• 特別なスキルがない私でも働ける
  • 営業や専門職と違い残業が少なく定時で上がれる
  • 一人でなくチームで働くので和気あいあいとしたムードで働ける

そう考えてヘルプデスクの職についた方は多いのではないでしょうか。私自身も特別なスキル、資格がなく、でもお給料と自分の時間と仕事のやりがいのバランスがとれた仕事がいい、というところから某大手IT企業のヘルプデスクになりました。

具体的には新卒のヘルプデスクで「社内からのパソコンやソフトに関する問い合わせ対応」などをしながら4年勤めた後転職をし、別のIT系企業でシステム管理グループとしてパソコンの購入、機器選定、サーバ機器の設定などを行っています。

なぜ転職をしたかと言うと、実際に働いてみたら「思っていたのとは違う!」という現実があったからです。仕事内容自体はきついと思ったことはなかったのですが…。

もしかすると、あなたも私と同じように「働く前と後でこんなはずじゃなかった・・」と悩んでいませんか?

もし少しでも転職を考えているのであれば、私の悩んでいた時期から実際に転職した経験が役に立つかもしれません。少しでも参考になれば幸いです。

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ヘルプデスクを辞めたくなった理由

仕事のマニュアルがなく間違えると理不尽な怒られ方をする

ヘルプデスクは主に社内の方からの問い合わせと決まった定例作業があったのですが、定例作業のマニュアルがほぼなかったのです。

決まった仕事をやるのだから当然その部署のやり方、作法があるはずなのですがそれがなく自分で考えたり聞いたりしなければなりませんでした。

もちろん作業内容は決まっているので作法から外れてしまったらグループの方から怒られました。

マニュアルがあって間違ったやり方をして怒られるなら分かります。でもとりあえずやって、といわれて当然期待された100%同じ内容にはならないのですがそれで怒られることがストレスで疲弊していきました。

指導に入った直の先輩の性格が悪い

私の指導に入った8つ上の先輩がとても意地悪な人でした。

マニュアルがないため「この仕事はどうやればいいのか?」を聞くのですが基本的に全部「とりあえずやってみて」というスタンスで初めての作業内容にあたふたする毎日でした。

問い合わせを受けた時もすぐ回答することができず相手から「何やってんの!」と言われてしまい、その後直の先輩に相談したところ「なんでそんなこともわかんないの?」と板挟みになり非常に苦痛でした。

先輩は非常に短気かつ上から目線で「え、自分に聞かないでよ」という姿勢。さらに怒る際に肩たたき機(記号の「?」のような形のものがあると思います)の輪になってる部分を私の後ろから首に引っ掛けてグイグイしながら「え、なんでそんなこともできないの?少しは自分で考えられないの?」と物理的な嫌がらせも受けました。新卒で入った会社だったので分からなかったですが、今思えば完全にパワハラでした。

仕事条件が悪くてもある程度耐えられますが、人間関係が悪いととてもつらいですよね・・・。

グループの空気も悪い

直の先輩のお叱りや嫌がらせは業務内時間にあったので当然同じグループの方も目や耳にしたりしています。が、誰も仲裁に入ったりしませんでした。

会社に入る前は「和気あいあいできるかも」と考えていましたが完全に打ち砕かれました。

当然上司に相談しても「いやー、〇〇君(私)の言うことも分かるけど、△△君(直の先輩)も考えあってのことだと思うよ。怒ってくれるってことは〇〇君のことを思ってのことだと思うよ」と取り合ってもらえませんでした。

ヘルプデスクなのに残業が多い

基本業務が社内からの問い合わせなので、定時後は対応しなくてもいい、ということになっていました。が、定時後にも問い合わせが来ることがしょっちゅうでした。

当然対応が必要なのですが誰が対応するか、という決まりはなく残っている人がやるという雰囲気に。直の先輩は定時ですぐ帰ってしまうので他のトラブル対応で定時後も残っていた私がやることが多かったです。

知識や経験が豊富な人であればすぐ解決して帰れる・・と思いますが私がやると分からないことが多く(マニュアルがない弊害がここにも出ました)、何時間も対応が必要になることも。

結果的に終わるのが20時、21時以降になっていたのですが、さらに問題が。

残業代が出ません。ヘルプデスクは営業や専門職と違って会社の売上に直結しないので残業、という概念がないのです。なので規則上としては残業がないことになっているのです。

