厳しい就職活動も終わり、念願の新社会人生活をやる気満々で迎えたはずなのに、3か月も経たずして仕事を辞めたいと感じてしまう新卒者は珍しくありません。

実際に、新卒3ヶ月で辞めたいと悩んだ経験のある方100名にアンケートを実施した結果、実に23%は実際に退職したと回答しています。そのため辞めることは決してNGではないです。

しかし苦労してせっかく掴んだ社員として歩むチャンスを早々と手放してしまうのには、人それぞれよっぽどの理由があるはずです。

思い描いていた夢と現実とのギャップに悩み、今まさに辞めようか迷っているあなたへ、もう一度冷静になって今置かれている状況について考えてみませんか。

もしかしたら以下の対策によって、今抱えている葛藤が解決できるかもしれません。それではひとつづつ考えられる理由とその解決策について見ていきましょう。

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入社3ヶ月で辞めたいと考える主な理由

とにかく激務

女印刷業

毎日3時間以上の残業は当たり前、家に帰れない日もしばしば、終電を逃してもタクシー代も支給してもらえませんでした。

思っていた以上に重労働だった、または会社の労働環境が明らかにブラックだったケースです。

激務と一言で言っても、感覚には個人差があり、特に入社したての頃にはこれが普通なのか異常なのか判断がつきにくいですよね。またその仕事が好きな場合や責任感を強く感じる場合、人によっては激務に遣り甲斐や充実感を感じるかもしれません。

この様に個人の感覚だけで激務を理由に退職を決めてしまうと、転職活動の際に“根性がない”“どこに行っても長続きしない”とみなされる可能性が高いため注意が必要です。

しかし無理をして過労がもとで体調を崩してしまっては本末転倒ですよね。

早めの対処が必要です。まずはあなたの業務時間や内容を事細かにメモに残し、労働環境を客観的に評価してみてください。

厚生労働省では過労死ラインとして月平均80時間を超える時間外労働が認められた場合と具体的に数字で定めています。時間外労働とは残業だけでなく、早出や休日出勤も含まれます。また残業代が法的に支払われているかどうかについても重要なポイントです。

客観的に評価した結果、自分の許容範囲以上の時間外労働やそれに伴う出費がある、または給与の支払いがない場合は、体調を崩す前に、なるべく早く転職先を探す事をお勧めします。

激務と思っていたが時間外労働は意外に少なかった、自分の工夫で時間短縮ができる、会社に改善の余地があると判断した場合は、対策を練って再度取り組んでみるのもいいでしょう。

信頼できる上司や、同僚に相談することで、状況が劇的に変わる可能性も十分あります。

どちらにしても、データやメモを残す事によって、個人的な感覚による激務ではない事実を証明できるのでおすすめです。

理想と現実のギャップ

男メーカー営業職

思っていたのは、電話をかけることや取引先へ出向いて仕事を取ってくるというイメージでしたが、実際は営業といってもデスクに座り問題があれば取引先へ行きだけだったので面白くなかった。

営業職と言っても会社の社風や方針によってその仕事内容は様々です。実際は入社前の面談時に確認しておきたいポイントです。

ただ面接時の話と実際の仕事内容が異なった場合、ショックを受けたりモチベーションが下がるのは仕方ないでしょう。

そんな時には、まず理想とする上司がその会社にいるかどうかを考えてみてください。またその上司の仕事姿が自分の何年後かの姿に重ねられるか想像してみてください。

もしイメージできた場合、今後あなたのやる気次第で仕事が楽しくなる可能性は十分にあります。

入社3か月の社員が会社から求められる事は、まず仕事の一般基礎を覚える事です。メールの書き方からワード、エクセルといったパソコンの技術、プレゼンの仕方、客先への対応方法、社内でのコミュニケーション等、学ぶ事は山ほどあります。

次に自社の製品やサービスについて知識を深める事です。実はこの最初の何か月間が一番、自分にとって有益な期間でもあります。わからない事はどんどん質問しましょう。

そして自分に自信が持てた頃、上司へ自分の仕事内容についての疑問点や改善案を提案してみましょう。内容次第では自分の希望が叶うかもしれませんし、やる気が認められて評価に繋がるかもしれません。

