【PR】

「社長」とは会社のトップであり、顔となる存在です。つまり会社のカラーは社長によって変わると言っても過言ではありません。しかし自分の権力や立場を利用し、身勝手なワンマン経営に走るワンマン社長が中小企業を中心に多く存在します。

家族で経営している同族企業も社長を中心に家族で会社の方向性を決めるその典型的な例と言えます。ワンマン社長が存在する会社は身勝手な経営やパワハラ、会社の私物化等が生じ、社員にとっても働きにくい環境になりがちです。

私自身もワンマン社長の下で完全なトップダウンの中、働くことに嫌気が差して退職を決意しました。

今回はワンマン社長の問題点を整理することで、当時の私と同じ境遇で会社を辞めるかどうか悩んでいる人の今後の判断に役立てて頂ければと思います。

まずは、あなたの市場価値を調べてみませんか?

もし、今の仕事が不満なら、ミイダスを使い転職した場合の想定年収を確かめてください。

(以下のように診断結果が出ます)

診断後に無料登録すると、7万人の転職事例ビフォー・アフターが検索できるので、同職業の先輩の転職先も調べることができます。

辞めた後どうなる?を知ることで、何か今の現状を解決するヒントが掴めるはずですよ。

(診断時間は約5分です)

ワンマン社長の特徴

バカ息子の二代目社長でとにかく無能

二代目に変わった途端、会社がダメになった。これは同族企業ではよくある話です。なぜこのようなことが起こるのでしょうか?

その要因は二代目社長の環境にあります。小さな頃から親の作ったレールに乗り、社長になることが決まっている為、苦労や努力しないで、先代の事業を引き継ぐだけになる人がほとんどです。

初代社長は会社の創業者であり、何もない0の状態から会社を立ち上げている為、抜群の経営センス、想像力のあるアイデア、そして大変な努力をした優秀な人が多いです。それに対して二代目社長の多くは「社長」という肩書が恥じぬよう英才教育を受け、高学歴な人が多いです。

しかし社会経験も無く、仕事を全て理解していない状態の中、若くして「専務」等の役職に就き、高い報酬を得ていたり、自分よりも年上の社員に頭を下げられたりするような甘えられる環境がバカで無能な二代目社長が生まれてしまうのです。

初代社長への憧れから入社を決意した人も無能な二代目に変わった途端、魅力を感じなくなり、会社を辞める人も少なくありません。

実際に同族企業の典型を表したこのような言葉があります。「初代社長が会社を創業し、二代目が会社を傾かせ、三代目が潰す。」ここまで聞いてまだ無能な二代目社長の下で働きたいと思いますか?

独裁者でパワハラがひどい

ワンマン社長は会社を「自分のもの」と勘違いしている人が非常に多いです。勿論社長という立場である以上、会社の目標や指針を決めていく必要があります。しかし自分の発言力や権力をひけらかすような社長も少なくありません。典型的なワンマン社長のパワハラ例が挙げられます。

威圧的な態度を取り、社員を叱責する

社員の小さなミスに対して、社内に響き渡るような声で怒鳴りつけているワンマン社長は非常に多いです。自分の思い通りにならないことを理由に怒鳴り、威圧的な態度を取ることで、多くの社員は委縮してしまいます。

委縮した社員は更に社長に物を言えなくなり、社長はどんどん身勝手なワンマン経営を行っていくのです。

無理な残業を押し付ける

ワンマン社長の多くは会社に役に立つ人間を好む傾向があります。ここでいう「会社に役の立つ」とは悪い表現ですが、お金を払わず働いてくれる人間のことを指します。

無理なノルマを押し付け残業させたり、社長が帰宅する前までは帰れないような社風を作り上げていることケースが多いです。酷い会社では「残業しないように努力しろ!」、「お前の仕事のやり方が悪い!」等と押し付けのタイムカードの勤怠を切らせた状態で働かせるワンマン社長もいます。

気分で発言し、内容が毎回異なる

言っていることがコロコロ変わることもワンマン社長の典型例です。ワンマン社長は自分の思い通りに会社を動かす為、気分によって言っていることも変わります。

こだわりを持って続けていた政策を急に辞めたり、裏も取れていないのに思い付きで新しいことにチャレンジすると言い出したり、社員としては振り回され何が正しいか分からなくなってしまいます。

家族経営で家族と社員の扱いが天と地の差

「身内に甘く、社員に厳しい」というのは同族企業の典型的な悪い部分です。同族企業における家族等の身内は、やはり社長の個人的な感情が入る為、必ずと言っていい程、特別な扱いを受けています。

