「おじいちゃん、おばあちゃんの役に立ちたい。そういう仕事がしたい。」そう思ってリハビリ職を目指す方は多いのではないでしょうか?病院などで一緒にリハビリをする姿を見て、憧れる人も多いのではないでしょうか?
私もおばあちゃんが認知症になったことがきっかけで、リハビリ職を目指しました。
私は作業療法士としてm大学卒業後に7年間療養期病棟や介護老人保健施設、デイケアなどで働いてきましたが、自分の仕事に疑問を持ち訪問リハビリへ転職しました。
もしかすると、あなたも私のように「憧れていた仕事に就いたけど、このままでいいのか不安」と悩んではないでしょうか?
この記事をご覧いただいているあなたは、おそらく転職を考えていらっしゃるのではないでしょうか?数ある転職サイトの中で私はPTOTSTワーカーを利用しました。
この記事ではPTOTSTワーカーで転職をした私が実体験からおすすめ活用方法などをお伝えしますので、ご参考ください。
病院⇒訪問リハビリ業務へと転職した理由
この記事の目次
私が自分の仕事に疑問を持ち、病院から訪問リハビリへと転職した理由は以下の3つあります。
- 憧れていた仕事内容と違う
- 人間関係が面倒
- 患者様・利用者様の生活を支えたい
これらの理由を詳しく説明していきますね。
そして私が転職時に利用したPTOTSTワーカーについても、利用した感想などを書いていきます。
憧れていた仕事内容と違う
私が転職を決意した理由の1つ目は「憧れていた仕事内容と違う」です。
私は免許取得後、療養期の病院でリハビリ業務を行っていました。主な仕事の内容は、入院患者様へのリハビリを行うことです。
リハビリと聞くとリハビリ室で歩く練習をしたり、階段を上り下りする練習をしたり、マシーンを使って筋力トレーニングをしたりといったことをイメージしますよね?
でも療養期のリハビリは主にベッドサイドで関節可動域訓練やストレッチ、体位交換のためのポジショニングが中心でした。さらに、療養期の患者様のため関節拘縮も進んでおり、どう頑張っても改善の見込みが少ないような方も多くいらっしゃいます。
どんなに頑張っても元気に歩けるようになる方は少なく、そのまま亡くなっていく患者様のほうが多い現状。
中には比較的身体状態も良好で、散歩なども行える患者様もいらっしゃいましたが、帰る先がなく、病院生活を強いれられている患者様もおり、無力さを痛感する日々。
自分の力不足もありますが、そういった毎日を過ごす中で自分の仕事に対して、疑問が積もっていきました。その疑問を解消するために、いろんな勉強会に参加したり、専門書を読み漁ったり、先輩に聞いたりとしていました。
でも技術やスキルは一朝一夕では身につかないですよね。さらに職場の先輩も私とは考えが合わなかず、もがいてもがいて空回りが続きました。
そうしているうちに、「このままでいいんだろうか」「もっと違う場所で経験を積みたい」と思う気持ちが強くなっていたのです。
そして、私は自分の疑問を解決すべく、転職を決意しました。
人間関係が面倒
2つ目の理由は「人間関係が面倒」で環境を変えたかったからです。
病院という組織で働く以上、人間関係は避けられません。一人の患者様に対して、医師・看護師など複数の職員が密に連携して医療を提供していきます。俗に言うチームアプローチですね。
このチームアプローチは良好な協力関係であれば、とても仕事がしやすくて患者様にも良い医療を提供できます。しかし、職員も人間なので合う合わないが出てくるのも当然ですよね?
医師や看護師が権力を持つことも多いので、自分の意見は抑えて相手を立てなくてはいけないこともあります。
患者様のために、
「もっとこういう風にしてあげたらいいのにな。」
「患者様が望んでいるのはそういうことじゃないんだけどな。」
と、思うことも多く経験してきました。
私が務めていた職場は特に看護師の権力が強く、看護師に逆らうと話も聞いてもらえなくなることがあったのです。これは極端な職場の例かもしれませんが・・・。
一般的な回復期病棟などはリハビリが中心なのでもしかしたらリハビリ職の意見も通りやすいのかもしれません。回復期で働く友人の話では結構自由に仕事をやらせてもらっている印象でした。
ただ、やはり働く場所によるので、万が一、人間関係が面倒なところで働くと心身ともに疲弊してしまいます。私は人間関係がとても面倒くさい職場だったので、なかなか意見を聞き入れてもらえませんでした。
患者様がしたいと思うリハビリをリハビリメニューに取り入れた時は、かなり怒られましたね。「こんなのはリハビリじゃない!」と大声で言われたのは今でも覚えています。
あなたもリハビリ職ならこの気持ちはわかっていただけるかもしれません・・・。
作業療法士はちょっと特殊な理論というか世界観を持っている職種です。なので、本来の作業療法を取り入れようとすると、周囲と意見をすり合わせるのに苦労するんですよね。ひょっとしたら同じような経験をされたこともあるのではないでしょうか?