もし理想とする上司の姿が見当たらない場合、社風があなたに合わなかったとも判断できます。吸収できる事は存分に吸収してから、失敗を糧に次の転職先を探すことで、あなたの強みになります。

仕事が覚えられない

女販売業

入社して少ししか達ってないが、仕事も中々覚えられなくて、周りの人に迷惑かけてばかりで、まだ仕事の楽しさがわからなかったから。

入社して間もなくはどこの会社でも覚える事が山ほどあり、仕事を楽しめる余裕なんてなくて当然です。

今は目の前の事に無我夢中で楽しい未来など想像もできないかもしれませんが、人は必ず新しい環境に慣れます。状況が把握できて周りを見る余裕ができた頃、ようやく楽しさを感じ始める人がほとんどです。あなただけが特別ではないという事を覚えておきましょう。

そして当然のことながら、仕事覚える速度は人それぞれです。今の仕事が好きなのであれば、例え迷惑をかけてしまっても、辞めさせられるまでは食い下がり努力をする事が大切であって、自分から辞める必要はありません。

実は今が一番辛い時期とも言えます。もし他に不満が無い場合は、将来的に自分の性格への向き不向きを見極めるためにも最低1年は続けてみる事をおすすめします。

上司が最悪

女ブライダル

教え方がとにかくひどかった。分からないことや教えてもらってないことでたくさん怒られたり、理不尽なことをたくさん言われて辛かった。

よく親と上司は選べないという言葉を耳にしますが、まさに一理ありで、上司によって社会人生活が決まると言っても過言ではありませんよね。

特に入社したての頃は理不尽な事を言われても、なかなか言い返せませんし、フラストレーションが溜まる一方です。

ただその一人の上司のために、せっかく入社した会社を辞めてしまうのは勿体ないですし、悔しいと思いませんか。

こういった場合は、まず自分の直属の上司以外に信頼できる先輩を見つけましょう。自分の部署以外でも構いません。どんな時でも相談でき助言をしてくれる先輩が一人いるだけで、あなたの立ち振る舞いや心境に大きく差が出てくるはずです。

また、理不尽な上司に嫌気がさしているのは、あなただけではないはずです。自分のまわりで同じように感じている仲間を見つけましょう。

新入社員の同僚同士では、すぐに状況を変える事は不可能かもしれませんが、お互いを支えることで乗り越えれる事もあるはずです。

少しづつ周囲の環境を整えることで、その他の上司があなたの正当性や能力を理解してくれるはずです。

問題のある上司は会社の社長ではありません。悲観的にならず、毅然とした態度で対応しましょう。

ノルマがきつい

男人材派遣業

研修などがなくやって覚えろタイプの職場であり、且つノルマもある。達成できなかった時のことを考えると気持ちが暗くなったため辞めたいと思った。

新入社員研修がなく、ノルマもある会社であれば社員の変動も激しいのではないでしょうか。こういった情報も本来であれば入社前に確認しておきたい内容です。

入社して間もなくノルマを突き付けられると精神的なプレッシャーも大きく、人によってはかなりのストレスになってしまいます。

しかし視点を変えて考えてみると、入社して間もない今だからこそ、一番のびのびと仕事ができる時期とも言えます。なぜなら年数が経つごとに後輩もでき、先輩としての面目や責任感から一層のプレッシャーを感じるからです。

