今日も上司から怒られるのではないか、そんな風におびえた気持ちを抱えたまま会社に行くのは非常に辛いですよね。何よりも怖い上司から怒られるのは、耐え難い時間です。
また、怒られてしまうことがプレッシャーとなりできていた仕事までできなくなってしまう、そんな悪循環に陥ってしまう場合もあるでしょう。それでは仕事のパフォーマンスが著しく低下し、負のスパイラルから抜け出せなくなります。
その状況が続けば「辞めたい」と思うのも無理はありません。
では、そんな状況になってしまったら、どうすればいいのでしょうか?本当に辞めるより他ないのか、解決策を探っていきましょう。
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51%の人が上司に怒られて怖い思いをした経験がある
この記事の目次
働く社会人100名に上記のアンケートを実施した結果、51%の方が上司に怒られて怖い思いをした経験があると回答しています。共通していたキーワードが、「理不尽」「すぐ怒る」などの内容でした。
上司から理不尽に怒られる事が多く、仕事を続けられる自信をなくしました。とても辛い、経験でした、本当に。
入社して指導担当として就いてくれた上司の方に分からないことがあって聞くと、そんなこともできないのかと叱責されたことがきっかけです。叱られるので、初めての仕事なのに分からないことがあっても聞きづらく毎日の仕事が負担に感じるようになりました。
ちょっとしたことで怒る上司で、ミスをするとかなりの威圧感で怒るので話をするのも仕事に行くのもビクビクして仕方なかったです。
とにかく怒鳴る上司でした。男女関係なく、ミスをしたり頼まれた仕事が遅かったりすると怒鳴り散らして、その声と態度が怖くて仕方がなかったです。
23%の人が上司が原因で実際に仕事を辞めている
上司に怒られて怖い思いをした経験があると回答された方の中で、実際に23%の人が辞めたと回答しています。
辞めたと回答した人の声
私をいじめた上司以外の上司たちは私に優しかったので、いじめられている私を庇ってくれたのですが、パワハラやイジメをしてきた上司といると体調も悪くなったので辞めました。
このまま仕事を続けていても何のために生きているのかわからなくなってきたからです。仕事よりも自分の方が大事なのでやめました。
その上司に怒られるのが怖いというストレスで体調に変化が現れ始めたのと、他の仕事が見つかったので転職しました。
最後の方はその罵倒も最初の方と比べると怒られ方が増していきこのままじゃまずい、どうなってしまうのかと思い辞めました。
辞めなかったと回答した人の声
会社の本部にその上司の言動や様子について相談して異動希望を出し、同じ系列の職場へと異動させてもらいました。
職場の飲み会の2次会で、上司が信頼をしている先輩社員に悩みを打ち明けたところ、最初は他人事のように聞いていましたが、何回か席を共にするうちに、職場でかばって貰えるようになりました。上司も先輩社員が仲介に入ると怒る回数も減って来て、やがて先輩社員が私の指導役になり自分の仕事に自信がつきました。
どこの会社に行っても同じようなことが起こるのかなと思ったため、辞めていません。上司が変わるのを待っています。
礼儀礼節を徹底できない自分もいけないですし、営業はどこへいっても結局体育会系だと分かってたので、辛抱する意味で残りました。自分なりにとにかく気をつかい、実績が上がってきたころには上司が手を出すことがなくなりました。
上司に怒られるのが怖くて辞めたいときの対処法
日に日に成長することが出来て、だんだんと叱責されることが少なくなりました。今現在は他の業界で働いていますが、その時の上司はいま振り替えると人間的に成長させてくれた恩師だと思います。
上司が怒っている内容について冷静な分析を試みる
怒られた理由が分かるようになったから。上司は「お客様に迷惑をかけた」ということ「私が曖昧なまま自己判断で進めた仕事の結果」を叱っていて、私自身を否定しているわけではないことが分かった。
あなたの仕事ぶりに対して上司が烈火のごとく怒りだしたら、その瞬間に委縮してしまっておかしくありません。それは怒られるという恐怖感が先に出てきてしまい、後は耐えるだけの状態です。
上司から怒られるのは誰でもイヤですし、それが続けば思考停止状態になってしまいかねないですよね。ただ、それではいつまで経ってもその状況を変えることができませんので、もう一歩先の考え方を持ってみてはどうでしょうか?
