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テレアポ営業と聞くと、まるで以前の3Kの様に、

  • (精神的に)キツい
  • (ノルマが)厳しい
  • 給料が安い

といったマイナスイメージが拭えませんよね。ただ、これは決して思い込みや噂などではなく、実際に経験をした人が感じた確固たるものであると言えます。あなたもそうではないでしょうか?

テレアポ営業は決して簡単ではありません。どんなに慣れている人でも、必ず壁にぶち当たります。心身共に疲れ果ててしまうこともあり、いっそのこと辞めてしまいたいと考えることの多い仕事です。

実際どんな時にテレアポ営業を辞めたい!と思うのか?どんな状況であれば辞めるという選択肢を選んでも良いのか?テレアポ業界に長く勤めた経験のある私が、その実態をご紹介します。

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テレアポ営業を辞めたくなる理由

では実際にテレアポ営業はどんな理由で辞めたくなるのでしょうか?私が体験した事例を5つご紹介します。

ノルマがキツい

テレアポ営業はとにかくノルマがキツいです。法人営業の場合、基本的には受付突破、キーマンの探索から始まり、興味喚起、アポイントの取得までを電話1本で行うことが目標です。

個人の場合は更に難易度が上がります。対象者が在宅している時間を狙ってコールを行い、不信感を払拭してからの商談となります。

あなたもお分かりになると思いますが、テレアポ営業はとにかく現場のオペレーターと管理する運用側の認識の違いが大きすぎるのです。

時間ごとに決められるコールペース、案件ごとに設定されたアポイント取得率、当たり前のように課されるキーマン情報の聴取・・・これらは件数をこなせば何とかなるというものではありません。

1日7時間、1時間に20コール架けても、1件もアポイントが取れないなんていうのは当たり前。モチベーションを保つのには相当の精神力を必要とします。

それに加えて、課されるノルマが非現実的なことから、仕事自体が嫌になってしまうケースが多いのです。

成果が出ない

通常は会社で作成されたスクリプト(トークの台本)をベースに、与えられたリストにコールを行います。スクリプトは相手の反応や心理を考慮して、語尾まで一言一句考えられていることがほとんどですが、その通りに話が進むことなど一握りしかありません。

相手の反応は千差万別・・・それに応酬するには、経験がものを言うといっても過言ではないのです。入社してから1年以内の新人がぶつかるのは正にこの部分です。

相手の反応を気にするあまり思うように話せない、成果が出ない、心身共に疲れ果てるという負のスパイラルに陥るケースが多いのです。

ベテランのオペレーターはとにかく語彙が豊富です。相手の心理を読む術にも長けています。

そんな人でもなかなか成果が出ないことすらあるのです・・・昨日今日始めた新人が目覚ましい成果を上げることなど奇跡に等しいと言えます。

成果の出ない辛さ、周りと比較される屈辱、与えられるプレッシャーの大きさに負けて退職を決意する人も少なくありません。

精神的に追い込まれる

テレアポ営業は立派な営業職の1つです。テレアポ営業を有効な営業戦略として捉え、新規開拓や休眠顧客の発掘に利用している企業は少なくありません。

営業職である以上、ノルマは必ず存在しますよね。またアポイントの質の高さを求められたり、取り扱う商品やサービスの詳細な知識を必要とされることもあるのです。

ただ電話を架ければ良いだけではなく、一定のノルマや多方面でのスキルアップを求められるため、精神的に追い込まれてしまうことはよくあります。またハラスメントが横行しやすいのもこの業界の特徴です。

上司からのパワハラは日常茶飯事、女性の多い職場の場合は同僚からもハラスメントを受けることがあります。電話という限られた空間でひたすら行う営業活動・・・精神的に追い込まれてしまっても不思議ではありません。

隣の芝生が青く見える

テレアポ営業は基本的に室内で行う業務です。個人情報保護法の観点から、セキュリティの整った場所でコールを行うことがほとんどです。

狭い空間で何人もの人間が同じ仕事をしている以上、周囲のオペレーターのトークが気になってしまうことがあります。

  • 自分は受付でシャットアウトされているのに、あの人はキーマンにたどり着いている
  • 自分は断られてばかりで嫌になっているのに、あの人は楽しそうに話をしている
  • 私のリストは運が悪い。あの人はきっと運の良いリストをもらっているんだ

