現在の雇用形態が派遣社員の方はもちろん、転職先を見つけるまでに派遣社員でお仕事をしようか悩まれている方は意外と多いのではないでしょうか。

しかし、派遣社員は世間体のイメージがよくありません。

では、何故イメージがよくないのか?理由は簡単で責任のない行動をする方が比較的、割合が多いです。例えば無断欠勤、音信不通、無断退職など、如何なる理由があったとしても決して許されない行為をやってしまう方が多いですね。

もちろん、真面目に常識を持って勤務されている方がいらっしゃるのも事実です。しかし圧倒的に派遣社員は飛ぶ(バックレる)というイメージが強く、世間体が良くないという事態になります。

実際に、契約期間中でもばっくれる派遣社員はあなたが想像する以上に多いです。

ですが、バックレをお考えのあなたは、バックレた後がどうなるのかご存じではないでしょう。私は過去、派遣会社の営業を長年しておりましたので、その際に経験したバックレ事情をお伝えします。

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契約期間中にばっくれるのは原則認められない

契約期間中に辞めたくなった場合、まず担当の派遣営業へ連絡し辞めたい事を伝えましょう。恐らく面談をする流れになりますので、なぜ辞めたいのかを伝えます。ここで重要なのは初回の契約期間が何カ月となっているかです。

お仕事スタート前に辞退するならまだしも、仕事をスタートしてしまえば契約期間中は退職できません。十中八九、契約期間は満了して下さいと担当営業から言われると思います。

契約期間は最初から開示されており、基本的には契約期間中はお仕事するのがルールとなるため、余程の理由がない限りは期間順守をして頂くことが原理原則です。

「その理由なら辞めたくなる」と派遣営業が思えば、退職に向けて調整してくれる可能性もありますが、その理由で辞めるのはワガママだと感じられれば、残念がら退職は認められません。

派遣をばっくれることのデメリット5つ

基本的にバックレ=契約違反です。だからこそ面倒な対応をしなければいけなくなります。

また雇用契約書に関しては派遣会社毎に異なり、バックレた場合のリスクを記載している場合もあります。その記載内容に了承して雇用契約書にサインしていると更にリスクが生じます。また派遣会社によって誓約書を一緒に提出することもあります。

あなたがどんな書類にサインしたかによってリスクが異なることを覚えておきましょう。

鬼のように電話やメールが届く

まずは必ず電話やメールがずっと鳴りやまなくなります。

派遣会社としては雇用している責任があるため、無断で連絡がない場合は何が起きたのか「事故にあったのか・自殺していないのか・事件に巻き込まれていないか」など様々な事を想定し確認する必要があるため、電話やメールを送ります。

メールに関しては日時が記録に残るため、定期的に送られてくると思ってください。

私が過去に所属していた派遣会社では24時間以上、音信不通の場合は緊急連絡先の方へ電話をし「連絡するように伝えてほしい」と伝言するというルールを設けていました。

最低でも48時間は探し続ける派遣会社が多いのではないでしょうか。最悪は緊急連絡先に連絡される可能性があることも視野に入れておく必要があります。

家に来ることもある

緊急連絡先の方に電話すると同時に自宅へ安否確認しに行きます。

私も過去に自宅へ様子を見に行った経験があります。午前中に自宅へ行き、留守(居留守の場合もあります)だったとしたら、一旦自宅から離れて2~3時間ほどしたら戻り、ガスメーターや電気メーターを確認するということをしていました。

探偵みたいな手法ですが、バックレた際に就業先から貸し出されている物を持ったままのパターンがあったりします。そうすると、派遣会社としては就業先から損害賠償としてお金を請求されることもあるため必死になっていましたよ。

連絡を無視し続けると自宅に来るという事も念頭に置いておきましょう。

損害賠償請求される可能性もゼロではない

冒頭にお伝えした雇用契約書や就業規則に違反した場合に、何かしらの罰則や処罰が与えられるリスクは当然あります。

余程の酷いバックレは可能性があることを理解しておいてください。私が過去に一度だけ損害賠償請求するために弁護士へ相談したケースがあります。

私が担当していた派遣社員さんが、バックレる前日に派遣先の方々の財布からお金を抜き取っていました。

翌日の朝に、前日に出勤していたメンバー同士が財布のお金が消えたという話があちこちから上がってきて、防犯カメラを確認したところ、私の担当する派遣社員が取っている姿がバッチリ映っていました。