その考え方とは、上司が怒っている内容について冷静な分析を試みようとすることです。
とりあえず怒られているということの恐怖感は我慢し、何について怒っているのかよく耳を傾けてみましょう。あなたの態度、仕事ぶり、身だしなみなど、怒られていることが何なのかをまずははっきりさせることです。
それを追求せずして思考停止状態に逃げ込んでしまっては、根本的な問題の解決になりませんよね。怖くて委縮してしまうかもしれませんが、せめて何について怒っているのかだけでもハッキリさせておくべきです。
とりあえず怒りのポイントを明らかにすれば、上司に対してどういう態度を取れば良いのか少しずつわかってきますよね。
上司から怒られてしまうのは、上司の求めることができていないからです。では、上司が求めていることとはいったい何なのか、それを明らかにさせればどうすれば良いのかの答えがぼんやりと見えてきますよね。
怒られている時は怖くてついつい脱兎のごとく逃げ出したい気持ちが高まってしまいますが、そこはグッと我慢して上司が怒っている内容を冷静に分析してみましょう。
分析をしてみれば、その怒りが意外と怖いことではないともしかしたら思えるかもしれません。
たとえば、声は大きいけれど怒りの内容は具体性に欠けていると感じたら、それは上司が単に感情的になっているだけだとわかります。また、あなたが何か仕事でトラブルになりそうなところを未然に防ぐために怒ってくれているとわかれば、上司の優しさが感じられるでしょう。
つまり、同じ怒るでも内容によって、その意味合いはまったく違ってきますよね。上司の怒りについてそこまで分析できれば、怒られることの怖さがだいぶ和らぐのではないでしょうか?
上司から怒られることに心を閉ざすのではなく、思い切って前向きに向き合ってみましょう。
上司に怒られないようにするためまず一歩前進を目指す
怒られることをなるべく減らすように怒られるたびに反省し、同じミスを繰り返さないように細心の注意を払って仕事を進めた。早く独り立ちするため内勤業務や商談も全て理解できるように、優しい先輩に聞いて半年で独り立ちすることに成功した。
昨日も上司に怒られて今日も怒られたら明日も怒られるだろうと、あなたは悲観的になってしまうでしょう。確かに昨日と今日と明日で何も変わらなければ、上司に怒らる可能性は残念ながら高いです。
そして、そうなるとわかっている分、憂鬱な気持ちに支配されて仕事を辞めたくなりますよね。それならば、上司に怒られないようにするためまず一歩だけ前進を目指してみてはどうでしょうか?
できないことがいきなりできるようになる、それはよほど才能に恵まれていないと無理です。それが簡単にすぐできるようなら、あなたはそもそも上司から怒られていないでしょう。では、どうすればいいのでしょうか?
それは上司から怒られてしまわないようにするため、一歩前進を目指した仕事をしていくことです。いきなりパーフェクトにはできないにしても、少しずつできるように努力することはできますよね。
仕事でのミスを怒られるならミスを減らすようにする、段取りが悪いなら誰かに聞いて改善する、コミュニケーションの取り方が下手なら家で発声や話し方の練習をするなど、地道に一歩前進を目指すようにすることが怒られないようになるための努力です。
その努力を始めたからといって、上司からすぐ怒られなくなるわけではありません。努力をしているのに昨日と今日でまったく変わらないではないか、努力をしても無駄だと諦めたくなるかもしれません。
しかし、そこで諦めてしまわないことが大切です。あなたが怒られることの改善に向けて努力をしていけば、上司はそれに気付く可能性が少なからずあります。怒られたのに改善しようとしないなら、上司はずっと怒り続けてしまいかねません。
しかし、あなたに改善の余地が見られれば仕事に対してのモチベーションがあるとみなされ、怒らなくなるかもしれませんよね。
できないことをいきなりやろうとしても、一朝一夕で望むような結果は出ないのが普通です。しかし、それでもめげることなく一歩前進を目指そうと努力すれば、いずれ怒られなくなる日がやってくるかもしれません。
怒られたら即辞めると直結させたくなるぐらい怖さを感じているのは辛いことですが、そこからもう一歩前に進もうとしてみてはどうでしょうか?
