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「大きな会社に勤務して高収入を貰おう」その様に考えて山九に入社志望する方は多いのではないでしょうか?私自身も「大企業で高収入を目指そう」と考え、山九に入社しました。

私は山九株式会社に入社前は佐川急便で働いており、山九に入社しようと考えたのも当時の募集は山九の「運輸部門」の求人だと思ったからです。運輸部門の求人であれば今までの経験が生かせると考え応募したのですが、いざ採用されると「運輸部門」とはかけ離れた「機工部門」に配属されてしまいました。

そのため全くの未経験からのスタートであったため、入社当時はなかなか仕事に慣れる事ができずに苦労していたのを覚えています。

もしかしてあなたも以前の私のように理想と現実のギャップに苦しみ「山九で高収入を目指していたが、続ける自信がない」と悩んでいませんか?もしあなたが山九からの退職を考えているのであれば、この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

【この記事を書いた人の経歴】
山久⇒日本製鉄関連会社

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何がやばい?山九を辞めたくなった理由

想像より安い賃金

私が山九に入社する前の山九のイメージは「山九は大企業で高収入」というイメージで、入社当時は希望に溢れていました。しかし実際に入社して給料、ボーナスなどを貰ってみると「中小企業と変わらない金額」と実感しました。

ボーナスは夏と冬、そして春には決算賞与といって会社の業績が良ければ支給される賞与がありましたが、勿論必ず支給されるわけではないので基本的には年に2回のボーナスで出会った記憶があります。

しかし、ボーナスを貰っても毎月の収入がとても少なく、基本的にボーナスは毎月の家計のマイナスを補うのに捻出されるため、貯金などもできる状態ではありませんでした。

基本的に山九(私の配属先)は日本製鉄の完全な下請け状態であるため、製鉄の景気次第で春の決算賞与の金額も大きく変動する傾向にありました。

そのため以前(製鉄の全盛期)においては山九も昇給の幅などもかなり大きかったようですが、私が在籍していた当時は毎年「少しずつの定期昇給」しかなかったため、生活も苦しいものでした。

厳しい労働環境

山九は様々な職種を展開しているため、部署によって環境は違うので一概には言えませんが、私が所属していた部署の労働環境は最悪そのものでした。

今考えてみると「日本製鉄」の下請け企業であるため、製鉄の社員がやりたがらない汚れ仕事や、極端に「熱い」場所での作業を余儀なくされたりすることは当たり前で、夏には仕事中に足がしびれて動けなくなったり、仕事中に頭痛がしてくる等の「熱中症」になる事も度々あり、疲弊しきっていたのを覚えています。

そして、製鉄所構内は大抵同じような環境だと思うのですが、私が勤務していた現場はとにかく粉塵などの飛散も激しく、防塵マスクをしていても常に喉に違和感を抱えながら仕事をしていました。

私は軽い喘息を持っていたためそんな環境下で働くことがとても辛く、度々喘息の発作が出るたびに「何故この会社に入社したのだろう?」と何度も後悔したことを今でも覚えています。

同じ会社でも配属される部署や、職種によりその労働環境は異なるとは思いますが、私が勤務していた環境は決して良い環境ではなかったことは確実です。

理不尽(不当)な扱い

現在は労働安全衛生法などが各企業に十分に反映されており、「労災隠し」は完全な犯罪としてとらえられるのが一般的な風潮になりました。

しかし私が「山九」に所属していた当時は「労災隠し」自体は悪い事だという認識が管理者にはあったものの、現在の様な厳しい処罰はなかったため、管理者も自己保身のため「これくらいなら大丈夫だろう」という身勝手な判断で物事を決定していたかのように思えます。

私が山九を退職するきっかけになったのは「労災隠し」です。

私は山九在籍時、作業中に右手に重量物が突如落下してきて、骨折はしなかったものの20針程度の傷を負い、全治1ヶ月と医者に判断されました。しかし当時の私の上司達は私がそういう状態になったのにも関わらず、翌日から出勤を強要してきたのです。

勿論現場で重労働などはできないため、事務所の掃除などを主に行っていました。

今だから言える事ですが、その状態で出勤することは周りの目もありとても気まずく、正直に言うと休暇が欲しい気持ちで一杯でした。しかしその旨を上司に説明すると「軽処置災害が休業災害扱いになるから駄目だ」と言われて休むことができなかったのです。

これは「軽処置災害から休業災害」になってしまうと労災が適用され、会社的にも顧客に対しての体裁が悪くなるという理由からだったそうです。

そのために災害にあったのにも関わらず、上司、会社の体裁を守るためだけに労災申請もしてもらえなかったことに関して非常に腹立たしく感じ、不信感を覚え退職へと気持ちが傾いていきました。

