結婚を機に専業主婦になる、ひと昔前までは比較的一般的だった寿退社ですが、最近は経済的な理由から共働きも多くなりなかなか実現できないケースも増えています。

そういった時代的背景はあるものの、寿退社がいけないということは全くなくて、相手の方の理解があればもちろん選択肢のひとつとして考えて良いでしょう。

とはいえ、あなた自身が「逃げなのでしょうか?」という表現を使われているところを見ると、心のどこかに後ろめたさや自分の望む選択に対する自信を持てない部分があるのではないでしょうか?

まずはあなた自身の気持ちにきちんと向き合いつつ、何故そう思うのかの原因と結婚に付随する様々な物事をしっかりと整理したうえで、間違いの無い選択にたどり着けるようにしましょう。

まずは、あなたの市場価値を調べてみませんか?

もし、今の仕事を辞めたいなら、ミイダスを使い転職した場合の想定年収を確かめてください。

(以下のように診断結果が出ます)

診断後に無料登録すると、面接確約オファーをしてくれた企業の詳細を確認できる他、7万人の転職事例を検索できるので、同職業の先輩の転職先も調べて今後の参考にしましょう。

(※年齢でも条件指定できます)

(診断時間は約5分です)

根本原因を明確にする

まず「働くことそのものが嫌」なのか、それとも「仕事内容が嫌」なのかをしっかりと見極めましょう。

ここをはっきりさせずに焦って辞めてしまうと、本当に望む未来から遠のいてしまう危険性もあるので慎重に整理する必要があります。

あなたは、なぜ今の職業に就かれたのでしょうか?生活の糧を得る為の手段なのか、みんな就職するから何となく、あるいは何かしら描く夢を実現するためだったのでしょうか?

職場の人間関係に悩んでいたり、仕事がつまらない、あるいは残業が多過ぎるなど、仮にあなたが今勤めている職場環境や業務内容が原因で仕事を辞めたいと思っているのであれば、結婚以外の手段でも現状を変えることは可能です。

例えば業務内容がそんなに好きではなくても職場の人間関係が非常に恵まれていると、仕事は生活の手段と割り切り、趣味や余暇を楽しむ心の余裕が生まれてくるケースもありますので、今のように一刻も早く仕事を辞めたいとは思わないかもしれません。

思い切って転職をすることで、自分に合った環境が得られれば、あなた自身のステップアップにもなりますし、今までとは違う視野の広がりを得ることもできるでしょう。

逆に職場環境やその人間関係、対価も含め全てに満足いっているにも関わらず、働くことそれ自体が嫌だという場合には、確かに前述の方法では解決できませんよね。

でも家庭に入れば入ったで、今度は会社とは違う仕事を担わなくてはなりませんし、土日祝祭日だからといって家庭内の仕事を一切しなくて良いというわけにはいかなくなります。

そして基本は個人作業となりますので、今までとは異なる負担がかかってくることは確かです。また、仕事のよう人の入れ替わりや業務対象の変化もありませんので、ある意味、外で働いている時に比べ刺激の少ない毎日だと感じるかもしれません。

もちろんそれを穏やかで安定した日々だと捉えることもできますし、その安心感はとても魅力的なものであることも事実なので、一概にどちらが良いと言えるものではありません。

だからこそ、「何故仕事を始めたのか」「あなたにとっての仕事とは何なのか」「仕事の何が嫌なのか」その3点を明確にすることで取捨選択すべきものが見えてくることでしょう。

結婚願望自体の有無を確認する

次に、あなたに純粋な結婚願望自体があるかどうかを明確にする必要があります。これは結婚を「単なる逃げ」にしてしまうか否かに関わる、とても重要なポイントになります。

ただ仕事が嫌だから結婚するのであれば、あなたが危惧しているようにそれは「逃げ」になってしまうかもしれません。

もちろん、何かから逃げることは必ずしも悪いことではなく、むしろ逃げた方が良い時だってあります。心身に無理を重ねて我慢し続けた結果、鬱病を発症してしまったり、過労死してしまって大切な人生を壊してしまっては元も子もありませんよね。

