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新入社員でもベテラン社員の異動でも、新しい環境に馴染めず仕事で居場所がないのは、身の置き所がなく、自分が必要とされていないと感じて、とても辛いことです。

悪意がなくても、周りが楽しそうに和気あいあいと仕事をしていれば、取り残されている気持ちが深まり、会社に行くのも嫌になってしまうかもしれません。

けれど、その度に仕事を替えていたらきりがありません。馴染めずに孤立している辛さをはねのけて、自分で自分の居場所を作る為に出来る5つの対処法をお伝えします。

ポイントは、雇われている限りは仕事をする意欲を持ち続けることです。

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居場所のない状態を許す

居場所がない原因として挙げられることはいくつかあります。

  • 親しい人がいない
  • 職場でコミュニケーションがうまくとれない
  • 仕事が上手くできなくて自信がない
  • 自分に与えられた仕事が少ない、または簡単なもので、信頼されていないと感じる

このような状態だと、あなたは辛くて、こんなところにいたくない!と心の中で叫んでいるかもしれません。

特に自分は必要とされていないと感じている場合、どうして自分はここにいなければならないのかと怒りや、悲しみ、情けなさを感じているかもしれません。

けれど、その部署や店への配属を、希望は出したかもしれませんが、最終的に判断したのは会社です。

新入社員の場合、望んでその会社に入ったのですが、入社を許可したのは会社ですし、現場が自分に合っているかなどというのは、実際に行ってみなければ分かりません。

そう思うと、会社があなたをそこに配属したのですから、あなたは会社から「そこで仕事をして下さい」と依頼されたのです。

ということは、くだらないこと、どうでもいいことと思うような仕事でも、あなたには何か仕事はあるのです。居場所がなくてもあっても関係ありません。

更には、左遷と思われる異動で気持ちが落ち込んでいる場合もあるかもしれませんが、もしあなたがこの会社を続けたいという気持ちがあれば、心機一転、その部署で新人からやり直す気持ちで、ひたむきに仕事に向かい合ってみて下さい。

あなたは、会社が拒否するのに無理やりそこに居座っている訳ではありません。あなたは、熱烈に望まれてはいないかもしれませんが、少なくてもその場所にいていい人なのです。

そこをまず前提にしましょう。

そして現時点では居場所がない、という事実を受け入れ、その状態が良いとか悪いとか判断せず、その状態に居ることを自分に許可してください。平たく言えば、開き直りましょう。

こんな風には考えられないでしょうか?

「今はとりあえず、居場所がなくて辛くても会社に居ることが仕事」

つまり、現時点では居心地の悪い思いをするのも仕事のうちと考え、それはあくまで仕事で、プライベートでは違うと割り切ってみましょう。役者でいえば、今は居場所のない役を演じているのです。

そのシナリオをどう変えるかは、自分の意識次第になります。

仕事を作る為、周りを観察する

そうやって気楽で冷静になったら、周りを観察してみましょう。何か自分に出来ることはないでしょうか?

既に仕事はあるけれど、人間関係で孤立しているという場合も同じです。仕事はあるけれど、割り当てられた量が少ないからすぐ手持ち無沙汰になる場合もです。

自分の仕事を一生懸命にやることは当然ですが、その上で、役に立てることを見つけてみましょう。

  • コピー用紙を率先して補充する
  • 忙しい時でも少し手が空いたら電話を取る
  • お客様の為に資料集めをする
  • 他の社員がお客様対応している時に、やりやすいように席を作る
  • 部下がいるなら、部下が仕事をしやすいように、細かいところの手筈を整える
  • 乱雑になっているところを片付ける

痒い所に手が届くとまではいかなくても、プライドや引っ込み思案などを捨てて、恥ずかしがらず、どうすれば部署や店全体の仕事がしやすいかを観察し考えて、小さなことでもやってみましょう。

しかし、小さなことと言っても、いきなり事務用品の配置を変えてみたり、仕事の順序を変えるようなことは避けてください。もし、もっとやりやすい手順があるとか、この配置の方が使いやすいのではと思っても、みんなずっとそれでやってきたのです。

みんなとコミュニケーションも取れていない段階で、他の人を巻き込むような改革をしても認められません。そういうことは、居場所が出来てからやった方が良いです。

そうではなく、今のやり方をフォローするような、小さな工夫です。

やってみて、「もし上司にそれは必要ない。やらなくていいよ。」と言われたら、違うことを探しましょう。少し否定されたからと言って、やっぱり自分は除け者にされていると悲観的にならないでください。

