仕事で上司からの丸投げがひどければ、仕事を辞めたくなります。上司が仕事をすることなく部下にばかり丸投げするのは、とてもおかしいことですよね。
上司だけではないですが、仕事は誰もがそれなりの量を請け負わなければいけません。いかに上司であっても部下に仕事を一方的に丸投げするのは、仕事を放棄しているようにしか見えないでしょう。
上司という立場を利用して楽しようとしている、そんな風に受け取ってしまいますよね。
ではそのような仕事丸投げ上司の部下になってしまったとき、本当に辞めなければいけないのか、辞めたいと思っている時に考えたい対処法を5つほど挙げていきます。
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仕事を丸投げされそうになったらできない部分を論理的に説明
この記事の目次
あなたの上司は、もしかしたらあなたが際限なく仕事を引き受けてくれるだろうと勘違いしている可能性があります。部下の立場からすればとんでもない勘違いですが、部下の状況が見えなくなっている上司は意外に多いものです。
また優秀な部下だからどれだけ仕事を任せても引き受けてくれると、実力以上に過大評価している可能性も捨てきれません。
本来高く評価されるのは嬉しいことに他ならないですが、だからといって仕事を丸投げされたのではたまりませんよね。それは上司に厚く信頼されているというよりも、都合よく使われてしまっている感が強いです。
そんな仕事のスタイルが常態化してしまったら、不幸な未来しか待っていないと容易に想像できます。
そこで仕事を丸投げされそうな気配を感じ取ったら、できない部分を論理的に説明して他の人にまわしてもらうようにアピールしていきましょう。
ポイントは感情的になるのではなく、理論武装する点です。少し冷たく感じるぐらいで、ちょうど良いかもしれません。相手は上司ですが、こちらは辞めようかどうしようかを迷っているぐらいですから引いてはいけませんよね。
また論理的な説明をすれば正論を通すことになりますから、言っていることが支離滅裂で間違っているわけではないのです。また単に仕事ができないと甘えているわけでもありません。
それまで仕事を丸投げされても従順に引き受けてきたかもしれませんが、それではいつか限界がきてしまいますよね。鈍感な上司は、そのことにまったく気付いていない恐れがあります。
それでこちらから仕事を辞めてしまうのはおかしいですので、たとえ上司といえども臆することなく、丸投げされたらできない理由を論理的に説明していきましょう。
論理的な説明をすることで、上司が考えを改めてくれるかもしれません。良心がかけらでもある上司なら、もう手一杯になっているあなたへと無理に仕事を丸投げするような愚行はしないでしょう。
それでも仕事を丸投げされるようなら、また別の対処法を試していかないといけません。ただまずは仕事をすべては引き受けられない理由を論理的に説明し、上司の理解を得ることが大切です。
上司との仕事に対する考え方のズレが原因で仕事を丸投げされている可能性がありますので、まずはそのズレを正していくことが活路を見い出すための対処法です。
別の上司に相談して力になってもらう
直属の上司がどうしても仕事を丸投げさせてきて負担ばかり強いるようなら、他に頼るべきは別の上司以外ないです。
別の上司は本来管轄外ですので、口出しできる立場にないことは珍しくありません。また上司同士がトラブルになるのを面倒臭がり、話は聞いてもらっても対処してもらえないことがあります。
ですが中には「それは良くないこと」だとこちらに理解を示し、親身になってくれる上司もいます。仕事を丸投げされている時に頼りたい上司は、直属の上司とは違う面倒見の良い別の上司です。
あなたにとって救いの存在になってくれる場合がありますので、なりふり構わず相談相手の上司は探したほうが良いでしょう。相談する上司は、できれば近い関係にある上司のほうがもちろん良いです。
いくら頼りになりそうでも担当している仕事とまったく関係ない上司に相談したのでは、同情はしてもらえても対処はしてもらえないでしょう。というか対処のしようがありません。
ですから相談する上司を誰にするのかは、慎重に選んでいかないといけないです。
話題が話題だけにあまり大きな話にすると余計に仕事がしにくくなってしまいますので、相談する上司は1人か2人程度にしぼったほうが良いでしょう。