など、ただひたすら隣の芝生が青く見えてしまうのです。そうなったらもう妬みややっかみの気持ちには歯止めがききません。

自分自身のスキルアップや、ライバルの努力を認めようなどという気持ちも関係がなくなってしまい、運を天に任せてしまうような仕事になってしまいます。

アポイントが取れないことがイコール運が悪いという逃げの方程式ができあがってしまうのです。

自分に自信が持てなくなる

  • 話している最中に「結構です」とガチャ切りされた
  • 名乗ることもなく受電した相手に無言でガチャ切りされた
  • 意地の悪い相手にこっぴどく罵られた

テレアポ営業をしていれば、このようなことが日常的に起こります。あなたも経験していることでしょう。

これは決してあなたが悪いのではなく、相手の問題もあるのです。ただガチャ切りやクレームほど、モチベーションを下げることはありませんよね。

自分が悪いわけではないと理解していても、心に受ける傷は大きく、自分を否定されているような錯覚に陥ってしまうのです。これが続くと、怖いことに自分自身に自信が持てなくなります。

何をしてもうまくいかなくなる、声に張りがなくなり断られやすくなる、相手に不快な印象を与えてしまいトラブルになるといったマイナス方向に、どんどん進むことになるのです。

自分に自信のない営業員ほど弱い者はありません。その姿勢が更なるハラスメントを呼び込んでしまい、仕事を行うことすら嫌になってしまいます。

私は給料の安さが原因で辞めました

私の所属していたテレアポ会社は、法人向けのアウトバウンド(発信専用)とインバウンド(受信専用)双方の業務を行っていました。

インバウンドに関しては、担当する商材の知識やビジネスマナーがないと認めてもらえないため、新人は当然アウトバウンドから修行に入ります。

基本的な業務としては他社から業務を請け負いながら仕事をしている会社だったので、不動産・保険・IT業界・製造業向けなど、様々なクライアントによる案件が多数ありました。

自社製品やサービスのテレアポ営業ではなかったので、研修やガイダンスが多く、非常にタイトなスケジュールの案件も多数ありました。

通常テレアポ営業の会社は、基本給プラス歩合給という仕組みが多いのですが、私の所属していた会社の場合は歩合給は一切なく、プロジェクトの達成状況によって支給される金額が変動するということになっていました。

不動産や保険は、テレアポ営業の中でも最も難易度の高い案件です。受付を突破することすらできず、とにかく断られる日々。会社の運用チームもそのことは承知の上で、新人の登竜門のようにひたすら電話を架けさせられました。

案の定、成果は出ず目標未達ということが多いので、歩合給がほとんどもらえないということが1年近く続きました。

上司に何度か直談判をしましたが、全く改善される様子が見られなかったことから、これ以上給料の交渉は難しいと判断し、退職を決意したのです。全てのテレアポ営業がそうであるとは限りませんが、ブラック企業の要素が強いのも特徴の1つと言えるかもしれません。

テレアポ業界では少々名の知れた会社でしたが、実情は酷いものでした。

歩合給のつかない給料なんてスズメの涙です。酷い時は派遣会社の人の月給より低いことさえありました。こんなことだったら、派遣として働いた方が良いじゃないかという結論に達し、ありえない安さの給料から逃れようと決心したのです。

テレアポを辞めるべき人・辞めないほうがいい人

辛いテレアポ営業。ではどんな状況の人は続けるべきで、どんな状況の人は辞めても良いと考えられるのでしょうか?