正常な考えを持った上司なら、部下が自分なりに一生懸命に部署に為にやっていることを、見ているはずです。

ただ、それを認めるまでには、期間が必要です。すぐにはあなたを引き上げたり、認めたりしません。あなたが、部署を観察するのと同様に、上司もあなたを観察しているのです。

それなので、やったことに対して見返りを期待しないことです。

こんなに一生懸命やっているのに、同僚はやっぱり自分をのけ者にするとか、影で笑われているのかもしれないと、人の目や評価を気にしていると、自分が辛くなりますし、周りも痛々しいと感じてしまう場合もあります。

無理に同僚の輪に入ることはせず、ただ淡々と、地道に業務をこなしましょう。

仕事上のコミュニケーションは欠かさない

もし仕事に対する能力が低くて、周りに迷惑をかけていることに引け目を感じて溶け込めずにいるなら、仕事に関して自分で工夫した上で、上司や先輩にアドバイスを求めたり、上手いやり方を教えてもらいましょう。

ポイントは「自分で工夫や努力をした上で」です。

ろくに努力もせず、誰かに何かを言われるのを待って、ぼーっとしているのに、出来ない、やれないというのは問題外です。そのような態度では、いつまでたっても居場所はできません。

自分でできる工夫の例をご紹介します。

  • お客さまのとのやり取りを学ぶため、本や講座で勉強する。上手な先輩の真似をしてみる、自分がお客さまの立場になってみる
  • 資料作りが苦手なら、過去の資料を借りてお手本にする
  • PC作業が上手くできないなら、教室や独学で習得する
  • お客様に、流暢に案内できるように、商品の説明書を読みこんで内容を頭に入れ、出来るのであれば商品を使ってみる
  • 自社の商品やサービスについて、今以上に深く知る
  • 上司の立場であれば、業務を把握するために、部下の仕事を体験してみる

上記のことは当たり前のことかもしれませんが、何年も勤めていると、自分の中の情報が更新されていなかったり、知らないうちに自分のやり方で凝り固まっていることもあり得ます。

すると、自分では出来ていると思っていても、会社から見れば、改善が必要とみなされていることもあります。

新人が仕事を覚えようと努力するのは当たり前ですが、ベテランであっても、新しい視点や気持ちで仕事を見直すことは必要です。そのように自分で出来ることは精一杯やってみて、わからないこと、上手くできないことを真摯に聞きましょう。

また、仕事が少ない場合は、自分は信頼されていない、居場所がない、必要とされていないと悩む暇があったら、何か請け負える仕事はないか、上司や先輩に聞きましょう。

プライベートのことを楽しそうに話している他の人達の中で、一人会話にも混ざれずにいるのは、いたたまれないかもしれませんが、「会社は仕事をするところ」という当たり前のことに立ち返りましょう。

そして、仕事のパフォーマンスを上げることに集中し、純粋にそのためのコミュニケーションを取ることに徹します。

それをやり続けると、いつかはあなたに任される仕事も増えてきます。一生懸命にひたむきにやっていることが周りに理解されると、今までと同じ言葉をかけられても、仲間として受け入れられたような雰囲気になってきます。

業務上の会話をしていたとしても、向こうから軽口をたたいて来たり、ランチに誘われたりします。

幼稚ないじめではないのですから、同僚もあなたが楽しく一生懸命仕事に取り組んでいることが分かれば、自然と態度に変化が見られます。

ポイントは楽しく仕事をすることです。

身の置き所がないほど辛い時は、いっそのこと周りの人はいないことにして、自分一人で仕事をしていると思いましょう。

とはいっても、挨拶や業務上のコミュニケーションは別です。そこはきちんとしましょう。それ以外は、自分の個室に籠って仕事しているくらいに空想してみましょう。

個室が与えられて、思う存分工夫をこらしミッションを完了させ、更なる使命を探しに、時々個室を出て、部署というアウェイに出かけるという具合です。

くだらない妄想と思うかもしれませんが、「居場所がない」という思いだって妄想の可能性があります。案外周りの人は、あなたのことを何とも思っていないことも多いのです。

悪く言えば興味がないかもしれないけれど、その代り悪意があるとか、見下していることもない可能性もあります。あなたへの配慮という面では欠けているかもしれませんが、まだ慣れていない人としか見ていないことも十分考えられます。

もしかすると相手はどうとも思っていないのに、どうせ私は除け者、一人前に扱ってもらえない等々、被害者意識でいっぱいになり、心の中でいじけながら仕事をしていると、表に現れてしまいます。
ちょっとした言い方がネガティブだとか、目を合わせないとか、おどおどしていると、向こうも余計に話しかけ辛くなります。