そして仕事を丸投げされていて苦しい現状を余すことなく伝え、助けを請います。
その話を聞いて相談した上司が助けてくれるかどうかは、相談してみないとわからないです。相談した上司にも仕事の都合がありますので、絶対に助けてくれると言い切ることはできないですよね。
ただ相談することによって何か変化が生まれる可能性は十分あり、事態が進展するかもしれないのです。相談した上司が仕事を丸投げしてくる上司に注意喚起でもしてくれれば、それだけで仕事の状況は変わってくるでしょう。
また部下が他の上司に相談するほど悩んでいたことを注意喚起されたことで自覚すれば、反省してくれるかもしれません。そうして仕事を丸投げしてくる上司に明確な変化が表れれば、あなたが仕事を辞める必要はなくなりますよね。
しっかりとした正常な状態で、また仕事をすることができるようになります。
別の上司に相談することは何だか告げ口のように思えて躊躇してしまうかもしれませんが、辞める辞めないまで悩んでいるならもう気にしてはいられません。
頼りになる別の上司を探し出して相談し、悩みが解決できるように力を借りていきましょう。
悩みを一人だけで抱えず部署の問題にしてしまう
ちょっとやそっと対処したぐらいで上司が仕事の丸投げを改善しようとしないなら、次に頼るのは一緒に働いている仲間たちですよね。
別の上司に頼ることができない状況に置かれているなら、苦しいですがあなたたちだけで解決していくより他ありません。
仕事丸投げ上司は、あなただけではなく他の仲間たちも不満を抱えている可能性が非常に高いです。また仮にあなただけにピンポイントで仕事を丸投げしてくる場合であっても、その光景を見ていれば当然おかしいという違和感を覚えてくれているはずです。
もしもそんな仕事の仲間が他にいるならば、できるだけ協力して仕事を丸投げする上司のことを部署の問題にしてしまうと悩みが解決しやすくなります。
あなた個人だけの悩みでは無視される可能性がありますが、部署の問題ともなれば少なくとも無視はできません。あまり考えもせず短絡的に仕事を丸投げしていた上司も事の重大さに気付き、考えを改めようとしてくれるかもしれませんよね。
日本人はどうしても事なかれ主義や自己犠牲尊重の精神がありますので、自らの抱えている悩みを周りに打ち明けてはいけないような風潮があります。
もちろんある程度耐え忍ぶことも時には大切なのですが、だからといって辞めるまで悩まないといけないわけではありません。
そこまで苦しめられているなら遠慮することなく声をあげ、問題の解決に一人ではなく仲間たちと一緒に立ち向かっていくべきでしょう。
悩みを一人だけで抱えてしまうとどうしても個人的な問題だと片付けられてしまいがちですが、仲間たちも巻き込んでいけばそうはなりませんよね。
またたとえ他の仲間には仕事を丸投げされていなかったとしても、明日は我が身であると誰もが思ってくれるはずです。
それなら仕事を丸投げする上司に対して改善を要求しようという流れになるのは当然で、そうして部署の問題にしてしまえば案外アッサリと解決するかもしれません。
普段から仕事をしている仲間たちは、職場の中で頼れる存在ですよね。同じ立場にいるからこそ会社内での地位には関係なく考えてくれるはずですし、意思疎通を図ったうえで結託して行動をおこせば、上司の仕事丸投げ問題が解決する可能性は十分あります。
周りには頼れる仲間たちがいるのですから、その仲間たちを頼ることは間違っていないです。仕事は持ちつ持たれつですし、思い切って相談してみましょう。
仕事を丸投げされた時点で「できない」とはっきり断る
仕事を丸投げされた時点でもしもできないことが確定しているなら「できない」とはっきり断るのが最もストレートな対処法です。
それでは角が立ってしまいますので、まずはこれまで紹介したような対処法でやんわりと対処していくのが軋轢を生まないやり方です。ですがそれらの対処法をとっても全然解決しないで仕事の丸投げが続くようなら、最終的な手段に出る必要があります。
それが上司に面と向かってハッキリ「できない」と口にすることです。
あなたにとってその行動は非常に勇気を必要としますし、そう口にしたことで上司と対立してしまうかもしれません。
ですがもう辞めたいと思っているぐらい切羽詰まっているなら、上司からどう思われるかはあまり気にしないほうが良いでしょう。
上司に対して反論するのは基本的に会社のような組織ではありえないことですが、何事にも限度があります。上司が自らの仕事をやらないであなたにばかり仕事を丸投げするのは、間違いなく限度を超えていますよね。