辞めるべきではない人

  • 入社して半年未満の人
  • 1件も成果が出ていない人
  • 他に転職できるあてのない人
  • 勤務条件の厳しい人

上記に当てはまる人は、簡単に辞めることはおススメできません。特に入社して半年未満の人や、1件も成果の出ていない人は「テレアポ営業の極意」のようなHOW TOを知らないまま退職ということになってしまうからです。

今後のスキルとして活かすこともできませんし、「テレアポ営業をやっていました」と胸を張って言える経歴もないからです。

実際に1件でも成果を上げることができていれば、成功体験が身に付いています。どんな工夫をしたのか、どんなことに気を付けてトークをしたのかなど、実体験に基づくスキルが知らないうちに身に付いていることが多いのです。

またテレアポ営業の会社は比較的勤務条件が緩いことが多いです。休みなどにも柔軟に対応してくれるケースもあるので、働ける時間や曜日に条件や制限のある人は、他の会社で同じように働ける保証はありません。

転職が可能な年齢やスキルの有無などで、他に転職できるあてがない人にも同じことが言えます。

転職の際に必ず聞かれるのが「何故前職をやめようと思ったか」ということです。「嫌になったから辞めた」「成果が出ないから辞めた」というような理由では、転職がうまくいくとも思えませんよね。

できないからと安易に諦めるのは早計です。自分の状況を冷静に判断し、できることを地道に行う努力をしてみる必要があります。

辞めてもいい人

  • 心身ともに支障を来している人
  • 会社自体が嫌になっている人
  • 自分の扱う商材が嫌いな人
  • 電話がどうしても苦手な人

上記に該当する人は、すぐにでも退職することをおすすめします。特にストレスから心身ともに支障を来している人は、今後の生活にも影響が出てしまいます。

ストレスごときで・・・と高をくくるのは危険です。会社に行きたくない、身体に異変を感じている、何をしても楽しくないなど、うつ病に罹患してしまう恐れもゼロではないからです。

また、自分の携わっている案件のサービス内容や商材が好きになれない人も続けることは難しいです。

なぜなら、電話は恐ろしいほどこちらの状態が相手に伝わるからです。いくらスクリプト通りにトークを進めても、熱のこもらない営業感バリバリな印象しか相手に伝わらなくなってしまうのです。

こんな状態では成果を上げることなど絶対にできません。「対面営業ならまだ良いが、電話という手段がどうしても苦手・・・」という人も、ただの苦痛にしかなりません。

向き不向きという言葉で片付けるのはよくありませんが、向いていないという人がいるのも事実です。このような場合は、思い切って辞めるという選択肢を選ぶべきでしょう。

テレアポ営業からのおすすめ転職先

コールセンターのSV

テレアポ営業は基本的にこちらからアクションを起こします。キツいテレアポ営業をこなしてきたという実績は、お客様への対応能力の高さを表しています。

そんな人におススメなのが、インバウンドのコールセンターのSV(スーパーバイザー)です。

自分自身の辛い体験や成功体験などが多くあれば、実際に指導する側に立ったとしても、オペレーターさんとのコミュニケーションはうまく取れるはずだからです。

営業事務

実際に営業職として努めてきた以上、後方支援としての営業事務には造詣が深くなります。どのようにすれば営業の業務が円滑に行えるのか、何をすれば最適な支援ができるのかが自然とわかるようになっているのです。

営業職を経験している営業事務ほど頼りになる存在はありません。業種を問わず、営業事務は最適な転職先と言えるでしょう。

工場などの作業員

自分からアクションを起こさなくてはいけない能動的なテレアポ営業。そんな仕事自体に疲れてしまった場合は、全く別の職種に就くのも1つの方法です。

私の退職した同僚達で一番多かった転職先が、工場での作業を行う作業員です。

決められた業務を時間から時間まできっちりこなすことで評価されるという全く異なるスタイルにより、非常に精神的に楽になれたと聞いています。

まとめ

テレアポ営業は決して楽な仕事ではありません。

「テレアポが大好き!」という人に出会ったことはないですし、インターネットで検索をすると「キツい」「辞めたい」「うまくいかない」など、マイナスな面ばかりがクローズアップされがちです。

ただし、企業によっては非常に必要とされている営業手法の1つであることも確かなのです。キツいノルマやハラスメントなどで精神的に参っていたり、身体に不調を感じている場合に関しては、早急に退職を考えましょう。

テレアポ営業に希望を見出せない状況なのであれば、勇気をもって辞めるという選択肢を選ぶこともこれからの自分の人生には必要なことだと言えるのではないでしょうか。

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この記事の監修者

株式会社eia

 

この記事の企画・監修者は株式会社eiaです。クラウドソーシングサービスより実際の体験談の執筆依頼・インタビュー調査した内容をまとめた記事になります。

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