それに対し、一般社員はどんなに頑張っても身内を超えることが出来ず、何をするにも一族の顔色を伺って仕事をしていかなければなりません。身内と一般社員は待遇面で天と地の差が存在することも事実です。

小規模の会社で社員は日本の平均年収以下でも身内には平気で1,000万を超える報酬を渡している会社は山のように存在します。同族企業の身内は高級車やいいスーツを着ていますよね。

それに対し一般社員は身内の管理職の人間とは異なり、実際に会社の為に最前線で働いているのに報酬に関しては微々たる昇給のみで実際はサービス残業やボーナス無し、業績が悪くなれば平気で減給することも珍しいことではありません。

身内は甘い汁を吸いまくり、労働者だけが苦しい想いをする仕組みが出来上がっている訳です。どんなに頑張ってもその差を縮めることは出来ません。

イエスマンな社員をひいきする

ワンマン社長の典型的な例はイエスマンな社員をひいきする特徴があります。本来であれば、業績を伸ばす為に社員同士が意見を出し合い、良いところは伸ばす、悪いところは対策を考える。これが会社のあるべき姿です。

同族企業のワンマン社長は自分が作った会社、又は家族の会社等、会社を自分のものと認識している為、自分が思ったように会社を動かしてたいと考えています。

そこで必要なものは斬新なアイデアやユニークな発想では無く、ワンマン社長が決めたことに従順に従う人間です。ワンマン社長そのようなイエスマンを集めた会社を好み傍に置きたがる傾向があります。

聞く耳を持たないワンマン社長は自分の意見に口を挟む人間は毛嫌いし、もし自分の意見に口を挟むような人間がいれば、その人間を左遷させたり等、人事に関しても身勝手になります。

その結果、自分の周りには気に入ったイエスマンばかりが増え、どんどんワンマン経営が進んでいきます。

それに対し、イエスマンな社員達は自分で考える力が養われません。社長が成功の道が右にあると言えば右に走る、左にあると言えば左に走る。この道が正しいのか考えることもせずひたすら走り続けるのです。

考える力の無い社員はその会社、その社長からは重宝されても、外に出ればいくらでも代わりの聞く人間になってしまうのです。

公私混同がひどい

同族企業は公私混同が酷いことも事実です。公私混同で酷いのは会社のお金を家族のものと勘違いしている点にあります。会社のお金を何でも経費で落としまくるなんてマンガの世界と思っているかもしれませんが、同族企業では平気で行われます。

プライベートな飲み会は全て経費、旅行も出張とごまかし経費で落とすなんてこともよくあります。敷地内に家を建てたり、会社の車(社長専用の高級車)も完全に私物化している例もあります。基本的には会社のものを私的に扱うことは労働法で禁じられており、横領以外のなにものでもありません。

特に中小企業の同族企業にもなれば、大手と比較して労働局の監視も浅い為、基本的にやりたい放題行われています。同族企業にとっては、会社の経費は個人の所有物でしかないのです。

また会社が家族の延長となっている点にあります。会社も家も同じような環境となってしまう為、「それ会社で話すことじゃないだろ?」と思うような家族団欒の会話が聞こえてきたりすることもあります。家族間の喧嘩に巻き込まれ、派閥化等した際は本当に最悪です。

特に酷いのは社内での家族間の派閥です。例えば次期社長予定の兄弟が仲が悪く、派閥化しており社員はどちらかに入らなければならないという状況。

結局どちらかが社長になったとしても、結局はワンマン経営に変わりないですが、いざ次期社長が決まった際、仕事の評価ではなく、どちらの派閥にいたか、どれくらいプライベートで交流があるかという点で昇進が左右されるなんてことも少なくありません。

一家族事情で左右される人生なんて誰も送りたくはないですよね。そのような公私混同が同族企業では当たり前のように行われているのです。

辞めたいときの対処法

ワンマン社長を辞めさせる

一番最強な方法は現実的にはかなり厳しいとは思いますが、社長を辞めさせることです。会社は同族企業であっても営利組織である以上、業績を伸ばしていかなければなりません。

基本的に一般社員はどんなに頑張ったところで社長を引きずり落とすことは出来ません。自分が社長になるくらいの強い意志が必要です。ワンマン社長でも「この人に会社を任せた方が会社として良い選択だ。」と思わせるくらいの圧倒的な人望と飛びぬけた成績を残していく必要があります。

そうは言っても実際の可能性はほぼ0%と言っていいでしょう。

仕事を続けるメリットがあるのか考える

ワンマン社長は辞めさせることは難しい為、現実的な対処法を考えていきます。一番は仕事を続けるメリットについてを考えてみることです。同族企業はデメリットしかない訳ではありません。