達成できなかった時のことを想像して暗くなる前に、一番後輩である今の時期に思い切って挑戦してみてはいかがでしょうか。

次に転職先を探す際には、何かに挑戦した経験や実際に勝ち取った実績があなたの魅力として評価されます。

会社を辞めることはいつでもできます。実際に達成できなかった時、辞める事を決断すればいいのです。

23%が新卒3ヶ月で退職している

新卒3ヶ月で仕事で悩んだ経験のある方100名にアンケートを実施した結果、実に23%は実際に退職したと回答しています。

辞めたと回答した方の声

女運送会社事務

覚えることが多い割に1人立ちさせられる期間が早すぎてプレッシャーに耐えられませんでした。何度も同じことを聞いてしまいとても辛かったです。

男製造業

教育の体制がしっかりと確立されていない会社にこのまま勤めても将来が不安になりましたし、そもそも受け入れる体制がないので続かないと思いました。

女サービス業

自分には営業職が合っておらず、日々仕事が辛いと思っていました。職場環境も休憩などとれず10時間労働を強いられ肉体的にも辛かったので転職を決めました。

男ディーラー営業

知り合いとかに話を聞いてもらって仕事なんてたくさんあるから無理して体壊すより違うところにいって自分の合うところを見つけたほうがいいと言われたからです。

辞めてないと回答した方の声

女(ad)金融営業

次に行く会社が無かったので、違う先輩に教えてもらいなんとか覚えるとかが出来ました。また就職活動をするということがどうしても考えられなかったのでなんとか思い留まることができました。

男(ad)メーカー営業職

もう少し仕事をやれば面白みや違う業務も体験することで次に転職するとした時に自分のためになると思ったから。

女(ad)サービス業営業職

1年2年と続けていけば直に慣れるだろうと思ったのと、仕事自体は好きで続けたかったのでもう少しがんばりたい気持ちがあったから。

男(ad)郵便局

なんだかんだ言っても途中で投げ出すこと自体は決してしたくなかったし、カッコ悪いと思ったからです。今は辛抱する時だと自分に言い聞かせてました。

入社3ヶ月で辞めたいときに考えるべきこと

辞めたい原因をしっかり分析する

男(ad)公務員

まず辞めたい原因を自分なりでいいから分析することです。分析ができたら、上司への相談等、改善できるかどうか考えましょう。

ほとんどの場合、転職活動では面接官から前職の退職理由を聞かれます。その際に、あなたの答える理由とその問題を改善する努力をしたかどうかによって、面接官の評価は大きく変わります。

また転職先で同様の問題が起こらない為にも、現在の職場での問題点を分析することで、事前に確認する項目が明確になります。

そもそも上司に相談することで状況が改善されれば、辞める必要もありません。原因が曖昧なまま衝動的に辞めると、将来的に後悔する可能性があります。

辞める事はいつでもできます。「もう少し頑張れば良かった」と後悔しないためにも、最後の悪あがきと思って環境改善に取り組んでみましょう。

上司や同僚などに相談してみる

女(ad)生保営業

辛い状況でも、上司や同僚など相談できる人にまずは話してみると良いと思います。味方になってくれる人がいれば、辞めずに頑張って見ても良いのではないでしょうか。

上司はみな新入社員の時代を経験して今に至ります。あなたが直面している大きな壁は、実は誰もが乗り越えてきた壁かもしれません。

また同僚に話せば同じ状況に共感し、協力できるかもしれません。日々のストレスを吐き出す仲間がいるだけで気持ちが救われるはずです。

あなたは会社という組織の一員に選ばれたのです。一人で抱え込まずに、まずは誰かに相談してみてください。自分では到底考えつかない視点やアイディアで、あなたを今の状況から救ってくれるかもしれません。

1年を目安に頑張ってみる

男(ad)商社営業

できれば3年、少なくとも1年は働いたほうがいいと思います。そのうち自分の中で何かが変わるかもしれないので。

女(ad)経理事務

1年間頑張れそうかをまず考えてみるのがいいと思います。1年経つと3か月時点よりも見えるものがたくさんあります。

健康状態に支障をきたすなど緊急な場合を除いては、期間限定でもう少し粘ってみる事をおすすめします。

時とともに状況が変化する事はよくあります。

半年後に余裕がでると、周囲の状況がはっきりと見えてきます。自分の仕事に自信がつけば遣り甲斐も感じられます。1年後に人事異動で社内に変化があるかもしれません。

最終的に改善が見られず辞める場合でも、期間を決めておくことで計画的に転職することができます。例え1年仕事をするだけでも、履歴書に書ける実績や重みが変わってきます。