当然、派遣先企業は尋常じゃないぐらいお怒りで刑事告訴して派遣社員を訴え、損害賠償として雇用主である派遣会社に訴訟をするという流れになりました。

雇用している責任は派遣会社にあり、紹介した責任として訴えられてしまう事に・・・。

今度は派遣会社としてのバックレた派遣社員を、会社の名誉と損害賠償を請求されたことに対しての損害賠償請求を起こすために訴訟をするという経験があります。

もちろん、法を犯しているため訴訟されても何も言えない事は事実ですが、派遣先から借りているものを返さないなども損害賠償請求をされてもおかしくないということを認識しておいてくださいね。

また、派遣会社の営業が辞めさせたくないが故に「損害賠償されるかもしれない」と安易に言うケースもあります。ですが、法を犯す・借りたものを返さないという事をしない限り、訴えられるケースは非常に少ないです。

わざわざバックレただけの派遣社員相手に弁護士を立てて、訴訟することをしていると会社としてもお金が幾らあっても足りませんからね。

辞めることを引き止めるために言ってくる可能性があると認識しておいてください。

給料が振込まれない場合がある

基本的にお給料をお支払いしないのは違法であるため、バックレたから給料が出ないということではありません。

私が在籍していた派遣会社では、契約期間途中で退社の場合は銀行振り込みではなく、派遣会社の事務所での現金支給としていました。

取りに来てもらうというスタンスであり、払わないということでありません。

就業規則内にも記載しており、メールでも必ずお振込みではないという内容をお送りしていました。もし給料日になっても連絡が無い場合は1年間は保管させてもらい、1年経過した際には保管しないというようにしていました。

目的としては、二度とバックレないようにしようと思って頂くためと、退職届をしっかりと書いて頂くために、こういった処置をしておりました。

バックレた方からすると非常に気まずいと感じるため、バックレ率は在籍していた派遣会社では非常に少なかったと思います。

派遣の再登録ができなくなる可能性がある

バックレれば、ばっくれた派遣会社での再登録は基本できませんが、他の派遣会社で登録できない事態には基本的になりません。他の派遣会社にあなたの個人情報が出回ることはありませんからね。

しかし、あなたが派遣登録している会社と別会社が仲良くて、人材の供給をお手伝いするような関係のある会社間では、ある程度の情報交換は多少あります。

派遣登録時の面談時に不信な点を感じて、「こんなスタッフ、お宅でも登録してないですか?」的な内容の共有は実際にあります。その際には個人名や生年月日を教え合ったりすることはありません。

簡単な職歴やあなたの話し方やクセなどはお伝えし、確認することは0%ではありません。もし、過去にバックレた経験があると分かるとなかなかお仕事紹介をしてもらうのは難しくなる可能性はあります。

同業他社の繋がりは多かれ少なかれあるものなので、注意が必要ですね。

極力円満にばっくれる方法

派遣会社と派遣先の両方に退職の意思を伝える

早期退職したい場合は、派遣会社側に言うだけでは不十分です。

なぜなら派遣会社は続けてほしいと思っている事と併せて、早期退職や長期勤務者の退職は派遣先企業に言いにくいということから、なかなか話をしてくれないというケースがあります。

そういう事態を阻止するために、派遣先企業にも自ら辞めたい意思を伝えることで派遣先企業から派遣会社へ連絡が入り、事がスムーズに進みます。

また派遣先企業に退職日を決めて頂ければ、辞めれる日が確定するという流れになります。

辞めたいと周囲に洩らし続けた上でばっくれる

上記の方法で退職できない場合のバックレ方法ですが、まず、辞めたい日を明確に設定します。そこに向けて転職を考えていることや、辞めたいと考えている事を周囲に知らせていきます。

