意思を伝えると、当然会社側は退職させまいと説得しようとしてきます。私はズルズルと半年引き延ばされてしまいました。

ですから、なるべくスムーズに退職出来るように、常識の範囲内で最短の1ヶ月前に退職したいことを所長と支部長に伝えると良いと思います。

有給が残っていれば全て消化することも合わせて伝えると良いです。

退職理由より意思をはっきり伝えることが大事

退職願いを用意し、強い意思ではっきりと退職することを伝えることが一番大切です。意思が弱いとすぐに説得されてしまいます。

転職先が決まっている場合は、次の職場に入社する日にちを提示することで退職の意思を明確に伝える事が出来ます。有給を消化する期間も踏まえて退社する日取りを決め、会社側に具体的に伝えると良いです。

【補足】退職金はほとんど貰えません

勤続年数が短い場合は退職金はもらえません。有給を消化して最後の微々たる給与から社会保険料や物品代などを引かれてわずかに手元に残るか、場合によっては支払いが発生することもあります。

住友生命からのおすすめ転職先

住友生命から保険代理店や同業他社

まだ保険の営業を続ける意思があるならば、損保代理店や他社に就職することで勉強してきた知識や営業のスキルを活かすことができます。

特に損保代理店は生保営業に力をいれたい所が多い割に人員が不足しています。生命保険会社からの転職はかなり重宝されるので優遇もされると思います。

同業他社であれば、日本の保険会社は環境や仕事の仕方など大きく変わらない可能性が高いので、外資系やカタカナ系生保などに転職するとシステムや環境がガラッと変わります。

住友生命から他業種の営業

営業が続けたいのであれば他業種の営業もお勧めです。保険は売りづらい商品として有名ですが、業種を変えることで営業としてまだまだ力を発揮できるかもしれません。

保険の売り方とは全く売り方が異なる為、営業が楽になる可能性がありますし、少しでも自分に興味があるものや好きなものを選択すればモチベーションも上がりさらにスキルアップできます。。

住友生命から工場

営業で人と関わることに疲れてしまうと、1人で黙々と仕事がしたいという欲にもかられます。

営業を経験して、向いてない!と思った人は工場のライン作業やひたすら同じことをやる作業など自分の世界に没頭できる仕事を選ぶことも視野に入れてもいいと思います。

実際にこのケースは多く、保険レディから工場に転職し自分のペースで仕事ができるのですごく仕事が楽になったという話をよく聞きます。

住友生命から転職するときのポイント

保険業界への転職ならよく話を聞いて

保険業界は本当に営業が少ないのでどこの保険会社もあなたを採用したいと思っています。

なるべく多くの企業から話を聞くようにすると、自分の待遇が良くなる場合があるので自分の目で見て判断すると、この会社でやっていくというモチベーションにも繋がります。

異業種への転職は転職エージェントへ相談してみる

私は田舎住まいだったので難しかったですが、田舎以外であれば転職エージェントに相談してみるのもいいもしれません。

都会に働きに出ている地元の友人が転職した際に、転職エージェントに相談して求人紹介はもちろん、履歴書・職務経歴書・面接アドバイス・日程調整までサポートしてくれてよかった言っていました。

その友人はリクルートエージェントを使ったと言っていましたので、もし異業種への転職をお考えなら相談してみるのもありかもしれません。

今の自分の状況を転職先の会社によく話しておく

保険レディをやっていると聞くとなかなか退職できないかもしれないと、転職先の会社が考えてくれる事があるかもしれません。それをそのままにしてしまうのではなく、より明確に自分の住友生命での退職状況を話しておくことで、転職先の理解を得る事が出来ます。

話し合いがこじれて退職が伸びそうになった時などに、入社時期を遅らせてもらったり対応してもらいやすくなります。実際に私は半年間退職できなかったので、訳を話して半年伸ばしてもらいました。

まとめ

きっとあなたは不安な気持ちもありましたが、期待を抱いて住友生命に入社したのではないですか。私はたくさんの期待を抱いて、きっと楽しい毎日になると思っていました。

しかし現実は想像していたものと違っていて、自分の努力ではどうしようもないことがたくさんありました。住友生命をやめる時に社内だけに目を向けると周りが敵だらけになったような気持ちになります。

自分の意思や意見は否定され、自分が間違っているかのような錯覚に陥ります。しかしきっとあなたの辞めたい気持ちは間違っていないはずです。

外に目を向ければ味方になってくれる人がたくさん居ますから、退職するときは強い意思で思いを伝えれば退職もスムーズにいきます。

この記事を読んでいただいたことで、私の経験が少しでも参考になれば幸いです。

まずは、あなたの市場価値を調べてみませんか?

もし、今の仕事が不満なら、ミイダスを使い転職した場合の想定年収を確かめてください。

(以下のように診断結果が出ます)

診断後に無料登録すると、7万人の転職事例ビフォー・アフターが検索できるので、同職業の先輩の転職先も調べることができます。

辞めた後どうなる?を知ることで、何か今の現状を解決するヒントが掴めるはずですよ。

(診断時間は約5分です)

おすすめ診断テストをチェック!
問:あなたが解決したいお悩みは?
上記選択での該当件数:
画面下にある検索ボタンを押してください。

この記事の監修者

株式会社eia

 

この記事の企画・監修者は株式会社eiaです。クラウドソーシングサービスより実際の体験談の執筆依頼・インタビュー調査した内容をまとめた記事になります。

>>運営者情報について