私はこうした人間関係に疲れ果ててしまい、仕事に行く気がほぼ起きませんでした。このままでは精神的に病んでしまう。それはマズい。だから働く環境を変えよう。
そうしたことがきっかけで転職活動を始めました。
患者様・利用者様の生活を支えたい
3つ目の理由は「患者様・利用者様の生活を支えたい」と思ったからです。
リハビリ職になろうと思ったあなたは、「誰かの役に立ちたい。」「おじいちゃん、おばあちゃんを支えてあげたい」と思っていたはずです。
私も同じような思いで作業療法士を目指しました。作業療法士は患者様や利用者様に、より良い生活を送っていただくために作業療法を行います。
なので、私は患者様や利用者様の実際の生活を支えていきたいと思っていました。病院や施設の生活は患者様や利用者様にとって、本当の生活ではないような気がしていたのですね。
実際、病院や施設で元気になっても家に帰ることが難しい方を目にしてきて、「この方たちも本当は自分の家で暮らしたいんだよなぁ。」と強く感じながら仕事をしていました。
住み慣れた環境で最期まで生活してほしい。実際の生活を支えられる環境は訪問しかない。
そう思って訪問リハビリに進むことを決めました。そこから訪問リハビリの情報を集めたり、訪問看護ステーションを探したりし始めました。
自分で調べてみると大まかなことはわかるのですが、実際どんな働き方をしているのかまではわかりません。そこで私は転職サイトを活用して、担当者に聞くことにしたのです。
【補足】PTOTSTワーカーを使った理由
私が利用したのはPTOTSTワーカーです。なぜPTOTSTワーカーを利用したのかというと、リハビリ職に特化した転職サイトだからです。
一般的な転職サイトも利用したことがありますが、やはり専門職特化のため情報量が他とは違いました。担当者の方もPTOTSTのことをよく理解しており、働く環境や条件など、さまざまな質問や相談に快く対応してくれます。
私の職場にもPTOTSTワーカーを利用して入職された方がいました。その人は訪問が初めてだったのですが、「訪問業務の流れや働き方を教えてもらえたから不安なく転職できた」と言っていました。
訪問に限らず、転職を希望されているなら一度登録をするだけでもいいと思います。登録するとリハビリ職に特化した求人が見られますので、いろんな会社情報を見てみると良い刺激になりますよ。
電話がしつこいというのは本当?PTOTSTワーカーのデメリット
リハビリ職の転職に強い、PTOTSTワーカー。私も同僚もPTOTSTワーカーを活用し、転職活動をスムーズに行うことができました。
業界専門の転職サイトなので、医療職だとより安心して利用できますよね。他の転職サイトでも良かったのですが・・・専門分野じゃない担当者に当たるとあまり相談にのってもらえなかったり、良い案件を紹介してもらえなかったりします。
せっかく転職するのなら、安心してより良い環境に転職したいですし。そう考えると、やはり業界専門の転職エージェントは安心感がありますよね。
しかし、いい面ばかりではありません。それなりのデメリットもあります。
なので、ここでは私がPTOTSTワーカーを利用して感じたデメリットをご紹介したいと思います。
担当者の当たり外れがある
1つ目のデメリットは担当者に当たり外れがあることです。業界専門なので医療系業種に詳しいことは確かです。
しかし、相手も人間。ベテランもいれば慣れない新人もいます。担当者によってはこちらの要望をきちんと汲み取ってくれないなんてこともあるんですよね。
私の担当になってくれた方は、物腰も柔らかくて話しやすい人でした。専門用語にも詳しく、私の要望にできるだけ合った求人を探してもらえました。
ただ、同僚が言うには、1回目の担当者がまったく話が噛み合わず担当を変えてもらったことがあったそうです。相手も人間なので合う合わないはあると思いますが、せっかく利用するならちゃんとこちらの要望を聞いてくれる人がいいですよね。
もしあなたがPTOTSTワーカーを使用して「あれ?なんか違うな・・。」と思ったら、担当変更をお願いしてみてもいいと思います。
強引に決めさせようとすることがある
2つ目のデメリットは強引に決めさせようとすることがあることです。