最初はとても楽しいなんて思えないかもしれませんが、今は、自分に与えられた仕事の質を上げる時期と割り切りましょう。

どうでも良さそうな仕事でも、丁寧にこなす

居場所がない理由として、重要でなさそうな仕事しかさせてもらえず、自分は必要がないのではないかと、疎外感を感じることもあります。

しかし、重要かどうかというのは、あなたの判断であって、その仕事を与えた上司には何か考えがあるのかもしれません。

どういう考えかは理解できなくても、その会社に雇われている限りは、与えられた仕事に対し、いかにクオリティを高められるかを考えながらやりましょう。どうせこんなことしても、意味がないと思ってやると、本当に意味のない仕事しかできません。

意味がなかったとしても、意味が出来るように丁寧に、または一工夫しましょう。

例えつまらない仕事でも、得意分野でなかったとしても、少しでもそこに楽しいとか、喜びが持てるようになるとだんだん気持ちが変化していきます。

例えば、仕事をゲーム感覚にしてもいいのです。1ページを15分で完了したらクリアとか、お客様が笑顔になってくれたら1ポイントなど、自分の中でルールを作ってクリアしていくと少し前向きになれるかもしれません。

仕事を敵キャラクターに見立ててもいいかもしれません。敵キャラクターを攻略するにはどうしたらいいのだろう?そう考えれば、何かアイデアが浮かぶこともあります。

それだけだと気持ちが続かないときは、自分の決めたポイントをクリアしたら、仕事終わりにちょっとしたご褒美を買って帰るのもいいでしょう。

今後も自分の望むような仕事ばかりが与えられるとは限りません。望まない仕事が与えられた時に、自分でモチベーションを上げるために、何をやったら有効かを考えるいい機会だと思いましょう。

つまらない仕事でも、意欲的にやっていれば、上司は必ず見ています。もしかすると、些細な仕事もきちんとやれる人間なのかを観察している可能性もあるのです。

やり切った結果として異動や転職を考える

色々と工夫や努力をして、精一杯やってみたけれど、居場所が作れない場合もあります。

一つは、その異動が、あなたを退職に追い込みたい為のものであるときです。

そういう場合でも、会社を続けたければ、更に頑張ってみることもできますが、給料分はきっちり働き会社の規範は守るものの、それ以上、居場所や仕事のやりがいなどを考えないで、開き直って働き続けるという選択もできます。

年齢やスキルで転職が困難な場合、そうやって数年を乗り切ったり、その間にスキルを磨くことも可能です。また、給料など待遇の面で許せば、仕事はほどほどに、趣味を思いきり楽しむという生き方も選択の一つです。

まだまだ若いし仕事を頑張りたい場合、転職活動して、さっさと他の会社に移ることもできます。

そして、もう一つはパワハラです。単に、仕事上で居場所がないというなら頑張りようがありますが、上司や先輩などのいじめの標的にされ、業務を妨害されたり、恫喝されたりする場合です。

明らかなパワハラの場合は、我慢しすぎず、人事や、上司、またはその上の上司に相談することが大切です。

そんな重大な出来事に合わなくても、数年間は居場所づくりの為にも仕事をがんばってみたものの、どうしても合わず、状況に変化がないのであれば、あなたの気持ちが折れてしまわないうちに会社に異動を願い出ることも大切ですし、転職を選ぶことも良いのではないでしょうか。

しかし嫌がらせもなく、ただ少し居場所がなくて辛いというだけで転職を考えるのは時期尚早と言えそうです。

もしかすると、その部署や会社では仕事に集中させる為に、新人には、周りはあまりフレンドリーにしないという雰囲気があるのかもしれません。

まとめ

居場所は自分で作るものなんて、居場所がない人にとっては厳しい言葉もありますが、結果を気にせず、仕事の為にやれることをやろうという心意気こそ大切です。

まずは仕事を頑張る。その為にはただ言われたことをやるだけではなく、好奇心と興味を持ってチャレンジしてみることが必要です。

好奇心は人間の特性ですから、自分でそこを刺激できるようになれば、例え違う場所に行ってもモチベーションを保っていられます。好奇心が湧かない業務でも、その業務に「◯◯ちゃん1号」などと、心の中で何か面白い名前を付けてみるだけでも変わります。

真面目一辺倒ではなく、自分だけの設定でクスっと心の中で笑えるようになれば、居場所は自然と出来てきます。

まずは、あなたの市場価値を調べてみませんか?

もし、今の仕事が不満なら、ミイダスを使い転職した場合の想定年収を確かめてください。

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この記事の監修者

株式会社eia

 

この記事の企画・監修者は株式会社eiaです。クラウドソーシングサービスより実際の体験談の執筆依頼・インタビュー調査した内容をまとめた記事になります。

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