目先の問題に囚われず、将来的に自分にとってプラスとなる方法を模索して行動することが大切です。

友人の会社と比較する

男(ad)29歳 メーカー設計

別の会社に勤めている友人の話を聞き、自身の会社の条件が特に悪いと感じたら辞めるべきですし、自身の成長が期待できないような会社に未来はありません。

会社というひとつの組織の中に長らくいると、しきたりや習慣に感覚が麻痺して、一般的な判断ができない事があります。

そんな時、自身の状況を第3者に話してみる事で、冷静かつ公正な意見を聞くことができます。その意見を参考にして問題点には改善案を模索し、社内の環境向上を図るのもいいでしょう。

ただし会社によって方針や待遇は千差万別です。比較しての良し悪しは一概には言えません。ましてや入社間もなくでは、今後どの様に昇格、昇給するかも検討がつかないはずです。

比較して明らかに条件がおかしい場合を除いては、あくまでも参考程度に止めるのが無難でしょう。

我慢せずに今すぐ辞めてもいいケース

うつ病など精神的に限界

男(ad)医療職

精神的にしんどくなったり、心が折れてしまったら、辞めていいと思います。自分のことは自分で守るべき。

何よりも健康であることが一番大切です。無理をして心身を壊してしまっていては仕事どころではありません。今すぐに退職を考えてください。

将来的な不安が大きい場合、上司へ病院の診断書を提出し、まずは休職について相談してみることも可能です。

健康でない状態では正常な判断もできません。家族や公的機関の相談所など、頼れるところに頼りながら次の作戦を考えていきましょう。

もう解決策が見いだせない状況

女(ad)営業事務

パワハラやセクハラ等精神的にも辛いことで解決策が見いだせないことでしたら心身共に病んでしまう前に辞めた方がいいと思います。

人生には自分の力ではどうにもならない事があります。解決策が見いだせない場合、時には逃げる事も必要です。

その場合には、自己評価を下げない事が重要です。決してあなた自身が原因で今の状況に陥った訳ではないという事を忘れないでください。

今回は縁が無かったと割り切り、前向きに自信を持って次の転職先を探しましょう。

転職先が見つかる

女(ad)介護職員

私の場合は転職先が見つかる見込みがなかったことから辞めなかったのですが、仕事を続けながら転職活動して、転職先が見つかるなら我慢せず辞めてもいいと思います。。

もし現在の仕事を辞めたい理由や転職先でやりたい事が明確な場合、転職先が見つかってから仕事を辞める事は全く問題ありません。

会社によっては新卒扱いでの採用となり、まだ前職のカラーに染まっていない事が強みになります。明確な意思がある場合は、早めに切り替えることが吉となります。

ただし転職先を探す際には、二の舞を踏まないよう注意点の確認を怠らず、入社後に感じるギャップを埋めておくことが重要です。

まとめ

まだ3ヶ月であれば後戻りが出来るので決断は早い方が良いと思います。

こんな自分がアドバイスできることなんてありませんが、その時の自分の気持ちには正直になってほしいと思います。要はやめようがやめまいが後悔しない道を選んでほしいです。

新人で自分の力が足りず辞めたいときはもう少し踏ん張ってみてもいいのかなと思います。仕事をこなしていくといつかは慣れてきますし、進歩もして効率よくできるようにもなります。この頃涙してでも頑張った経験は大抵のことなら乗り切れる自信となって将来活きてきます。

新人なので分からなくて当然!周りの方に聞きながら一つ一つ前進していってください。

入社日から約3か月間、ずっと異様な緊張感の中で日々を過ごし、感情の浮き沈みが大きくなっているのではないでしょうか。

自分に自信が持てない中で問題にぶつかると、不安でいっぱいになりますよね。そんな時こそ一度冷静になって、心の中のもやもやを分析してみることが必要です。

周りを見渡せば同じ状況にいる同僚や、その道を通ってきた先輩がいます。ひとりで悩まずに、まずは誰かに相談してみてください。

辞めるか辞めないか、最終的に選ぶのはあなたです。より明るい未来のために、後悔のない決断ができるよう最善を尽くしてください。

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