でも現実は問い合わせがあれば対応しなければならなく、とても理不尽だと思いました。

業務と労働時間とお給料の割の合わなさ

一般的にヘルプデスクは営業や専門職ほど大変ではないが、その代わり給料は安い事が多いです。

ただその代わり定時近くで帰りやすいのがメリットだと思います。が、少なくとも私の環境では「忙しいのにお給料は少ない(残業代は出ないから)、そして人間関係は悪い」と「今この会社に務め続ける意味はあるのだろうか?」ととても不安に思いました。

将来への不安

ヘルプデスクは最低限のコミュニケーションと学ぶ能力があれば未経験でも始めやすい仕事です。

ただ逆に言えば特別な技術やスキルが身につきにくいとも言えます。お医者さんや車の修理や営業であれば専門技術や営業スキルが身につき、次の転職でも間違いなく役に立ちます。

このまま私は今の仕事を続けてもしリストラや会社が潰れてしまったら次の仕事があるのだろうか?と不安になりました。

もっとスキルが身につく仕事をすべきではとよく考えていました。

ヘルプデスクを辞めるべき人・辞めないほうがいい人

辞めるべきではない人

  • ヘルプデスクの仕事が始まって6ヶ月未満の人
  • 仕事に求める自分の優先順位が説明できない人
  • 社会人としての基礎が身についていない人
  • 次の職場で1から新たな人間関係構築、知識を身につけたくない人

上記3つのうちどれかに当てはまるなら今すぐ辞めることは考え直したほうがいいです。

ヘルプデスクは特別なスキルや資格が不要なことが多いです。そのヘルプデスクで半年継続できないと転職の際に「特別な知識がいらない仕事でさえ続けられないなら、この人ウチに来ても戦力にならないのでは?」と思われやすいです。

「仕事に求める自分の優先順位が説明できない人」とはあなたが仕事に何を求めるのか?ということです。具体例を出すと、求めているのは給料の高さなのか、やりがいなのか、定時で帰れることなのか、など。

転職の際必ず何を重視するのか聞かれます。が、全部を満たす仕事はありません。ベンチャーならやりがいと忙しさがセット、ヘルプデスクなら未経験でも働けるが給料は少ないなど。

辞める前に必ず何を自分が重視して、何を捨てられるのかがないと面談時に「自分を客観的に評価できてない人」として落とされてしまいます。

ヘルプデスクは問い合わせ対応が多いため社会人としての基礎を身に着けやすいです。電話対応や怒っている相手のなだめ方、敬語、クレーム処理など。例え仕事を変えても役に立つスキルですので、ヘルプデスクにいるうちに身につけることで将来必ず役にたちます。

裏を返せば特別なスキルや資格を持たないヘルプデスクが転職を上手くすすめるためには上記のスキルがいる、ということです。

また転職した場合また人間関係とその職場で必要な知識、技術の身につけなおしが必要になります。それが辛い、やりたくないと思うのであれば転職はまだ早いかもしれません。

辞めてもいい人

  • 辞めたい理由が会社の理不尽な仕組みにある人
  • 肉体面、メンタルで不調がある人
  • 自分の目指すキャリアが明確な人

上記1つでも当てはまれば転職するタイミングだと思います。

例えば辞めたい理由が「残業代が出ないから」、「定時で帰れる約束なのに残業が多い」、「ヘルプデスクなのにマニュアルがない」である場合です。

これらは会社側に問題がありますので、転職時にきちんと会社に問題があったこと、6ヶ月以上継続しても改善しなかったことを伝えられるなら転職先も「それは正当な理由だ」と判断できます。

本来ヘルプデスクはベンチャーや営業と比べると平穏に仕事ができるはずですが、それでも肉体面、メンタルで不調が続くのであればあなたには相当な負担がかかっているはずです。お金が減ったら働いて稼げばいいですが、一度不調になった肉体、メンタルは簡単には戻りません。本当にダメだ、と思ったら会社を辞めるのも大切です。

自分のキャリアが明確であるなら転職活動時しても問題ないです。次の会社の面接時に「なぜ辞めたのか?今後どうしていきたいのか?」聞かれますが、自分の中で固まっていれば質問にも答えられるはずです。

今の会社で身につけた経験を元に今よりよい会社に転職できるでしょう。

ヘルプデスクから転職するときのポイント

強い気持ちで辞める

なぜ強い気持ちで辞める必要があるかというと

・今の職場から引き止めが入るから
・次の転職先で必ずなぜやめようと思ったのか?