それならもう遠慮することなく、ハッキリと断るより他ありません。
もしも人手不足であえいでいるようなら、その窮状を訴えると良いです。また残業続きで体を壊しそうになっていたら、それを切実な言葉で伝えていくのも効果的でしょう。
とにかく上司の丸投げしてもできるという判断に反論していかなければ、状況はいつまで経っても改善されていきません。状況が改善されなければ仕事をする度に苦痛を覚えるのですから、何ら良いことはありません。
そのような状態をどうにかしたければ、丸投げされた仕事がとにかくできないことを訴えていくしかないです。
いくら鈍感で周りのことに疎い上司であっても、部下からストレートに断られれば普通はそれで気付きます。
また仕事がしてもらえないならその上司が今度は上から責められるはずですので、その仕事のやり方ではいけないのだとやっと自覚してくれるようになるでしょう。
あなたからすれば「そこまでやらなければいけないのか」と不満かもしれませんが、上司との相性が極端に悪いとそのような対処も残念ながらしていかないといけません。
たとえ不服でも、それが会社での処世術です。ですので最終的には上司にはっきりと仕事ができない旨を伝えることが、仕事を丸投げする上司への対処法です。
どうやっても上司が改善されない場合は転職やむなし
あらゆる対処法を講じたにもかかわらず上司がまったく改善されない場合は、もう打つ手なしといっても良いかもしれません。その会社でその上司の元働いていても、マイナスにしかならないでしょう。
ではそうなったらどうするのかということですが、その場合は転職やむなしです。
上司のせいで転職しなければいけないのは、非常に理不尽なので納得がいかないですよね。上司が転職すれば良いと思うことでしょう。ただ憎まれっ子世に憚るではありませんが、そんな上司ほど簡単には辞めてくれないものです。
そして運悪くそのような仕事丸投げ上司の部下になってしまたら、部下は毎日苦労することになります。
転職はあくまで本当にどうにもならない時の最後の決断です。いくら上司が仕事を丸投げするとはいっても、即転職活動してしまうのはあまりおすすめできません。
そのようにすぐ転職することばかりを考えてしまうとどの職場でも転職で解決しようとする発想になってしまいますので、まずは転職以外の方法から対処していかないといけないですよね。
普通は転職しなくても、それらの対処法を試せば何とかなるはずです。
ただそれも絶対というわけではなく、残念ながら通用しないこともあるでしょう。あなたからすれば、どうしたら良いのかわからなくなって会社や上司に対して絶望を感じてしまうかもしれません。
万が一そうなったら「この会社とこの上司には縁がなかった」とスパッと見切ってしまい、転職活動に精を出していくことも間違いではありません。
転職先でも同じような状況に陥ってしまう可能性がないわけではありませんが、仕事丸投げ上司のいる会社にとどまりつづけても良いことはあまりありません。
ですから転職でその状況の改善を図ろうとするのは、最終的な対処法ですが何ら間違ってないです。あなたがそう決めたなら後悔はないはずですし、転職やむなしの判断をしても良いと覚えておきましょう。
まとめ
現実問題仕事丸投げ上司の部下になってしまったら、苦労が絶えないですよね。上司が仕事を丸投げしてくるのですから、常に仕事を山のように抱えることになります。
それが明らかにキャパオーバーだったら、いつかは体調を崩してしまいます。また当然のことながらミスも増えますよね。
そんな不利な環境の中で働いていたのでは、ベストなパフォーマンスを発揮できません。ですからまずは転職以外の対処法をそれぞれ試していきましょう。
そしてそれらの対処法でも状況が改善されなかったら、その時は転職やむなしです。仕事を丸投げしてくる上司には本当に困ったものですが、その状況がどうにか改善されるように頑張っていきましょう。
まずは、あなたの市場価値を調べてみませんか?
もし、今の仕事が不満なら、ミイダスを使い転職した場合の想定年収を確かめてください。
診断後に無料登録すると、7万人の転職事例ビフォー・アフターが検索できるので、同職業の先輩の転職先も調べることができます。
辞めた後どうなる?を知ることで、何か今の現状を解決するヒントが掴めるはずですよ。
(診断時間は約5分です)