現に同族企業でも満足して働いている人はたくさんいることも事実です。例えば下記のような例が挙げられます。

  • 社長は一族でも社員の意見を尊重している環境
  • 身内の特別対応が無く、一般社員も役員等になることが出来る環境
  • 他の会社で働くよりも報酬が高い
  • ワークライフバランスが整っている

同族企業で苦労することもあると思いますが、デメリットよりも魅力を感じることがあるのであれば、仕事は続けていくべきであると思います。

ワンマン社長でも歴史のある会社で堅実な経営を行っているのであれば、早々に倒産することは考えにくいです。会社に勤めていれば、収入は途絶えることはありませんので、開き直ることも一つの手段ではないでしょうか。

任されたことを淡々とこなすだけで良いと考えれば、気持ち的に楽になります。しかし総合的に自分の会社を客観視しデメリットの方が多く、会社を辞めて転職という手段を取った方が良いと判断したのであれば、会社を辞めても良いと思います。

聞く耳を持たないワンマン社長が作り出した社風や制度はなかなか変わることはありません。そのような状況の中で環境を変える為には自分で決断し動くしかないのです。

ワンマン社長率いる会社の末路を想像する

ワンマン社長がトップに君臨する会社は、将来的に倒産する可能性が非常に高いことも理解しておかなければなりません。会社による決定事項はワンマン社長が全て決断することになります。

ワンマン社長のほとんどは自分が一番優秀であると思い、社員の意見に関して耳を傾けない傾向があります。しかしたとえ社長がどんなに優秀であったとしても、必ずしも判断が正しいということはありません。

チーム経営であれば複数の意見から一番良いものを選ぶことは勿論、複数の意見を合わせて更に良い方法を生み出すことが出来ます。ワンマン経営の最大の弱点は社長の判断が一つで全てが決まってしまう点にあります。

業績が好調な時であれば、何も問題は無いかと思いますが、会社を揺るがす可能性のある重要な決定事項に関して、いくら優秀な社長とは言え、一意見で決断を下すことは非常にリスクが高いです。

また中小企業の社長程、ハイリスクハイリターンを好む傾向があり、間違えた判断で社員に給料が払えなくなる、最悪の場合、倒産してしまうことも無いとは言い切れません。又、同族企業の末路に関しても考えなければなりません。

基本的には同族企業は社長の息子が二代目、その後三代目・・・と続いていきます。創業者の社長はどんなに優秀な人であっても、二代目、三代目の社長が優秀とは限りません。ワンマン社長や同族企業というものは、絶対的なトップの存在によって会社の存続が簡単に変わってしまいます。

社長が変わる度に会社の将来が見えなくなるような会社で働き続けたくないと感じるのであれば、退職、転職は考えることをお勧めします。

辞めれない事情があるならイエスマンを演じる

退職という手段に関しても選択肢として紹介してきましたが、簡単に退職や転職に踏み切れない人も多いと思います。家族が残っている人や奨学金や家のローンの返済がある人等、理由は様々です。また転職したからと言って必ずしも良い会社に入社することが出来るとは限りません。

収入が今よりも悪くなる可能性もあれば、もっと労働環境の悪い会社に入社してしまう可能性も十分に考えられます。働き続けなければ事情があるのであれば、イエスマンを演じることも一つの手段かもしれません。

「イエスマン」という言葉だけ聞くとはあまり良い印象は持たないかと思いますが、イエスマンは非常に気持ち的に楽なものです。

常に何か新しいアイデアを考え、挑戦していかなければならないような仕事中心の生活よりも、社長の判断を尊重し、任された仕事をひたすら丁寧にやっていくこと人生も悪くはないのでしょうか。またイエスマンを演じることによって人間関係にも良い影響を与えます。

誰だって自分の意見に対して反論されるよりは、同じ方向性を向いて動いてくれる人の方が良いですよね。自分の意見を通そうと毎回論争を続けていれば、自然と社内環境も悪くなります。

しかし「社長判断だから。」ということであえば、従う以外の道は無く、責任も社長一人のものである為、社員通しの人間関係で揉めることもなくなるでしょう。安定平和志向の人であれば、イエスマンを演じるだけで、仕事がやりがいの人生や人間関係の悪化は避けることが出来るのです。

辞める決意をしたなら転職サイトでホワイト企業を見つける

もしワンマン企業に限界を感じて辞める決意をしたのであれば、新しい会社を求め、転職活動を行うことが必要となります。近年、転職市場は非常に盛んになり、CMも毎日のように流れています。