ただ見極めなくてはならないのは、「目の前にある嫌なことから逃げることだけ」が目的になってしまっていないかという点です。

結婚生活は忍耐と妥協という人もありますが、実際に決して甘いだけのものではありません。

経済的な問題をはじめ、性別も生きて来た環境も異なる人間同士が一緒に暮らすわけですから、生活感の違いやちょっとした価値観のズレが生じるのは当然のことです。

人間ですからお互いに日々同じテンションで生活ができるわけではありませんので、時には歯車が噛み合わずに衝突することもあるでしょう。

そんな時に、ただ現状から逃れるためだけに結婚してしまったら、後々自分の選択を後悔してしまう可能性もあります。それはとても悲しいことですよね。

大好きな相手と一緒に暮らしたい、家族になりたい、そういう強い想いがあれば彼と一緒にいられるだけで幸せを感じられるかもしれませんが、もしそういった強い想いが無ければ、仕事とは違うストレスが生じた時の「逃げ道」がなくなってしまいますので注意が必要です。

仮に仕事を辞めたいと思っていなかったと仮定した時にも、今と同じように相手と一緒になりたいと思えるかをまずはしっかりと確認しましょう。

そして、結婚はやはり相手あってのこと。自分が仕事を辞めたいからという理由だけではなく、例えばいつも疲れて帰ってくる相手をしっかり家庭で支えたいという気持ちや、相手のことを幸せにしたいという思いがあるのかも同時に自分自身に確認してみる必要があります。

社会との繋がりの変化を認識する

今まで働いていた人が専業主婦になって家庭に入るということは、社会との繋がり方が大きく変わるということでもあります。

例えば会社で働く場合には、毎日嫌でも外に出て同僚など多くの人に会うことで会話も発生しますし、フリーランスで働く人であっても打合せやクライアントさんとのやり取り等で否応無しに多くの人と関わりながら生活をすることになります。

しかし、家庭に入れば近場に出ることはあっても毎日電車に乗って出かけたり、不特定多数の人と接するということは無くなりますし、ランチタイムもいつも誰かと一緒だったり、飲み会などの機会もぐっと減ってくるでしょう。

最初の内は仕事から逃れられた開放感や、煩わしい人間関係がなくなった安堵感を満喫しながら生活できるかもしれませんが、時間が経つにつれて物足りなさや、寂しさを感じるようになるかもしれません。

定年退職をした人が急に家にいるようになって、自分のリズムを崩してしまったり鬱病になってしまうケースがありますが、元々外で働いていた人が急に家庭に入って似たような状況になり、結果的に仕事復帰を望むというパターンも少なくありません。

育休や産休であれば仕事復帰することはスムーズですが、一旦完全に辞めてしまうと再就職するためには当然あらためて就職活動が必要になってきますので、家事をこなしながら求職するという心身共に負担のかかる行程を踏まなくてはなりません。

仕事を完全に辞めてしまうのではなく、結婚後もパートなどある程度社会との繋がりを保った生活をするという選択肢を候補に入れてみるのも良いでしょう。

どんな仕事でも、ある意味辞めてしまうことはとても簡単です。

もちろん、引き継ぎもせず無責任に突然投げ出すようなことはいけませんが、他の誰でもないあなたの人生、本気で仕事を辞めたいと思えばいつでも終わらせることはできるのです。

でもその仕事に就いている時に得られるものは、その時にしか経験できないものであること、1度手放してしまったら同じものを手にすることはとても大変だということもまた事実です。

孤独との付き合い方を想像する

相手が自営業で常に傍にいられる状態であれば良いのですが、もし普通に会社勤めなどをされている場合は、日中あなたは基本的に1人で過ごさなくてはなりません。

もちろんお友達に会ったり、習い事をするなど社交的に過ごすことは可能ですが、それには当然のことながら相手の理解と援助がなくては成り立ちませんし、家事などの主婦業というものは決して簡単なものではなく、それなりに時間も

労力も必要となるものですので、働いている時よりは確実に1人の時間が増えてしまいます。

もっとも、仮に可能だったとしても、相手が一生懸命に働いているのに自分だけ毎日自由気ままに遊んで暮らす事はできませんよね。

異性との関係についても、相手の職場が同性ばかりでもない限り、仕事上当然他の異性と接する機会はありますし、歓送迎会や忘年会、新年会、接待などの飲みごとはもちろん、時には仕事上の付き合いでキャバクラなどに行くこともあるでしょう。

そういった時に自分も会社勤めをしていれば「お互い様」「仕事だし」と割り切りがつくところも、ずっと1人で家にいて相手の帰りを夜遅くまで待つとなると、余計な疑心暗鬼に心が乱れたり、寂しくなったり、もしかしたら「何で自分ばっかり!」と不満を感じるようになることも考えられます。