ちなみにその右手の傷跡は今でもはっきりと残っています。

山九を辞めて日本製鉄関連会社に転職した理由

結局私は、自分が勤務している労働環境の劣悪さや賃金の低さに対しての不満や、「労災隠し」をした会社、上司への憤りから山九を退職する決断をしました。

退職を決めると同時に「今までに取得した資格を生かして次の転職に生かしたい」と考え、少しだけ山九の職種に近い現在の会社への転職を決意したのです。

単純に良い年収が欲しかった

山九で働いていた当時は高収入を目指してはいたものの、基本給などが一部上場企業の中ではかなり低めであったため、とても無理な話でした。

そのため、山九を退職し次の職場に転職する際は「絶対に高収入が欲しい」という前提があり、現在の会社への転職を決めました。

諸事情があり会社名は公表できませんが、現在私が勤めている会社は日本製鉄関連の大手企業であり、毎月の給料の基本ベースは山九よりも高く、ボーナスは年間で山九の倍程度の金額を頂けますので私は「転職に成功できた」と思っています。

今まで取得した資格を生かして仕事がしたかった

私は山九在籍時から現在まで、「できる限り多くのスキル、資格を取得していきたい」と常に考えており、数々の資格に挑戦し自分で学習して取得をしてきました。

山九は社員の資格取得に関しては非常に力を入れており、在籍当時の私は会社のその様な風潮を利用し数々の資格を取得していた記憶があります。私が取得してきた資格の中には取得するのが難しい資格もあったため、転職の際はそれらの資格を生かして転職したいと常に考えていました。

その様な考えを巡らしていた時に現在の会社の求人を目にしたのです。

現在の会社は山九と同じ製鉄系の大手企業であるため、業務内容も近いものであり、私が取得してきた資格、スキルが生かせる会社でした。そのため即座に私は賃金などの条件も山九より良い現在の会社へ転職しました。

労災隠しなどないクリーンな会社で勤務したかった

山九は福利厚生面などにおいてはとても充実した制度が完備されており、とても社員の為になる制度なども充実しています。しかし現場で働いている作業員の数は他の競合他社よりも多く、それに伴い危険リスクの高い作業も多いと思われます。

そのため私があったような「労災隠し」などの事例も明るみになっていないだけで、きっと数多く発生しているような気がしてなりませんでした。

その様な現状を踏まえ私は「山九と近い職種でもクリーンな会社で働きたい」と考え、現在の会社を選択した記憶があります。現在の会社はコンプライアンスなどに関してとても厳しい管理体制を形成している会社で、特に「労災隠し」に関しては特に管理を厳しくしています。

「バレなければ良い」と言う考え方ではなく、「労災隠しは犯罪」という考え方を社員1人1人に浸透させるために定期的に労災隠し防止教育なども実施しており、個人的な意見ではありますが山九よりもコンプライアンス面、環境、安全面という観点においては各段上の水準にあるといえるでしょう。

その様な管理体制の中、現在はいろんな面で安心して働くことができる環境である為、心身ともに充実した日々を過ごせています。

【補足】転職後の正直な感想

私は山九から現在の会社に転職して、一番大きな喜びを得られてのはやはり「今までより高い収入」です。山九に在籍時は三交代勤務で残業も20~30時間あり、年末年始、盆正月、ゴールデンウイークなども全く関係なく勤務するのが当たり前で、年越しのカウントダウンを現場で迎える事も当たり前でした。

しかし現在の職場は常昼勤務で残業もほとんどなく、休日出勤もほとんどない状況で山九に在籍当時(三交代勤務)と同程度の賃金が貰える上に、ボーナスの金額も上昇したため以前よりも安定した生活を送れるようになりました。

更に家族との時間も増えてとても充実した日々を過ごしております。

業務における衛生面、安全面においても、同じ製鉄関係の企業でも山九よりも良い環境下で勤務できるため、今後も安心して働いていく事が可能でしょう。

山九に在籍時はとても辛いことが多かったのですが、山九で培った色々なノウハウ、知識が役立ち、現在の会社に入社できたのでその点では山九には感謝しております。

山九を辞めるべき人・辞めないほうがいい人

山九を退職しようと考えている方に聴きたいことがあるのですが、あなたは山九に入社して何らかのスキル、資格を取得することができましたか?もし何1つとして取得できていないのであれば退職を決めてしまう前にもう一度考え直してみて下さい。