なぜ強引に決めさせようとするかというと、PTOTSTワーカー側は紹介者が紹介先に就職すると一定の紹介料を得ることができ、これがPTOTSTワーカーの利益になるんですね。
紹介する側も仕事ですので、できれば紹介料の高いところに早く就職してもらったほうが得なんです。転職相談者一人に何週間も時間を取られていたら、それだけで効率が悪くなります。
転職相談者にはできるだけサクッと転職してもらって数をこなしたほうが利益は高くなりますよね。私も転職先2箇所を紹介されて決めかねている時に、なかば強引に面接の申込みを促されたことがあります。
なので、強引に決めさせようとされた場合は一旦電話を切って、落ち着いて考えることが大切です。
しつこく電話がかかってくる
3つ目のデメリットはしつこく電話がかかってくることです。PTOTSTワーカーに登録をして相談をしている間に頻繁に連絡が入ります。
それだけ一生懸命探してくれているんだなと思うのでありがたいことですよね。しかし、問題は転職が決まったあとにあります。
PTOTSTワーカーを利用して転職をしても3〜6ヶ月後あたりに電話がかかってくることがありました。電話の内容は「転職を希望されているお知り合いはいませんか?」という電話でした。
いきなりこんな電話がかかってきたらちょっとびっくりしますよね。相手も仕事なので営業電話をするのは仕方ないと思いますが、就職したばかりの職場で転職したい人を紹介するのはさすがにできませんよ。
なのでその電話で「私からの紹介はできません。」と断りました。その後しばらくは電話がなかったのですが、2ヶ月ほどしてまた同様の電話がかかってきました。
さらに転職から1年後、また「転職をお考えではありませんか?紹介していただける方はいませんか?」と電話がかかってきました。これはさすがに常識を疑いましたね。
転職活動中は親身になっていただいてよかったのですが、こういうところがあると次利用する際にちょっと気が引けます。もしPTOTSTワーカーを利用される際は電話連絡に注意したほうが良いと思います。
それでもPTOTSTワーカーをおすすめする3つの理由
ここまでデメリットを書いてきました。正直デメリットだけ読むと、PTOTSTワーカーを利用しようと思われないかもしれません。
ただ、業界専門の転職サイトであり、担当者も親身になって相談に乗ってくれるため転職活動中はとても心強い存在です。確かに上記のようなデメリットはありますが、こちらの意見をしっかりと伝えればちゃんと聞き入れてもらえます。
担当者の変更もできますし、紹介された場所に絶対転職しなきゃいけないなんてこともありません。紹介してもらった紹介先以外に他にいい場所があれば、PTOTSTワーカーを利用せずにそこに転職したってなんの問題もないわけです。
まぁ、PTOTSTワーカー側からすれば1円にもならないですが・・・。そんなことは利用者からすれば関係ないですからね。
利用も無料なのでデメリットはほぼ気にならないと思います。
条件交渉を代わりにやってもらえた
1つ目は条件交渉を代わりにやってもらえたことです。転職するにあたり、一番交渉しにくいことの一つが給料交渉だと思います。
前職の給料より下がる場合も少なからずあります。リハビリであれば経験年数やマネジメント経験などで多少交渉してもらえると思いますが、自分で交渉するのはなかなか気が引けますよね。
せっかく転職したのに給料が下がった…なんてことになったら転職した意味を考えてしまいます。私はこの給料交渉が苦手だったので、ある程度のところまで担当者に交渉してもらいました。
なので面接時は給料の内訳の説明と確認の流れがスムーズに行えました。転職後の初給料支給時は給料が条件と違っていたら嫌だな…と思っていたのですが、ちゃんと条件通りに支給されていて安心しました。
親身になって相談に乗ってもらえた
2つ目は親身になって相談に乗ってもらえたことです。私はこれまで2回の転職経験があります。
1回目は自分で求人を探して転職をし、2回目の転職活動時にPTOTSTワーカーを利用しました。なぜ2回目はPTOTSTワーカーを使ったかというと、面接時の交渉が本当に大変だったことと、内部状況がわからなかったからです。
1回目の転職時は新しい職場で働くことに対して、不安よりワクワクが勝っていたんですよね。新しい環境で働くってなんだかワクワクしません?