そういった不平不満をついつい相手にぶつけるようになり、関係がギクシャクしてしまうなど悪循環に陥ってしまう夫婦も少なくありません。

また、時には仕事上、相手が異性と2人で移動したり食事をしたり、一緒に業務進行することもあるかもしれません。仕事なので致し方ないことです。

でも逆にあなたが異性と2人で行動すれば、不貞を疑われかねない事態になるかもしれませんよね。

ある意味とても理不尽なことではありますが、家庭に入ってしまうと「仕事だから」という言い訳はできなくなってしまいます。

子供がいれば寂しいなんて言っている余裕もなくなってくるかもしれませんが、そうでもない限り、ある程度独りの時間を楽しめるタフさと相手を受け止める度量も身につけていかなくてはなりません。

完全に家庭に入るからこその精神的な負担があることも、心に留めておかなくてはなりません。

相手の親族・親戚のことをよく知る

結婚において最後に忘れてはならない重要ポイントは、必然的に発生する相手方の親族・親戚との関わりです。

当人同士の問題以上に、トラブルの原因になりやすい問題ですので、しっかり認識することが大切になります。

恋人の時は2人だけの関係であり、基本的には当人同士の間だけで全てが完結しますので、何か問題が発生した場合でもよほどのことがなければ双方の親族・親戚が関わってくることはありません。

仮に家族ぐるみのお付き合いであったとしても、形式ばったご挨拶や親戚回りなどをすることは滅多にないでしょう。

しかし、結婚ともなると否応無しに年末年始や、お盆、冠婚葬祭行事など様々な場面で関わりを持たざるを得なくなるものです。

世の中の多くのご夫婦が相手方の親族・親戚との関わりに多かれ少なかれ煩わしさを感じていたり、気疲れしたり、酷い場合には嫁姑問題や・舅や小姑との関係に悲鳴をあげているなどというパターンもよく聞く話です。

相手方の関係者が皆とても良い人ばかりで何の不満もないという人も、もちろんありますが、そういったケースは非常に稀かもしれません。

互いに愛し合っている相手ですら、我慢したり譲歩しなくてはならない場面は多々ありますよね、それがそれまで完全に関わりのなかった人達が突然親戚になって関わらざるを得なくなるというのは、実はとっても大変なことでもあります。

仕事が嫌で寿退社してみたはものの、今度は相手の親族等からの執拗な干渉にあうなどしては、むしろ働いていた方が関わらなくて済んで良かったという結果になりかねません。

あなたがもし相手方の関係者のことをまだよく知らないのであれば、仕事を辞めてしまう前にまずは相手のご家族のこと、そして相手とご両親との関わり方をじっくりと観察することをオススメします。

あなたのことをちゃんと理解してくれる親族や、何かあった時にしっかりあなたの側に立って守ってくれる相手であれば安心ですよね。

寿退社をする前にしっかりと相手方の人となり、関係性なりを見極めることも大切です。

恋人の時は嫌になって別れる場合も当人同士で解決できますが、結婚してしまえば法律的な手続きはもちろん親族・親戚も関係してきますので、仕事を辞めることよりもある意味面倒な手続きを踏まなくてはなりません。

まとめ

あなたの人生はあなただけのものです。仕事はいつでも辞められるのだということを常備薬のように心の片隅に携えましょう。そうすれば、今より少し気持ちを楽に熟考する期間を持てるのではないでしょうか。

自ら稼いだお金というのは、その額に関わらずとても意義あるもので、他の誰でもない自分自身の力でその対価を得るということは本当に素晴らしいことであり、決して万人が同じように成し得ることではありません。

今まで仕事を続けてきたあなた自身をしっかりと評価してあげてくださいね、そして後悔の無いよう、焦ることなく十分に時間をかけて納得のゆく答えを見付けて下さい。

しっかりと納得した上で寿退社をするのであれば、それは「逃げ」ではなく「最善の選択」となることでしょう。

まずは、あなたの市場価値を調べてみませんか?

もし、今の仕事を辞めたいなら、ミイダスを使い転職した場合の想定年収を確かめてください。

(以下のように診断結果が出ます)

診断後に無料登録すると、面接確約オファーをしてくれた企業の詳細を確認できる他、7万人の転職事例を検索できるので、同職業の先輩の転職先も調べて今後の参考にしましょう。

(※年齢でも条件指定できます)

(診断時間は約5分です)