努力することで怒られているポイントが改善する可能性は十分ありますよ。
上司ととことん向き合ってみて理解を深める
上司から怒られて怖いと感じるのは、上司がどういう人間であるのかを正しく理解していないからではないでしょうか?怒っている時の上司は、まるで鬼のような形相になっているかもしれません。凶暴で粗野、そんなイメージが上司に定着していることでしょう。
しかし、本当にそうでしょうか?上司とはいっても一人の人間であり、それぞれにパーソナリティーがあります。
そこで、怖いと思っている上司のことを、少し違った目線でとらえられるように見方を変えて向き合っていくと違った面が見えてきて、理解を深めやすくなります。そうすれば、上司への恐怖感が薄れるかもしれないです。
上司と年齢が大きく離れていれば、理解することなんてほぼ無理だと最初からさじを投げたくなっておかしくないです。上司はジェネレーションギャップがあってそれを埋めるのは難しいのだと、決めつけてしまいがちです。
ですが、あなたにとってそう決めつけてしまうことがプラスにならないことは、何となくわかりますよね。そして、上司として付き合っていかなければいけない以上、ある程度は理解を深めないと良い仕事ができません。
ですから、たとえあなたが乗り気でないにしても、上司ととことん向き合って理解を深めようとしてみてはいかがでしょうか?
上司と向き合うことで、意外な一面が見えてくるかもしれません。
お酒好きでお酒には目がない、小さい娘さんがいて溺愛している、野球やサッカーなどスポーツ観戦をするのが趣味など、仕事とはまあり関係がないパーソナルな部分でも構いませんので、上司のことを理解できればそれだけで人間味を感じて怒られることの怖さが和らぐのではないでしょうか?
あなたのことを怒ってくる上司は「とっつきにくい相手」だったり、あるいは「敵」のように思えてしまうかもしれません。しかし、上司は敵ではありませんし、むしろ同じ会社で働く仲間なのです。
そんな当たり前のことに気付くことで、上司を一人の人として好きになれれば怒られることの裏側に隠れた感情を読み取れるようになってきます。怖い上司は、人を人とも思わないような冷徹人間だとは限りません。
つまり、上司のパーソナルな部分について向き合い、理解を深めることが怒られることの怖さを和らげるのに一役買います。
今の状況を周りに相談して建設的な意見を求める
自分のどこがいけないのか、まず相手のせいではなく自分にも原因があるのではないかと考え、別の上司に相談しに行きました
毎日上司から怒られている状況が果たして周りから見てどうなのか、建設的な意見を求めることも時には必要となってきます。当事者同士にはそれぞれの言い分があるため、いつまで経っても状況を改善できないことも珍しくありません。
そうなると怒られている怖さに対して無条件で受け入れるようになってしまい、どうすれば良いのかわからないまま辞める道を模索することになるでしょう。
あなたにとって辞めたいという気持ちが湧き上がっているのは、そんな状態だからではないでしょうか?そこで求めたいのは、会社とは関係がない周りの意見です。
「会社のことを何も知らない人に意見を求めても建設的な意見なんて出てこないのではないか」と疑心暗鬼になるかもしれませんが、そんなことはありません。
誰かに相談する以上どうしてもあなた主観で相談することになってしまいますが、それでも怒られていることについて建設的な意見をもらえる可能性は十分あります。
ここで大切のは、相談した相手がたとえあなたの意見に同調しなかったとしても、素直にそれを受け入れることです。建設的な意見が出てくるようならその意見を素直に受け止め、仕事に活かそうとすることが問題の解決へとつながっていきます。
上司から怒られたことに対し、周りには愚痴やいかに怖いかを伝えたくなります。もちろんそれを伝えることが悪いわけではなく、むしろ感情のままに伝えてしまっても良いぐらいです。
ただ、その話を聞いた時に周りの人がどういうリアクションを取るのか、そして何か建設的な意見を出してくれるのかどうか、そこはリアルな反応をうかがおうと構えていなければなりません。