聞かれるからです。「なんとなく辞めたい」という思いは相手に伝わります。それでは今の職場からも引き止められますし、転職時の面談でマイナスな印象を抱かせてしまうのです。

私の場合も1度辞めると伝えた際は上司とさらにその上司の3社面談で引き止めが起こりました。結果気持ちがゆらぎ1度は続けることにしましたが、結局環境は変わらずとても後悔しました。

早めに辞めることを伝える

辞める時は実際に辞めたい日より猶予を持って伝えましょう、なぜなら「引き継ぎ」が発生するからです。あまりにも辞めるまでの期間が短いと上手く引き継ぎができていないとトラブルの元になりかねません。

ここまで来たら円満に辞めたほうがお互い気持ちいいですよね。

なので普段の業務から自分のやっていること、その手順をメモ書きでよいのでとっておくと便利です。

口頭で伝えるのは大変ですし、メモがあれば必要な部分を渡すだけですみます。

転職サイトや転職エージェントに登録する

転職する気持ちが決まったのであれば転職サイトやエージェントに登録しましょう。

「どうやって転職すればいいのか分からない」と思うかもしれませんがエージェントさんは転職のプロで、面談時にコチラの希望を丁寧に聞いてくれます。もちろん100%通るわけではありませんがかなりの確度で希望を反映してくれます。

とにかく早く相談するのがポイントで、ダメなポイントはこう改善してください、とアドバイスをもらえるので先に動いたほうが良い結果がついてきやすいです。

ヘルプデスクを辞めたいあなたに最後に伝えたいこと

辞めても意外と働き口はある

私が実際に仕事を辞めたのは社会人4年目の終わりでした。正直辞める時は「経験やスキルが少ない自分が辞めたら次に雇ってくれるとこはないのでは?」とすごく不安でした。

が、実際辞めて転職活動をすると自分が思うより働き口はありました。

なので必要以上に不安に思わなくて大丈夫です。あなたが思うより何とかなります。

もちろん自身の本気度は必要です。「なんとなく」で辞めてしまうと面接などで見極められてしまいます。

意外と自分の希望する条件の会社はある

私が転職時に伝えたのは、

  • 残業が少ない(月10時間以内)
  • 土日休み
  • 前の会社では人間関係に疲れたので極端に悪くないところ

ということでした。正直土日休みはともかく残業10時間以内なんて難しいのでは?と思いました。実際エージェントの方からも「10時間以内は難しかもしれませんね。でも確認してみますね」との回答。

ただ結果として10時間以内ではなかったのですがそれに近い条件の会社を見つけることができました。自分一人では

「こんな条件の会社なんてないのでは?」

と思いがちですが優先順位をつけて伝えれば意外と希望に近い会社に転職することはできます。(ベンチャーで残業0ででもやりがいはほしいです、みたいのは通らないですが)

ヘルプデスクで培った経験はムダにはならない

ヘルプデスクでは問い合わせなどを通じてコミュニケーションやクレーム対応、電話応対能力が身につきます。

これらは転職活動や次の仕事でも必ず活かせます。

「ヘルプデスクなんて次の仕事で役に立つスキルないんじゃないか?」

そう思う必要はありません、自信を持ってください。私も専門的な技術や知識はありませんでしたが、ヘルプデスク時にやってきたことを1つずつ話したことが評価されました。

まとめ

今の会社に不満がある人は多いです。今の時代「転職しようかな?」と思うことはあって当然です。

ただ「なんとなく辞めたい」というレベルであれば直ぐに会社を辞めず今後どうしたいかを考えることをオススメします。転職活動も簡単ではないので。

ただどうしても辞めたい、辞める理由がある、というのであれば会社を辞めるのはアリだと思います。

私自身職場環境の悪さから転職していますし、周りでもメンタルを壊して休職した人、辞めた人を見ています。私は転職してよかったですし、友人でも転職してキャリアアップしている人はいます。

最後は自身の本気度が試されますので、私の経験が少しでも参考になれば幸いです。

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この記事の監修者

株式会社eia 大嶋

 

この記事の企画・監修者は株式会社eiaの大嶋です。クラウドソーシングサービスより実際の体験談の執筆依頼・インタビュー調査した内容をまとめた記事になります。

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