一昔前のように、転職求人は中小企業ばかりでブラック企業が溢れているようなことは無く、大手企業も含め、多くの優良求人募集が行われています。

しかし転職希望者は皆絶対に良い会社に入りたいと思っています。しかし全員が自分の納得出来ているとは限りません。その理由は転職サイトの求人案内だけでホワイト企業を見つけることは難しいからです。

転職を成功させる秘訣は「情報」にあります。企業の内情や面接の質問内容等「情報」を多く得ることで転職成功に繋がります。そこで情報を得る手段として利用して頂きたいのが、「キャリコネ」という転職口コミサイトです。

キャリコネは実際に働いている人や会社を辞めた人が口コミを書きこんでいる為、大手企業は勿論、中小企業の口コミも比較的多く掲載されています。

年収やワークライフバランス、社風、退職理由等、それぞれカテゴリを分けて、口コミを読むことが出来る為、本当に知りたい信憑性の高い情報が揃っています。また社長がどんな人か等の口コミも書いてある為、ワンマン社長の会社を避けることが出来ます。

キャリコネはホワイト企業に転職する為の大きな武器になりますので、上手く活用して自分が納得できる有意義な転職活動をしてもらいたいと思います。

転職エージェントを利用し会社の内情を知る

転職サイトとは別に一人ひとりにキャリアアドバイザーがつき、求人の紹介、転職のサポートしてくれる「転職エージェント」というサービスが存在します。キャリアアドバイザーは業界知識も豊富な人が多く、自分の希望している業界や職種の優良求人を選考のコツと合わせて多数紹介してくれます。

その他にも転職サイトでは自分で行わなければならない日程調整や求人の検索等を代行してくれ、且つ面接後の企業へのフォロー等の細かい部分も対応してもらえることで、より選考のみに注力する環境と選考通過率が上がる特徴があります。

またキャリアアドバイザーは求人を出している企業の内情を精通しているケースも多く、いざ転職して入社した後に転職者、そして企業共に「聞いていた話と違う。」等と言った乖離を無くしてくれるので、紹介してもらった企業に対して安心して選考に臨むことが出来ます。

私自身も転職エージェントを活用し、自分の望んでいた条件の会社に転職を成功させました。転職活動を始めた際にまず転職サイトに登録しましたが、無数に求人を出している会社を調べるだけでもかなりの時間を費やし、とても効率の悪い転職活動を行っていました。

しかし転職エージェントに登録してからは手厚いフォローと、実際の労働環境や社風等の詳しい内情を教えてもらうことで、求人を絞りこむことができ、質の高い転職活動を行うことが出来ました。

転職は人生においてとても重要なターニングポイントになるので、もし転職をこれから考えているのであれば、転職エージェントを利用し有意義で悔いのない転職にして頂きたいと思います。

まとめ

ここまでを読んで頂き、ワンマン社長がトップに存在する会社は改めてデメリットの方が多いことについて感じて頂けたでしょう。

私自身もチーム経営の会社に転職し、自分の意見を思い切って言える環境で働くことで、仕事にやりがいを感じ、高いモチベーションの中で仕事をすることが出来ています。

もし今現在あなたがワンマン経営に不満に感じているのであれば、「退職」という選択肢について一度考えてみてはいかがでしょうか。

今回紹介させて頂いた「キャリコネ」や「転職エージェント」は現在の会社で働きながらも登録することが出来ます。実際に企業口コミを見たり、アドバイザーと会話することで、他の世界を知ることができ、且つ転職に対するイメージや退職への後押しにも繋がります。

会社を続けるも辞めるもあなたの人生です。自分にとって悔いの残らない選択をして頂きたいと思います。

まずは、あなたの市場価値を調べてみませんか?

もし、今の仕事が不満なら、ミイダスを使い転職した場合の想定年収を確かめてください。

(以下のように診断結果が出ます)

診断後に無料登録すると、7万人の転職事例ビフォー・アフターが検索できるので、同職業の先輩の転職先も調べることができます。

辞めた後どうなる?を知ることで、何か今の現状を解決するヒントが掴めるはずですよ。

(診断時間は約5分です)

おすすめ診断テストをチェック!
問:あなたが解決したいお悩みは?
上記選択での該当件数:
画面下にある検索ボタンを押してください。

この記事の監修者

株式会社eia

 

この記事の企画・監修者は株式会社eiaです。クラウドソーシングサービスより実際の体験談の執筆依頼・インタビュー調査した内容をまとめた記事になります。

>>運営者情報について