そして、もしも「そんな考え方もあったのか」と唸らされるような建設的な意見がアドバイスとして出されたのなら、それを決して否定しないことです。否定することなく実行に移せば、上司から怒られにくくなるかもしれません。
それはまさしく状況の改善であり、辞めようと思っていたところにさした一筋の光です。その意見に耳を傾けて仕事の参考にすることで、上司から怒られなくなることが十分期待できます。
どうやっても上司から怒られるのが怖ければ転職する
人間関係がどんどん悪化していき他にも辞める人が出てきたが、上司のイライラはエスカレートして改善の兆しが見えなかったので、私も辞めて転職しました。
パワハラに近いような怒られ方をしていて毎日が恐怖、会社の中の誰にも相談に乗ってくれそうな人がいない、会社自体がそういう体質だったなど、いかに状況を改善しようにも八方塞がりで降参の白旗を上げざる得ないなら、これはもう転職によって上司から離れるのも決してネガティブな選択ではありません。
パワハラのような会社は潜在的にあるもので、そこに入社してしまったらどうにも抜け出しにくいです。また、会社の体質がそうなのですから、周りに相談しようにも簡単には解決できないです。
たとえそのような厳しい上司のいる現場でも乗り切れる、メンタルがとても強靭な人はやっていけます。しかし、性格的に繊細で他人の言葉や態度にとても敏感な人は、そんな上司のいる会社がまったく合っていません。
そんな状況で会社に居続けることを無理にこだわっても、あなたの心が傷つき続けるだけです。心を傷つけ続けられれば、心身ともに不調をきたしてしまいかねないです。
生きていくために仕事をするのに、その仕事が生きることの障害になったのでは本末転倒です。
会社で働くうえで上司との相性は非常に大切ですが、水と油のような正反対の相性だと上司に怒られてしまいやすいです。それが一時的ならまだしも、毎日終わることなく怒られ続けていたら、それはあなたにとって耐え難いことですよね。
それなら会社に居残ることだけではなく、転職してスパッと見切りをつけることも1つの正解だと覚えておきましょう。転職をすれば、前の会社の上司がいったい何だったのかというぐらいあなたと相性の良い上司に恵まれるかもしれません。
転職に対してあまりに甘い期待感を抱くのは禁物ですが、上司が怖くてたまらない状況から転職をするのですから、それよりも悪くなるということは考えにくいですよね。
常に怒ってくる上司の考え方はさまざまですが、中にはあまり理由なくただ怒ってくるだけの上司も残念ながらいます。
そんな上司と一緒にいても精神衛生上良くないですので、どうにもならないようなら転職することによって新天地で改めて仕事に打ち込む日々を送るのも良いでしょう。素敵な上司と運よくめぐり合えれば、転職をして正解だったと心から満足することができるでしょう。
まとめ
上司に怒られている時は、どうしてもマイナスな感情ばかりが渦巻いてしまうものです。特にあなたのやった仕事が否定されるようなら「辞めたい」と思ったとしてもまったくおかしくありません。
ですが、そのまま転職することだけを考えるのではなく、まずは怒られることについて前向きに向き合ってみましょう。向き合うことで、何か新しい発見があるかもしれません。
その発見があるのかないのか、それによってその後の身の振り方は異なってきます。
そして、いくら向き合ってみても解決へのイメージがわかないようなら、転職しても良いです。いずれにせよ上司から怒られることにどう対処するのか、そこを曖昧にしないことが大きなポイントです。
まずは、あなたの市場価値を調べてみませんか?
もし、今の仕事が不満なら、ミイダスを使い転職した場合の想定年収を確かめてください。
診断後に無料登録すると、7万人の転職事例ビフォー・アフターが検索できるので、同職業の先輩の転職先も調べることができます。
辞めた後どうなる?を知ることで、何か今の現状を解決するヒントが掴めるはずですよ。
(診断時間は約5分です)