考え直してみることにより即座に退職すべきなのか、もう少し時期を伺った方が良いのかがはっきりと見えてくることでしょう。

辞めるべきではない人

  • 山九でなんの資格、スキルも取得していない人
  • 山九に対して少しでも未練がある人
  • 次にどのような仕事をするか決まっていない人

上記のうちどれか1つでも当てはまる方は慌てて退職しないことをおすすめします。特に何の資格、スキルも取得せず退職される方は、山九の利点を何一つ利用出来ずに退職してしまう事になるため、個人的な意見ではありますがその状態で辞めてしまっては「もったいない」気がします。

先程述べたように、山九は社員の資格の取得、自己啓発に関してとても力を入れている会社であり、自分自身が様々な工業系の資格を取得しようと望めばそのサポート体制はかなり充実していると思います。

「技術の山九」をモットーとするだけあって人材教育には力を入れている企業と言えるでしょう。

そういう企業に就職してなんの1つの資格、スキルを取得せずに辞めてしまっては自身の将来的にはマイナスな要素が多くなってしまう気がします。

山九で何らかのスキル、資格を取得しておけば今後の転職の幅なども広がってくるため、きっとあなたにとってのプラスの材料となる事はまちがいないので、退職を考えるのはその後でもきっと遅くはないはずです。

山九を退職するにあたり、少しでも未練がある人も早期退職はやめた方が良いと思います。山九は上場企業の中では低賃金ではありますが、福利厚生、人材育成などの分野においてはとても優れた点を持った企業だと確信しています。

社会的信用も大きく安定度も抜群で、労働組合の力も強い企業ですので「リストラ」などの心配もありません。私自身も「労災隠し」の件がなければ退職などは全く考えなかったことでしょう。

しかし私の場合は山九の「メリット」よりも、山九への「不信感」が完全に上回り、何の未練も無くなってしまったため、転職へと傾いていった気がしています。私の様な気持ちで転職するのであれば転職をおすすめできるのですが、少しでも山九に未練があるのであればもう少し考え直した方が良いと思います。

山九という企業自体は良い企業だと思うのですが、配属先などで全ての環境がずいぶん変わってしまいます。その「環境面(人間関係・労働環境)」がネックになってしまい、退職に関してなんの未練も無くなって初めて転職を決断しても決して遅い選択ではないでしょう。

最後に山九を退職後、次にどのような仕事をしたいか決まっていない人もすぐに退職をするべきではないと考えます。
私の個人的な意見ではありますが、仮に山九で技能系のスキル、資格を取得し、いざ転職しようと考えても、次に自分がそのスキルを生かし、何がしたいのかを明確にしない事には転職する意味がないと思います。

山九でそれなりのスキルを取得し、キャリアを積んできた方であればその技能を生かせる職種を十分吟味してからの転職を是非ともおすすめします。

辞めてもいい人

  • 山九に全く未練がない人
  • 賃金条件などが合わない人
  • 次にやりたい仕事が決まっている人

上記のうちどれか1つでも当てはまる方は、転職を進めていくタイミングといえます。

私自身もそうでしたが、山九を退職することに対してなんの未練もない方は、次の職場に行くと今まで自分が抱えていた様々なストレスから解放され清々しい気持ちで職務に励むことができ、業務に集中できます。

その結果として周りの同僚などとも良好な人間関係を形成でき、パフォーマンス向上へとつながっていくからです。

次に賃金条件などが自分の希望に合わない人も転職を考えた方が良いでしょう。前にも述べましたが、山九は福利厚生面などにおいては優れている会社であると言えます。

しかし私の見解で賃金面においては、一部上場企業の中では低い水準にあるのが現状であり、はっきりいうと昇給なども決して高い金額は望めません。

その様な状況下でも良いと思えばそのまま働き続けた方が良いのかもしれませんが、少しでも「労働と賃金の対価が合わない」と考えだせばそのタイミングで転職を考えた方が良いでしょう。

実際に同じような労働条件で給与体制が好条件な会社は沢山ありますので、そちらへの転職を考えるのもおすすめです。

次にやりたい仕事が決まっているは、山九からの早めの転職をおすすめします。なぜなら次にやりたい仕事が既に決まっている人は、現状の業務中においても次の事ばかり考えてしまうため、どうしても目の前の仕事が億劫になってしまい、業務に集中できません。

この状態で働いていてもミスしたり、ミスだけならまだ良いのですが、最悪の場合は災害などに繋がる恐れもあり、危険です。特に山九の現場は危険な箇所が多く、災害に遭う危険性も高いので、もしあなたがその様な状態になってしまった時には是非「早めの退職」をおすすめします。