そして、辞めたい日の前日には返却するものは全て職場に置いてそのままバックレます。次に派遣会社に今日付けで退職するという内容のメールをしておきます。派遣会社から電話やメールの攻撃がくるので携帯電話の電源は切っている方がいいでしょう。

※派遣先企業から借りている物は必ず返却してください。借りている物がある限り、返却されるまで派遣会社は探し続けなくてはいけません。また、企業側に弁償を迫られる可能性もあるため、派遣会社も必死になります。仮に、連絡がつかない場合は、あなたのバックレ後に支給予定のお給料から清算することもありますし、足りなければ緊急連絡先に連絡し弁償をご依頼するケースもあります。

バックレ2日目にはできるだけ派遣会社へ連絡し、保険証の返却や退職届を書いて終わらせましょう。十中八九、嫌味を言われますが、辞めさせてくれないという状況にはならないでしょう。

どうしても連絡するのが嫌なら、退職メールを送る際に、後日退職届・保険証を郵送するという内容も書いておき、バックレ2日目に退職届・保険証を郵送してください。

もし、給料が振り込まれるかが心配でしたら、給料の締め日を意識してバックレるのも一つです。

例)給与の月末締めの翌月20日払いの場合

締め月までは稼働して、給与の支払いがある20日は体調不良という理由で欠勤し続けます。給料日に給与が振り込まれたことを確認してからバックレると、お給料も手にしながら退職することができます。

一つ注意としては体調不良と欠勤中に他で働かないようにしておいてください。バレてしまった際にあなたに不利な状況となる可能性もあるため、細心の注意を払ってくださいね。

派遣をばっくれたその後の手続きの流れについて

最後に、実際に派遣をバックレた方の体験談をご参考に、ばっくれ後の流れについてイメージしてください。

女22歳 通信事務

辞める一週間前に退職したい旨を派遣会社に伝えたが、全く取り合ってもらえず、そこで派遣会社に直接退職願いを出しました。そしてその翌日から会社に行かなくなりました。ばっくれた後に、働いた分の給与明細が届きました。そこに何日付けで退職になったか明記されていました。

男27歳 医療業

前の週の金曜日までは出社し、翌週の月曜日の朝、電話をせずに、かかってきそうな電話番号を固定電話も含め全て着信拒否にしてつながらなくして、そのままばっくれました。入社1週間でばっくれたため、雇用保険と社会保険には未加入でしたので、自動退職になりました。

女23歳 倉庫作業

仕事が力仕事できつく、違う現場に変えてほしいと派遣会社に頼んだが聞いてもらえなかった為、派遣先にも派遣会社にも連絡せずにばっくれた。派遣会社から何度も電話が来たが無視し、保険証などは後日派遣会社に郵送した。郵送した数日後に派遣会社の登録抹消手続きの書類が届き返送。その後離職票などが届いて特に揉めず退職できた。

女20歳 食品工場

普通に退職届を渡してだとすぐにはやめられないのでキリの良い日を考え、数日前に少しづつ荷物など持って帰りバックレる準備をしました。ばっくれ後連絡が来ましたが無視し、返送するものは後日郵送しました。後日、退職理由を記入する書類・離職票がきました。大体2週間ぐらいです。退職日は先月末でした。(月初でバックレたので)

まとめ

基本的にバックレは非常にリスクを伴います。しかし、一度退職したいと思えば「頑張るぞ」という気持ちに変わらないものです。

考え方を少し変えてみれば、契約満了ができるのではないでしょうか。

仕事を辞めるにしても転職活動をする必要が出てきます。今の職場に在籍しながら転職先を探すことができれば、収入減を途絶えさせることなく職を変えることができますよね。

次のステップの為に、今の辞めたい職場を利用してやると思えば自分の生活を痛めなくて済みます。リスクを取るより、今ある現状を利用することを考えて、あなた自身に損しないよう行動するようにしてみてはいかがでしょうか。

過去の派遣営業の経験上、相当な理由がない限りお勧めできませんよ。リスクを理解してから行動を起こすようにしてください。

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