面接時には労働条件などの交渉はあまりせずに、働きたい!って気持ちだけで転職したんですね。その結果、給料や休み、労働時間など想像していたことと違っていて転職失敗した…と思いました。
2回目の転職活動時は1回目の失敗をしたくなかったので、PTOTSTワーカーを利用して担当者にいろいろと相談をしました。担当者は私が失敗したことをちゃんと汲み取ってくれて自分に合った求人を紹介してくれました。
結果的に良い転職ができたので、相談してよかったと思っています。
担当者によって対応が異なる
3つ目はデメリットでも書きましたが、担当者によって対応が異なることがネックでした。
私の最初の担当の方はやや若めな方(電話なので確かではありませんが・・・)で、話し方もだんだんと崩れていき、相談していてちょっと不安になりました。
訪問リハビリを希望していたのですが、紹介された案件が訪問併設の施設やクリニックなどで、訪問業務ではない業務内容をすすめられたこともありました。さすがに話が噛み合わないと思い、担当を変更してもらいました。
担当変更時は直接「担当を変更していただきたい。」と伝えたところ、謝罪とともにスムーズに担当を変更していただけましたね。
新しく担当になった方はきちんとこちらの話を聞いてくれて、希望に寄り添った求人を紹介してもらえました。求人の気になるところや福利厚生面、事業所の様子なども教えていただけたので安心できましたよ。
そのおかげで転職後も不安が少なく、業務に取り組むことができました。
私がPTOTSTワーカーを使い転職をした実際の流れ
では次に私がPTOTSTワーカーを使って転職した流れを解説していきますね。
PTOTSTワーカーに登録する
まずPTOTSTワーカーのサイトに行き、無料会員登録をしましょう。サイトに行ったら「お仕事を紹介してもらう」のボタンをクリックします。
すると情報入力画面になるので、そこで希望条件、名前や生年月日、メールアドレス、住所などを入力します。次に利用規約と個人情報の取り扱いに同意して先に進みます。
その後登録完了メールが来ますのでそこで登録は完了です。
電話で相談する
場合によっては登録してすぐに電話がかかってくることがあります。電話で詳しい希望条件や職歴などを聞かれますので、そこで担当者に転職の希望条件を伝えましょう。
初回の電話では現住所の確認や転職したい理由、職歴などを聞かれます。次に希望条件などを聞かれますので、ご自分の希望を伝えましょう。初回の電話は一旦そこで終わります。
電話は億劫に思う方も多いかもしれませんが、丁寧に話を聞いてもらえるので気軽に相談しましょう。
転職先をあっせんしてもらう
電話連絡が終わったら、SMSやメール、ラインなどで希望条件にあった求人一覧が送られてきます。簡単な求人票みたいな感じですね。
URLをつけてくれることもあるので、気になる求人はURLから詳細に飛んで、条件を確認するよ良いでしょう。気になる求人があったら、その求人先との選考の日程調整などを行ってくれます。
給与や休みなど直接交渉しにくいことも代わりに聞いてくれるのでお願いしても良いでしょう。その情報があれば、面接時の交渉もスムーズに行えます。
私も給料面で交渉していただいたおかげで、良い条件で転職することができました。
【補足】今はマイナビ転職に相談している理由
実は私は現在、転職活動中です。でも私が使用している転職エージェントはPTOTSTワーカーではなく、マイナビ転職です。なぜかというと、他業種に興味が出てきたからです。
マイナビ転職は幅広い職種を取り扱っているので、他業種の仕事内容や転職相場などいろいろと相談できるのがメリットです。PTOTSTワーカーではリハビリ職以外の紹介は行っていませんからね。当たり前ですが。
もし他業種で働くことに興味がある方はマイナビ転職を利用するといいと思います。気になる業種があったら気軽に相談してみてくださいね。ちなみに私は経理職を狙っています。
もしリハビリ職を辞めて一般企業に働きたい場合はマイナビ転職で相談するのもありだと思いますよ。
まとめ
リハビリ職は転職する人が多い業種です。初めて転職する方は不安になることも多いと思いますが、転職することにそこまで悩まなくてもいいと思います。
「他のところで働いていみたいな」「転職したいな」と思ったら気になる求人を探してみてください。もし転職活動が不安だったり、条件交渉などに自信がない場合は転職エージェントに相談するのがおすすめです。
ネットで探す求人では見つからない求人などを紹介してもらえることもあります。
PTOTSTワーカーならリハビリ職専門の転職エージェントですので、業界のことをわかっている担当者が多いので、安心して利用できると思います。
転職しようかなと思っている方は、とりあえずPTOTSTワーカーに登録してみてはいかがでしょうか?