山九からのおすすめ転職先

日鉄エンジニアリング株式会社

山九の現場で1作業員として勤務していた方はこの会社への転職は難しいかもしれませんが、山九で各種プラントの設計や、設備増設などの新規工事の現場監督などの経験がある方には是非おすすめの転職先だと思います。

全国への出張などもあるようですが、年収の点においては山九の1.5~2倍程度の金額だそうです。山九の方が転職するのには1番の転職先だと言えるのではないでしょうか。

日本製鉄株式会社

山九の「親会社」的な企業であり業務内容も近い職種であるため、山九で取得したスキル、資格(天井クレーン、玉掛け)などがそのまま活用できる企業です。

収入面においても下請け企業である山九よりは勿論高収入であり、ボーナスは業績により大きく左右される傾向にあるため、好景気時はかなりの金額が支給されるようです。

福利厚生面にも力を注いでいる大企業ですので、腰を据えて長年勤務していける企業と言えるでしょう。

日鉄テックスエンジ株式会社

この会社の業務内容の殆どが山九と同じような業務内容であり、山九の競合他社でもあります。

業務内容がかなり近い為、中途採用者に必要な資格、スキルは山九で取得できるもので事足りるので、合格率も非常に高いでしょう。収入面においても山九より少し高めで、毎月の給与ベースにそれほど差がなくてもボーナスの金額が山九より高めであるため、年収面で差が出ているようです。

山九から転職するときのポイント

同様の業務で更に高収入を得られる仕事を選択する

山九を退職時の重要なポイントとして、山九と同じような業務内容で現状よりも高収入を得られる仕事を選択することはかなり重要であると言えます。

職種、業務内容により多少の差はあるかもしれませんが、山九で普通に勤務し、少しずつでもキャリアを積めば多様なスキル、資格の取得が可能です。

それらのスキルや資格を生かせば競合他社や、他の企業に転職する際には現状よりも高収入な仕事を獲得できると思います。(実際、私はそうでした)その様な例を是非とも参考にして頂き、山九からの転職を進めて頂ければ光栄に思います。

退職の意志をはっきりと伝える

あなたが退職の話を上司に持ち出せば、上司は必ずあなたを引き留めようとしてくるに違いありません。

というのも、山九などの大企業では部下の退職は上司の責任という風潮が強いため、部下が退職すれば上司自身の査定などにも響くため、必ずあなたが退職をしない最適な方法を進めてくるに違いありません。

会社側があなたにとって最適な条件を提示すればそのまま会社に残るのも1つの有効な手段かもしれません。しかしあなた自身の気持ちが退職へと完全に傾いているのであれば迷う必要もないでしょう。

1度退職を決めたのであれば、その理由などを包み隠さずはっきりと上司に伝え、早急に退職を計るのも一つの手と言えます。

転職サイト・求人サイト・転職エージェントに登録して転職先を見つける

山九で培った経験を生かし、自分自身の退職に対する意思が固まったのであれば、次のステップとして、転職サイト、求人サイトへの登録をおすすめします。

これらのサイトへ登録をして、あなたが山九で取得したスキル、資格などを伝えておけばきっとあなたに合った転職先を検索、紹介してくれますので非常に便利です。

このような転職における有利なサイトの利用が、あなたの転職をきっと価値あるものにしてくれますので絶対におすすめです。

まとめ

今回は山九を退職時のポイントなどについてまとめてきました。

私自身の経験に基づき様々な意見を述べてきましたが、一番大切なことは「自身のキャリアを転職後にどのように生かしていくか」という事です。

私がおすすめしたように、山九で取得したスキルを同業種で活かしていくのも良い事だと思いますので、今までの経験を生かせば更なる高収入も目指すことも可能です。しかし新たなチャレンジとして全く別業種に取り組んでいくのも良いかもしれません。

結局「転職」において重要なことは、今までのキャリアによって形成されたあなた自身のマインドと向き合い、新たな道を模索していくことになりますので、じっくりと自己と向き合い転職活動を進めることをおすすめします。

まずは、あなたの市場価値を調べてみませんか?

もし、今の仕事が不満なら、ミイダスを使い転職した場合の想定年収を確かめてください。

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辞めた後どうなる?を知ることで、何か今の現状を解決するヒントが掴めるはずですよ。

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この記事の監修者

株式会社eia

 

この記事の企画・監修者は株式会社eiaです。クラウドソーシングサービスより実際の体験談の執筆依頼・インタビュー調査した内容をまとめた記事になります。

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